スタッフレビュー詳細
低音好きも納得の骨太サウンド
高品質のDAC・DAPなどを世に送り出し続けている中国の人気音響機器メーカー、iBasso Audioの「DC06」をご紹介します。
まず気になったのが、そのフォルム。見た目はスクエアで、結構重いのかな、と思いきや意外に軽くて驚きました。ケーブルも着脱できるので、持ち運び時にかさばらなくて良いですね。
3.5mmだけでなく 4.4mmも搭載しているので、もう少しゴツく、重くなりがちですが、23gというコンパクトさ。メーカーの技術の高さがうかがえます。
そして、音を聴いてみて驚いたのが、見た目からは想像がつかないパワフルなサウンド。特に低域は量感、太さ共に想像以上でした。パワフルなので重低音好きの方はマストバイかなと。
音の低位、各音の分離も良いので、作り手のミックス作業の足跡を濁さず発信してくれます。
DACの良い点は、スマホなどでは聴こえてこなかった音をちゃんと鳴らしてくれることかな、と思っていますが、この「DC06」もその点は期待以上に応えてくれています。
少し遠めで鳴っていたクラビスやベルの音や、左から右へパンで振っていたSE、空間系のエフェクトの余韻などなど、作り手の作曲時のこだわりや、ミックス作業の足跡を余すとこなく代弁してくれるのは嬉しいですね。
骨太なサウンドをぜひお楽しみください。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ちっくん
@e☆イヤホン仙台駅前店
iBasso Audio
DC06
¥15950 税込
スマホで良い音聴きたい方、3.5/4.4搭載おすすめのスティック型アンプ
スマホで良い音聴きたい方へ3.5㎜アンバランス/4.4㎜バランス対応おすすめのスティック型アンプです! 今までのiBassoのスティック型アンプのデザインとは異なり、高級感のあるカッコいいデザインになっています! 今回のDC06はケーブルの取り外しが出来るようになっていて取り回しが向上しています! 音質は、まず驚くのが力強い低域の表現です!ボワつく事がなく厚みがあり迫力のある低域を鳴らしてくれます。全体的な音の輪郭も際立つのでどのジャンルを聴いても楽しいです。 スマホ直挿しとは違い、間違いなく音質向上が期待出来ます。3.5/4.4搭載の手軽なスティック型アンプをお探しの方! 是非、候補にいかがでしょうか! 【試聴環境】 XPERIA1Ⅱ⇨DC06⇨MH334SR 【試聴楽曲】 ・Lupe Fiasco/Battle Scars ・AK-69/Forever Young ・Fabolous,Jeremih/My Time ・乃木坂46/Actually…
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きょろ
@e☆イヤホン仙台駅前店
iBasso Audio
DC06
¥15950 税込
バランス対応でパワーアップした小型DAC
コンパクトかつお手軽価格で気軽に音質UPを狙える「DC」シリーズから、「DC06」をご紹介します。「DC06」には4.4mmバランスが搭載され、アンバランス出力も搭載しており、バランス出力とアンバランス出力の2種類に対応しています。 これまでの「DC」シリーズはアンバランス出力か、バランス出力かのいずれかのみ搭載されていたため、2種類の出力搭載が搭載されたモデルを待ち望まれていた方も多いのではないでしょうか。 サイズ感は2種類の端子を搭載していつつ、充分にコンパクトです。 さらに、これまでのシリーズはケーブルが一体型でしたが、「DC06」は本体からの取り外しが可能になり、取り回しやすくなりました。 肝心の音質は、折角なのでバランス接続で試聴してみました。音場の広がりが良く、高域から低域までしっかりと鳴ってくれます。 解像度が高く全体の音がしっかりと聴こえますが、個人的にはその中でも低域が非常に力強く感じました。音は太いですが輪郭はボヤけず、くっきりと鳴ってくれます。 中域・高域も負けていません、低域に埋もれずにギターや管楽器の音も響き渡ります。 このコンパクトさをキープしていつつ、明らかな音質向上を感じたので、スマホ等での再生環境を間違いなく大幅に向上させてくれます。 手軽に音質を向上させたい方に是非一聴頂きたい逸品です! 再生環境: iPhone13→DC06→Kaiser Encore 試聴楽曲: the peggies:ハイライト・ハイライト 家入レオ:もし君を許せたら TRICERATOPS:いっそ分裂 マトリクスガール
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ハラちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
DC06
¥15950 税込
低音好きに是非聴いてほしいパワフルなUSB DAC
力強く粒立ちの良いサウンドです。低域が前に出てきて、しっかりと迫力を出しつつ、中高域はサラっと綺麗にまとまっている印象です。 バスドラのアタック感やベースの鳴らし方はややタイト目で安定感があって小気味よい雰囲気。 低音の中に棲み分けがしっかりとあり、ベースの動きや響きまでしっかりととらえています。低音の成分をしっかり味わいたい!という方にお勧めなサウンドです。 全体的なバランスとしては、音場の広さと解像度の高さもあってスマホだけでは鳴らしきれない部分もしっかりと拾ってくれます。 ケーブル着脱式、さらには4.4バランス搭載と汎用性の高いパワフルなUSB DACです。 是非お試しください!
このスタッフの他のレビュー
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
SHURE
SE846 (第2世代)
グラファイトシルバー
¥134640 税込
あの往年の名機に第2世代が登場!
プロユーズから普段使いまで、長年需要が高かった「SHURE SE846」。 皆様に愛され続けた往年の名機。10年の時を経て、第2世代が登場しました! 4基のBAドライバー(高域用×1、中域×1、低域×2)、Shure独自のローパスフィルターはそのまま、今回は新色(ジェイドグリーン、グラファイトシルバー)を追加、さらに新開発の4本目のノズル(エクステンドノズル)を追加しています。 SE215もそうですが、このクリアなルックス、好きな方多いんじゃないでしょうか?個人的にはグリーンが刺さりました。欲しい…… エクステンドノズルはルームサイズか広く感じて、タイトでシュアーな音質を楽しめます。あくまで主観ですが、ライブ音源を聴いているような錯覚にとらわれそうで、個人的にはとても好みです。 他のノズルとうまく使い分けて、いろんな音質が楽しめますね。 長く続くには理由がある!購入を検討している方は是非店頭で試聴して欲しい逸品です。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
BANG & OLUFSEN
Beoplay EX
Anthracite Oxygen
¥57900 税込
音抜け抜群なクリアサウンド!
ワイヤレスイヤフォンとしては早くも5世代目となるこのBeoplay EX(ベオプレイ イーテン ※最初イーエックスって読んじゃいました) まず、見た目が個人的に相当好きで、買うか悩んでいました。 今作からAirPodsのようなステムデザイン、俗にいう「うどん」のようなスタイルを採用。この形は耳へのフィット感が高くて良いですね。 人工工学に基づいたデザインは非常に見た目もハンサムで、ガラス製のタッチ面、アルミニウムのリング、マッドなアルミケースの質感も相まって、非常に高級感がありますね。 「Beoplay EQ」にも搭載されていたANC(アクティブノイズキャンセリング)技術がこのBeoplay EXにも盛り込まれていますが、ここはやや控えめな印象で、それが個人的に丁度良い感じ。外音取り込みもクリアでイイ塩梅です。 スティックに6基のマイクを内蔵しているので、通話もクリアですね。 防水防塵性能は安心のIP57!水深1メートルの環境に30分間耐えられるだけでなく、土ぼこりや砂などにも強いので、悪天候時はもちろん、運動時にも力を発揮してくれそうです。 バッテリー持続時間は、ANC機能をオンにして合計最大6時間、オフにして8時間、ケース合計で28時間と、最近のモデルとしてはそこまで多い方では無いかもですが、片方6g、充電ケース53 gと軽量なのも含め、持ち運びには充分ではないでしょうか。 Qi充電対応なのも嬉しいポイント。 Bluetooth 5.2、コーデックはSBC/AAC/aptX Adaptiveに対応しているので、使い勝手、音質面でも申し分ないですね。 さて、気になる音質面ですが、Beoplay EXは 9.2 mmのドライバーを搭載していることもあり、以前の同メーカー製品より断然力強く、迫力のあるサウンドが好印象。とはいえ、ただ音圧が強い、というわけでは決して無く、むしろ透き通った音質で、高、中、低音のバランスも抜群でした。 そして、特筆すべきは、音の抜けの良さ。全体的に透き通った音という印象の中に、低音も太く鳴ってくれます。ジャンル問わずで苦手のない印象ですが、とりわけ、メロウな曲調や、女性ヴォーカル、ストリングスや、ライブ音源なんかにも相性が良いのではないでしょうか。 さらに、専用のアプリで5種類のプリセットEQを選択したり、プリセットモード以外にも、より細かく直感的に設定することが可能です。これがシンプルで非常に使いやすいので、ぜひ使ってみてください。 見た目、音質、性能、どこをとっても価格以上!大満足な製品だと思います。
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
FIIO
FH7s
¥58392 税込
ダイナミックな低音と繊細な中高域
良質でお求めやすい価格のポータブルオーディオ達を数多く世に送り出している、中国の大手オーディオメーカー「FiiO(フィーオ)」より、1DD、4BAのハイブリッド型イヤホン「FH7s Black」をご紹介します。 筐体設計を一新し、第2世代セミオープン機構を採用していますが、FHシリーズのそのメカニカルなルックスはしっかり残ってくれていて嬉しい限りです。個人的にはFH3が好きで、初めて聴いたときはその音の良さに衝撃を受けましたが、このFH7s Blackはそれ以上の感動を与えてくれました。 ちょっと大げさですが、このシリーズらしい、低音どっしり、しゃきっとした高域、という、まさにドンシャリな逸品です。 耳が痛くなるような高音ではなく、多方面からしっかり鳴らすといった感じでしょうか。ハットキック、クリックなどのカウントも取りやすく、音の抜けも非常に良いです。 そして、これもハイブリットの強みというか、一つ一つが分業制でしっかり仕事をしてくれるので、楽器隊だけでなく、ヴォーカルの鳴り方も絶妙です。 ヒップホップやハウス、4つ打ち等を聴いていると、その世界にどっぷり浸かってしまいそうですね。 個人的には、同じFiiO製品のKA1と一緒に連れて歩きたい…… 是非店頭でご試聴ください!
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りょうにぃ
@e☆イヤホン
Noble Audio
FoKus Prestige
Black
¥86043 税込
究極の音質特化はダテじゃない
Noble Audio(ノーブルオーディオ)が至高の製品に命名する「Prestige」を冠したこの「FoKus Prestige」は、まさに究極の“音質特化”ワイヤレスイヤホンです。 カスタムIEMメーカーとしてのノウハウを落とし込んだ、ジャストフィットなイヤホン形状。手触りやその見た目の特別感を演出してくれるスタビライズド・ウッド素材採用や、クリアな通話品質とヒアスルー機能搭載、aptX adaptiveを含めた多様なコーデックに対応など……本当にストロング・ポイントの多い本製品ですが、特筆すべきは何といっても「音質」。その一言に尽きます。 試聴した瞬間「なんだこの音質……」と思わず声が出てしまいました。nowles製BA2基とDD1基のハイブリッド構成が奏でるそのサウンドはお世辞抜きに素晴らしく、特に低域の迫力と深みには、ただただ驚くばかり。「低音好きの方には必ず満足してもらえるのでは?」と思いました。 やや広めのルームサイズは非常に心地良く、音の定位も抜群でひとつひとつの音が粒立って聴こえます。低域がしっかり出るイヤホンにありがちな中域の埋もれ・飲み込まれのようなことが一切なく、ギターのコード進行や手グセ、ピアノの旋律やサステインの効き具合、ヴォーカルのつややかさやブレスまでも明瞭に聴かせてくれます。 ジャンルの得手不得手が無さそうな本製品ですが、敢えて挙げるのならば、ロック、ポップス、ヒップホップ、ハウス、ジャズ、クラブミュージックなどと抜群の相性を発揮してくれそうです。 かくいう私も「本当に欲しい‼」と忖度ナシに思いました。 究極の“音質特化”ワイヤレスイヤホン。ぜひ店頭で試聴してみてください。