スタッフレビュー詳細
AKらしい音質をよりコンパクトにした1台
本体の見た目に関しては、同ジャンルの製品の中ではほんの少しだけ大きめです。大きめといえども、シャツの胸ポケットには余裕で入る大きさと厚みで、重さはずっしりとくる重さではないので、身につけていてストレスはほとんど感じないと思います。
音質に関してはまず、USB-DAC接続時に有線でスマートフォンなどの再生デバイスと接続した場合、Astell&Kernのプレイヤーのような音の輪郭がクッキリと際立ちます。過度な音楽的表現は抑えられた、「真っ直ぐな音」といった印象です。
また、Bluetoothレシーバー機能を使って音楽を聴いた場合、有線接続ほど音質が劇的に変わるわけではありませんが、音の厚みや輪郭、広い音場を感じられ、スマートフォンから直接有線イヤホンを挿して聴くよりも音質は向上していると感じました。また、Bluetoothの遅延に関しては、動画視聴の場合全くと言って良いほど感じませんでした。
ここで紹介する以上に多機能な「AK HB1」は様々な場面で活きるので、一台持っておくと非常に便利な製品だと思います。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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みかげ
@e☆イヤホン仙台駅前店
Astell&Kern
AK HB1【~9/4まで!期間限定セール!】
¥29700 税込
艶やかなヴォーカル、驚きの軽さ
今回はAstell&Kern初のBluetoothレシーバー「AK HB1」をレビューします。見た目はシンプルながらも高級感があります。重量は約40gと、持った際にとても軽く感じました! 胸ポケットに入れておいても軽いので快適です。 今回iPhone(AAC接続)で使用してみると、女性ボーカルのつややかさと、ピアノの音の煌びやかさは圧巻でした。粒立ちが良く、弦楽器の細かいフレーズも聴き取りやすいです。 楽曲の中の“一瞬無音になるところ”がしっかり表現されていて、まさにAstell&Kernらしい音だと感じました。普段クラシックや女性ボーカルを聴くという方に特にオススメです! また、機能面ではUSB-DACとして使用時のみ、3.5mm4極インラインマイク入力に対応する点や、不意にホイールに触って音量が変わってしまうのを防ぐロック機能など、細かいところにユーザーへの配慮が感じられます。 用途に合わせて様々な使い方ができる機能性、軽くて快適な携帯性、そして何より音にこだわりたいというオーディオ初心者から上級者まで、幅広くオススメできる1台です! 是非お手に取ってみてください! 試聴楽曲 忘我に揺れる孤高の花/少女病 電脳/V.W.P 願事/ミオヤマザキ
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Astell&Kern
AK HB1【~9/4まで!期間限定セール!】
¥29700 税込
炭酸飲料のような爽やかなサウンド
有線も無線の印象もこれ一本で変わる!? Astell&KernのBluetoothレシーバー「AK HB1」のご紹介です! 全体的にセミマットでオールブラックなデザインで、めちゃくちゃクールです! そして何より軽い!!持っている感覚がないくらい本当に軽いです。別売りではありますが、専用ケースもカッコよく、カラビナもついているので、併せてお使いいただけると持ち運びがしやすくておすすめです♪ 音質については全体的に明るいサウンドで、粒子が細かく、さらりとした耳当たりの良い印象を受けました。耳当たりが良いながらも高域のきらめき感と粒立ちもしっかりと感じられます。 弦楽器や金属音との相性が良く、一音一音の繊細な粒立ちはお星さまのようにキラキラと静寂でゆとりのある空間に響き渡ります。 ボーカルはニュートラルな質感で癖がなく、男女ボーカル関係なく聴きやすい歌声だと感じました。息遣いや声の伸びやかさ、声の質感など表現力が高く、生々しいサウンドが楽しめます。 また、低域は密度がぎゅっと引き締まったハリコシのある硬めな質感で、余韻が控えめなさっぱりとした響きが特徴です。スピード感もあり、一音の密度の深さと力強さを感じられるノリの良いサウンドで、分離感も良いのでリズム隊のキャラクターも際立ちます。 有線接続で聴いた際は、細かい粒立ちを活かしながらも明瞭度、定位感がぴしっと定まったように感じました! 高域のきらめき部分も繊細かつ立体感が増し、よりキラキラ感がアップしました! 低域の解像度も上がり、輪郭も引き締まり、縦の立体感がより感じられるようになり、スピード感、迫力、分離感を兼ね備えた力強い低域を味わえます! 個人的には繊細さと耳当たりの良さを味わいたい、ボーカル重視の方にはBluetooth接続時がおすすめです。臨場感や立体感、粒立ちを際立てたい、ドンシャリ感があるサウンドを楽しみたい方には有線接続がおすすめです。 有線接続時とBluetooth接続時で印象が変わるので使い分けができ、合わせたいイヤホンの組み合わせの幅も広がります。ぜひ「e☆イヤホン」各店に試聴機をご用意しておりますので、ご試聴お待ちしております! もっと魅力を知りたい方は、入魂ブログにてご紹介しているのでぜひご参考ください! https://e-earphone.blog/?p=1497731
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BAMBI
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
AK HB1【~9/4まで!期間限定セール!】
¥29700 税込
気軽に気楽にAstell&Kernを持ち出せ!
「昨今のストリーミング時代により良い音質で聴きたい!」 「手軽に気楽に持ち出せるサイズ感と重量が良い!」 そんな願いを叶えるBluetoothレシーバーです! まずサイズ感と重量は胸ポケットに入れても煩わしさもなく、入れていることすら忘れるくらいです。ほんとに軽い! これならスマホと一緒に持ち出してもほとんど気になりにくい‼ 音質に関しては、中域が半歩ほど前に出て聴こえるためボーカルが聴きやすく、高域は歯擦音は気にならずシンバルなどの金物は生々しく臨場感があります。低域はボトム感があり、グルーピーなベースを出しつつ量感よりも質感を大事にしている印象で、とてもバランスが良いと思います。 解像度がめちゃくちゃ高いというよりかは、まとまりがある音作りに前後感があり立体感が感じやすいと思います。ESSチップながらオールドAKのようなAKMチップを感じたサウンドは、さすがの一言につきますね!
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かやちゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
AK HB1【~9/4まで!期間限定セール!】
¥29700 税込
ゲームにも使えるコンパクトな高性能DACが登場!
ワイヤレスとワイヤード両対応のDAC内蔵ポータブルアンプ「AK HB1」を、「ゲーム用途」での使用を想定してレビューします! ゲームの音を格段にレベルアップさせたい方や、様々なゲーム機を使用する方にオススメです! ・音 音の解像度が高く、FPSをはじめとしたゲーム全般に合う音です。低音は落ち着きながらも存在感のある程よい量で、足音などの重要な音もしっかり拾えます。 また、中高音は伸びやかな音です。ある程度のメリハリがあり分離感も良く、音の情報が複雑になりがちなこの帯域をゲーマーにもわかりやすく処理してくれます。さらに、定位感は良好で、聞き分けも楽に行えました。 ・機能面 PCはもちろん、PS5やNintendo SwitchにもUSB接続するだけで簡単に使用できるのが魅力的です。USBにはクラスというものがあり、ゲーム機器とマッチしていないと複雑な接続が求められます。 PS5等でこの現象がよく見られますが、このHB1はBluetoothで接続したスマートフォンのアプリ上でリモコンのように切り替えるだけでスグに聴けるようになるため便利です。 また、マイク付きのイヤホンやヘッドセットに対応しているので、分配器や単体のマイクを用意する必要なく高音質な通話ができます。 さらに、Bluetoothレシーバーという、“スマホなどからBluetoothで音の情報を送信してHB1から高音質な音を再生する”という機能もあります。有線イヤホンやヘッドセットをスマホやゲーム機に直接つながなくていいのでストレスフリーです。外でも使いやすい機能で、どこでも高音質なHB1を楽しめます。 接続する機器によっては音ズレを抑える効果もあるのでゲームだけでなく、YouTubeや映画を見る方にもおすすめです。店頭では試聴することもできます。是非お越しくださいませ。
このスタッフの他のレビュー
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Anker
Soundcore P30i
ブラック
¥5990 税込
ワンランク上のプレイバリューを味わえる
音質や性能面はもちろんのこと、様々な魅力が詰まっている「Soundcore P30i」。上位機種にあたる「Soundcore P40i」と比較して、価格差もあるため純粋な音質やノイズキャンセリングの機能だけで言えば「Soundcore P40i」の方に軍配が上がると感じたものの、試聴して感じた「Soundcore P30i」に詰め込まれた多くの魅力をご紹介します。 【魅力その1:装着感】 「Soundcore P30i」と「Soundcore P40i」それぞれの装着部分の画像を掲載しました。2つのイヤホンのノズル部分を見ると、P30iが真円、P40iが楕円の形状です。装着感は個人差がある部分にはなりますが、個人的にはP30iの真円の形状の方がクセがなくかっちりと装着でき合わせやすいと思います。ハウジング部分の長さもP30iの方が短い分、安定した装着感です。 【魅力その2:音質】 最初に純粋な音質はP40iの方に軍配が上がると言いました。それはP40iが明らかにクリアな聴こえ方をするのに比べて、P30iが低音の量感が特に多い音質タイプだからというのが理由ではあります。ですが専用のアプリケーションと連携して、アプリ内のイコライザー機能と音場に奥行きをもたせる「3Dオーディオ」を使用することによって、低音の量感が多いP30iでも自分好みの音に近づけられます。 補足情報としては上位機種のP40iに3Dオーディオは非搭載ですが、音場・定位感を自分好みに「パーソナライズ」する機能が替わりに搭載されています。P30iの「3Dオーディオ」はオン/オフの切り替えのみでP40iの「パーソナライズ」の機能よりも圧倒的に手軽に音質変化が楽しめます。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SIVGA
P2Pro 平⾯駆動開放型ヘッドホン
¥79800 税込
歌唱をはっきり抑揚も捉えられる
【見た目】 アジャスター等用いられたダークトーンの金属パーツと、ハウジング部分は明るめな印象のレッドオーク材で構成された本体は、全体的に高級感という印象よりも落ち着いた温かみを憶える質感。ハウジングにはグリル部分の波打ったデザインがアクセントとして利いていて個性的であるとも言えます。 【装着感】 アジャスターは若干渋めに動き、頭部をしっかり固定可能です。イヤーパットは肌に当たる部分に通常のレザーとは異なるベロア素材を用いてさらっとした装着感。暑い季節でも快適に使えそうなイヤーパットです。 【音質】 楽曲内のパートがしっかり分離されていて、低音域〜高音域までバランスよく出力されている印象です。 その中でも特にボーカルが近く広い表現でありながらも透明感も含んで他の音色の主張を邪魔する事が無く、ポップスとの相性が良いです。 ある程度まとまった音場でもあるので、クラシック音楽みたいに広い音場表現が必要で歌唱が無い楽曲を聴くよりは、ボーカル曲の方がこのヘッドホンの真価を発揮します。 再生機器にヘッドホン直挿しだと音量が取りづらいので、ヘッドホンアンプの使用をお薦めします。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SHANLING
H2
シルバー
¥27940 税込
サブスクは出来ずともワクワク出来る機種
スマホにUSBで接続したり、Bluetoothでスマホとの間を無線にできるだけでなく、microSDカードを直接アンプに挿せば、単体でも音楽プレイヤーとして機能でき様々な使い方が可能です。 音楽プレイヤーとしての操作感は、ピンポイントな選曲はできず、microSDカード内のフォルダー順の再生、もしくはシャッフル再生のどちらかを設定で変更可能です。ピンポイントな選曲は出来ずとも、曲の送り戻しはボリュームダイヤルで操作が可能。ボリュームダイヤルの動きが柔らかく、手に持った拍子に動いて曲が変わってしまうということがありそうなものの、慣れれば操作は簡単です。 現時点だと、画像のように別売りの純正レザーケースを付ければ、ボリュームダイヤルの露出を半分だけ隠せるので、誤動作防止にも一役買ってくれそうです。ディスプレイ表示は設定で反転も出来、服のポケットに入れた時など状況に合わせて使用感を変更できる点は良いと思います。 いずれの接続方法でも音質にはさほど差は感じず、コンパクトでありながらもしっかりとヘッドホンを鳴らせるくらいの高出力は感じられ、温かみのある音に包まれるような感覚はスマホでは味わえない高音質を体感できると思います。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
iBasso Audio
DX260
シルバー
¥156420 税込
完成度が非常に高いミドルクラス機
【プレイヤー外観】 プレイヤーの縦横比はスマートフォンよりも若干横の比率が大きく、厚さはケースを付けたスマートフォンと同じくらいの厚みになる印象です。やや大きめなサイズであるものの、片手でも手の平に馴染むサイズ感ではあります。 【起動】 AndroidOS搭載のプレイヤーの中では比較的起動時の立ち上がりが早いです。スマートフォンと違い、プレイヤーは使用し終えた際に毎回電源を切るユーザーが多いと思いますので嬉しい点ですね。 【入出力】 プレイヤー上部には3.5mmの同軸デジタル出力・USB Type-Cポート・microSDカードスロット。プレイヤー下部には4.4mmヘッドホン出力・3.5mmヘッドホン出力があります。上下に入出力系統が、ボタン・ダイヤルの操作系統は全て側面にまとめられているので、全体的にスッキリ見えるデザインが良いですね。 個人的にはmicroSDカードスロットには誤ってmicroSDカードが飛び出さないようにカバーがあったらなお嬉しかったものの、この配置のおかげでイヤホン・ヘッドホンを繋げた状態で、プレイヤーを衣服などのポケットから取りだす際に自然と画面が正しい向きになり、シームレスに操作も可能です。 【音質】 音の滲みを一切感じず、音の輪郭が際立っています。低音域〜高音域までバランスが取れており、臨場感などの過度な音楽表現は抑えられているあたり、上質でスタンダードな音質を楽しめるプレイヤーです。5種類のデジタルフィルターと3種類のFIRフィルターの組み合わせによりスタンダードな音質の中でもさらに自分好みに変化させられ、音質が気に入れば沼のようなプレイヤーになることでしょう。