スタッフレビュー詳細
可愛い見た目の有能マイク
卵型のかわいい筐体ながらも確かな性能を備えた小型USBコンデンサーマイク「Seiren Mini」です。
コンデンサーマイクといえばXLR端子を利用するものが多く、USB接続のものはあまり多くはありませんでした。そこに名乗りを上げたのが「Seiren Mini」です。従来のコンデンサーマイクとは違いUSBで接続できるので、手軽に音声通話の質をより向上させられます。
集音パターンに「スーパーカーディオイド」という方式を採用しているために、タイピング音やマウスのクリック音などの余計な音が入りにくいです。また、ショックマウントを内蔵しているため、ノイズも抑制されています。
実際に使用してみると、音質としては非常にフラットでクリアな音質です。より上位の機種と比較しても遜色のない音です。また、デスクに置いて使用してもそれほどノイズが入りませんでした。
小型なので他のデバイス分のスペースを確保しやすいことも利点のひとつです。総合的にみるとエントリーモデルとしてはかなり優秀です。色も三色展開なので他のデバイスや部屋の雰囲気とも合わせやすく使いやすいマイクではないでしょうか。
初めてのコンデンサーマイクや、ヘッドセットからの移行を考えている方にオススメです。
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Quintet
¥32780 税込
ニュートラルな多ドラ
ハリのある低域と艶感と軽やかさを両立する高域で音楽を楽しめるミドル帯イヤホン「Quintet」です。 メタリックシルバーのフェイスプレートに、ブラックのシェルは落ち着いた配色で使いやすいデザインです。シェルの形状も適切に成形されており快適な装着感です。耳の小さな方でもイヤーピースを変えれば入れやすいかと思います。 音は解像度が高く、過度な味付けがないニュートラルに近いサウンドです。ベースやギターは適度な弾力があり聴きごたえがあり、中高域はスッと粒立ちもありつつ伸びる万能機です。ゆったりとした曲やテンポの速い曲でもしっかりと鳴らし、音楽のうま味を逃しません。 ニュートラルにクセのないサウンドでジャンルを選ばない「Quintet」は1本持っておいて損はなさそうです。様々なジャンルを聴く方や、すっきりノリよく音楽を聴きたい方にオススメのイヤホンです。 再生環境:iPhone13Pro→Ifi-audio Neo iDSD BL→Quintet 試聴楽曲:サカナクション「さよならはエモーション」 Mili「world.execute(me);」 Steve Aoki, Daddy Yankee, Play-N-Skillz & Elvis Crespo 「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
HAKUGEI
Healer 4.4mm
MMCX 4.4mm 5極 ストレート
¥19800 税込
ケーブル界のモビーディック
低音表現の余韻と高音の煌びやかさが癖になるHAKUGEIのエントリーモデル「Healer」です。 このケーブルは「高純度無酸素銅 OFC リッツ線」です。プラグや分岐部にはアルミ合金製のパーツを使っておりビルドクオリティも非常に高いです。 音質は沈み込む低音の綺麗な余韻と、伸びやかな高音域が特徴として挙げられます。音場がある程度広くなり、空間表現が得意だと感じます。横も広くなりますが、ボーカルが遠くなることはありませんでした。 今回もいつもの二曲で試聴しました。「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」では小気味良くリズムラインを聴けます。弦の残響感なども上手く表現されているのでクセになります。また、解像度と空間表現力が上がったおかげか、ボーカルの響きも伸びやかに聴こえるため非常に爽やかに聴けました。 「オドループ」では男性ボーカルの力強さを感じられました。しかし、音の粒立ちもしっかりしているので、ジャンルを問わず使いやすいケーブルだと思います。 ビルドクオリティが高く、音もクセがなく使いやすいHAKUGEIの「Healer」。この価格帯の新定番になるのではないでしょうか。 再生環境:M11PlusESS→SE215 試聴楽曲:フレデリック「オドループ」 Official髭男dism「Pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜,
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Yongse
Elite Ag8
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥5670 税込
解像度高めの万能機
「解像度高めで、ボーカルにフォーカスを当てて聴きたい」そんなあなたにオススメなのがYongse (ヨンセイ)「Elite Ag8」です。 このケーブルは純銀導体の8芯で作られています。ケーブルは割と太めですが、柔らかくて取り回しが良いので扱いやすいです。また、イヤーループ仕様ではありませんが、太めのケーブルが耳の裏でグリップしてくれるので装着感はいいです。 音に関してはボーカルが近くなり、低音の押し出しが強くなるのが特徴です。EDMやハードコアなどに使いやすい印象です。解像度も高く定位もカッチリとしているので、最初の1本としては特に違いが分かりやすいと思います。 今回の試聴曲は「速水奏『Hotel Moonside(Extended Live version)』」です。低音の押し出しが強くなったことで、EDMらしさを十分に引き出してくれます。また空気感の表現もしっかりしているので、ライブ感を良く感じました。ボーカルを近くに感じられるので、アニソンなどの声を楽しみたい楽曲などでも十分に使えるクオリティです。 楽曲の空気感を味わいたい方やグルーヴィーな楽曲を聴く方にオススメしたい1本です。 再生環境:iPhone13Pro→5/COSMOS 試聴楽曲:速水奏「Hotel Moonside (Extended Live version)」 サカナクション「Aoi」 「さよならはエモーション」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
伸びやかさ・艶やかさ・聴きやすさ
全体的に伸び感があり、あっさりとしていて聴きやすいながらも音楽を楽しめる日本ディックスの「Scyne α01」です。 日本ディックスといえば、金属コア入りイヤーピース「COREIR」シリーズや、確かなビルドクオリティで様々なイヤホンに使われているPentaconnプラグなどで有名なメーカーです。その日本ディックスからのイヤホンが満を持して登場します。 全体的に艶感がありつつも、くどくならない絶妙なラインのサウンドが特徴的です。特にボーカル帯が聴き取りやすく、ブレスの1つ1つまで丁寧に、あでやかに表現します。楽器も低域のレスポンスや高域のキレもバランスよく持ち合わせており、「聴きやすい、いい音」という印象を抱きました。 装着感も小ぶりでイヤーフィンのような形状をした部分が耳にしっかりとフィットするので違和感を感じさせません。軽量なので長時間の使用でも問題なさそうです。 伸びやかであっさりとしながらも艶やかさも持ち合わせる万能ハイエンドイヤホン「Scyne α01」、様々なジャンルの音源を聴く方にオススメです。 試聴環境:iPhone 13 Pro → UP5 → 「Scyne α01」 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」、ネイサン・エヴァンズ「Wellerman」、スティーヴ・アオキ「Azukita」