スタッフレビュー詳細
機能十分!鞄にちょこんと付けておきたい相棒!
低音域がお好きな方に好評を得ているSkullcandyから、超コンパクトなイヤホンが登場しました!
本体には「Music」「Podcast」「BASSBOOST」の、3つの音質のモードがあります。
「Musicモード」だと、軽いドンシャリといった程度で様々なジャンルの音楽を聴くのにバランスが取れているような音質です。
「Podcastモード」は人の声が聴き取りやすいような音質で、ラジオなどを聴くのに適しています。
「BASSBOOSTモード」は低音域強化。その他のモードだとSkullcandyらしさが少し薄かったのに対し、このモードに切り替えた瞬間一気に「Skullcandyの低音域といえばこれ!」というサウンドに早変わりしました。モード切替もアプリなどは必要なく、本体の操作のみで簡単に変更できます。
また、イヤホン本体は耳の内側に当たる部分が緩やかにカーブを描くような曲線で形成されているので、様々な耳の形の方にフィットしやすいような形状です。形状はいわゆるうどん型の形状で、AirPodsなどを付け慣れている方に取っては馴染みのある装着感ではないでしょうか。
耳に吸い付くような装着感というよりは、軽く装着できるという感じです。なので運動中に使用していると、ふとした瞬間にどこかへ飛んでいってしまう恐れがあるのでご注意ください。
そして、何より目を引くのはそのコンパクトさ。ケース自体にストラップがついているので、別でカラビナなど用意すれば鞄にアクセサリー感覚でつけておくことも可能です! 蓋も爪で止まっていて、イヤホン自体もケースにしっかりとくっついているので激しい揺れなどでも落ちにくいので安心です。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
その他のレビューはまだありません
このスタッフの他のレビュー
-
ワット
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
THIEAUDIO
Oracle MKIII
¥99000 税込
とにかく繊細で美音なイヤホン
透明感あふれる音で音楽の細部まで緻密に表現すると高評価を得た前作を、正統派にアップデートしたのが今回の「Oracle MKIII」です。主な変更点として、ダイナミックドライバーが1基追加され、インピーダンスが増加しています。この点が特に大きな改良と言えるでしょう。他にも変更点はありますが、恩恵を感じる部分としてはこのポイントが最も大きい印象です。 音質は前作同様、とにかく透明感を重視したサウンドで、パワフルな音とは対極的な印象です。前作と比較すると低音域の広がり・存在感が増し楽しめる楽曲の幅がかなり増えたように感じます。 特にクラシックやジャズなどの比較的ゆったりと聴くことが多い楽曲の再生にはもってこいな音質で、弦の響きや打楽器の皮の残響感まで感じることができると思います。 繊細な表現が得意な一方で、パンチ感やビートを強調したい楽曲には少し不向きかもしれません。しかし、楽曲の細部をしっかりと聴き取りたい方には、むしろこのバランスが最適です。 装着感は従来の「THIE AUDIO」と同様、耳に吸い付くような快適なハウジングを採用。本体は大きすぎず、非常に快適に装着できます。 まとめると、楽曲の繊細な部分を細かく聴きたい、美音を重視する方にぴったりの有線イヤホンです。プラグもケーブルを買い替えなくてもバランス化できるマルチプラグ仕様。特定の音域への偏りが少ないバランスの良い音質のためリケーブルによる音質の変化も十分にお楽しみいただけるような印象です。 「ちょっと良いイヤホンが欲しいけど、あまり高価なのは……」とお悩みの方はぜひご検討ください。また、店頭で試聴もできますので、ぜひ聴いてみてくださいね。
-
ワット
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
どんなジャンルでも聴けるハイエンド帯の定番機種の新たな選択肢。
装着感に関して、イヤホン本体がかなりコンパクトなサイズをしています。そのため、他のハイエンド帯の製品と比べると、イヤーピースのサイズを大きくしたり、落ちにくい素材を使用することで耳との接点を補助してあげないと、耳の中での位置が変わりやすいです。 ケーブルの耳掛け部分にはワイヤーは入っていないので、SHURE製品のようにかっちりと耳元でイヤホンが固定されている感覚はないですが、その代わりにふわっと耳元に軽くかかってくれるため、まるでイヤホンをつけていないかのような軽い装着感を実現しています。 コネクタは日本ディックスのPentaconnを採用しているので、丈夫で長期にわたって安心してお使いいただけること間違いなしです。 音はバランスが良く、どんなジャンルでもそつなく再生してくれるようなチューニングです。フラットではなく、少し低音域が味付けされて主張されているような印象なので、モニター用途でもリスニング用途でもお使いいただけると思います。 音の質感は少し柔らかさを感じるような印象で、長時間再生しても耳が疲れにくい音作りをされていると感じます。音の柔らかさが今回試聴に用いた「ヨルシカ」の曲は非常に心地よく試聴できました。 標準のイヤーピース・ケーブルを用いてこのバランスの良さなので、イヤーピースやケーブルで自分の好みにもっと近づけていくことができると思うと、ワクワクするようなポテンシャルを秘めたイヤホンだと思います。 ぜひハイエンド帯でイヤホンをお探しの際は、一度ご試聴してみてくださいね。
-
ワット
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
CTM
CE110 CLEAR
¥14850 税込
どんな用途・音源にも合う。食べ物で言うなら“お米”のようなイヤホンです!
一聴した感想は、おおよそイヤホンにつけるようなコメントではないのですが、「お米みたい……」でした。 イヤホンに対してお米みたいって感想の時点でよくわからないと思うのですが、どんな音源にも・どんな用途にも合うこのイヤホンの音質の特徴が、食事で言うお米やパンのように感じたのでこのような表現をしてみました。 メーカーはアーティストのイヤモニ(カスタムIEM)などを手がけているCTM。少し低音域寄りで、すべての音域の動きや粒立ちが見通しやすいモニターサウンドが特徴のメーカーです。 このイヤホンも類に漏れず、低音域寄りの音質をしています。しかし、モニター用途というよりは音楽を楽しむリスニング側に少し寄った性質でチューニングされているのかなと感じます。 音質を一言にまとめると、「低音域寄り・あっさりめ・見通し良し」。特に、ドラムとベースの音域の動きが見えやすく、そのおかげで音楽のリズム感を取りやすいので結果的に音楽を楽しめるイヤホンだなと感じます。 装着感に関してはイヤホン自体の厚みがなく、薄い形状なので耳の中に自然とフィットするような印象です。着けていて痛い、異様に飛び出すなどは起きにくいかと思いますので、シーン問わず使用しやすいです。2ピンのリケーブルにも対応しているので断線した時も安心ですね! まとめると、モニター用途として過不足ない定位感や見通しの良さを兼ね備えたリスニングイヤホンなので、楽曲制作をする方から音楽を気軽に楽しみたいという方までお使いいただける万能イヤホンかと思います。 はじめてのモニターサウンドのイヤホンや、楽曲の細かいところまで聴いて楽しみたい方におすすめです。ぜひ一度店頭にてお試しください!
-
ワット
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
KINERA
Freya 2.0 LTD
¥35500 税込
晴れ渡るような中高音域を体感してください!
まず第一印象として感じたのは、中音域・中高音域の見通しの良さと、「晴れ渡る」という表現がぴったりだと感じるさわやかな広がりでした。 まず、音質の面から見ていきます。 低音域は個人的には初代のFreyaの方がパワフルに出ていたと思います。Freyaをさらに中高音域側に寄ったチューニングに調整し、かつ音場の広さを拡大したというような印象を受けました。 中音域は前述の通り、さっぱりしつつもボーカルの部分が1番手前で主張強めに歌ってくれています。中音域の部分のみが前面に押し出してくる、いわゆる“かまぼこ型”のサウンドと比べると低音域と高音域との吊り合いが取れているので、バランスは崩さない程度の主張というところでとどまっているように感じます。 高音域はKnowles社製BAドライバーが活躍しています。細やかなサウンドも繊細に表現され、それでいてさわやかなサウンドは失わず。僕はこういう高音域を求めていました。また、後述しますが、刺さりが非常に少ない。個人的には“感じない”と言いたいところですが、楽曲とかの影響もありますから断言はできませんが……。 次に装着感です。ハウジングのサイズに関しては、ここ最近のKINERAシリーズなどと比べると非常に小さく、装着感はそのおかげで良いです。耳の奥まで入ってくれるので遮音性も高く、頭を振ってもずれずに音楽を楽しめます。 また、ケーブルの耳掛け部分は収縮チューブで作成されており、硬いワイヤーなどはありません。ケーブル自体の柔軟性もあるので耳あたりが非常によく、長時間の使用でも違和感なく装着し続けられると思います。 使用上の注意については、マルチプラグの影響により、若干他のイヤホンと比べるとプラグが長めです。そのため、ポケットにDAPを入れてそこにつなぐような「ポケット運用」される方は、階段の上り下りなど足を曲げるタイミングでプラグ側・DAPのジャック側に負担がかからないか注意が必要だと思います。 商品紹介の部分に記載のある「チューニングコンセプトの『ポップスやエレクトロミュージック』のジャンルを聴くのに適している」という文言については、まさにその通り。というのが聴き込んで感じた部分です。 最初に感じたさわやかな音の広がり。これが中高音域がはっきりと目立ちやすいエレクトロミュージックにおいて心地よくも、聴き疲れの原因になる刺さりを軽減しつつ、音楽の魅力自体は失わずに楽しめました。 逆に低音域は中低音域の張り出しはあるものの重低音の響きというところは控えめに感じました。イヤーピースやケーブルの調整で聴こえやすくするなどで調整してみてください。実際に試せはしなかったのですが、全体のバランスを崩さず低音域の芯を太くするような印象を与えてくれるケーブル、「NOBUNAGA Labs VOYAGER (ボイジャー) 3.5mmステレオミニ/カスタムIEM2pin 」なんかは合いそうなイメージですね。 総じて、ボーカルをメインとして楽曲を楽しむ方や、低音域よりも高音域のほうが好きで、重低音の響きはそこまで主張いらないという方、さっぱりと音楽を聴きたい方(例えばBGM的に音楽を聴くなど)には非常におすすめのイヤホンだと感じました。 ぜひ店頭でお試しあれ。