スタッフレビュー詳細
「低音」だけじゃない。”ピヤホン5”はこだわり抜かれたチューニングで「音楽を楽しむ」完全ワイヤレスイヤホン
“ピヤホン5”は「ワイヤレスでイイ音のイヤホン」をお探しの方に是非候補に入れていただきたい完全ワイヤレスイヤホンです。
e☆イヤホンのアンバサダーで、本製品のチューニングを行ったピエール中野氏が「キーワードが低音」と語っている通り、低音域で音場が一杯に満たされます。
量感たっぷりではありますが、アタック感はしっかりとありました。
低音域が多いイヤホンにありがちな、膨らんでいて中高音域を潰してしまうような低音域ではなかったです。
震えるような重低音は「吉田凜音 - ASUNAROU」にまさにピッタリでした。
ボーカルは低音と比べると少しだけ遠く感じました。
しかし、埋もれてはおらずサ行の刺さりも無いため、凄く聞き取りやすい印象でした。
高音域は繊細でさらっとしています。
かなり細かい音まで鳴っていますが、スッと消えていくため、くどさを感じませんでした。
量感たっぷりな低音域がどっしりと構えている上に、低音域と比較するとあっさり目なボーカルや高音域が乗っており、全帯域が合わさると音が濃すぎない様に絶妙のバランス調整がされていました。
耳に入れるカナル部分が楕円型であるため、耳に入れる際にイヤホンをひねりながらベストポジションを探していただくと、ピタッとハマります。
ノイズキャンセリング機能は搭載しておりませんが、その分音質に全振りしたと思えば納得できます。
また、遮音性は比較的高いため、ノイズキャンセリング機能がなくても音楽に没入することが出来ました。
ノイズキャンセリング機能のない製品を敬遠している方にも一度試聴していただきたいイヤホンです!
試聴楽曲
4s4ki - m e l t
吉田凜音 - ASUNAROU
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
その他のレビューはまだありません
このスタッフの他のレビュー
-
わか
@e☆イヤホン
final
D7000 【FI-D7PAL】
¥398000 税込
推しのステージを独り占めできるヘッドホン
【ポイント】 ・圧倒的なボーカルの存在感 ・豊かな低音と抜けの良い高音 【装着感】 サイズ感は同社の「D8000」シリーズとほぼ変わらない一方で、重さがおよそ100g軽くなりました。レビュー時に30分ほど装着しましたが、程よい側圧も相まって、重さは感じにくくなっている印象でした。 【音の印象】 ・低音域 密閉型のヘッドホンなのではないかと錯覚してしまうほど、豊かな低音に包まれます。一番近くに配置されており、音の押し出し感がしっかりとしています。音として認識しにくい地響きのような低い帯域も良く表現されていました。また、横への膨らみは適度に抑えられており、間延びした印象は受けませんでした。 ・ボーカル 個人的な「D7000」の一番の推しポイントは美しいボーカル表現です。一番近くに配置されている低音域よりもやや奥に配置されており、距離感があるものの存在感をはっきりと感じられます。レビュー時に男性ボーカル、女性ボーカルどちらも試聴を行いましたが、個人的には女性ボーカルとの相性が特に良好だと感じました。女性ボーカル特有の、声の艶感の表現が素晴らしく、細かな息遣いまでしっかりと表現されていました。 ・高音域 刺激的になりすぎないよう、角が丸く整えられており、音楽を聴いていて心地よくなる高音を奏でます。目の前に広がる低音域と比較すると、音抜けが速いことも相まって高音域はやや量感が少なく感じるかもしれませんが、小さな音まで一つひとつの音を繊細かつ丁寧に奏でてくれます。 【まとめ】 ボーカリストが楽器の奏者を引き連れて目の前で演奏をしているかのような感覚を味わえるヘッドホンです。開放型特有の抜けの良さと、密閉型のような豊かな低域の両方を感じられるヘッドホンです。是非お試しください! 【試聴環境】 FiiO R9→final D7000 【試聴楽曲】 Official髭男dism - Pretender YOASOBI - 夜に駆ける あいみょん - ハルノヒ
-
わか
@e☆イヤホン
FIIO
KA17
Blue
¥25343 税込
中低音の聴きごたえが増すスティック型DAC
【ポイント】 ・土台のしっかりとしたパワフルなサウンド ・給電用端子を搭載。パワーが必要なヘッドホンも駆動できる 【音の印象】※バスパワー駆動でレビューを行っています。 ボーカルのやや下あたりの帯域から低音域にかけての力強さを感じるサウンドが特徴的でした。音楽の土台となる部分がしっかりと表現されており、定位感も優れています。音場は広く感じる一方で、低音域やボーカルはやや近めに配置されています。 【機能面】 iPhone14 Proに接続した際には、スマートフォン本体のボリュームがmaxで固定され、KA17でのみボリューム調節が可能でした。120段階で調節でき、かなり細かな調整が利きます。 また、給電用のUSB Type-C端子が搭載されており、自宅で駆動力が必要なヘッドホンを使用する際にも積極的に使用していける点も高ポイントです。 ひとつだけ注意点として、本商品にはiPhone14以前のLightning端子採用モデルに接続するためのケーブルが付属していません。Lightning to USB-Cケーブルをお持ちでない方は別途購入が必要です。 【まとめ】 ゲーム機で使用可能なUAC1.0もサポートしており、日常の様々な場面の音を良くしてくれるスティック型DACです。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→FIIO KA17(FIIO LT-LT1にて接続)→SHURE SE315(4.4mm接続) 【試聴楽曲】 赤い公園 - pray (G)I-DLE - MY BAG
-
わか
@e☆イヤホン
FIIO
K11
Silver
¥22698 税込
小さくてもしっかりとした駆動力を感じられる据え置きDACアンプ
FIIO「K11」はミニマルなデスクトップオーディオ環境構築にピッタリな据え置きヘッドホンアンプです。 【ポイント】 ・ディスプレイ搭載で様々な情報が視覚的にわかりやすい ・手のひらに乗るサイズ感でフルバランス構成 【見た目・操作面】 近い価格帯の同社の据え置きアンプ「K5シリーズ」や「K7シリーズ」と比較すると、本商品はおよそ半分の薄さです。前面にディスプレイが搭載されたことで視覚的に情報を得やすくなったことはとてもありがたく感じました。 ノブを2回押し込むことでヘッドホン出力とRCAの出力を切り替えることができます。普段はRCAで接続したスピーカーを使用して、集中して作業をしたり音楽を楽しみたい時にはヘッドホンを使用するといった運用において、使用しない機器を取り外すことなくアンプの操作だけで切り替えられるという仕様はとてもありがたいです。 【音の印象】 中〜低音域の力強さが特徴的です。ボーカルや、ボーカルよりもやや下の帯域にかけての音の存在感が増すためポップスとの相性が良いと感じました。全帯域を通して音の分離感が良く、接続するイヤホン、ヘッドホンの良さを引き出してくれる印象です。 今回のレビューでは、K11とiPhoneをLightning to USB Type-Cケーブルを使用して接続を行いました。iPhone側、K11側ともに特別な設定や操作の必要がなく、機器同士を接続するだけで認識してくれました。e☆イヤホン店頭にてご試聴の際にはスタッフにお声がけいただければ接続用のケーブルの貸し出しも行っておりますので是非お持ちのスマートフォンやDAPを接続してみてください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→FIIO K11→MASSDROP x MEZE 99 Noir(99 Clasics用純正アップグレードケーブル使用) 試聴楽曲 YOASOBI - セブンティーン IVE - Baddie
-
わか
@e☆イヤホン
Meze Audio
99Classics/99Neo アップグレードケーブル シルバー (1.2m)
3.5mmステレオミニプラグ
¥16500 税込
99シリーズファン必携のケーブル
99シリーズを4.4mmプラグで使用したい方はもちろん、2.5mmや3.5mmで使用したい方にもオススメの商品です! ※こちらのケーブルは同社LIRICでも使用可能です。 なお、音域バランス評価はアップグレードモデルではない2.5mmバランスケーブルと比較した際の評価です。 Meze Audio製品の中でも特に人気の高い99シリーズ。 こちらのケーブルは銀メッキ銅線が採用されたアップグレードモデルです。 まずは外観から。 透明な被膜が採用されており、銀色の線材がキレイに編み込まれていてとても美しいです。 また、付属ケーブルや2.5mmの非アップデートモデルと比較するとプレイヤー側のプラグコネクターが太いものに変更されており、強度に安心感があります。 今回のレビューは4.4mmプラグのタイプを使用しました。 4.4mmプラグの純正ケーブルが他に存在していないため、2.5mmのアップデートモデルではないバランスケーブルとの比較を行います。 試聴を始めてすぐに全体域で音の輪郭がハッキリしたことに気付きました。 それに伴って全体的に明瞭感が上がり見通しのよいサウンドに変化しました。 低音域に関しては、付属の3.5mmケーブルや2.5mm非アップグレードバランスケーブルでは柔らかさを感じる音色でしたが、こちらのアップグレードケーブルでは、タイトに引き締まった印象でした。 また、中音域から高音域にかけての帯域に音の伸びを感じました。 全体的には、重心がやや上にあがった印象で、音場もやや広がったと感じました。 かといって決して、音が軽くなったという印象は受けませんでした。 低音域はしっかり重いまま、ボーカルはより生々しく聞き取りやすく感じました。 99シリーズの良さはそのままに、より洗練された音にアップグレードしてくれます。 2022年3月時点では純正リケーブルの中で唯一の4.4mmプラグの製品ですが、99シリーズを4.4mmバランス接続で使用したい場合はこちらの購入で間違いありません! 2.5mmの非アップグレードケーブルを変換アダプターを使って4.4mmプラグで使用することも出来ますが、音質が向上する点や、非アップグレードケーブルはプラグカバー部分が細く作られていて、変換アダプターを使用した際に耐久性が気になる点も考慮すると、こちらのケーブルを選んでいただく事をオススメします。 また、付属ケーブル(マイク付き、マイクなし)や、2.5mmの非アップグレードケーブルを現在お使いの方で使用感に不満がある方にもオススメです。 私自身、上記3種のケーブルには気になる点がいくつかありました。 まず付属2種に関しては、布巻で摩擦によりほつれやすい点や、ポータブル用途では長すぎるケーブル長(それぞれ1.8m、3m)点が気になっておりました。 こちらのケーブルであれば、布巻ではなく長さが1.2mとどちらも解決してくれます。 付属ケーブルの単品販売と比較すると、お高く感じるかもしれませんが、音質面、ビルドクオリティーどちらも満足できる商品です! また、2.5mmの非アップグレードケーブルに関しても、皮膜の素材の問題で、取り回しにくさを感じていましたが、こちらのケーブルはしなやかでとても使いやすいです。 また、前述した通り、2.5mmプラグのカバーに太いものが採用されているため、強度面もアップデートモデルの方が安心できます。 見た目も音も素晴らしく、私も愛用しているケーブルです。 是非お試しください! 試聴楽曲 YOASOBI - RGB 吉田凜音 - ASUNAROU