スタッフレビュー詳細
これぞ平面磁界!
レスポンスが良く、速い楽曲もスピード感をもってしっかりと表現されているように感じます。分離感も高いので、音の聴き分けが容易だと思います。
サウンドバランスは良好で、ややフラットな印象を受けます。低域は軽すぎず重たすぎない質感で、適度な厚みが心地よく響き、中域と高域は伸びやかかつ鮮やかです。過度な派手さは無くこちらも丁度良い塩梅でした。
筐体はやや大きく、人によってはフィット感に不安を覚える方もいると思いますが概ね良好です。また、カスタムモデルもあり、ケーブルが変更された為かより高域の伸びやキレの良さを感じます。
総じて平面磁界型らしい音の正確性と、シンプルながらもクオリティの高い音だと感じました。様々な楽曲を聴かれる方にオススメです。ぜひお試しください。
量感イメージ
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
EARMEN
COLIBRI
¥55000 税込
音を堅実にワンランク上げるDACアンブ
こちらのドングル型のDACアンプは、バッテリー駆動方式を採用しています。バッテリーを都度、充電する必要がありますが、バスパワー駆動方式で発生してしまう電源周りのデメリットが解消されます。 駆動時間は最大5時間とやや短めではありますが、その分小型で持ち運びにも苦労せず使用することがきるのできます。また、出力もイヤホンを鳴らすのには苦労することは無く充分にあります。 肝心の音質について述べていきます。使用したイヤホン、試聴楽曲は下記の通りです。 イヤホン:FD5 試聴楽曲Unlucky Morpheus「Opfer」 堅実な音で再生しイヤホンの個性を残しつつ解像度がグッと上がりました。また音の厚みが増えワンランク上のサウンドになります。 スマホで聴いていた際に少し粗さを感じていた低域部分の輪郭や金属の響きが整い柔らかく感じるようになり、非常に聴きやすく心地の良い音になりました。 筐体の側面にあるB+ボタンを押すと低域の量感とアタック感がともに増えます。増幅された低域は別の帯域を邪魔すること無く上手に再生されていると感じました。 総じて、サウンドのクオリティが非常に高いDACアンプで、サイズや出力も満足できます。充電の手間がありますが、これほどの音楽体験を味わえるのであれば惜しみなく手間をかけられるドングル型のDACアンプです。
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
DARUMA AUDIO
Vento Conductor T-500Pro
¥13860 税込
深みのある低音
瑠璃色のフェイスプレートが目を引き美しいデザインのイヤホンです。 低域の表現力が高い印象を受けました。 深いところで鳴る重厚で上品な低音はビートをしっかりと刻み 聴き手に高揚感を感じさせてくれます。 高域はシルキーさを感じられつつも適度にシャープな鳴りで 気持ちよく伸びていきます。金属筐体の響きが上手く活きていると思います。 ボーカル帯域の表現はやや控えめです。 しかし音自体はクリアである為、特別ボーカル重視でもない限り満足できるかと思います。 装着感は少し違和感を感じることもありましたが イヤーピースのサイズを変更することで解消しました。 総じてクオリティが高い上品な音です。 落ち着いたサウンドが好みの方におすすめです。 ぜひお試しください。
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
AK HC2
¥9900 税込
音の密度を濃くするドングルDAC
試聴の際「FD5」「VE4.2」「AK ZERO1」の3機種で比較しました。その結果、接続したイヤホンの音に厚みをグッと持たせるドングルDACだと感じました。 元から低域の量感が多い「FD5」「VE4.2」で聴いた際は音に一体感が無くバラつきを感じる非常にブーミーな音になりました。 上記の点を踏まえスッキリとした鳴り方の「AK ZERO1」で試したところ非常に整った音になりました。スマホに直接接続した際は少し密度が薄く感じましたが、その部分が見事に改善され音が濃くなりました。 以上の点から元々味付けの薄いサウンドと非常に相性が良く、堅実に音をグレードアップしてくれていると感じました。 サイズはやや小さめで4.4mmのバランスジャックのみ搭載しております。出力レベルも高くそこそこパワーが必要なイヤホンも難なく鳴らせます。また、Android OS向けアプリによるアンプ部分の細かい音量調節が可能です。 スッキリ系のイヤホンを使っている方やもっと音を濃くしたい方にオススメです。
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
A&ultima SP3000T Copper
¥440000 税込
味わい深いカッパーモデル
フラッグシップモデル「SP3000T」の筐体素材が銅に変更された限定モデルです。 重量が約500gとベースモデルよりもやや増加し、持った際のずっしり感がより出ました。音自体もやや重心が下がりずっしりとした印象を受けます。 また、こちらも銅素材の影響か音の奥行き感や深みが増し、 より濃密なサウンドへと変貌したように思えます。 ベースモデルの「SP3000T」といえば真空管アンプを搭載しているプレイヤーですが、 本製品のやや柔らかな銅との親和性が高く、素材の恩恵をより実感できます。聴く人や楽曲によっては、しつこさを感じる可能性があります。 その場合はアンプモードの切り替えを上手く活用し、マッチする組み合わせを見つけましょう。個人的にはTUBEモードだと濃すぎると感じたので、オペアンプモード・ハイブリッドモードが丁度良く感じました。 総じて素材の特性が上手く活かされているプレイヤーです。ベースモデルで物足りなさを感じてる方や、ウォーム傾向のサウンドを好む方にオススメです。 ぜひお試しください。