スタッフレビュー詳細
扱いやすさ、音質全て良し!
FIIO (フィーオ)より、人気据え置きDACアンプ「K9」のDACチップが旭化成になった「K9 AKM」が登場しました。
見た目に関してボリュームノブなどの色や形は「K9」と一緒ですが、違う点として筐体の右側面に「K9 pro ESS」と同じType-CのUSBポートが搭載されています。
操作感はボタンを押すだけでinput / outputを切り替えることでゲインの調整ができるため、初めての方でも簡単で扱いやすいと思います。
ここからはサウンドについてです。
一聴して広く見通しの良い中高域と安定感がありどっしりと構えた低域を感じました。前機種の「K9」と比べるとやや迫力が抑えられた分、全体的に音が滑らかになったような印象です。音場も広く、各帯域の定位も良く感じます。楽曲を選ばずオールジャンルで活躍できそうな印象を受けました。
据え置きの環境をレベルアップしたい方や、滑らかで空間の広さを求める方にオススメです。
試聴環境
Meze Audio / 109 Pro
flipears / ARTHA
試聴楽曲
Ado / クラクラ
Aimer / ninelie
革命 / Ivy to Fraudulent Game
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
FIIO
K9 AKM
¥86805 税込
K9 AKM?万能で使いやすいアンプDACだよね。音、性能、外観、隙が無いと思うよ。
・アナログ/デジタル/Bluetoothなどの入出力が豊富! ・黒色で統一されたクールな見た目! ・音が硬すぎず柔らかすぎずのちょうどいい塩梅の綺麗なサウンド! 上記のようなサウンドから性能、見た目までこだわりを感じる据え置きアンプDACです。家に1台あるだけで、オーディオ視聴環境のQOLが爆上がりしそうですね。 外観はマットな質感の黒色の筐体で統一されている上質なビジュアル。アクセントとして斜めに切り出されている角と凹凸が少し取り入れられており、シンプルながらも洗練されたデザインだと感じました。 正面中央にはボリュームノブは、引っかかりがなく滑らかに動かせるので、操作感は非常に快適です。またノブを回す感覚に適度な重みがあるので、音量の微調整がしやすいのも嬉しい点です。 ボリュームノブの右側にはOUTPUTやGAINなどの操作するスイッチやボタンが付いていて、どれも直感的に操作しやすいです。OUTPUTとGAINは、つまみを上下にスライドして任意の出力モードに切り替えることができ、INPUTはボタンを押すごとにUSB・OPT・COAX……というように切り替わる仕様でした。 また、Bluetoothの接続も、簡単に行えました。INPUTのボタンでBluetooth(BT)に設定したら、ボリュームノブの周りが赤青点滅に変わりペアリング待機されるので、あとはお持ちのオーディオデバイスで接続するだけ。 複雑な操作がほとんどないため、据え置きアンプ・DACが初めての方でも問題なく運用出来そうです。 音質については、自然かつ綺麗な音という印象。全体的にキレの良い冷たい音に寄ったサウンドではあるものの、ほのかに丸みや温かみを感じました。音場は少し広めで、低域の包み込むような響きと、ボーカル・高域の透き通った余韻が広がって心地よい空間でした。 ちなみに、本商品の同系列として1つ前に発売された「K9 Pro ESS」との違いは、搭載しているDACチップ以外はほとんどないように見えます。強いて変化点を言うとするならば、ボリュームノブの側面が金色から「K9」の頃の黒色に戻っていました。見た目の高級感は「K9 Pro ESS」と比べて少し劣ってはいるものの、指紋が目立ちにくいので、むしろ都合がいいと思う方もいるかも。 音質と機能どちらも申し分なく、操作も簡単で使いやすい据え置きアンプDACです。こだわってヘッドホンを買い始めているオーディオ沼に浸かりはじめている方におすすめです! 試聴環境: ①スマートフォン( USB-C ) → K9 AKM ( USB-B → 6.3mm ) → ヘッドホン ②スマートフォン( Bluetooth送信 ) → K9 AKM ( Bluetooth受信 → 6.3mm ) → ヘッドホン 試聴に使ったヘッドホン: SONY「MDR-MV1」
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かわちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
K9 AKM
¥86805 税込
透明感がありニュートラルな音質
10万円を切る価格でここまで仕上げてきたのは本当にすごいです。非常に透明感があり、ニュートラルな音質だと感じました。 大きな特徴として、今までのESS系の「FIIO」製品と比べると少し温かみがあり、豊かな空気感を味わえるので、解像度重視でドライな音質であったESSとは異なる音質傾向と言えるでしょう。また、「FIIO K9」と比べるとナチュラルで音楽的な傾向を楽しめます。 高域は適度に丸みがあるので、長時間聴いていても疲れにくくエッジが刺さらない、若干のマイルドさが個人的に好みでした。自然でリアリティのある、「e☆イヤホン」2024上半期DAC・AMP部門売り上げランキング第1位になるのも納得の製品です。
このスタッフの他のレビュー
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いけちー
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
iBasso Jr. Macaron
BK
¥9405 税込
名前から想像できない音
とっても小さいのに、驚くほどパワフルな音を奏でるスティック型DACが登場しました! この製品の最大のポイントは、やはりその本体サイズです。消しゴムのようにコンパクトで、ポケットや小さなポーチにも簡単に収まるため、持ち運びに困ることはまずないでしょう。 さらに、このサイズ感ながら「3.5mm」と「4.4mm」という2種類の出力端子を搭載しているのも見逃せない魅力です。 音質については、名前からは想像しづらい、キレの良い力強いサウンドが特徴です。全体的にバランスの取れた音作りがされていますが、特に低音域がやや強調されており、迫力のあるサウンドを楽しむことができます。 手軽に高音質を楽しみたい方や、初めてスティック型DACを試してみたいという方には、ぜひおすすめしたい一品です。ぜひお試しください!
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いけちー
@e☆イヤホン 秋葉原店
ULTRASONE
Signature FUSION 【ULT-SIG-FUSION】
¥39312 税込
モニター用途、リスニング用途で活躍!
ULTRASONEの人気「Signature」シリーズに最新作が登場しました。 プロフェッショナル向けのモニターヘッドホン「Signature FUSION」は、各楽器やボーカルが絶妙な距離感に調整されているのが特徴です。ギター、ベース、ドラムなどの楽器がそれぞれしっかりと定位しており、聴き分けがしやすいです。ボーカルは楽器に比べてやや後方から聴こえますが、埋もれることなくしっかりと聴き取れます。また、音の余韻の表現が非常に優れており、音楽鑑賞でも活躍しそうです。 本体は軽量で、側圧がやや強めなので安定感があり、ズレにくい設計になっています。 モニタリング用途だけでなく、音楽鑑賞を兼用したい方にオススメです!
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いけちー
@e☆イヤホン 秋葉原店
See audio
麻婆豆腐
¥53600 税込
優しい味の麻婆豆腐
See audioから、その名前の通り真っ赤な有線イヤホン「麻婆豆腐」が登場しました。 【見た目・装着感】 筐体の左側には豆腐、右側には唐辛子のイラストが描かれており、とてもユニークなデザインとなっています。筐体はそれほど大きくなく、付属品のイヤーピース「Azla Xelastecⅱ」も相まって、装着感は良好です。 【音質】 「麻婆豆腐」というパンチの効いた名前と外観とは裏腹に、優しいサウンドが特徴的です。伸びやキレの表現が自然でバランスの良い高域とクリアでボーカルや楽器との分離感が良い中域、控えめながらも元気な低域が、すべて丁度良いバランスでまとまっています。 苦手なジャンルが見当たらない、まさに優等生なイヤホンです。幅広くさまざまなジャンルの楽曲を聴く方には特におすすめです。 【試聴環境】 FIIO「BTR 7」 【試聴楽曲】 YOASOBI 「勇者」 ジブリジャズ 「君をのせて」
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いけちー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Nostalgia Audio
Camelot(Universal Fit)
¥495000 税込
曲に迫力を求めたい方へ
低音が好きな方にまず聴いてもらいたいイヤホン「Camelot」が登場しました! 筐体のサイズは片側に10個もドライバーが入っているためやや大きめですが、ステムが長いため耳にしっかりフィットし、装着感は良好です。 アタック感と量感の多い低音を鳴らしてくれるのがこのイヤホンの特徴です。音がボヤけることなく、輪郭がはっきりとしています。ボーカルは他の帯域に埋もれることなく存在感があり、他の帯域と聴き分けがしやすい印象です。高域は低音の量感に負けず、しっかりと伸びています。1音1音がはっきりと鳴り、聴き取りやすいです。 低音好きな方でライブ音源やポップスをよく聴く方にオススメです! 試聴環境 Onix Mystic XP1 試聴楽曲 YOASOBI 「勇者」 凛として時雨「SOSOS」 ELLEGARDEN 「風の日」