スタッフレビュー詳細
スイッチで音が変わる⁇
チューニングスイッチを搭載し、様々な音色を楽しめるイヤホン。各スイッチを使用してサウンドをレビューします。(矢印はスイッチの向きを示しています)
まずは、ニュートラルモード【1↓2↓】で聴いてみた感想です。アタック感が強く臨場感のあるサウンドで、迫力を感じさせつつも分離感を維持しています。見通しの良さとアタック感をしっかりと両立できていて好印象です。
次に、それぞれのスイッチを調整した際の感想をまとめます。
【1↑2↑】
ニュートラルモードよりもさらにアタック感が増し、音場にも広がりを感じました。音場が広めの楽曲を聴いていると、LIVE音源感が出たような印象もありました。個人的には全てのモードの中で、一番音楽を楽しみながら聴ける音だと思いました。
【1↑2↓】
パワフルかつ元気な印象で、活き活きとした低域が鳴っています。伸びや余韻は少ないものの迫力が増したことによる恩恵か、臨場感はこのモードの方がニュートラルよりも高い印象です。低域がとても元気になったため、高域の主張は控えめになっています。
【1↓2↑】
一番バランスの良いサウンドで、ニュートラルモードよりも高域の抜け感や余韻が良くなりました。ボーカルに関してはこのスイッチモードが一番聴きやすいです。アコースティックやバラードなど、綺麗めな楽曲との相性が良く感じます。
全体を通して、どのモードもアタック感の強さは常にある印象です。低域の主張が強めなモードは少しだけ艶や分離感に影響しますが、それでも綺麗さを保てていると思います。
チューニングスイッチを利用することで、一つのイヤホンで4つの音色を楽しめるイヤホン。多ジャンルの楽曲を楽しまれる方などにオススメです!
試聴楽曲:キタニタツヤ/青のすみか
結束バンド/光の中へ
Lyn/WakeUp,GetUp,GetOutThere
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
K9 Pro ESS 【FIO-K9PROESS-B】
¥143000 税込
これぞ、FiiOサウンド!
前作の【FiiO K9 PRO LTD】とはDACチップが異なり、AKM社製からESS社製に変更となり登場。 さて、どんな音がするのでしょうか。 それではさっそく、音質のレビューに! 試聴環境:SENNHEISER HD800S SHURE SE846 全体的にアタック感がしっかりしており、前に前に来るサウンドです。例えるならば、ライブハウスで前の方の席に座り音楽を聴いているような。目を瞑って試聴していると、そんなふうに感じました。 しかし、分離感が失われておらず、各音をしっかりとクリアに聴けるところが良い印象です。シャンシャンといった高域の音も、キレがあるのに角が立たずどこか柔らかみも感じる部分も好印象でした。 全体を通してですが、【FiiO M17】に、音の特徴は近いと思います。 私は、【FiiO BTR5】を通勤でほぼ毎日使用しているのですが、もちろん音質は違いますが、こちらも傾向が近く感じました。傾向が近いためか耳馴染みがよく、ついつい聴き入ってしまいました。同メーカーと言っても、製品によって傾向は異なりますが、最近のFiiO製品をご利用されている方には、耳馴染みがいいのではと思います。 もちろん、FiiO製品をご利用されてない方にもオススメしたくなる、それくらい満足感の高いサウンドです!
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Victor
HA-NP35T
ブラック
¥11880 税込
ストレスフリーで自然な装着感
HA-NP35TはVictorより発売されたながら聴きイヤホンで、耳の中に入れ込まない耳かけ式を採用しています。 まず装着してみた感想は、筐体が12gでとっても軽いため、耳への負担が本当に少なく感じました。装着感も高く、落下の心配も少ないですね。実際に装着後に頭を振ってみたり、小走りをしてみましたが、ほとんどズレることもなかったです。 音質については、カナル型のイヤホンなどと違って、耳のやや外で音が鳴っているため、スピーカー聴いているかのような感覚です。 全体的にド迫力の音でなく、優しめのサウンドにしあがっており、個人的には、そこが魅力に感じました。装着感だけでなく、音も聴き疲れしにくいからです。 そして、このタイプのイヤホンでやっぱり気になるのが、どれくらい音漏れするのか。ですよね! 私のスマートフォン【Google Pixel6】にてペアリングをしたあと、スタッフ2名で音漏れチェックをしてみました。 ■音量:私にとって適切な音量(スマートフォンの音量半分) 距離:50cmくらい 音漏れは聴こえてきませんでした。さらに頭を近づけてみても、ほぼわからない程度でした。 ■音量:スマーフォンの最大音量 距離:50cmくらい 何の音楽を聴いているかはわからないが、音漏れは聞こえました。 以上のチェックを踏まえて、一定の距離感を保っていれば音漏れの心配は少ないのかなと思います。 装着感が良くて、音漏れの心配も少ない! そんな、ながら聴きイヤホンを探されている方は、ぜひご検討ください!
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
HIFIMAN
ANANDA NANO
¥99550 税込
細かい表現力の高さが魅力的!
「開放型ヘッドホンが好きな人は絶対聴くべき⁉」そんな機種を前作「HIFIMAN ANANDA」と比較して試聴してみました。 開放型らしい空間の広さに、細かいディティールの表現とキレがとにかく印象的で、明るい感じです。キレが強い分、伸びや余韻はANANDAに比べてやや減ってしまっているように感じましたが、シンバルの細かい揺れや弦の揺れの表現など、試聴していて「おっ! いいねっ!」となる瞬間が多かったです。 細かさとキレなら「ANANDA NANO」、余韻なら「ANANDA」 。どちらの方が音質がいいかではなく、どちらも違った魅力があるように感じます。 装着感に関しては、今作の方が側圧が少しだけ強く感じました。痛みに繋がるほど強いわけではなく、着け心地は良好です。 前作と比較してかなり音が変化しているように思います。細かくキレのあるサウンドがお好みの方はぜひ、ご試聴してみてはいかがでしょうか。 試聴環境:HIFIMAN EF400 比較対象:ANANDA 試聴楽曲:キタニタツヤ/青のすみか 結束バンド/星座になれたら Lyn/WakeUp,GetUp,GetOutThere
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
PHILIPS
TAK4607
グリーン
¥10980 税込
小さな頭でも問題なし‼
ヘッドバンドのアジャスターが優秀な製品です! 骨伝導ワイヤレスヘッドホンは運動やお仕事で使う事も多く、装着感が重要です。本製品はヘッドバンド部分のアジャスターにより、耳から後頭部にかけての締まりを調節できます。 私もアジャスターを使用することで、ピッタリと装着できました。主にキッズや女性用として開発されたそうですが、大人でも全然問題ありませんでした。 音質は全体を通してシャキッとした音作りに感じました。どちらかというと中高域メインで、低域は抑えめです。会話をしながらの使用でも問題なく、音楽を聴きながらお話ができました。 骨伝導製品では珍しいPOPなカラーデザインも魅力のひとつに感じます。男性・女性にも合わせやすいカラー展開に、アジャスターで様々な頭の大きさに対応できるため、多くの方にお勧めできる製品ではないでしょうか。 試聴楽曲:STUTS,tofubeats/ONE Lyn/WakeUp,GetUp,GetOutThere Bring Me The Horizon/Throne ZEDD/Push Play