スタッフレビュー詳細
ケーブル界のモビーディック
低音表現の余韻と高音の煌びやかさが癖になるHAKUGEIのエントリーモデル「Healer」です。
このケーブルは「高純度無酸素銅 OFC リッツ線」です。プラグや分岐部にはアルミ合金製のパーツを使っておりビルドクオリティも非常に高いです。
音質は沈み込む低音の綺麗な余韻と、伸びやかな高音域が特徴として挙げられます。音場がある程度広くなり、空間表現が得意だと感じます。横も広くなりますが、ボーカルが遠くなることはありませんでした。
今回もいつもの二曲で試聴しました。「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」では小気味良くリズムラインを聴けます。弦の残響感なども上手く表現されているのでクセになります。また、解像度と空間表現力が上がったおかげか、ボーカルの響きも伸びやかに聴こえるため非常に爽やかに聴けました。
「オドループ」では男性ボーカルの力強さを感じられました。しかし、音の粒立ちもしっかりしているので、ジャンルを問わず使いやすいケーブルだと思います。
ビルドクオリティが高く、音もクセがなく使いやすいHAKUGEIの「Healer」。この価格帯の新定番になるのではないでしょうか。
再生環境:M11PlusESS→SE215
試聴楽曲:フレデリック「オドループ」
Official髭男dism「Pretender」
花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜,
量感イメージ
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
e☆ros s
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥48400 税込
記念コラボのアップグレードケーブル
17周年特別モデルとして「e☆イヤホン」と「Effect Audio」がタッグを組んで制作した限定モデル「e☆ros S」です。 通常の「Eros S」は、低域のアタック感と量感に優れ、解像度の高さが特徴的でした。それに対して今作では、ボーカル域の強調を目的に新しい銀メッキ銅線を使用しています。実際に聴いてみると、ボーカル域の透明感や全体の見通しの良さが確かに向上している印象を受けました。粒立ちが良く、細かいところを上手く表現しながらも力強さを両立しており、バランスの良さを感じます。 外見はノーマルモデルのグレー1色から、ホワイトとネイビーの2色に変更されています。8Wireの太さながらも被膜がしなやかで、ある程度取り回しも良さそうです。また、「Effect Audio」の「ConX」も搭載しており、さまざまなイヤホンに対応します。 音・取り回し・汎用性の3拍子揃った日本限定モデル「e☆ros S」。少しお値段は張りますが、これが一本あれば音楽を聴く楽しみも倍増するでしょう。ぜひお試しください。 試聴環境:AK100MK2 → e☆ros S → SUPERIOR 試聴楽曲:yama「Slash」、SOUL'd OUT「Sweet Grrl パイセン」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
beyerdynamic
VERIO 200
Sport
¥35750 税込
beyerdynamicのながら聴き
モニターヘッドホンの定番機種を多数輩出してきたbeyerdynamicから、初めてのながら聴きイヤホン「VERIO 200」が登場しました。 装着感は非常に軽量でありながらタイトです。耳掛け部分が他の機種よりきつめになっているため、タイトな装着感を得るには少しコツが必要かもしれません。ですが激しく動いたとしても落ちにくく、運動時に最適なのではないでしょうか。 音質は細かい部分までしっかりと描き出すほどの解像度があり、滑らかでノリの良い低域が楽しめます。ボーカルが一歩前に出ており、それを滑らかで量感のある低域が支えている印象です。 また、ベースやドラムのリズム帯もしっかりと聴こえてくるので、全体的なバランスは良好です。中高域もレスポンス良く鳴らしており、シンバルが連続するような場所でも一音一音が分離して聴こえます。全体的に非常に完成度が高い印象です。 タイトな装着感と滑らかな低域で聴きごたえ抜群の「VERIO 200」、是非お試しください。 試聴環境:Galaxy S24 Ultra→VERIO 200 試聴楽曲:yama「Slash」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Shokz
OpenSwim Pro
Grey
¥25880 税込
隙のない完全防水骨伝導
完全防水+Bluetoothにも対応した無敵骨伝導イヤホン「OpenSwim Pro」です。 OpenSwimの後継機種「OpenSwim Pro」が遂に登場しました。以前の機種では本体メモリに音楽を入れて聴く方法のみでしたが、今作ではBluetoothにも対応することで、より汎用性が向上しています。また、引き続き完全防水に対応しているため、名前の通り水泳や水場でも使用できます。防塵性能もあるので安心ですね。バッテリー持続時間も公称9時間なので十分です。 装着感としては、頭の大きめの自分でもぴったりです。通常であればもう少し余裕を持って使用できるかと思います。側圧は少し強めですが、接する部分が少ないので特に違和感は感じません。側圧のおかげで、多少の運動や移動でもズレないので安心して使用できます。 肝心の音質に関しては、今までの音質の良かったShokzの製品と比べても向上しているように感じました。低音のパワフルさだけでなく、ボーカルもクリアでよく聴こえます。今までの骨伝導製品では、細かい音が低音に埋もれたりかき消されたりすることがありましたが、今作では中高域のピアノの音などもしっかり表現されています。今までの骨伝導イヤホンを置き換えるのに十分な音質や性能を持っていると感じます。 Shokzから満を持して登場した完全防水骨伝導イヤホン「OpenSwim Pro」。どこでもいつでも音楽を聴きたい方、音楽と共に生活したい方にオススメです。 試聴環境:Galaxy S24 Ultra → OpenSwim Pro 試聴楽曲:馬場このみ(髙橋ミナミ)「dear...」 ネイサン・エヴァンズ「Wellerman」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Hifi 5SH
¥110000 税込
可愛い色したニクいやつ
つややかでウォームなボーカルと、程よい空間表現で音楽を楽しめるリスニング向けイヤホン「Hifi 5SH」です。 まず外見は、ミルクホワイトの可愛いフェイスプレートが目に飛び込んできます。シェルは同時発売の機種と同様に、非常にフィッティングがしやすく軽い着け心地です。長時間でも快適なうえ、耳が小さめの方でもイヤーピースのサイズを調整することで、使いやすくなるかと思います。また、ダブルフランジタイプのイヤーピースが付属品として各サイズ封入されており、使い勝手もいいです。 音に関しては程よいウォーム感と解像度、空間の広さで聴く楽曲を選ばないイヤホンだと感じました。ウォーム傾向のイヤホンでレスポンスもある程度確保しているのは驚きです。耳に優しいような音のようにも感じました。 見た目も音も優しく使い勝手もいい、そのうえ装着感も良好と、良いこと尽くめの「Hifi 5SH」。あなたの音楽生活をより良くすること間違いなしです。 再生環境:SP1000M→Hifi 5SH 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」