スタッフレビュー詳細
隠れた名機のアップグレード版が登場!
前作の通常のSG-01は低音がしっかり出つつ高域が少し刺さる印象だったのですがアップグレード版では高域がマイルドになりつつ中域が少し前に出て全体の解像度が上がっています。
前モデルもバランスがよくジャンルを問わないイヤホンでしたが高域がマイルドになったことにより全帯域が聴きやすくなり更にバランス良く、オールジャンルを楽しめる音になったのではないかと思います。また低音は前モデル同様厚みこそないもののしっかり出ているのでロックバンドなど聴かれる方には特におすすめしたい一本ですね。
なにより変わったのは見た目です。筐体は前モデルの洗練されたデザインはそのままにシックなメタリックグレーから鮮やかな偏光ブルーに。ケーブルもブラックからシルバーに変わり一気に映える見た目になりました。見てヨシ聴いてヨシな高コスパオールマイティイヤホンです。
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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さばたん
@e☆イヤホン 秋葉原店
NOBUNAGA Labs
COMBINEシリーズ(イヤホン用)
浮舟 (Ukifune)3.5mmステレオミニ/MMCX【NLC-FNE】
¥18800 税込
聴き分けやすい音に
銅と銀の合金導体のケーブルです。 一聴しての第一印象は「全体的に見通しが良くなった」でした。私が試聴する際に使用したSHURE SE215 Special Editionはボーカルを近く感じる印象のイヤホンなのですが、ボーカルの帯域が一歩後ろに下がるため、全体の見通しが良くなったような感じです。分離感もやや向上するため一音一音しっかり聴きたい方にオススメできます。 また、曲やイヤホンによってはドンシャリだと感じる場合があるかもしれませんが、サウンドバランスは大きくは変わらないので、お持ちのイヤホンの音を活かしつつ広がりを求める方にもピッタリだと思います。 取り回しが良い点も普段使いに最適です。ぜひお試しください。 試聴楽曲 シンガーズハイ『Kid』 原口沙輔『人マニア』 千也茶丸『なんとなく』 試聴環境 SHURE SE215 Special Edition iPhone 12mini apple純正3.5 to Lightning
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さばたん
@e☆イヤホン 秋葉原店
radius
NEKO 完全ワイヤレスイヤホン
シロ
¥8822 税込
猫愛の極み
生粋の猫好きである私が大歓喜!のワイヤレスイヤホンが、人気オーディオブランドradiusから登場しました。 まず目に留まるのは、猫が丸まった形状のケースです。「シロ」「クロ」「ミックス」計3種類の柄の子がいるので、どの子をお迎えするか迷います。ケースの器の部分にはおさかな型のバッテリーランプが搭載されており、細かいところまで可愛さが詰まっています。また、蓋となる猫の部分より器部が小さく作られているところも、狭い箱に入りたがる猫の習性を表しているようで愛らしいですね。 イヤホン本体は個体差のあるマーブル模様になっていて、まったく同じ柄の子が一匹もいないというのは、まるで自分だけの猫を飼っているような特別感があります。 本体サイズはとてもコンパクトで、かなり耳の小さい方でも難なく装着できる印象です。多くの方にフィットしやすいのではないかと思います。ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、フィット感が良いため物理的な遮音性は高く感じました。 さて、こちらのイヤホンの醍醐味はなんといっても、イヤホンから流れるアナウンスが「猫の鳴き声」になっている点です。この「猫の鳴き声」は、実際に猫を飼っているわたしが聴いてもリアルだと感じるほど再現性が高いです。ケースから取り出して耳に装着すると、電源ONで『みゃー』と鳴きます。そこからペアリングモードになり、接続されるまでずっと『ゴロゴロ……』とのどを鳴らし続けます。ずっと聴いていたいところですが、再生端末と接続すると電源ON時よりも元気な声で『にゃー!』と鳴きます。スマートフォンと接続した際に接続中着信があると『鈴の音』が鳴りますが、この時の『鈴の音』は首輪に鈴がついている猫が首元を後ろ足で高速で掻く時の『ちりりりりりっ』というようなちょっと鈍い鈴の音です。接続を解除すると『みょんぉんぉん』となんとも言えない声で鳴きます。そのままイヤホンを装着したままにしておくと再びペアリングモードになるので『ゴロゴロ……』とのどを鳴らし始めます。そして接続すると『にゃー!』。あまりにも可愛すぎてわたしはこの一連の動作をしばらく繰り返し続けました。 本体再生時間約3.5時間、ケース込みで約17.5時間と普段使いには十分なバッテリー容量です。本体のバッテリー残量が少なくなると『ごはぁぁあん』と空腹を訴えてくるので、ケースにしまって充電してあげてください。(体感訴えかけるような『にゃぁぁあん』でした) ちなみに『ゴロゴロ……』が可愛くて、ペアリングをせず70秒間放置してしまった場合も『みゃー……』と起動時より気持ち元気のない鳴き声と共に電源OFFになってしまいます。 忘れてはいけないのは、こちらイヤホンですので音質面に関してです。音質は全体的にバランスが良く、一音一音クリアなので様々な楽曲に合いやすい音だと感じました。その中で低音は一歩前でしっかり鳴っています。可愛い見た目とは裏腹に力強いサウンドです。リーズナブルな金額の中に「こだわり」「かわいさ」「良い音」が詰め込まれています。 ワイヤレスイヤホンという現代社会で常に持っておきたいアイテムと、常に一緒にいたい存在の猫が組み合わさった「NEKO」。そしてこの「NEKO」は、売上から1台あたり20円が保護猫活動団体へ寄付されます。猫好きが癒しをもらえ、猫が幸せに暮らせるようにお手伝いができる。猫好きなら一台は手に入れておきたいアイテムですね。ぜひあなただけの“猫”をお迎えして、末永く一緒にいてあげてください。 《試聴楽曲》 DISH//「猫」 ヤバイTシャツ屋さん「ネコ飼いたい」 The Kiffness「I Go Meow」 《試聴環境》 iPhone12 mini
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さばたん
@e☆イヤホン 秋葉原店
AUDEZE
MM-100
¥76230 税込
手軽にAUDEZEサウンドを
ハイエンドモニターヘッドホンで人気のAUDEZEから、AUDEZE製品の中では比較的お求めやすいヘッドホンが登場しました。 まず、ハイエンドモデルとの大きな違いとして、ケーブルが挙げられます。ヘッドホン端子は既存モデルで使用されていたminiXLR両出しから、リケーブルの幅も広い片側3.5mmになりました。ヘッドホンには両側に3.5mmの受け口がありますが、どちらか片側に差し込むと音が鳴るため、使用環境に応じてどちらに挿すかを選べます。 さらに、ハイエンドモデルとの違いとしてヘッドバンドも挙げられます。「MM-100」のヘッドバンドはネジ式になっており、細かなサイズ調整こそできませんが、使用ごとに調整する手間や、長期間の使用でヘッドバンドが緩む心配がない点は嬉しいポイントです。 また、475g(本体のみ)と同メーカーの他モデルと比べて比較的軽量で、イヤーパッドに厚みがありホールド力はほどほどにあるものの側圧は強すぎず、優しい装着感です。 音質に関しては全体的に中心に寄っており、特にボーカルが一歩前に出ている印象です。開放型ヘッドホンで抜けがちな低域も、量こそ多くないもののしっかりアタック感があり、横に広がりを感じます。全帯域のバランスは良いですが、個人的にはモニター用途よりもリスニング用途として楽しめるサウンドだと感じました。 モニター用途として使用する場合、ボーカル表現の近さからボーカルモニターとして適していると思います。ROCKやPOPSなど、バランスよく楽しく聴ける楽曲を楽しみたい方に特にオススメしたい一台です。
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さばたん
@e☆イヤホン 秋葉原店
intime
脂 (KOTTERI) MarkII -コッテリマシマシ-
¥18000 税込
もっと硬く!濃く!多く!をご堪能あれ
e☆イヤホンPRスタッフ「はまちゃん」チューニングイヤホン脂 (KOTTERI)が『マシマシ』になって帰ってきました。 まず、前作のベースモデルは「intime 轟/煌」でしたが、今作は「intime 翔 DD」となり、形状が丸みのあるやわらかいデザインになっています。また、前作は左右で配色が異なりましたが、今作は左右で統一されたスモークブラックのシックな色味で、普段使いしやすいデザインになっています。 音質について、低音好きな私としては前作のチューニングがとても気に入っていたので、『マシマシ』になったサウンドにとても期待していましたが、結論から言うと、期待以上の結果でした。前作は「とにかく重低音」というコンセプトに忠実で、それはそれで楽しい音でしたが、今作の『マシマシ』ではイヤホンとしての完成度が一段と高くなり、重厚な低音の中でも輪郭を失わずに解像度が向上した印象で、低音そのものもベース重視という鳴り方から、全体のバランスが良く深みのある低音に進化したように感じました。「KOTTERI」らしい臨場感や迫力も充分で、前作同様ライブ音源にもぴったりですが、今作はより幅広いジャンルで楽しんでいただけるイヤホンになっていると感じました。 他にはない個性的な音をお求めの方や、普段低音イヤホンを使わない方でも1本持っておく価値があると思います。 【試聴楽曲】 ・ロトカヴォルテラ/KEYTALK ・全方向美少女/乃紫 ・悪魔のキッス/悪魔のキッス(戦慄かなの&かてぃ) 【試聴環境】 ・iPhone12mini ・Apple純正Lightning to 3.5mmアダプター