スタッフレビュー詳細
低価格完全ワイヤレスイヤホンで迷ったらまずはコレ!
「TaoTronics (タオトロニクス) SOUND LIBERTY 97」は普段使いにピッタリな完全ワイヤレスイヤホンです。
機能面において最大の特徴と言っても過言ではない点は、IPX8相当という防水性能の高さです。
防水等級は0から8までの9段階となっております。
つまり、IPX8のSOUND LIBERTY 97は最も高い防水等級の完全ワイヤレスイヤホンということになります。
IPX8の保護の程度に関しては「水面下での使用が可能」と定められております。
保護性能のテスト方法に関しては定められておりませんが、ひとつ下の等級のIPX7のテスト方法である「水面下・1cm〜1mで30分間」以上の防水性能が期待できることは間違いないでしょう。(Bluetoothの電波が水中に届かないため、水中での音楽などの再生はできません)
ランニングなどは勿論のこと、うっかり水の中に落としてしまっても故障する可能性が極めて低いということは、普段使いの際に心配せずにガンガン使っていけるgoodポイントです。
音に関してもとても完成度の高いものでした。
中音域から低音域に若干寄ってはいますが、全体的にバランスの良い音でした。
低音域のみが強かったり、逆に高音域のみが強調されているといった強すぎる個性がないことで、むしろどのジャンルもそつなくこなしてくれる印象でした。
イヤホン単体での最大再生時間は9時間。
この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの中では長い部類で、ちょっとしたワークアウトやお買い物であれば、途中で電池切れする心配も無さそうです。
イヤホン本体は若干厚みを感じますが、丸みを帯びた形状でフィット感が良く、装着した際にほとんど重みを感じませんでした。
気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方にオススメな商品です!
試聴環境
iPhone 11→TaoTronics SOUND LIBERTY 97
試聴楽曲
YOASOBI - RGB
赤い公園 - オレンジ
Cing - アイスクリーム/サイネージ
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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わか
@e☆イヤホン
aune audio
AR5000
¥46900 税込
透明感あふれるサウンドを奏でる開放型ヘッドホン
【ポイント】 ・開放型らしい見通しの良いサウンド ・高いフィット感 【装着感】 ハウジング部はやや大きめですが、フィット感に優れており、見た目の印象よりも軽く感じました。ピタッと頭にフィットするような側圧はありつつも、窮屈には感じませんでした。 【音の印象】 ボーカルからややその上の帯域にかけての音の美しさが好印象でした。どの帯域も音の配置は近めなものの、抜けが良く、音場は広く感じました。 低音域に関しては、アタック感はしっかりとあるものの、他の帯域と比べるとやや量感が少なめな印象です。開放型のヘッドホンであることを考慮すれば、しっかりと鳴っていると感じました。 ボーカルに関しては存在感はしっかりとありながらも強調され過ぎておらず、自然な印象を受けました。高音域に関しては、やや鋭利でしっかりと鳴っている印象です。ボリュームを上げても刺さりはあまり気になりませんでした。 【まとめ】 「AR5000」はクール寄りの美音を奏でる開放型ヘッドホンです。室内でゆったりと使用することを想定されているヘッドホンの中では比較的鳴らしやすく、レビュー時にもポータブルのBTレシーバーを使用しましたが、問題なく鳴らせました。据え置き環境をまだ整えていない方でも、ポータブルで使用しているDAPやアンプを使用して手軽に楽しめます。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→RADSONE ES100→aune audio AR5000 【試聴楽曲】 三月のパンタシア - 恋はキライだ IVE Feat. Saweetie - All Night
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
K11
Silver
¥22698 税込
小さくてもしっかりとした駆動力を感じられる据え置きDACアンプ
FIIO「K11」はミニマルなデスクトップオーディオ環境構築にピッタリな据え置きヘッドホンアンプです。 【ポイント】 ・ディスプレイ搭載で様々な情報が視覚的にわかりやすい ・手のひらに乗るサイズ感でフルバランス構成 【見た目・操作面】 近い価格帯の同社の据え置きアンプ「K5シリーズ」や「K7シリーズ」と比較すると、本商品はおよそ半分の薄さです。前面にディスプレイが搭載されたことで視覚的に情報を得やすくなったことはとてもありがたく感じました。 ノブを2回押し込むことでヘッドホン出力とRCAの出力を切り替えることができます。普段はRCAで接続したスピーカーを使用して、集中して作業をしたり音楽を楽しみたい時にはヘッドホンを使用するといった運用において、使用しない機器を取り外すことなくアンプの操作だけで切り替えられるという仕様はとてもありがたいです。 【音の印象】 中〜低音域の力強さが特徴的です。ボーカルや、ボーカルよりもやや下の帯域にかけての音の存在感が増すためポップスとの相性が良いと感じました。全帯域を通して音の分離感が良く、接続するイヤホン、ヘッドホンの良さを引き出してくれる印象です。 今回のレビューでは、K11とiPhoneをLightning to USB Type-Cケーブルを使用して接続を行いました。iPhone側、K11側ともに特別な設定や操作の必要がなく、機器同士を接続するだけで認識してくれました。e☆イヤホン店頭にてご試聴の際にはスタッフにお声がけいただければ接続用のケーブルの貸し出しも行っておりますので是非お持ちのスマートフォンやDAPを接続してみてください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→FIIO K11→MASSDROP x MEZE 99 Noir(99 Clasics用純正アップグレードケーブル使用) 試聴楽曲 YOASOBI - セブンティーン IVE - Baddie
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わか
@e☆イヤホン
radius
HP-NHR41
ブルーグレー
¥32500 税込
軽量な本体から放たれる超重量級サウンド
radius「HP-NHR41」は他のイヤホンでは味わえない圧巻の低音が楽しめる有線イヤホンです。 【ポイント】 ・軽量で装着感の良い本体形状 ・圧倒的な量感と重さの低音が味わえる 【見た目・装着感】 マットでさらさらとした質感の本体は耳触りがとても良く感じました。ケーブルを耳掛けしないタイプのイヤホンで、本体が軽量に作られており、耳が痛くなる心配がなさそうです。 イヤーピースには「ディープマウントイヤーピース」が付属しています。このイヤーピースは、先端側に向かって径が太くなっており、耳に触れる面積を増やすことでフィット感が得られるよう設計されています。フィット感の向上に加え、本商品の特徴的な低音を最大限に味わうためにも、普段使用しているイヤーピースのサイズよりもやや大きめのサイズを使用することをおすすめします。 【音の印象】 目の前に広がる低音がとても特徴的です。「量感」「重さ」のどちらもかなりしっかりと感じられます。私が普段愛用しているワイヤレスヘッドホン Skullcandy「Crushr ANC」で音楽を聴いているような低音で、他のイヤホンではなかなか味わえない体験ができました。 ボーカルに関しては、近めに配置されています。前述の低音域とはしっかりと分かれて聴こえ、ボーカリストの存在をはっきりと感じられます。 高音域に関しては、量感はかなり少な目な印象を受けます。一方で、一つひとつの音の輪郭はハッキリと感じられるため、低音域に埋もれてしまっていて聴こえないという印象は受けませんでした。 普段サブウーファー付きのスピーカーや低音のしっかりと出るヘッドホンを使用していて、イヤホンの低音に満足できないという方にも是非試聴していただきたい有線イヤホンです! 試聴環境 iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→radius HP-NHR41 試聴楽曲 Avicii - All You Need Is Love IVE - Baddie
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わか
@e☆イヤホン
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
生音に強い美音系イヤホン
【ポイント】 ・見通しの良いサウンド ・日本ディックスのこだわりが詰まったブランド初のイヤホン 【装着感】 「Scyne α01」には、同社が製造する人気の金属コアイヤーピース「Pentaconn COREIR - AL ALLOY」が付属しています。これを使用すると、金属コアの長さだけステム部分が長くなり、やや長めに感じられます。私は通常よりも大きめのイヤーピースを選ぶことで、装着感と遮音性が向上しました。装着感に違和感がある方は、サイズやタイプを変えてみることをお勧めします。 【音の印象】 音抜けが良く、音の繋がりが自然なサウンドを奏でます。フラットでありながら帯域不足を感じさせない設計で、中高音域の美しさが特に印象的です。特に、ボーカリストの声や生楽器の演奏が得意で、そのリアルな音質が非常に美しいです。試聴した楽曲では、アコースティック系の曲との相性が良かったです。 【まとめ】 音場が広く、見通しの良さが際立つイヤホンです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro → EarFun UA100 → 日本ディックス Scyne α01 【試聴楽曲】 石野理子 - Bricolage Every Little Thing - fragile