スタッフレビュー詳細
軽量な本体から放たれる超重量級サウンド
radius「HP-NHR41」は他のイヤホンでは味わえない圧巻の低音が楽しめる有線イヤホンです。
【ポイント】
・軽量で装着感の良い本体形状
・圧倒的な量感と重さの低音が味わえる
【見た目・装着感】
マットでさらさらとした質感の本体は耳触りがとても良く感じました。ケーブルを耳掛けしないタイプのイヤホンで、本体が軽量に作られており、耳が痛くなる心配がなさそうです。
イヤーピースには「ディープマウントイヤーピース」が付属しています。このイヤーピースは、先端側に向かって径が太くなっており、耳に触れる面積を増やすことでフィット感が得られるよう設計されています。フィット感の向上に加え、本商品の特徴的な低音を最大限に味わうためにも、普段使用しているイヤーピースのサイズよりもやや大きめのサイズを使用することをおすすめします。
【音の印象】
目の前に広がる低音がとても特徴的です。「量感」「重さ」のどちらもかなりしっかりと感じられます。私が普段愛用しているワイヤレスヘッドホン Skullcandy「Crushr ANC」で音楽を聴いているような低音で、他のイヤホンではなかなか味わえない体験ができました。
ボーカルに関しては、近めに配置されています。前述の低音域とはしっかりと分かれて聴こえ、ボーカリストの存在をはっきりと感じられます。
高音域に関しては、量感はかなり少な目な印象を受けます。一方で、一つひとつの音の輪郭はハッキリと感じられるため、低音域に埋もれてしまっていて聴こえないという印象は受けませんでした。
普段サブウーファー付きのスピーカーや低音のしっかりと出るヘッドホンを使用していて、イヤホンの低音に満足できないという方にも是非試聴していただきたい有線イヤホンです!
試聴環境
iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→radius HP-NHR41
試聴楽曲
Avicii - All You Need Is Love
IVE - Baddie
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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わか
@e☆イヤホン
Westone Audio
AM PRO X30
¥67100 税込
ボーカル表現が美しい閉塞感の少ない有線イヤホン
Westone Audio「AM PRO X30」は自然な抜け感を味わえる有線イヤホンです。 【ポイント】 ・外のノイズを抑えつつも人の声や楽器のサウンドは聴こえるアンビエント型イヤーモニター ・ボーカルを中心に中高音が聞き取りやすい音作り 【見た目・装着感】 過去のWestone Audioのユニバーサルモデルと見た目や大きさの印象はほとんど変わりません。薄くて小型な本体は、装着感がとても良好です。「Pro Xシリーズ」と比較するとケーブルが太くなり、断線しずらい印象を受けました。 【アンビエント】 「AMシリーズ」の最大の特徴であるアンビエントに関しては、イヤホンを装着して音楽を再生せずにチェックしていきました。環境音に関しては全体的に薄くノイズキャンセリングされているようなボリュームダウンを感じられます。その一方で、隣にいるスタッフとの会話に関して違和感なく自然に行えました。カナル型のイヤホン特有の閉鎖感の少なさもとても好印象です。 アンビエントの無い「Pro Xシリーズ」と比較すると音楽再生時に外への音漏れ量はどうしても増えてしまうため、静かな場所で音量を上げて使用する際には注意が必要です。 【低音域】 他の帯域と比較するとやや量は抑えめな印象です。タイトで重さはしっかりとありますが横へのふくらみは少なめです。後述するボーカルの聞き取りやすさを重視しつつもベースラインやドラムのリズムを刻む音はしっかりと聞こえました。 【ボーカル】 ボーカルはかなり近めに配置されています。また、他の帯域との分離感に優れており、ボーカルが浮かんでいるように感じられ、一つひとつの声がハッキリと聴こえました。 【高音域】 余韻が少なめでスパッと切れる高音が特徴的です。他の帯域と比較しても特に硬さを感じる音でした。 【全体の印象】 全体を通して「硬さ」や「正確さ」を感じるサウンドです。外の音が完全に遮断されていないことで他のイヤホンではなかなか味わえないヘッドホンの開放型のような自然さも感じられます。ボーカルをメインに音楽を楽しみたい方にオススメできます! ぜひお試しください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→Earstudio ES100→Westone Audio AM PRO X30 試聴楽曲 YOASOBI - たぶん KWON EUN BI - Underwater
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わか
@e☆イヤホン
iBasso Audio
DX180
Blue
¥78210 税込
静寂の中で解像度の高いサウンドを楽しめるDAP
【ポイント】 ・明るくて解像度の高いサウンド ・ホワイトノイズがほぼ聴こえてこない静寂の空間 【音の印象】 一つひとつの音の輪郭がハッキリとしている印象を受けました。特に高音域の明瞭度が非常に高く、細かな音までハッキリと聴こえてきました。聴き疲れの要因となるような刺さりは感じられませんでした。 全帯域を見渡してみると、明るくて暖かな印象を受けますが、前述のとおり音の輪郭がハッキリとしているため、ぼやけた印象は受けません。量感イメージの部分では、低音域を他の帯域よりもやや少なめに評価していますが、物足りなさは全くなく、タイトでありながら深さもしっかりと味わえます。ボーカルがやや近めで、人の声にフォーカスを当てて音楽を楽しみたい方にもオススメできるDAPです。 【機能・操作面】 既に生産終了となっている旧世代のモデル「DX170」のレビューの際にも触れた「ホームユースを想定した端子の配置」が本商品にも引き継がれています。プレイヤー上部に「USB Type-C端子」、プレイヤー下部に「3.5mm&4.4mm端子」が配置されており、自宅でPCに接続してUSB DACとして使用したり、充電器に接続しながらの音楽再生が快適に行えます。 ボリュームノブは柔らかめで、クリック感がしっかりとあります。とても軽快かつ滑らかに動くため、ボリュームを「1段階ずつ」「一気に増減」どちらもしやすかったです。カバンやポケットの中での誤作動が気になる方は画面オフ時のみボリュームノブを無効にすることが可能です。 【まとめ】 低価格帯のDAPやUSB DACと比較するとワンランク上の解像感を味わえるDAPです。是非お試しください! 【試聴環境】 iBasso Audio DX180→AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 YOASOBI - Haven’t NewJeans - OMG
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わか
@e☆イヤホン
FIIO
K11
Silver
¥23650 税込
小さくてもしっかりとした駆動力を感じられる据え置きDACアンプ
FIIO「K11」はミニマルなデスクトップオーディオ環境構築にピッタリな据え置きヘッドホンアンプです。 【ポイント】 ・ディスプレイ搭載で様々な情報が視覚的にわかりやすい ・手のひらに乗るサイズ感でフルバランス構成 【見た目・操作面】 近い価格帯の同社の据え置きアンプ「K5シリーズ」や「K7シリーズ」と比較すると、本商品はおよそ半分の薄さです。前面にディスプレイが搭載されたことで視覚的に情報を得やすくなったことはとてもありがたく感じました。 ノブを2回押し込むことでヘッドホン出力とRCAの出力を切り替えることができます。普段はRCAで接続したスピーカーを使用して、集中して作業をしたり音楽を楽しみたい時にはヘッドホンを使用するといった運用において、使用しない機器を取り外すことなくアンプの操作だけで切り替えられるという仕様はとてもありがたいです。 【音の印象】 中〜低音域の力強さが特徴的です。ボーカルや、ボーカルよりもやや下の帯域にかけての音の存在感が増すためポップスとの相性が良いと感じました。全帯域を通して音の分離感が良く、接続するイヤホン、ヘッドホンの良さを引き出してくれる印象です。 今回のレビューでは、K11とiPhoneをLightning to USB Type-Cケーブルを使用して接続を行いました。iPhone側、K11側ともに特別な設定や操作の必要がなく、機器同士を接続するだけで認識してくれました。e☆イヤホン店頭にてご試聴の際にはスタッフにお声がけいただければ接続用のケーブルの貸し出しも行っておりますので是非お持ちのスマートフォンやDAPを接続してみてください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→FIIO K11→MASSDROP x MEZE 99 Noir(99 Clasics用純正アップグレードケーブル使用) 試聴楽曲 YOASOBI - セブンティーン IVE - Baddie
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わか
@e☆イヤホン
DUNU-TOPSOUND
DTC480
¥13090 税込
手軽にパワフルサウンドを楽しみたい方にオススメなスティック型USB DAC
【ポイント】 ・低音域に厚みの感じられるサウンド ・細かなボリューム調整が可能 【音の印象】 低音域から中低音域にかけての量感がやや多めな印象を受けました。アタック感がしっかりとあり、横への広がりが感じられつつも間延びした印象は受けませんでした。ベースラインがかなりハッキリと聴こえてくるため、バンドサウンドとの相性が良いと感じました。 ボーカルはやや近めな印象です。ボーカルから高音域にかけての刺さりは気になりませんでした。高音域はやや細めかつシャープで、低音域やボーカルに埋もれることなく聴き取れました。 【機能・付属品】 「DTC480」は再生機器のボリュームとは連動しないボリュームを搭載しています。再生機器の方である程度の音量調整を行った後に、「DTC480」のボリュームで細かな調整が可能です。 1つだけ注意点として、Lightning端子用のケーブルが付属しておりません。旧世代のiPhoneをお使いの方は別途準備が必要です。なお、私の試聴環境では、「FIIO LT-LT2」にて接続できることが確認できました。 【まとめ】 再生機器に繋ぐだけの手軽さで力強さを得られるUSB DACです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro →(FIIO LT-LT2)→ DUNU-TOPSOUND DTC480 → AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 赤い公園 - 消えない IVE - Accendio