スタッフレビュー詳細
音のバランスのいいながら聴き
軽量でコスパの良いながら聴きイヤホン「SO2」がSIVGAから登場しました。SIVGAと言えば有線ヘッドホン・イヤホンなどを発売しているイメージが強いメーカーで、主に木を使用した商品が多いです。
そのSIVGAから新たにながら聴きの商品が発売されました。
前作であるSO1より少し軽量になった筐体は装着感が良く、耳にあたる部分もシリコンで覆われているので、肌馴染みも良く長時間の使用でも問題なさそうです。また、バッテリーは本体のみで約10時間とされているので安心です。
音に関しては中高域の通る綺麗なサウンドながらも、低音もしっかり聴こえるバランスの音だと感じました。ながら聴きはその特性上低域が抜けることが多いですが、このモデルはしっかり押し出しの強い低音を感じることができます。中高域のボーカルなどもつややかに聴こえるので、ノリよく様々な音楽を聴くのにぴったりです。
コスパが良く、いい音のながら聴きイヤホンが欲しいという方にオススメの「SO2」。是非ご試聴ください。
試聴環境:iPhone13pro→SO2
試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」
Heux「CupHead2018」
COMPLEX「1990」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
その他のレビューはまだありません
このスタッフの他のレビュー
-
アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
A&futura SE300
¥269980 税込
AKの技術の結晶
A&futuraライン待望の新作、「SE300」の登場です。その音は非常に生々しさを感じさせながらも、鮮明でクリアな音質に仕上がっています。 A級アンプモード・OSで試聴した際は、どの帯域も非常に滑らかでクリアな音質に感じました。「今まで聴こえなかった音が聴こえる」とよく言いますがそれを突き詰めたような感じです。情報量がありながらも、整っている音なので長時間聴いていても問題ないと思います。 A級アンプ・NOSモードだと柔らかくよりアナログライクな音になります。残響感や空気感の表現がより丁寧になり、角の取れた音ながらもきっちりと表現する所はしているので気持ち良く聴けます。 A/B級アンプ・OSモードだと迫力のある情報量の圧を感じます。音圧だけでなく情報量も多いのでノリよく音楽を聴けます。 A/B級アンプ・NOSモードは迫力もありつつ、若干のウォーム感を加えることによりさらに聴きやすくなります。 4種のモードから好みや気分によって選べるのも素晴らしいですが、どのモードを選んでも解像度や表現力に不足はなく、かなり高いレベルでまとまっていると感じました。AKの本気度の高さが伺えます。 外観は「Stream(流れ)」をコンセプトにしています。側面は波を思わせるようなうねりがありデザイン的にも良く、個人的には丸みを帯びているので使いやすいなと思いました。ボリュームノブ側の側面はステンレスの鏡面仕上げになっており、美しい見た目です。 Astell&Kernの技術の結晶のR-2R DACやA級A/B級アンプの切り替え機能を搭載した意欲作「SE300」。アナログライクながらもきっちりとした解像度や表現力を求める方にオススメのDAPです。是非ご試聴ください。 再生環境:SE300→ES60 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
-
アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Quintet
¥32780 税込
ニュートラルな多ドラ
ハリのある低域と艶感と軽やかさを両立する高域で音楽を楽しめるミドル帯イヤホン「Quintet」です。 メタリックシルバーのフェイスプレートに、ブラックのシェルは落ち着いた配色で使いやすいデザインです。シェルの形状も適切に成形されており快適な装着感です。耳の小さな方でもイヤーピースを変えれば入れやすいかと思います。 音は解像度が高く、過度な味付けがないニュートラルに近いサウンドです。ベースやギターは適度な弾力があり聴きごたえがあり、中高域はスッと粒立ちもありつつ伸びる万能機です。ゆったりとした曲やテンポの速い曲でもしっかりと鳴らし、音楽のうま味を逃しません。 ニュートラルにクセのないサウンドでジャンルを選ばない「Quintet」は1本持っておいて損はなさそうです。様々なジャンルを聴く方や、すっきりノリよく音楽を聴きたい方にオススメのイヤホンです。 再生環境:iPhone13Pro→Ifi-audio Neo iDSD BL→Quintet 試聴楽曲:サカナクション「さよならはエモーション」 Mili「world.execute(me);」 Steve Aoki, Daddy Yankee, Play-N-Skillz & Elvis Crespo 「Azukita」
-
アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
NOBUNAGA Labs
Advance 8芯シリーズ
瑞鳳 颯 (Zuihou-Hayate) 4.4mm5極バランス/MMCX
¥20800 税込
堅実さとクオリティの両立
ミドルクラスの定番「翔鶴・瑞鳳」に8芯モデルが誕生しました。黒い極太のケーブルは見た目を裏切らないクオリティの音を提供します。 かなり太めで扱いにくいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。被膜はやわらかく、撚り方もしっかりしているので弾力はありますが取り回しは問題ありません。 音は4芯と比べると、情報量が増えて空間の広がりや音のつややかさを如実に感じられます。また、音の輪郭が太くなり、迫力はありつつも潰れることなくしっかりとした粒立ちを体感できます。 空間の広がりなどをしっかりと感じられるため、ライブ音源やホールの音源などに合わせてみるのも面白いと思います。 ミドルクラスの定番をさらにブラッシュアップしたNOBUNAGA Labsの最新作「翔鶴 颯・瑞鳳 颯」を是非ご試聴ください。 ※MMCX、2pinの2バージョンがあります。 再生環境:SE200(ESS側)→瑞鳳 颯→Campfire Comet 試聴楽曲:official髭男dism「pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
-
アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
HIFIMAN
Svanar Wireless
¥77360 税込
完全ワイヤレスイヤホン激戦区に降り立った白鳥
白銀の筐体から鳴り響く、分離感のあるすっきりとしたサウンドはワイヤレスの最高峰に近いといっても過言ではない「Svanar Wireless」です。 まずケースの質感の高さに驚かされます。まるで宝石箱のような見た目のケースにはシボ加工が施されており、高級感があります。ケースのサイズは割と大きいので、持ち運びの際などはそこを考慮する必要性はあります。 本体は樹脂とカーボンファイバーで構成されており、軽い装着感に仕上がっています。ですが、イヤーピースのサイズ合わせは必須だと思います。 音は完全ワイヤレスイヤホンの中でも特に分離感と音の粒立ちが良く、どこかの帯域が主張することもなく、バランス良く仕上がっています。また、レスポンスが良好で、歯切れも良く聴こえます。 「『EF400とSvanar』の音を再現した」というだけあり、音の傾向は似ています。しかし「Svanar Wireless」の方が少しウォームで、低域のハリ感が強い印象です。 総合的にワイヤレスイヤホンとしての完成度が高く、装着感も良い「Svanar Wireless」。決してお求めやすい価格ではありませんが、それを超える満足感を提供してくれるでしょう。是非ご試聴ください。 再生環境:R6ProII→Svanar Wireless 試聴楽曲:Ado「踊」 Alexandros「閃光」