スタッフレビュー詳細
白虎のような軽快さ
明るく明瞭感のあるサウンドで、音源を選ばない白虎「qdc WHITE TIGER」です。
ベースモデルとなる同社の「TIGER」と比較して、まず見た目が大きく違います。「TIGER」は金属筐体で、フェイスプレートが金色のトラ模様でしたが、「WHITE TIGER」では筐体に樹脂を採用し、マーブル模様にエンブレムの入ったフェイスプレートになっています。装着感は軽量になった分「WHITE TIGER」の方が良好です。長時間の使用も可能ではないでしょうか。
肝心の音は「TIGER」よりも全体的に明るくなり、重心が高く軽快なサウンドになったと感じます。粒立ちの良さは健在なので、どんな音源でも使いやすいのではないでしょうか。低音の沈み込みは少し軽くなりましたが、その分レスポンスが良く爽快感があります。
軽快なレスポンスと「TIGER」譲りの粒立ちの良さを併せ持つ「WHITE TIGER」。限定300本という希少さも相まってまさに神獣白虎のようです。ぜひご試聴ください。
再生環境:iPhone13pro→ifi Audio NanoISD BL→WHITE TIGER
試聴楽曲:BassHunter「All I Ever Wanted」
S3RL「FriendZone」
S3RL「Music is My Savior」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ちっくん
@e☆イヤホン
qdc
WHITE TIGER
¥172674 税込
『爽快なサウンドを奏でる白虎』
TIGERをベースに、新たなチューニングとより快適なフィッティングとなった、国内300台限定生産モデルです。 まずフェイスプレートに注目してみると、NEPTUNEで採用されていたMicaデザインを使用しています。それぞれ個体のフェイスプレートの模様や色合いが異なるのがポイントです! また、WHITE TIGERは付属のケーブルがグレーで統一され、イヤホン本体との色味がマッチしています。 ベースモデルのTIGERはチタンメタルシェルが採用されていますが、WHITE TIGERは樹脂製シェルに変更され軽量化が図られており、装着感が向上しています! さらに、コネクターにはqdc 2pinではなく、カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)が採用された事でリケーブルの幅が広がりました! 音質に関しては音抜けが良く、爽快感溢れるサウンドが特徴です。音のバランスが整っているので、どのジャンルにも合いそうです。特にボーカルラインのバランスが良かったので、ボーカルメインの楽曲をよく聴かれる方は是非聴いていただきたいですね! 選択肢が広がったリケーブルで足りない部分を補うのもアリかと! 是非、店頭にてご試聴ください。 【試聴環境】 ・XPERIA1 Ⅳ 【試聴楽曲】 ・Won't Back Down / NBA YoungBoy, Bailey Zimmerman, Dermot Kennedy ・Ride Wit Us / AK-69 ・Kill This Love / BLACKPINK
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shazy
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
WHITE TIGER
¥172674 税込
【音】の存在証明
外観はベースモデル「TIGER」のメタル感を感じるデザインとは異なり、正しく白虎を思わせる上品な白を基調としたデザインとなっています。 装着感は大きすぎず、小さすぎずちょうど良いサイズです。少し厚みは感じましたがそこはqdc、耳へのフィット感が良好でした。 実際鳴らしてみると、想像以上に“ロー”の強調が強く感じられ、「バンドサウンドに非常によく合いそうだなぁ」と思いました。 また、解像度が非常に高く、音場は横に広い印象。様々な年代の楽曲や情景までも再現してくれるような、ナチュラルな印象も持ち合わせています。 DAPやDACの影響を大きく受けるような様子もありますので、求める音に近づけてくれるいい相棒になりそうです。 試聴環境 iPhone13mini iOS16.1.1 楽曲 THE LAST ROCKSTARS/THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix) L'Arc~en~Ciel/Driver's High X JAPN/紅 結束バンド/星座になれたら
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
TAGO STUDIO TAKASAKI
T3-02
¥37400 税込
ナチュラルモニターの定番
ナチュラル系モニターイヤホンの定番「T3-02」です。定評のあるTAGO STUDIOのモニターヘッドホンである「T3-01」と同じく木のハウジングが採用されています。 T3-02には、BOX-IN-BOX構造という一般的なプロユースのレコーディングスタジオに用いられている建築構造の方式を採用しており、高い遮音性が特徴です。イヤーピースはSpinFitのシリコンイヤーチップが付属しており、装着感が良好です。 音はナチュラルで、音源に対して忠実に出してくれるように感じました。定位や空気感がしっかりしておりさすがのクオリティです。また、残響感や距離感も自然です。 ナチュラルなサウンドなので聴き疲れしにくく、長時間のリスニングにも使用できます。まさに万能という言葉がふさわしいです。 コネクタが独自規格ではありますが、純正のバランスケーブルも別売りであり、e☆イヤホン・ラボのobsidianやIoliteなども使えるのでケーブルも選べます。 ナチュラル系モニターサウンドの定番であり、優しい柔らかい音でリスニングにも使える万能派「T3-02」を是非ご試聴ください。 再生環境:SE200(ESS側)→T3-02 試聴楽曲:official髭男dism「pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
AKG
N9 Hybrid
ホワイト
¥55000 税込
まさに万能AKGサウンド
AKGの万能ワイヤレスヘッドホン「N9 Hybrid」です。 一聴してそのサウンドの完成度の高さに驚きました。まさに「AKG」というような味付けの少ないサウンドながらも、音源のうまみを消さない絶妙なバランスで作られています。中高域は適度な艶感があり、音の粒立ちもありながらもさらっと真水のような透明感が特徴的です。低域も量感控えめではありますが、音楽の持ち味を最大限に引き出してくれるようなレスポンスの良さがあります。 装着感としては側圧は適度に強く、イヤーパッドも厚めのふかふかなので長時間の使用でも問題なさそうです。ノイズキャンセリングも柔らかく強い印象を受けます。店内BGMなども微かに聴こえる程度までカットしてくれるので、作業に集中したい方や、没入感を求める方に最適ではないでしょうか。ノイズキャンセリングの強度もアプリ内で自由に変更することができるので便利です。 アプリ自体も設定できる項目が多く、細かく設定できる項目もあるのでかなり使いやすいのではないでしょうか。また物理ボタンを搭載しており、右ハウジングを前後に回すことによって音量調節ができます。これによって誤操作が少なくなりそうなのも嬉しいです。ドングルも付属しており、最初から低遅延モードなども使えるのでゲームなどにも使える汎用性の高さも持ち合わせています。 アプリも本体もサウンドも隙のないAKG「N9 Hybrid」。仕事でも趣味でも汎用性の高いワイヤレスヘッドホンがほしい方におすすめです。 試聴環境:iPhone 13 Pro → N9 Hybrid 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」、ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
Robin's Earphones (崩壊:スターレイル) コラボモデル
¥15210 税込
銀河に名を馳せる歌手と綺麗系サウンドの大本命のコラボイヤホン
フラットで透明感・定位感の高いサウンドと、プロ仕様のイヤーモニター型デザイン「Universal IEM」による快適な装着感で「セカイ」に没入できること間違いなしの「Robin's Earphones」。 実際に装着して感じたのは、耳への収まりの良さです。シェルがカスタムIEMのような人間工学に基づいた形状で設計されているため、多くの方の耳にしっかりフィットするのではないでしょうか。特に「ヘリックス」と呼ばれる部分まで成形されているため、ホールド感が高く、装着中にズレる心配もほとんどありません。このホールド感によって遮音性も優れており、ノイズキャンセリング機能と組み合わせることで、音楽を最大限に楽しめます。また、医療グレードの樹脂を使用しているため、品質と耐久性にも優れています。 外観は「銀河」を連想させる角度によって変わる星光塗装に、純白と高貴なゴールドをあしらった美しいデザイン。付属のケースにはミラー加工で大きく描かれたロビンのイラストがあり、コレクターズアイテムとしても魅力的です。 実際に試聴してみると、音の色付けは控えめで透明感があり、空間の広さが際立っています。搭載されている10mmダイナミックドライバーと6mm平面駆動ツイーターは、立ち上がりが早くレスポンスに優れ、ゆったりした楽曲からテンポの速い楽曲まで幅広く表現できるポテンシャルを秘めています。 今回試聴した音源は「銀河を独り揺蕩う」。パッケージを飾るロビンの楽曲で、コーデックはAACです。音場には程よい距離感があり、まるで俯瞰して音楽を聴いているかのような印象を受けました。縦にも横にも広がりを感じる空間の中で、ボーカルや高域が伸びやかに再現されています。また、モニターライクな味気なさはなく、艶やかさと煌びやかさが絶妙に調和しており、美しいサウンドが楽しめます。 さらに、普段聴いているSOUL'd OUTの「TOKYO通信〜Urbs Communication〜」でも試聴しました。特徴的なテンポの速いリリックも、このイヤホンの分離感とレスポンスの良さでしっかり描き切られていました。男性ボーカル・女性ボーカルのどちらにも対応できる万能なサウンドは、まさにオールラウンドと言えるでしょう。 また、バッテリーの駆動時間は最大9時間と十分で、急速充電にも対応しています。急に持ち出す場面でも安心です。 高い表現力で細部まで描き出し、楽曲を選ばない万能さ。さらに、キャラクターボイスのガイダンスや、ロビンの衣装をモチーフにした高級感あるデザインを備えた「Robin's Earphones」。コレクターズアイテムとしても、完全ワイヤレスイヤホンとしても非常に完成度が高い一品です。ぜひ一度ご試聴ください。 試聴環境 デバイス:Galaxy S24 Ultra → Robin's Earphones 試聴楽曲:ロビン · HOYO-MiX · Chevy「銀河を独り揺蕩う」 / SOUL'd OUT「TOKYO通信〜Urbs Communication〜」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
SIVGA
Anser
¥33980 税込
まさに万能ウッドハウジング
適度な柔らかさと抜けの良さで、気持ちよく音楽を楽しめるSIVGA「Anser」です。 一聴すると、ボーカルが少し前に出てくる印象を受けます。各帯域に弾力があり、解像度も高いため、非常に気持ちよく音楽を聴けます。抜けが良い一方で表現力が豊かなので、物足りなさを感じさせません。 また、装着感も良好です。もちもちのイヤーパッドと優しい肌触りのヘッドパッドにより、長時間の使用も問題ないでしょう。本体重量も軽く感じられるため、使いやすさが際立ちます。 音質と取り回しの良さから、この価格帯では非常に優秀な選択肢となる「Anser」。最初の1本やサブ機としていかがでしょうか? 試聴環境:Galaxy S24 Ultra → Anser 試聴楽曲: yama「Slash」 SOUL'd OUT「イルカ」 「Sweet Grrr パイセン」