リケーブルによる変化をしっかり味わいたい方に

高音域を際立たせることで、高解像度で反応性の良い金属音がお持ちの機器のグレードを向上させてくれます。 高純度銀と単結晶銅を使用したことで、音の歯切れの良さと厚みが絶妙に両立しています。NyX Pro用に開発されたNyxPinは、コネクタが緩みにくく、扱いやすいという印象です。特徴的な点として、長さが異なる0.78 2Pinコネクタが2種類付属しており、イヤホンに合わせて交換が可能です。 音質については、定位がはっきりしており、全体の締りが良好です。音場は広がりが少ないため、音がダイレクトに聴こえます。低域は膨らみすぎず、タイトであり、その分中域の主張が目立っています。高域は非常に張りがあり、伸びやかに鳴っています。 いくつかのイヤホンで試聴したところ、ケーブルの特性がイヤホンに影響を及ぼすため、音質の変化が非常に明確でした。 音に締りを加えたい方、くっきりとしたサウンドを求める方、タイトで張りのあるサウンドを望む方におすすめです。

色々試せる！ステップアップにこのイヤホンを！

SHANLINGからフィット感が良い、小柄でカスタム性に富んだイヤホン「MG100」が発売されました。 まずは装着感から。小さめながらも、軸の部分は少し長めなので耳の奥まで入ってしっかりと密着してくれます。耳から飛び出ることもなく、おさまりもいいです。 このイヤホンには2種類のフィルターが付属しており、オールラウンドに使える「スタンダード」と、低域がブーストされる「アンビエンス」で、聴きたい楽曲に合わせて音質を変更できます。また、プラグを3.5mm3極標準と4.4mm5極バランス接続で付け替えもできるので、変化を試してみたいという方にもおすすめです！ 肝心の音質については、スタンダードフィルターの3.5mmプラグを基準としました。少しドライで柔らかめな音で、低域から高域までバランスよく鳴らしてくれます。 アンビエンスにするとグッと低域の深みが感じられ、少し量感が増えます。中高域を隠してしまうような鳴り方ではなく、後ろから優しく包み込むような低域に変わります。 また、4.4mmバランス接続にすると音の輪郭がはっきりとし、各帯域の主張が強くなります。ここを好みで使い分けできるのは嬉しいですね！ フィルターやプラグを交換することで自分好みの音に近づけつつ、気分で使い分けできるエントリークラスからのステップアップにピッタリなイヤホンです。ぜひお手に取ってみてください！

3つの芯材による三位一体のサウンド

今回ご紹介するのはPanther Audio (パンサーオーディオ)から発売されたケーブル「幻神」です。高純度金メッキ純銀＋純銀＋リッツ単結晶銅という豪華な芯材の組み合わせのケーブルです。 見た目は黒を基調としたプラグカバーなど、高級感があります。 音質は各帯域それぞれの主張がしっかりとしていながらもまとまりのある音です。中高域の弾むような独特な音はこのケーブル最大の魅力です。ギターの押し出しは強く鋭さを感じられるものの決して尖り過ぎず、程よい丸さを感じられるサウンド。低域は音の立体感を演出しつつ、硬すぎない音色で中高域をしっかりと引き立ててくれます。 今回は同社のイヤホン「DAWN」に組み合わせてみたところ、BAドライバー1基とは思えない情報量の多さを感じました。見た目、音質共に高級感のあるケーブルです。ぜひ一度お手に取ってみてください。 試聴楽曲 電脳/V.W.P folern/ぬゆり Dirt/藍月なくる

あのSvanar Wirelessシリーズがお手頃に！

話題となったハイエンドモデルの完全ワイヤレスイヤホン“Svanarシリーズ”に新たな仲間が加わります！　その名も「Svanar Wireless Jr」‼ 全体的にカラーリングが白系に統一されたことで、女性も使いやすいおしゃれなデザインだと感じました。また、Svanarシリーズ共通の形で装着感がとても良いです。ハウジングがやや大きめですが、耳にしっかりとフィットしてくれるので、着けていて違和感がありませんでした。 肝心の音質は、シリーズの中で一番低域寄りで遊び心のある音です。空間は狭めですがその分ダイレクトに響く低域、特にキックが魅力的！　中高域はSvanarシリーズ特有の音の立ち上がりの速さを継承しつつ、丸めな音で刺さりが少なく聴き疲れしにくい音です。 曲のジャンルとしてはEDMが特にオススメです！　迫力満点な低域とレスポンスの良い中高域で、さらにテンションを上げちゃいましょう！ シリーズ内では比較的お求めやすい価格帯でも、しっかりとハイエンドモデルのエッセンスを感じられます。見た目もカワイイ「Svanar Wireless Jr」をぜひ一度お手に取ってみてください！ 【試聴楽曲】 Library of Omen/KARUT BlazinG AIR/kanone StufeStern/Feryquitous

この価格でHIFIMANサウンドが⁉

音質特化の高級機として話題となった「Svanar Wireless」に近い音質を、よりお手軽に味わえるイヤホン「Svanar Wireless LE」！　今回は「Svanar Wireless」と比較しつつレビューします！ まずデザインについて、前作は黒でしたが、今作では小豆色になりました。また、本体の内側の黒い部分がカーボン調から、今作では黒いプラスチックに変更されています。 性能面ではバッテリーが今作で向上し、HIFIモード使用時に4時間→5時間と1時間長くなっています。それ以外のモードでは前作と変わらずANCモード、約6時間、通常モードで約7時間使用できます。 音質はフラット寄りで、ボーカルとベースラインをしっかりと押し出しつつ、ギターの細かいフレーズまで聴きやすい解像度を持ち合わせています。 前作は解像度高めのクッキリ系サウンドでしたが、対して今作はその傾向を引き継ぎつつ角がとれ、少し重心の下がった聴きやすい音の印象です。特にハイハットの音など、高域の音が刺さらずマイルドに鳴っているので、今作の方が聴き疲れしにくい印象です。 「Svanar Wireless」のエッセンスを継承しつつ価格、音質ともに普段使いしやすくなった「Svanar Wireless LE」。ぜひお手に取ってみてください！ 試聴楽曲 ミントブルー・ガール/Endorfin. 星月夜/CaS 宿星審判/suzu