スタッフレビュー詳細
音、外観共に重厚になって帰ってきたARTHA!
【外観】
シェル素材に採用された銀にシルバーアクセサリーを彷彿とさせるデザインが施されており、重厚感と堂々としたオーラを身にまとっています。装着時の見た目も、まるで高級な装飾品を身につけているかのようで、個人的にはとても格好よく感じました。
【音質】
通常モデルの「ARTHA」と比較してみると、今回のARTHA Argentumは音の厚みや重厚感が全体的に増し、中高域には銀筐体ならではの余韻と輪郭のタイトさが加わったような印象を受けました。重厚なサウンドの中で鳴るスネアなどのパーカッション系の音は非常に気持ちいいです。
また、通常モデル同様に音質変化スイッチが搭載されており、専用の器具などを使わずとも簡単に音の傾向を切り替えることができます。全てオンの状態と全てオフの状態で試聴してみましたが、より濃密で重厚なサウンドを楽しみたい方には全部オンがおすすめです。
【試聴環境】
iPhone 13 mini + Fiio BTR7
【試聴楽曲】
・ROCK枠:Machine Gun Kelly, Yungblud & Travis Barker - I Think I’m OKAY
・HipHop枠:Machine Gun Kelly, Trippie Redd - Candy
・EDM枠:Flux Pavilion x Doctor P - 24/7
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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たけ
@e☆イヤホン 秋葉原店
HiBy Digital
M300
Blue
¥26442 税込
初めてのDAPに新たな選択肢!
HiBy Musicのサブブランド「HiBy Digital」から、手のひらサイズのユーティリティDAP「M300」が登場! 触ってみて最初に驚いたのは、Android13をベースにカスタムされたOSがスマートフォンに匹敵するぐらいスムーズな動作であった点です! 普段お使いいただいているスマートフォンと遜色ない操作感で、違和感なくお使いいただけると感じました。 また、サイズ感は手のひらサイズのコンパクトさ、かつ重さもDAPの中では軽い部類に入るもので、私が普段使用しているiPhone 13 miniとほぼほぼ同じ重さのように感じました。 さらに、コンパクトな筐体ながらも様々な機能を備えており、DAPでは珍しくスピーカーとマイクも搭載されています。もうほとんどスマートフォンと同じ機能が備わっておりますね。 肝心の音質に関しては、シーラス・ロジック社製のDACチップを搭載しているということもあり、高解像度で滑らかながらも程よく粒立ちのいいサウンドで、いつまでも聴いていられるような心地よい音質であるなと感じました。 総評といたしましては、スムーズな操作感、持ち運びしやすいコンパクトな筐体、シーラス・ロジック社製のDACチップを搭載した申し分のない素晴らしい音質は、まさしく最初のDAPとしてもサブ機としてもおすすめしたい優秀な一台です! 【試聴環境】 試聴イヤホン:Empire Ears Valkyrie,イヤホンケーブル:hakugei white peony 【試聴楽曲】 ROCK枠:Slipkonot - Psychosocial HipHop枠:Eminem - The Ringer EDM枠:Skrillex, Alvin Risk - Fuji Opener
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たけ
@e☆イヤホン 秋葉原店
ONIX
Alpha XI1
¥18810 税込
【迫力と繊細さの共存】
見た目は黒を基調とした本体に、差し色でゴールドが施されており、ゴージャスな印象です。中央にはOLEDディスプレイが配置されているため、現在のボリュームなども一目で分かり、使い勝手も非常に優れていると感じました。 音質については、音の距離感が全体的に近めで、解像度も高く、音の輪郭をしっかり捉え、細かい音も綺麗に表現されている印象を受けました。低域は量感が増し、中高域は一歩前に出て聴こえるサウンドで、上述した近めの距離感と解像度が相まって、迫力がありながらも繊細さを兼ね備えた、疾走感のあるスッキリとしたサウンドが非常に心地よいです。 また、個人的にはディスプレイのフォントが変えられるなどの遊び心がある点も非常に好感が持て、非常に推したい製品だと感じました。 【試聴環境】 試聴環境:iPhone 13 mini+Alpha XI1+Empire Ears Valkyrie 【試聴楽曲】 ROCK枠:Linkin Park - The Emptiness Machine HipHop枠:MFS - Don't EDM枠:ILLENIUM - Feel Good (with Daya)
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たけ
@e☆イヤホン 秋葉原店
final
D8000 DC Pro Edition 【FI-D8DPPAL】
¥598000 税込
進化を遂げて帰ってきたD8000 PRO
【外観と作り】 「D8000 DC Pro Edition」は日本の神奈川県川崎市にある自社工場で生産されており、日本の精密なものづくりを感じさせるしっかりとした作りです。 【装着感】 旧モデルより93グラムの軽量化が図られ、装着感が大幅に改善されました。これにより、長時間の使用でも快適に音楽に没頭でき、使用者の疲労感が軽減されると感じました。 【イヤーパッド】 新開発のイヤーパッドには、和紙を使用した特殊な生地と通気性に優れた発泡体が組み合わされており、非常に快適な着け心地です。この改良によって、長時間のリスニングでも旧モデルより疲労感を感じにくくなっています。 【音質】 中高域: 旧作「D8000 Pro」と比べて、一音一音がよりクリアで繊細に、そして美しく聴こえます。 低域: 旧作譲りの迫力ある低域が健在で、その力強さをしっかり感じられます。 空間: 新開発のイヤーパッドの影響で音の距離感が広がり、音場がより広く感じられるようになりました。 【総評】 装着感が大幅に改善され、音質においてもさらなる磨きがかかっています。特に低域と中高域のバランスが取れており、ジャンルを問わず聴きやすい一本です。幅広い音楽ジャンルに対応できる点から、多くの音楽愛好者におすすめできる製品だと感じました。 【試聴環境】 試聴プレイヤー: iPhone 13 mini + ADI-2 DAC FS 【試聴楽曲】 ROCK枠: AS IT IS, Holding Absence, Lucas Woodland - Dial Tones X (feat. Holding Absence) HipHop枠: Dr. Dre, Snoop Dogg/Ice Spice - Next Episode Dub (Ajay Edit) × Deli (Bxwdy Blend) EDM枠: G Jones - Which Way
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たけ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Oriolus
OA-JC5
¥24200 税込
【初めての真空管アンプにオススメ】コストパフォーマンスに優れた真空管アンプ
外観に関しては、無骨で洗練されたデザインです。個人的にはこの基盤などが丸見えになっている無骨さが男心をくすぐる、カッコいいデザインだなと感じました。 また、本体下部にはLEDが搭載されており、暗い場所では真空管の暖かみのあるオレンジ色の光と下部の青色のLEDが、かなり映える空間を演出してくれるのではないかと思います。 音質については真空管ならではの暖かみはもちろん、パワーもあり、低域の豊かさと肉厚感をしっかりと増強してくれるアンプだと感じました。 今回は、価格帯の近いエントリー据え置きDACアンプ3機種と接続し、それぞれ比較を行いました。 1.「OA-JC5 + ZENDAC3」 ZENDAC3の持つ濃密な音と低域をさらにパワーアップし、とにかく気持ちのいいブーミーさと迫力が特徴的でした。 2.「OA-JC5 + K11 R2R」 この組み合わせでは中域にフォーカスが当たる印象を受けました。低域に程よい豊かさがありつつも、中域が少し前に出ているように感じました。 3.「OA-JC5 + K7」 3機種の中ではこの組み合わせが最も解像感と迫力のバランスが良く、特定の帯域が突出している印象もありませんでした。低域の豊かさがありつつも、中域や高域が埋もれることなく、全体的にバランスが取れているように感じました。 真空管アンプにトライしてみたい方や、今お手持ちのDACにもう少し低域の豊かさを追加したい方には、かなりおすすめの一台です。 【試聴環境】 試聴環境: 『iPhone 13 mini + OA-JC5 + ZENDAC3』 『iPhone 13 mini + OA-JC5 + K11 R2R』 『iPhone 13 mini + OA-JC5 + K7』 【試聴楽曲】 ROCK枠: Hot Milk - Glass Spiders Hip Hop枠: FUFU - Cereza (with Persy) EDM枠: Boom Boxcartel, Nessly - Moon Love