スタッフレビュー詳細
伸びやかさ・艶やかさ・聴きやすさ
全体的に伸び感があり、あっさりとしていて聴きやすいながらも音楽を楽しめる日本ディックスの「Scyne α01」です。
日本ディックスといえば、金属コア入りイヤーピース「COREIR」シリーズや、確かなビルドクオリティで様々なイヤホンに使われているPentaconnプラグなどで有名なメーカーです。その日本ディックスからのイヤホンが満を持して登場します。
全体的に艶感がありつつも、くどくならない絶妙なラインのサウンドが特徴的です。特にボーカル帯が聴き取りやすく、ブレスの1つ1つまで丁寧に、あでやかに表現します。楽器も低域のレスポンスや高域のキレもバランスよく持ち合わせており、「聴きやすい、いい音」という印象を抱きました。
装着感も小ぶりでイヤーフィンのような形状をした部分が耳にしっかりとフィットするので違和感を感じさせません。軽量なので長時間の使用でも問題なさそうです。
伸びやかであっさりとしながらも艶やかさも持ち合わせる万能ハイエンドイヤホン「Scyne α01」、様々なジャンルの音源を聴く方にオススメです。
試聴環境:iPhone 13 Pro → UP5 → 「Scyne α01」
試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」、ネイサン・エヴァンズ「Wellerman」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
日本ディックスの丁寧さを感じる上品な音質とデザイン
数々の品質の高いプラグやコネクタ、そしてイヤーピース界に激震を与えた「コレイル」などを手掛けてきた日本ディックスが遂にイヤホンを開発しました! そんな有線イヤホン「Scyne α01」をご紹介します。 筐体は、真鍮+プラチナめっきでできており、金属特有の銀色の冷たい輝きが高級感を漂わせています。金属筐体のため、手に持った時には少々重みを感じますが、サイズが小さいため装着した際に重さはほぼ感じませんでした。 音質については、中高域に寄ったバランスでスッキリしたサウンドという印象です。中域は滑らかな音で、そこから低域に寄れば寄るほどふくよかで分厚い音に、高域に寄ればよるほど微かに粒感のある研ぎ澄まされた音に変化していく感覚でした。 楽器や声など複数の音をハッキリと分離させながら鳴らすよりも、1つの音を解像度高く精密に鳴らすのが得意な印象のため、アコースティックやギターなどの弾き語りの曲を聴くのがおすすめだと思います! また、この商品の魅力はイヤホン本体だけでなく、本機に合わせてチューニングした 「独自設計リケーブル」や「革製のイヤホンケース」など質の高い付属品があることも良き。特に「Pentaconn COREIR -AL ALLOY- 」が付属している点は非常に魅力的! 装着することで、高域と低域のハリが増して音楽の臨場感が上がって聴きごたえ抜群でした。 まとめると、音質だけでなく筐体のデザインや付属品など、部品一つひとつの品質にこだわりを感じるイヤホンという印象。弾き語りなどの楽器の少ない曲にて、それぞれの音をじっくりと噛みしめながら楽しみたい方におすすめです。
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れんれん
@e☆イヤホン
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
まっすぐ広がる!見通しの良い高精細サウンド‼
一音一音が丁寧に並んだパーカッションと抜けのいいボーカル! 中高音域重視のチューニングがお好みの方にオススメな1DDイヤホン、日本ディックス「Scyne α01」のご紹介です‼ 【外観&装着感】 一見して落ち着いた輝きを放つプラチナメッキ加工と丸みのあるかわいらしいデザインは、もはや一種のアクセサリーであるかのような上品さを感じさせる仕上がりです! 重厚感のある見た目とは裏腹にイヤホン本体の重さは約8.6gと軽量で、小ぶりな筐体も相まって耳の穴の周囲にぴったりフィットします! 装着感のテストのため、強めに頭を振ってもほとんどズレを感じませんでした。 また、ケーブルは真っ直ぐでヨレの少ない太さと、巻き取りやすい程よい弾力で、普段使いでの取り回しも良さそうです。 【音質】 冒頭で述べた通り、全体的に中高音域の見通しが非常に良く、生き生きとしたボーカルとキレのあるパーカッションが印象的でした! 男性ボーカルは伴奏との馴染みが良いバランス重視で、女性ボーカルはそこから一歩前に踏み込んだインパクト重視なイメージです。 低中音域の量感は全体として見ると少し抑えめですが、キックドラムやベースの芯をしっかり感じられる密度のあるサウンドです。 また、分離感も非常に良く、様々な種類の楽器で演奏されるフュージョンバンドでも各パートを耳で追いやすいと感じました。多人数で編成されたバンドサウンド、もしくはオーケストラなどでポテンシャルを実感しやすいと感じました! 【まとめ】 1DDらしいコシのあるサウンドと、素材とこだわり抜かれた設計によって生まれる高精細なサウンドはまさにsynergy (シナジー:相乗効果)を感じる一本。 ハリのあるボーカルを楽しみたい方、楽曲の隅々まで聴き込みたい方にオススメのイヤホンです! ぜひ店頭でお試しください! 【試聴楽曲】 藤井風 / ガーデン 安野希世乃 / ちいさなひとつぶ Jason Mraz / Butterfly Oriental Express / Monsoon
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わか
@e☆イヤホン
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
生音に強い美音系イヤホン
【ポイント】 ・見通しの良いサウンド ・日本ディックスのこだわりが詰まったブランド初のイヤホン 【装着感】 「Scyne α01」には、同社が製造する人気の金属コアイヤーピース「Pentaconn COREIR - AL ALLOY」が付属しています。これを使用すると、金属コアの長さだけステム部分が長くなり、やや長めに感じられます。私は通常よりも大きめのイヤーピースを選ぶことで、装着感と遮音性が向上しました。装着感に違和感がある方は、サイズやタイプを変えてみることをお勧めします。 【音の印象】 音抜けが良く、音の繋がりが自然なサウンドを奏でます。フラットでありながら帯域不足を感じさせない設計で、中高音域の美しさが特に印象的です。特に、ボーカリストの声や生楽器の演奏が得意で、そのリアルな音質が非常に美しいです。試聴した楽曲では、アコースティック系の曲との相性が良かったです。 【まとめ】 音場が広く、見通しの良さが際立つイヤホンです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro → EarFun UA100 → 日本ディックス Scyne α01 【試聴楽曲】 石野理子 - Bricolage Every Little Thing - fragile
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
AURA
¥629980 税込
AKとVEのコラボIEM
DAPで実績のあるAstell&Kernと、カスタムIEMで実績のあるVision Earsのプレミアムコラボモデル「AURA」です。 一聴した感触では「かなり上流も整える必要がある」と感じました。Astell&KernサウンドマスターCharlie氏の「特に超高域とバランスの取れたサウンドは、A&ultima SP3000のようなHi-Fiオーディオとも完璧にマッチングする」というコメントからも、手元のポタアンではAURAの本領を引き出しきれないような印象です。 肝心のサウンドとしては、バランスが極めて高いレベルで結実しています。今回は様々なデバイスで試聴しました。 【SP3000 Copper】 「Mr.Children『HANABI』」では、抜群の定位と解像度で楽曲のすべてを引き出している印象です。ボーカルが適度な距離でつややかに生々しく聴こえ、それを滑らかなベースや歯切れのいいギターが支えるというような、文章では表現しきれない圧倒的な情報量が特徴のサウンドです。 解像度が高いことによってさまざまな音が聴こえますが、それぞれが上手く調和し埋もれている音はありません。非常に懐が深いサウンドです。決して「誇張された良い音」というわけではなく、あくまでも自然に音源のポテンシャルを引き出しています。 「ずっと真夜中でいいのに。『綺羅キラー』」では、レスポンスの良さや弾力がある低音でノリよく楽しめると感じました。打ち込み系のテンポの速い曲でも音の引き方が適切なので、しっかりと表現してくれます。また、抜けのいいサウンドでもあるので、高域がスッと伸びていき心地よいです。 「SP3000 Copper」で聴くと銅の残響感とAURAの「機材の特性を反映する」という特徴が組み合わさり、適度な響き方と表現力で音源のポテンシャルを引き出すので、新鮮に音楽を楽しめます。 【SP3000】 「SP3000」でも同じ音源を試聴しました。「SP3000 Copper」と比べると低域の押し出しや厚みが増して、迫力のあるサウンドになっています。ベースやドラムの主張が増えるので全体的に聴きごたえがありながらもボーカルがきっちりと前で主張し、シンバルなどの煌びやかさも感じられます。 2つのDAPで「AURA」を試聴してみて、DAPによって新たな一面を見られるイヤホンだと思いました。パワーをある程度必要とするイヤホンなので、上流にもある程度気を遣う必要があるものの、それをクリアできれば最高峰の音楽体験が味わえると思います。 また、装着感としては非常に収まりがよくフィット感が高いです。イヤホン本体は少々大きめではありますが、丁寧に作られたハウジングは着け心地がいいです。金属筐体ではありますが、スイス製6061-T6アルミニウムで作られているので軽量です。さらに、イヤーピースには100%医療用シリコン素材のAZLA「SE1500」を採用しており、高品質で肌触りがいいです。 Astell&Kern とVision Earsがコラボした超弩級IEM「AURA」は圧倒的なサウンドクオリティで音楽のジャンルを選びません。バランスが良く高クオリティのハイエンドIEMを求める方や、「SP3000」などに合うイヤホンをお探しの方にオススメのイヤホンです。是非ご試聴ください。 再生環境:SP3000Copper SP3000 Q7 試聴楽曲:Mr.Children「HANABI」 Mili「world.execute(me);」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー」 Steve Aoki, Daddy Yankee, Play-N-Skillz & Elvis Crespo 「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M15s 【FIO-M15S-B】
¥164351 税込
マルチでパワフルな上位機
小さいボディに圧倒的パワーと、多彩な出力で様々な用途に使える「Fiio M15S」です。 音質としては上位機種譲りの解像度の高さと前に出てくる締まったクリアな低音、空間の広さが特徴です。 今回もいつもの2曲で試聴しました。「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」ではハリのあるバスドラムに透き通ったボーカルが乗り、パッケージとしての完成度の高さが感じられました。 ナチュラルめに表現する上位のM17と違って全体的に元気なサウンドです。 「Pretender」では弾むようなピアノの音色と、つややかなベースラインが合わさりやはりこちらも全体的なまとまりがあって楽しく聴きやすいと感じました。 またハードコアやロックなどテンポの速い曲でも持ち前のパワーを生かして小気味よく聴けます。 ステップアップ先に最適なマルチに使えるDAPではないでしょうか。元気なサウンド、ノリよく様々なジャンルの曲を聴きたい方にお勧めです。ぜひお試しください。 再生環境:M15S→SE215 試聴楽曲:Ado「踊」 Official髭男dism「Pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FAudio
Moonlight
¥76900 税込
月光のごとく美麗で柔らかいサウンド
高域の煌きやボーカルのつややかさと、豊かな残響感が特徴的なFAudio「Moonlight」は、よりリスニングライクに音質を変化させたい方におすすめのケーブルです。今回は同じくFAudioから出ている数量限定モデル「Mezzo」と組み合わせて試聴しました。 もともと沈み込みながらハリのある低音やつややかな高音を特徴とする「Mezzo」は、「Moonlight」と合わせることでよりそのポテンシャルを発揮している印象です。高域にはシャキッとした煌びやかさをプラスし、中低域にはつややかさと深さを加えます。ボーカルメインの曲でもインストゥルメンタルの曲でも使えますが、個人的にはインストゥルメンタルの曲の方が響きや余韻を味わえるので相性がいいと感じました。 被膜は布巻きで、ブリティッシュグリーンのような深い緑に黒の二色が採用されています。布巻きなので非常に柔らかく、取り回しのいいケーブルに仕上がっており、また、コネクターカバーの外側には三日月のアイコンが入っていて、ちょっとした愛嬌さえ感じさせます。 FAudioから柔らかい光で優しく照らす月光のような、ウォームでありながらも美麗さも感じさせるケーブル「Moonlight」。その品質・音質はイヤホンのポテンシャルを最大限に引き出してくれるでしょう。 再生環境:iPhone13pro→W4EX→Mezzo(Moonlight) 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「過眠」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Beat Audio
Oslo MKIV 8wire
MMCX 4.4mm 5極 ストレート
¥230200 税込
アメジストのような透き通った響きと空気感
鮮やかなダークパープルが目を引く、BeatAudioのフラッグシップケーブル「Oslo MKIV 8wire」です。 インパクトのある見た目と裏腹に、非常に堅実なクオリティで製作されているケーブルという印象を受けました。 8wireなので少し太くなりましたが、シリコンを従来より多く配合することによって取り回しがしやすいです。また、肌ざわりが良いので長時間の使用でもストレスフリーで楽しめると思いました。 線材としては「銀ベースの合金」を使用しています。音は近めのボーカルで歯切れがよく、沈む低音域が音楽そのものの魅力を引き上げてくれます。 特に弦楽器などの表現が秀逸で、震える弦が目の前に浮かんでくるような感覚です。ボーカルの吐息を感じるような生々しさと空気感の表現は流石だと思いました。情報量が多めの曲だと音の粒立ちが良く、聴きごたえが抜群です。 鮮やかな外観と堅実な音質アップを図れる、バランスのいいハイエンドケーブルです。ぜひ一度お試しください。 再生環境:M11PlusESS→B1 試聴楽曲:Ado「踊」 Official髭男dism「Pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜,