スタッフレビュー詳細
リニアリティの追求
FitEarの定番機「MH335」の新たなモデルがついに出ました。外見上の違いとしては、ベースとなった「335DW」と比べてステムの部分が長いことです。
試聴機にはイヤーピースが装着されていますが、しっかりとしたホールド感です。
音は「335DW」と比べて、豊かな低音で全体的に量感が多めかなと感じました。ですがほかの帯域に関しては埋もれることなくきっちり主張してきます。
モニターライクというよりも、少しリスニング寄りに味付けされていると感じました。レスポンスがしっかりしているので、どんな音源にも使えるのではないでしょうか。
モニター用途の「335DW」とモニター・リスニングの両方で使える「335ht」。どちらが皆様の好みでしょうか。ぜひご試聴ください。
再生環境:SE200(ESS側)→MH335ht
試聴楽曲:official髭男dism「pretender」
花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」
ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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もい
@e☆イヤホン 秋葉原店
須山補聴器
FitEar MH335ht
¥204600 税込
ふわっと優しい低音カスタム
MH 335DWを元に設計などを見直したこの機種は、引き継がれた低音の量感はもちろんのこと、中高域に伸びがあるので非常に見通しが良く聴きやすいです。 また、中域も近いのでリスニング用途でも使用可能な1本だと感じました。335 DWと比べると音が柔らかくなり優しさと力強さを感じるような印象でした。 ステージで使用する場合なら335 DWはアタック感が強くリズムが取りやすい低音でリズムを取るボーカルの方などはそちらが良いかと。 低音全体を見渡せるように聴きたい方や低音のモニターをするなら「MH335ht」がおすすめです。
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ばらね
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
須山補聴器
FitEar MH335ht
¥204600 税込
いつもの曲がもっと楽しくなる!
MH335htはモニターらしい正確さと、リスニングらしい表現力の両方を兼ね備えたサウンドだと感じました。中低域メインで楽しく音楽を聴きたい方におすすめです。 各音域の繋がりは、かなり滑らかでまとまった印象です。MH335DWの強みである低域はこちらのモデルでも目立ち、全体的なバランスでいうと「低域 > ボーカル&メロディー > 高域」といった量感です。ボーカルとメロディーの距離感が近く、MH335DWに比べてメロディーを感じやすくなっていると思います。 MH335DWのぎゅっと詰まったこってり感が少しほぐれて、ふわっと音に包まれるような感覚になりました。音が深いところからぐっと湧いてきて、ふわっと広がり頭の上から降りてくるような不思議な体験。濃いサウンドが好きだけど程よい抜けがほしい、メロディもしっかり楽しみたいという方はぜひお試しください。 ※画像は須山補聴器カスタムIEM完成品例です
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Live 5SL 【QDC-LIVE-5SL】
¥110000 税込
鋭い立ち上がりのステージモニター
より分析的で鋭い立ち上がりの低音を求める方へのモニターイヤホン「Live 5SL」です。 Liveシリーズの上位機種「8SL」と異なる点はまず、フェイスプレートです。左右別色のフェイスプレートは同じですが、L側が水晶を彷彿とさせるような非常に透明度の高いシェルとなっています。 もちろん音も異なります。「8SL」は情報量の多さを持ちつつも、くどさを感じさせない低音域を軸とした音作りが特徴的でした。それに対して「5SL」は全体的にスッキリ整いつつも、鋭い立ち上がりをした低音です。「5SL」の方がよりモニターライクではないでしょうか。 ドライバー数も大切ですが、その違い以上にチューニングの重要さが垣間見える「Live 5SL」を是非ご試聴ください。 再生環境:SP1000M→Live 5SL 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
NUARL
Sound:A JAPAN Tuning Edition
¥19800 税込
重低音重視の日本モデル
低域のハリ感・量感、空間の広さを重視した「Sound Japan Tuning」モデルです。 一聴した瞬間にベースラインの唸り方が特徴的だと感じました。まるで生音のような滑らかさと重心の低いサウンドで、楽曲の下支えをしっかりしています。ボーカルも柔らかくつややかで、少し距離感はありますが聴きやすく、一歩引いた位置から鳴らすので分かりやすいです。高域も伸びやかで、天井のないような綺麗な伸び方をします。全体的に女性ボーカル向きな印象を受けます。実際に結束バンド「星座になれたら」で試聴しましたが、ピッタリだと感じました。 筐体は同じくNUARL「OverTure」と同じ形を採用しており、二回りほど縮小しているようです。全てが金属だったOverTureとは違い、内側は樹脂で成形されているので軽くて良い装着感です。長時間の試聴でも問題ないのではないでしょうか。 女性ボーカル物や低域の滑らかさを求める方にオススメです。ぜひご試聴ください。 試聴環境:AK100MKII→Sound Japan Tuning Edition 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M15s 【FIO-M15S-B】
¥176000 税込
マルチでパワフルな上位機
小さいボディに圧倒的パワーと、多彩な出力で様々な用途に使える「Fiio M15S」です。 音質としては上位機種譲りの解像度の高さと前に出てくる締まったクリアな低音、空間の広さが特徴です。 今回もいつもの2曲で試聴しました。「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」ではハリのあるバスドラムに透き通ったボーカルが乗り、パッケージとしての完成度の高さが感じられました。 ナチュラルめに表現する上位のM17と違って全体的に元気なサウンドです。 「Pretender」では弾むようなピアノの音色と、つややかなベースラインが合わさりやはりこちらも全体的なまとまりがあって楽しく聴きやすいと感じました。 またハードコアやロックなどテンポの速い曲でも持ち前のパワーを生かして小気味よく聴けます。 ステップアップ先に最適なマルチに使えるDAPではないでしょうか。元気なサウンド、ノリよく様々なジャンルの曲を聴きたい方にお勧めです。ぜひお試しください。 再生環境:M15S→SE215 試聴楽曲:Ado「踊」 Official髭男dism「Pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
TAGO STUDIO TAKASAKI
T3-02
¥37400 税込
ナチュラルモニターの定番
ナチュラル系モニターイヤホンの定番「T3-02」です。定評のあるTAGO STUDIOのモニターヘッドホンである「T3-01」と同じく木のハウジングが採用されています。 T3-02には、BOX-IN-BOX構造という一般的なプロユースのレコーディングスタジオに用いられている建築構造の方式を採用しており、高い遮音性が特徴です。イヤーピースはSpinFitのシリコンイヤーチップが付属しており、装着感が良好です。 音はナチュラルで、音源に対して忠実に出してくれるように感じました。定位や空気感がしっかりしておりさすがのクオリティです。また、残響感や距離感も自然です。 ナチュラルなサウンドなので聴き疲れしにくく、長時間のリスニングにも使用できます。まさに万能という言葉がふさわしいです。 コネクタが独自規格ではありますが、純正のバランスケーブルも別売りであり、e☆イヤホン・ラボのobsidianやIoliteなども使えるのでケーブルも選べます。 ナチュラル系モニターサウンドの定番であり、優しい柔らかい音でリスニングにも使える万能派「T3-02」を是非ご試聴ください。 再生環境:SE200(ESS側)→T3-02 試聴楽曲:official髭男dism「pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」