スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
SENNHEISER
HD 560S
¥26928 税込
艶やかなモニター機
整った音でモニター傾向のヘッドホン。しかし、しっかりと音楽の楽しさも味わえるヘッドホンです。 サウンドバランスは僅かに低域に寄ってはいますが、そのおかげでリスニング用途で運用できとてもありがたいです。 また、開放型の特性が上手く生きており高域表現も際立って聴こえてきます。 モニター寄りのサウンドからドライな空気感を想像していましたが、しっかりと艶感のある音が鳴っています。 特にボーカルやピアノ、ストリングスが抜け感とあいまって美しい音色で聴けます。 装着感についてはベロア生地のイヤーパッドの肌触りが良く側圧もそれなりで特に不満を感じません。 少しパワーは必要になりますが、癖なく非常に使いやすいので初めて開放型を検討されている方におすすめです。 ぜひお試しください。 試聴楽曲 森羅万象「琥珀の海に地球浮かべたら」 Adust Rain「Nevxxxxerland」
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よしけい
@e☆イヤホン 秋葉原店
FOCAL
Clear Mg Professional
¥232650 税込
The Professional
Focalが送るクリエイター向けのヘッドホンとしてClear Professionalがありました。Clear Professionalはその音源の再現性の高さからモニターヘッドホンとしてはもちろん、リスニング用途としても人気の名機でした。それがClear Mg Professionalとして新たに生まれ変わりました! 大きな変更点としては、旧モデルはドライバーがアルミニウムとマグネシウムの2種の金属で構成されていましたが、Clear Mg Professional(以下MG)はその名の通りマグネシウムのみに変更され、解像度のさらなる向上を目指したモデルとなります。 ・造形について 旧モデルとほぼ変わらず。450gという比較的重いヘッドホンになりますが、頭にピタッとくるデザインとクッション性の高いイヤーパッドとヘッドバンドのおかげで、着けているのを本当に忘れてしまうほどの装着感の良さ。開放型というのもあり、より自然な形で音楽を聴くことができます。 ・音質について 旧モデルは、開放型でネックになりやすい低域の表現力の高さ、サウンドフィールドの正確さが優秀な部分でした。ただ少しだけ癖があり、扇状のサウンドフィールドにおいて中心角付近が削られ、ボーカル等の本来センターの近くに置いてある音が一歩距離を置いた所で鳴っている印象でしたが、MGはしっかりとした扇状のフィールドになっており、センター付近のサウンドフィールドの表現がグッと広がった形になります。より正確性の増した定位感と純粋に解像度が上がったことで情報量が増えた感じですね。抜けの良い高域やしっかりと迫力をもたらしてくれる低域等、音源に対する再現性の高さがしっかりとうかがえる音質となっています。 ただ、開封してからそこまで時間が経っていない時点でのレビューになるので微妙な周波数帯域のバランスに関しては要検証となります。旧モデルを持っている私でも欲しくなってしまったClear Mg Professional、是非1度ご試聴ください。 試聴音源 [Mili:String Theocracy] [黒沢ダイスケ:INSPION] [下村陽子:Vector to the Heavens] [fox capture plan:Butterfly Effect] [樽屋雅徳:エストレア] [バッハ:G線上のアリア]
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zoo
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M17 【FIO-M17-B】
¥260361 税込
大型筐体から繰り出される会心のリファレンスサウンド
一聴して低域の質感に驚かされます。 芯が通った立ち上がりの強さと余韻が空間に溶けていく上品な甘さが両立し、抜群の聴き心地です。 FiiO M15と同様に色付けの少ないリファレンス傾向のサウンドで、音の押し出しはやや強めですが、そこにスッとした見通しの良さが加わり音像との距離感を意識しやすくなっている印象です。 合唱曲ではステージ上の各パートの位置関係が正確に描写され、実在感があります。 DCモードで聴くとよりいっそう透明感が増し、音色の美しさが際立ちます。単に出力を上げるだけではなく、音質を向上する目的でも有意義な仕様です。DCケーブルをつなぐことのできる利用環境であれば積極的に利用したいと感じました。 大型の筐体は容易にポケットに入るようなサイズではないため、携帯しながら使用するには工夫を求められます。普段は気軽に使える据え置き機として活用し、移動中にもハイエンドDAPの音を味わいたいという方におすすめです