スタッフレビュー詳細
バランス系エントリーイヤホン
滑らかな低音と確かな解像度で音楽をさらに楽しめる「Vesper 2」です。前作のVesperと比べると、少しハウジングの内側が丸くなったおかげで装着感はさらに良くなっています。
前作はダーク系のカラーでしたが、今作はビビットなイエローと明るいブルーで、選択肢が広がりました。
音としては全体的に柔らかく優しい音です。しかし低音のハリや押し出しや、高音域の伸び、つややかさが上がっていると感じました。メリハリのある音に変化した印象です。
テンポの速い曲でも、持ち前のレスポンスでしっかり鳴らしてくれるため、どんな音源でも使えると思います。
カチッと固めに鳴らすのであれば「Vesper」、柔らかめに優しい音で鳴らしたいというのであれば「Vesper 2」というのも考えられます。
前作より進化し、さらに使いやすくなった「Vesper 2」。エントリーとして、ひとつの選択肢にいかがでしょうか。是非ご試聴ください。
再生環境:iPhone13pro→ifi Audio NeoIDSD BL→Vesper 2
試聴楽曲:BassHunter「All I Ever Wanted」
S3RL「FriendZone」
S3RL「Music is My Savior」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
QoA
Vesper 2
ブルー
¥14770 税込
爽やかかつグルーヴィなサウンド
「ちゅるんと可愛らしいデザインに、初めてみた瞬間心を奪われた!」そんな魅惑的なイヤホン「Vesper2」のご紹介です! ブルーとイエローの2色展開で、両色とも可愛らしいので悩んでしまいますね! さて、みなさまが気になる点としましては、前作「Vesper」とのサウンドの違いかと思います。サウンドで大きく違うと感じた部分は、音の硬さと密度の濃さです。 「Vesper」の特徴は、全体的にグルーヴィーで深みのある低域です。全体的に柔らかく甘めなボーカルが特徴的なイヤホンで、ボーカルが好きな方やジャズや歌謡曲など雰囲気たっぷりな楽曲を楽しみたい方にオススメです。 「Vesper2」はボーカルをスッキリ爽やかに、低域は少しグルーヴィさを残しつつ、若干硬さがあり芯のあるサウンドになったように感じました。 低域の量感は前作と比べると控えめに感じられるかもしれませんが、音に硬さが出たことで1音1音の粒立ちが感じやすくなり、ベースラインのしなり加減も生々しく感じられました。 全体的に音が明るくなり、シンバルなどの金属音も伸びが良く、細やかに鳴らしてくれる印象です。程よい柔らかさとハツラツとしたサウンドはシティポップ等の電子音などとも相性がばっちりです! ボーカルもクリアで繊細なので、ボーカル重視の方にもオススメです♪
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KJ
@e☆イヤホン
QoA
Vesper 2
ブルー
¥14770 税込
気品漂う、新たな顔を見せた「Vesper 2」
前作から好評だった爽やかな装いと音質で帰ってきた「Vesper 2」のご紹介! ビジュアルは相変わらずの大人なデザインで気品が漂います。前作より明るめのカラーリングで、日差しが似合う爽やかな印象です☆ フェイスプレートは手描きで、光の加減でみえ方が変わるというワクワク仕様! 美しい筐体なので、着けているだけでオシャレなアクセサリーをしているという感覚があります。 音質は全体的に爽やかで繊細な印象を受けました。バランスが絶妙で、ダイナミックなサウンドでも、繊細なサウンドでも音の細部まで器用に鳴らしてくれます! 厚みのある伸びやかなボーカルも特徴で、表現力がすばらしいです。特にロックサウンドにピッタリなチューニングだと感じました! 伸びやかな高音と、確かな低音がどちらも味わえる贅沢サウンド。この価格で見た目も音質もハイクオリティな有線イヤホンです!
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Live 5SL 【QDC-LIVE-5SL】
¥110000 税込
鋭い立ち上がりのステージモニター
より分析的で鋭い立ち上がりの低音を求める方へのモニターイヤホン「Live 5SL」です。 Liveシリーズの上位機種「8SL」と異なる点はまず、フェイスプレートです。左右別色のフェイスプレートは同じですが、L側が水晶を彷彿とさせるような非常に透明度の高いシェルとなっています。 もちろん音も異なります。「8SL」は情報量の多さを持ちつつも、くどさを感じさせない低音域を軸とした音作りが特徴的でした。それに対して「5SL」は全体的にスッキリ整いつつも、鋭い立ち上がりをした低音です。「5SL」の方がよりモニターライクではないでしょうか。 ドライバー数も大切ですが、その違い以上にチューニングの重要さが垣間見える「Live 5SL」を是非ご試聴ください。 再生環境:SP1000M→Live 5SL 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
NUARL
Sound:A JAPAN Tuning Edition
¥19800 税込
重低音重視の日本モデル
低域のハリ感・量感、空間の広さを重視した「Sound Japan Tuning」モデルです。 一聴した瞬間にベースラインの唸り方が特徴的だと感じました。まるで生音のような滑らかさと重心の低いサウンドで、楽曲の下支えをしっかりしています。ボーカルも柔らかくつややかで、少し距離感はありますが聴きやすく、一歩引いた位置から鳴らすので分かりやすいです。高域も伸びやかで、天井のないような綺麗な伸び方をします。全体的に女性ボーカル向きな印象を受けます。実際に結束バンド「星座になれたら」で試聴しましたが、ピッタリだと感じました。 筐体は同じくNUARL「OverTure」と同じ形を採用しており、二回りほど縮小しているようです。全てが金属だったOverTureとは違い、内側は樹脂で成形されているので軽くて良い装着感です。長時間の試聴でも問題ないのではないでしょうか。 女性ボーカル物や低域の滑らかさを求める方にオススメです。ぜひご試聴ください。 試聴環境:AK100MKII→Sound Japan Tuning Edition 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
M15s 【FIO-M15S-B】
¥176000 税込
マルチでパワフルな上位機
小さいボディに圧倒的パワーと、多彩な出力で様々な用途に使える「Fiio M15S」です。 音質としては上位機種譲りの解像度の高さと前に出てくる締まったクリアな低音、空間の広さが特徴です。 今回もいつもの2曲で試聴しました。「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」ではハリのあるバスドラムに透き通ったボーカルが乗り、パッケージとしての完成度の高さが感じられました。 ナチュラルめに表現する上位のM17と違って全体的に元気なサウンドです。 「Pretender」では弾むようなピアノの音色と、つややかなベースラインが合わさりやはりこちらも全体的なまとまりがあって楽しく聴きやすいと感じました。 またハードコアやロックなどテンポの速い曲でも持ち前のパワーを生かして小気味よく聴けます。 ステップアップ先に最適なマルチに使えるDAPではないでしょうか。元気なサウンド、ノリよく様々なジャンルの曲を聴きたい方にお勧めです。ぜひお試しください。 再生環境:M15S→SE215 試聴楽曲:Ado「踊」 Official髭男dism「Pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
TAGO STUDIO TAKASAKI
T3-02
¥37400 税込
ナチュラルモニターの定番
ナチュラル系モニターイヤホンの定番「T3-02」です。定評のあるTAGO STUDIOのモニターヘッドホンである「T3-01」と同じく木のハウジングが採用されています。 T3-02には、BOX-IN-BOX構造という一般的なプロユースのレコーディングスタジオに用いられている建築構造の方式を採用しており、高い遮音性が特徴です。イヤーピースはSpinFitのシリコンイヤーチップが付属しており、装着感が良好です。 音はナチュラルで、音源に対して忠実に出してくれるように感じました。定位や空気感がしっかりしておりさすがのクオリティです。また、残響感や距離感も自然です。 ナチュラルなサウンドなので聴き疲れしにくく、長時間のリスニングにも使用できます。まさに万能という言葉がふさわしいです。 コネクタが独自規格ではありますが、純正のバランスケーブルも別売りであり、e☆イヤホン・ラボのobsidianやIoliteなども使えるのでケーブルも選べます。 ナチュラル系モニターサウンドの定番であり、優しい柔らかい音でリスニングにも使える万能派「T3-02」を是非ご試聴ください。 再生環境:SE200(ESS側)→T3-02 試聴楽曲:official髭男dism「pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」