スタッフレビュー詳細
LPのブルーウォーター
ミッドナイトブルーの筐体が特徴的な、「楽彼(LUXURY&PRECISION)」(LP)のスティック型DAC「W4 EX」です。
見た目は同時発売の「W4」と同じ形をしており、筐体色の変更で差別化を図っています。
音については、「W4」と比べるとモニターライクなサウンドです。音源に対して忠実に鳴らしている感じで、良い意味で飾り気のない音をしています。あっさり目の音なので長時間の試聴に向いていると感じました。
また、音場の広さや空気感の表現は非常に丁寧なので、モニターサウンドで空気感が欲しい方にはうってつけのスティックDACだと思います。
モニターサウンドと空気感の両立をした「W4 EX」は、「W4」とはまた違う良さを備えています。ぜひ一度ご試聴ください。
再生環境:iPhone13Pro→W4 EX→ES60
試聴楽曲:official髭男dism「pretender」
花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」
ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
量感イメージ
この商品に対する
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
AZLA
SednaEarfit max ASMR Standard イヤーピース
M/ML/Lサイズ各1ペア
¥2470 税込
より空間表現や臨場感が欲しいASMR好きの方へ
様々な素材で優秀なイヤーピースを生み出すAZLAから新しいイヤーピースが登場しました。医療グレードのシリコンを使用し肌なじみが良く違和感を感じさせにくい「maxシリーズ」のバリエーションモデルになります。 「そもそも『ASMR』とは何ぞや?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。難しく言うと「Autonomous Sensory Meridian Response」=「自律感覚絶頂反応」。簡単に説明すると「人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚」となります。ジャンルの1例を挙げますとバイノーラル録音による雑談や、美容室のサウンドを再現したものなどがあります。そのASMR用に再設計したものが今回の「SednaEarfit max ASMR Standard」です。 今回は私が普段ASMRを聴くときに使用しているMOONDROP「竹-CHU-」に装着して使用しました。 音質の変化としては音圧が上がり、全体的に少し中域が近づくような印象を受けました。中高音域が主体の女性ASMRtistの作品でも中低音域主体の男性ASMRtistの作品でも定位感が上がることにより、臨場感やリアルな空間表現を感じられます。もともと中高音域にフォーカスされている「竹-CHU-」とは相性がよさそうです。 ゲームでも使用しましたが、空間表現がリアルになることで敵の位置の把握がしやすくなったように思えます。少し高域に丸みが出るので銃声なども適度に聴きやすくなりました。 装着感としては、やはり「MAX」系の医療用シリコンのおかげで肌なじみが非常に良いです。ゲームと睡眠時に3-4時間ほど断続的に装着していましたが、痛みは他のイヤーピースより発生しにくいように思います。通常のMAXと違いなだらかに傘が広がっていく形状なので、遮音性も向上しています。より集中できますね。 サイズ展開も細かいので、実際にフィッティングすることによってより装着感の向上が期待できます。細軸用アダプターなども入っているので、多くのイヤホンで使えます。 近年拡大してきた「ASMR」市場をターゲットにしている「SednaEarfit max ASMR Standard」はより臨場感や生々しさ、空間表現を求める方におすすめです。是非ご試聴ください。 再生環境:iPhone13Pro→MOONDROP 竹-CHU- 試聴楽曲:おしごとねいろ ~看護師編~【CV:今井 麻美】 ASMR Surge 「Soap Carving」(YouTubeより)
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
日本ディックス
Scyne α01
¥132000 税込
伸びやかさ・艶やかさ・聴きやすさ
全体的に伸び感があり、あっさりとしていて聴きやすいながらも音楽を楽しめる日本ディックスの「Scyne α01」です。 日本ディックスといえば、金属コア入りイヤーピース「COREIR」シリーズや、確かなビルドクオリティで様々なイヤホンに使われているPentaconnプラグなどで有名なメーカーです。その日本ディックスからのイヤホンが満を持して登場します。 全体的に艶感がありつつも、くどくならない絶妙なラインのサウンドが特徴的です。特にボーカル帯が聴き取りやすく、ブレスの1つ1つまで丁寧に、あでやかに表現します。楽器も低域のレスポンスや高域のキレもバランスよく持ち合わせており、「聴きやすい、いい音」という印象を抱きました。 装着感も小ぶりでイヤーフィンのような形状をした部分が耳にしっかりとフィットするので違和感を感じさせません。軽量なので長時間の使用でも問題なさそうです。 伸びやかであっさりとしながらも艶やかさも持ち合わせる万能ハイエンドイヤホン「Scyne α01」、様々なジャンルの音源を聴く方にオススメです。 試聴環境:iPhone 13 Pro → UP5 → 「Scyne α01」 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」、ネイサン・エヴァンズ「Wellerman」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
SIVGA
SO2
ブラック
¥11980 税込
音のバランスのいいながら聴き
軽量でコスパの良いながら聴きイヤホン「SO2」がSIVGAから登場しました。SIVGAと言えば有線ヘッドホン・イヤホンなどを発売しているイメージが強いメーカーで、主に木を使用した商品が多いです。 そのSIVGAから新たにながら聴きの商品が発売されました。 前作であるSO1より少し軽量になった筐体は装着感が良く、耳にあたる部分もシリコンで覆われているので、肌馴染みも良く長時間の使用でも問題なさそうです。また、バッテリーは本体のみで約10時間とされているので安心です。 音に関しては中高域の通る綺麗なサウンドながらも、低音もしっかり聴こえるバランスの音だと感じました。ながら聴きはその特性上低域が抜けることが多いですが、このモデルはしっかり押し出しの強い低音を感じることができます。中高域のボーカルなどもつややかに聴こえるので、ノリよく様々な音楽を聴くのにぴったりです。 コスパが良く、いい音のながら聴きイヤホンが欲しいという方にオススメの「SO2」。是非ご試聴ください。 試聴環境:iPhone13pro→SO2 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 Heux「CupHead2018」 COMPLEX「1990」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
3T-154
シルバー
¥24750 税込
広い空間と適度なアタック感のオールラウンダー
空間が広くシルキーなボーカル表現が特徴的な、iBasso Audio「3T-154」です。 音は低域の滑らかかつ適度なアタック感と前に出てくるボーカル、空間の広さが特徴的だと感じました。低域のアタック感は程よい強さながらも、しっかり迫力も持ち合わせているバランスの良い鳴らし方です。シルキーでまとまりもある中域も相まって、クラブミュージックやポップスなどを主戦場としてオールラウンドに戦えそうです。また、空間が広いので、前述したジャンル以外でも十分にお使いいただけると思います。 そして目を引くのはやはり、その大きな筐体ではないでしょうか。“15.4mm”大口径ダイヤフラムを採用している影響で、イヤホンの中で見ると大きなサイズ感ですが、マグネシウム合金を筐体に使っているので軽量に仕上がっています。 そして、装着時には少しコツが必要だと感じました。ただ耳に押し込むのではなく、カスタムIEMなどと同じようにくるっと回して装着すると快適な装着感が得られます。また、イヤーピースのサイズ合わせも重要だと感じました。 広い空間と金属筐体の余韻、まとまりのあるサウンドの「3T-154」は、オールラウンダーな空間広めのイヤホンをお求めの方にオススメです。是非ご試聴ください。 再生環境:PAW5000MKII→3T-154 試聴楽曲:Heux「CupHead2018」 Mili「world.execute(me);」 萩原雪歩「Kosmos,Cosmos(ORT)」