スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
HIFIMAN
ANANDA NANO
¥82269 税込
細かい表現力の高さが魅力的!
「開放型ヘッドホンが好きな人は絶対聴くべき⁉」そんな機種を前作「HIFIMAN ANANDA」と比較して試聴してみました。 開放型らしい空間の広さに、細かいディティールの表現とキレがとにかく印象的で、明るい感じです。キレが強い分、伸びや余韻はANANDAに比べてやや減ってしまっているように感じましたが、シンバルの細かい揺れや弦の揺れの表現など、試聴していて「おっ! いいねっ!」となる瞬間が多かったです。 細かさとキレなら「ANANDA NANO」、余韻なら「ANANDA」 。どちらの方が音質がいいかではなく、どちらも違った魅力があるように感じます。 装着感に関しては、今作の方が側圧が少しだけ強く感じました。痛みに繋がるほど強いわけではなく、着け心地は良好です。 前作と比較してかなり音が変化しているように思います。細かくキレのあるサウンドがお好みの方はぜひ、ご試聴してみてはいかがでしょうか。 試聴環境:HIFIMAN EF400 比較対象:ANANDA 試聴楽曲:キタニタツヤ/青のすみか 結束バンド/星座になれたら Lyn/WakeUp,GetUp,GetOutThere
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れ〜やん
@e☆イヤホン 秋葉原店
HIFIMAN
ANANDA NANO
¥82269 税込
着実な進化。新たなるステージ。
装い新たなANANDA NANOは、思わず笑みがこぼれる完成度! 装着感の向上や明確な音の粒立ち、明るく軽快な音色、俯瞰しすぎない音場。デザインも含め、非常に統一感のあるヘッドホンです。 箱を開け手に持った際、思わず「軽い!」とつぶやいてしまいました。比較のためにANANDAと交互に持ってみましたが、何度試しても印象は変わらず。ただ、軽いだけでなくバランスが良いのか、下に引っ張られる感覚が全くありません。出したばかりで側圧が強めなことを加味しても、装着時の負担が軽減されていると思います。 さて、肝心の音については、ANANDAと比べて全体がかなり明るい音色です。少し暗めな中での煌びやかさを見せていた大人びたキャラクターから日差しの中で演奏しているような爽快さに、眩しすぎないよう絶妙に制御された煌びやかさをもったパッションを感じるキャラクターへの変化を感じます。開封直後ではあるのでエージングが進むともう少し落ち着いた音色になると予想しますが、このキャラクター性は保たれると思います。 各帯域の具体的な印象としてはまず、高域と低域は不足している感覚はありませんが、今後のエージングでより伸びそうです。とはいえ、開封直後でもモヤがかかっているような不明瞭さはありません。 中低域は程よく出ており、ベースやバスドラム、タムが混濁することなく聞こえてきます。特にドラムソロや長めのタム回しでも音がつぶれることなく、気持ちよく鳴らしてくれています。 中域から徐々に存在感が増していき、ここが爽快さを醸し出しているようです。男性女性関わらずボーカルはよく聴こえ、ギターも歯切れよく鳴ってくれます。中高域も固めではあるものの刺さりはかなり少なく、長時間聴いていても疲労しにくいと感じました。 総じて完成度の高いヘッドホンです。ぜひ一度お試しください! 【試聴環境】 FIIO M11 plus ESS 【試聴楽曲】 マイケル ジャクソン 「ビリージーン」 YOASOBI 「アイドル」 ダフト・パンク「Get Lucky」 Thy Art is Murder 「Keres」