イヤモニとは?
イヤモニとは「インイヤーモニター」の略で、主に楽器奏者やボーカリストなどのアーティストの方が、ライブ中、録音中、楽曲制作中などに自分の演奏や、チームの演奏、トラック音、クリック音などを確認するために使用するイヤホンの事です。
逆に、ステージ上で使用するイヤモニではないモニターの事を、モニタースピーカーや、コロガシ、返しと呼んだりします。ステージやライブハウスの規模が小さい場合は、モニタースピーカーで十分ですが、大きな会場では、モニタースピーカーの音が反響してしまったり、ライブパフォーマンス中にステージを動き回ると聴こえ方が変わってしまったり、と様々な理由から、イヤモニが選ばれることが多いです。
イヤモニでミュージシャンの難聴を予防
イヤモニは利便性だけではなく、ミュージシャンの耳を守る役割もあります。ライブなどでイヤモニをすることで、難聴の原因になるステージ上の大音量を防ぎつつ、自分に必要な音を聴くことが出来ます。
イヤモニと普通のイヤホンの違いは?
形状や音質に違いがあります。イヤモニの形状は、演奏中にずれることが無いようにフィット感が重視されています。一般的なイヤホンとは違い、シュア掛けや耳かけ式と呼ばれる、ケーブルを耳の後ろから通すような形状が多いです。
また、イヤモニの音が外の音に負けてしまわないよう、遮音性が非常に高く、小さい音量でもしっかりと聴こえるようになっています。
音質は、アーティストに余すことなく音を届ける必要がある為、一般的なイヤホンよりも解像度が高かったり、情報量が多いです。また、低音が強すぎたりすると正しく音を確認できないため、脚色の少ない音であることが多いですが、使う人によって好みが分かれるので、様々な音のモデルが存在します。
イヤモニの使いかた
実際にライブハウスでイヤモニを使うとなると、イヤモニだけで使用できることは少ないでしょう。
PA卓から、ステージのアーティストひとりひとりの手元に音を送るための、SHURE(シュアー)PSM300のような機器が必要です。
持ち込みで使用する場合は、会場に一言相談してみるといいでしょう。
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イヤモニの種類
イヤモニは大きく分けて、オーダーメイドのイヤモニ「カスタムIEM」とそうでないイヤモニとの2種類に分けられます。オーダーメイドではないイヤモニは、誰でも使えるという意味で「ユニバーサルモデル」と呼んだりします。
オーダーメイドのイヤモニ
多くのアーティストは、遮音性と装着性をより確実なものにするために、自分専用のイヤホンを作ることがあります。いわゆる「カスタムIEM」です。価格はピンキリで、4万円台のものから、数十万円するものまで様々なモデルがあります。実はアーティストやプロだけでなく、どなたでも購入することが出来ます。
耳の型を取り、イヤホンをその人専用の形に作ることで、ユニバーサルイヤホンでは得られないような装着感と遮音性が得られます。形だけではなくデザインも何通りもの中から選ぶことができ、まさしく“自分専用”のイヤホンを手に入れることが出来ます。
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予算5万円以下から買える カスタムIEMのすすめ | 憧れのオーダーメイドイヤホンが作れます
イヤモニの選び方
イヤモニと言っても様々な種類があり、選ぶのが難しいですよね。音楽鑑賞のために使うのか、楽曲制作のために使うのか、ライブで使うのかなど用途や好みによって選びましょう!
用途で選ぶ
ライブや制作環境向けに作られたイヤモニは、一般的なイヤホンと比べてケーブルが長めに作られていることが多いです。楽器を担いでる状態だと一般的な長さのケーブルでは邪魔になるためです。
ライブや制作環境で使用する場合は、そういったケーブルの長いイヤモニを選ぶとよいでしょう。
音質で選ぶ
やはり、楽曲制作の現場で使用されるだけあって、音質は非常に重要です。e☆イヤホンなどの実店舗に足を運んでご自分で試してみるのがおすすめです。
近くに試せるお店が無い場合は、e☆イヤホンWEB本店にあるスタッフやお客様方のレビューをぜひ参考にしてみてください!
専門店おすすめのイヤモニ
ここからは、イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンがおすすめするイヤモニをご紹介します。
1万円前後でおすすめのイヤモニ
SHURE (シュア)「SE215」
言わずと知れたロングセラーイヤホン
ダイナミック型MicroDriver搭載で、温かみのあるディテールサウンドを再現します。遮音性の高い形状により、どこにいても臨場感あふれる最高のリスニング体験を思う存分満喫できます。プロフェッショナルの現場向けに耐久性のある丈夫な設計、最適化されたノズル角度により、長時間の快適さとフィット感を実現します。さらに、MMCXコネクタによるリケーブルに対応しており、断線時のケーブル交換や、ケーブルのグレードアップも可能。2011年の発売以来、「定番の機種」と呼ばれ続けているイヤホンです。
スタッフレビュー

イッチー
世界で愛され続けるベストセラーな名機!!
2011年の発売以降から2022年現在まで高い人気を誇るSE215は装着感と聴き心地が魅力です。いわゆるモニタータイプといわれるイヤホンやヘッドホンに散見される、刺激的で硬質な部分が少なく、バランスのとれたサウンドでありながら、耳当たりは「ふくよか」な印象です。
搭載されるダイナミックドライバーの自然な音の繋がりはスピーカーのようで、デッドな音響空間で分析的に聴かせながら、高い解像度で空間系のエフェクトなどはしっかりと再現されるので、音作りのチェックにはもちろん、制作者の意図した音源を再生してくれそうです。
低音は厚みにこそ、物足りなさを感じる人もいるかと思いますが、輪郭がはっきりとし、非常に追いやすいベースラインになっています。
装用感のために計算された本体の形状は、長時間のリスニングや作業でもストレスを感じにくく、長丁場のお供にも最適です。スマホに記録されている圧縮された音源やストリーミングでも、一層の立体感をもたらしてくれ、特別、今まで音質にこだわってこなかったという方にこそ、高い感動が得られ、普段の音楽は表情が変わって見えるはずです。
初心者から玄人まで、そして通勤時あるいは音楽スタジオ、あらゆるレベルとシーンで活躍できるイヤホンです。
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SHURE (シュア)「SE215 Special Edition パープル」
おすすめのイヤホンと聞くと必ずと言って良い程この名前が出てくる大人気製品「SE215 SPE」に新色として登場したのが、ユーザー投票により選ばれた【パープル】です。スペシャルエディションモデル(SPE)は独自のチューニングを採用。低域を強化した周波数特性にチューニング。プロ向けに開発されたコンポーネントで構成されたイヤホンは、豊かな低音域と透明感のある高音域を組み合わせた高精度サウンドが魅力。低音から高音までクリアに響きます。そのクオリティはステージだけでなく、街中でもパワフルな本格リスニングを楽しめます。
スタッフレビュー

りょうにぃ
名機と呼ばれるのには訳がある
Shure(シュアー)往年の名機「SE215 SPE」に、ファン投票で人気の高かったパープルが新色として仲間入りしました!
クリアやブルーはありましたが、パープルもまた毛並みが違ってとても良い感じです。スケルトンで中が見えるのもいいですね~!
音質はシングルダイナミック型らしいまとまりの良さと、声やドラム等の鳴りものの音の取りやすさはさすがの一言です。普段使いはもちろんですが、アーティストがライブでよく使っているのを見かけるだけあり、ガイドやクリックなどは非常に取りやすいです。フィット感も良いので、集中したい時にも良いですね。
かくいう私も215のホワイトをワイヤレス化して使っていますが、飽きの来ないデザイン、程よい密閉間、耳が疲れにくいシュアーな音質が大変気に入り、長年愛用しています。
ちなみに私はイヤーピースをSpinFit CP100+に変更して使っていますが、低音抜けもなく、相性抜群で大変満足しています。(ここはあくまで好みがあると思いますが)音や装着感、ルックスも良く、ワイヤレス化などもできる往年の名機、この価格帯ではもちろん最強だと思います。是非店頭で試聴してみてください!
SE215 Special Edition パープル 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
SENNHEISER (ゼンハイザー)「IE 100 PRO」
暖かみのあるサウンドを実現しながらも、パワフルで豊かなディテールを実現します。非常に大きな音量の環境でも、あらゆる面で歪のない明瞭なサウンドです。コンパクトなデザインは、確実なフィット感と優れた装着感により、長時間でも快適に使用できます。 ケーブルダクトとの接続部から堅牢な構造で、ステージでの使用の厳しさにも耐えられるように設計されています。
スタッフレビュー

ケイティ
どこをとっても優等生(エリート)な相棒
大人気のモニターイヤホン、IE 40 PROの後継機とあって期待していた方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
まず、形状は先代のIE 40 PROや上位機種のIE 400 PROなどと変わらず、定番的なイヤモニ形状で装着感も大きく変化は感じませんでした。この形状に慣れ親しんでいる方ならすんなり受け入れられると思います。シリーズ通して定位感がかっちりしていて音の距離感や位置の分析がしやすい印象でしたが、このIE 100 PROも違いません。
自分はあまりプレイしないですが、FPSなどの対戦ゲームでも能力を発揮してくれるのではないでしょうか。非常に素直で、自己主張の少ないTHE モニター系のサウンドです。特徴としては張りの良さ、レスポンスの良さがあげられると思います。スネアなどの打楽器の音が「スパン」と発音してからフェードアウトしていくのをスピーディに表現している印象です。ゆったりとした楽曲よりはノリのいいスピード感のある楽曲のほうが楽しく聴けると思います。
ちょうど秋葉原店にIE 40 PROの中古があったので聴き比べてみました。大きく傾向、キャラクターは変わらずですが、一番わかりやすい変化が低音の質感です。先代でも十分なクオリティですが、若干浅く、もう一歩深い低音まで出してほしいなという印象があったところをうまく解消しています。量感が増えているわけではなく、縦のレンジが広がっているイメージで、楽曲全体の厚みを上手に表現できています。
IE 40 PROが好きな方で、IE 100 PROの音が好きじゃないっていう方、あんまりいないと思います。そのくらい正当な進化系という印象が強いです。IE 40 PROに少しだけ物足りなさを感じていた方、もしかしたら欲しかった答えはこの「IE 100 PRO」かもしれません。
IE 100 PRO 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
Acoustune (アコースチューン)「RS THREE」
「RS THREE」はプロの作曲家達からヒアリングを行い、より楽曲制作に適した音に仕上げたモデルです。小型軽量で疲労感も少ないデザインで、どこでも持ち歩ける小さく快適なモニター環境を構築することが出来ます。実用面ではスパウト部分の折損、コネクター部分やハウジング部分の破損、ケーブルの接触不良などのトラブルが発生し易い部分をクリアしつつ、より多くの人にフィットしやすい小柄なボディを採用。さらに絡みにくく、タッチノイズの少ない取り回し性の良いケーブルを、スタジオなどで取り回しがしやすい長さに改良しています。
スタッフレビュー

りょうにぃ
リファレンスモニターイヤホンの最適解
Acoustuneの新ラインナップ、Monitorシリーズ「RS ONE」の発売から早10ヵ月。待望のMonitorシリーズ第二弾「RS THREE」をご紹介します。
その音を聴いて最初に頭に浮かんだのが、ヘッドホン:SONY 「MDR-CD900ST」や、スピーカー:YAMAHA 「NS-10M STUDIO」でした。全ての音を原音に忠実に再現してくれていて、ノイズ、ヴォーカルのブレス、音のパン振り、空間系エフェクトのかかり具合等も判断しやすい優れモノだと感じました。
低域はマイルドですが、しっかりと出ていて物足りなさは決して無く、中域は太く盛るような音では無くナチュラルに鳴ってくれます。高域もRS ONEに比べるとスマートで、硬さが無い。個人的には非常に好み。普段使いでも勿論イケますが、特に曲を作っていたり、DTMにハマっている人には、これがリファレンスモニターの最適解じゃないかと感じさせるほどでした。RS ONEもライブ用モニター寄りなピーキーさが好きで絶賛愛用中ですが、このRS THREEに買い替えよかな?と真剣に検討しています。
筐体も軽くて疲れにくく、ケーブルも着脱可能、そして、RS ONEのケーブルが1.2mだったのに対して、RS THREEは1.8mあるので、ケーブルの長さが足りないなんてことも無く、これは意外と嬉しいポイントではないでしょうか?
お求めやすい価格でリファレンスに適したモニターイヤホンをお探しの方には是非おすすめしたい一品。是非e☆イヤホン店頭でご試聴ください。
RS THREE 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
AAW (エーエーダブリュー)「A2H+ (Universal Fit)」
「A2H+」は、メタルプレートとアバロン(貝殻)素材を使用したフェイスプレートは、美しく高級感のあるユニークなデザインとなっています。AAW独自のNOVAドライバーは、高音域とボーカル帯域にクリアなディテールを確保するとともに、高音域の伸びをコントロールします。サウンド面では、高音から低音まで満遍なく綺麗に出ている印象です。ダイナミックドライバーの太く迫力のある低音、NOVAドライバーの繊細かつ高解像度で綺麗に伸びる高音とボーカルが特徴です。
スタッフレビュー

かやちゃん
低音を浴びよう
この製品の魅力は「唸るような低音」です。
低音が出る製品は同価格帯にもたくさんありますが、ここまで沈み込むような厚い低域はなかなかないでしょう。
ライブハウスで聴く低音に近い印象を受けました。私含め、低音ファンにはたまりません。低域に比べると中高域は控えめに感じますが、埋もれることなくのびのびとなっています。
EDMやロックをよく聴く方におすすめです! このイヤホンを使用してライブさながらの低音を浴びて幸せになりましょう! e☆イヤホン店頭で実際に試聴できます。是非お越しくださいませ。
A2H+ (Universal Fit)商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
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3万円前後でおすすめのイヤモニ
SONY (ソニー)「MDR-EX800ST」
大口径16mmダイナミックドライバーユニットにより、レコーディングスタジオのモニタースピーカーさながらの自然な周波数特性を実現。分解能が優れ、モニタリングに適しています。耳の形に合わせて形状が調整できるフレキシブルイヤーハンガーを採用。確かな装着性が得られます。また、最大500mWの高耐入力、アクシデント時の容易なコード変換など、ライブ環境に適した耐久性の機能性を実現しています。さらに、レコーディングの現場で高評価を得ているモニターヘッドホンMDR-CD900STと同様に、ソニーとソニーミュージックスタジオが共同で開発。精緻な手作業による厳密な音質調整により、音響特性の個体差を少なく仕上げています。
スタッフレビュー

スタッフ
素直で美しいサウンドがお好みの方にはぜひおすすめ
型番末尾の「ST」はSONYの業務用モデルの証!ソニースタジオのサウンドエンジニアと共同で開発され、手作業で製造されるが故に品質の高さはトップクラスです。
カナル型イヤホンの弱点と言える音のこもった感じが極端に少なく、澄み切った再現性は音楽鑑賞用としても威力は絶大。「隠れた音まで全て聴きたい」そんな要望に応えられる数少ないモデルかもしれません。
フレキシブルイヤーハンガー方式を採用した装着方法は慣れればストレスなく長時間のリスニングが可能、かつ外れにくいのが特徴です。永くパートナーにしておくのには必要不可欠な要素であるケーブル交換が可能な点も魅力です。
MDR-EX800ST 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
TAGO STUDIO TAKASAKI (タゴスタジオ タカサキ)「T3-02 」
屋外での使用を想定し設計されています。必ずしも静かな環境とは限らず、周囲への音漏れに配慮する必要のある屋外において、高い遮音性能を有するイヤホンであることを特に重要な要素として考えられています。設計、デザイン、チューニングの面においても、外環境に最適なサウンドを試行錯誤し、“持ち歩く、究極のナチュラルサウンド”を妥協することなく追求したイヤホンです。
スタッフレビュー

みくぺ
生々しいナチュラルサウンド!
ヘッドホンで人気を博した『T3‐01』をより手軽に聴けるようにと作られたイヤホン『T3-02』の登場です!
音の雑味が全くなく、まるでその場で奏でてくれているかのような再現率の高さに驚かされました!音の抜け方や響きがリアルそのものでナチュラルに鳴らしてくれ細部細部までこだわりを見せてくれるようなサウンドになっており、聴き込めば聴き込むほど音の深みに入り込んでいけます。
低域にしっかりと厚みがあり、抜けの良さが臨場感を出してくれ、中高域は迫力がありそれでいて温かみがあります。バイオリンの伸びやかで艶やかな音やピアノの繊細さや力加減、細やかな動きまでも感じれるくらい生々しいです。
どの音もつっかかる事無く滑らかで沢山の音が重なっても埋もれる事無く、より美しさが増してしっかりと聴き込める分離感のよさにひたすら感動してしまうほどです。全体的にバランスの取れたフラットな音をしていてどの曲にも対応できる優等生さんです!!ゆったりとした曲もスピード感のある曲もお手のものです。モニターイヤホンとしてもリスニングイヤホンとしても満足のいくイヤホンです。楽器の生々しさを是非とも聴いていただきたいのでインストバンドで聴いていただくとよりよさが伝わると思います。
やや筐体が大きめですがご自身の耳に合わせてイヤーピースで調整するとよりばっちりフィットすると思います!フラットな音をしているのでイヤーピースなどで色々音を追求するのも楽しみの一つだと思います。
T3-02 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
SHURE (シュア)「AONIC4」
Shure初となるBAドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド構成のイヤホンです。 バランスドアーマチュアとダイナミックドライバーのユニークな組み合わせにより、温かみのあるダイナミックな低音とクリアで繊細な中高域を両立できるサウンドが特徴で、各楽器、ボーカルを繊細に表現します。さらにワイヤーフォームフィットの安全な耳かけ型デザインにより、ケーブルが邪魔になりません。 その他のMMCXケーブルアクセサリーに簡単に変換でき、様々なリスニングスタイルに対応します。
スタッフレビュー

ケイティ
モニターにもリスニングにも。さらに使いやすくなった万能機
SEシリーズと比べて筐体が丸みを帯びてかわいらしい印象を持ちました。装着感は大きくは変わらないですが、個人的には丸みを帯びた分、より耳の形にフィットするようになりました。
個人的にSE425を愛用しているのですが、それと比べて音の距離感が広がった印象です。SE425はモニター用途という事もありよくも悪くも音が近いのですが、AONIC 4はそれよりも少し広がりが出ています。どちらかというとWESTONE のUM PROシリーズに近い距離感です。SE425よりも少し柔らかくなった印象も受けました。
全体的なバランスとしては癖が無く、優等生的なサウンドです。低域の量感はあまり多くないですが、より低い部分までレンジが広がって且つ輪郭のはっきりした低域表現なのでしっかりと存在感を感じられます。今までSEシリーズを愛用していた方にもそうでない方にも、また違った良さが出ているイヤホンなので是非ご一聴いただきたいです。
AONIC4 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
Westone Audio (ウェストンオーディオ)「AM PRO10」
従来のステージ用のインイヤーモニターは外部音をなるべく遮断して、クリアな音を届けることを目的としていました。ミュージシャンの外部の音を感じながらパフォーマンスを届けたいという強いリクエストと、ミュージシャンが求めるクリアな音を実現すべく、従来のアンビエント型(開放型)モニターとはまったく異なる新しいアンビエント型モニターとして登場したイヤホンです。
スタッフレビュー

スタッフ
外音が聴ける数少ないイヤモニ
コンシューマー向けとしては数の少ない、外音が聞こえるアンビエント機能のあるイヤホンです。音はとても自然で定位がグンと良くなりサウンドステージの広さに驚かされます。
遮音性は特別悪くなることはなく、周りの音が音楽を邪魔をする印象はありませんでした。適度に周りの環境音を通してくれるため、従来の密閉度の高いIEMの欠点でもあった、「外での使用が危険なシーン」に対しても有効であり、例えばランニングなどのちょっとした運動にも使えると思います。
音質としては中高域に特化している機種です。ボーカルの抜けの良さと余韻まで伸びる高域が特徴的でギター・ボーカルを聴くのに抜群に合います。アコースティック音源・アニソンを聴く方におすすめです!
AM PRO10 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
5万円前後でおすすめのイヤモニ
SENNHEISER (ゼンハイザー)「IE 400 PRO」
ダイナミックドライバーの動作原理から再設計し、モニタリングイヤホンに求められる高い性能を提供します。この新しい”TrueResponse”テクノロジーは周波数帯域全体をカバーし、クロスオーバー調整や位相差は発生しません。 歪みもないため音響のストレス要因を低減します。最も高い音圧レベルやとても騒がしい環境であっても、確かな音像により自然なまま聞き分けられます。瞬時に繊細な違いを判断することが求められるプロフェッショナル向けインイヤー型モニタリングイヤホンです。
スタッフレビュー

ケイティ
分離感に優れたリファレンスイヤホン
かなり音が近く、THE モニターなサウンドです。どの帯域も主張しすぎませんが若干中低域寄り。低域はゴリゴリに鳴らしてくれますが低域が支配することもなく各帯域がきちんと役割を果たせています。
上下左右とも分離感が強く、一つ一つの音をはっきりと鳴らします。もちろんモニターとしても優秀ですがリスニングでも一役買ってくれるはずです。
装着感、見た目ともに先んじて発売されたIE 40 PROとほぼ同じ感じです。IE 40 PROの装着感が気に入られている方は問題なく装着できると思います。
モニター系サウンド好きの方、SENNHEISER好きの方には是非ご一聴いただきたい一本です。
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Westone Audio (ウェストンオーディオ)「Pro X30」
3基のバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載。低域・中域・高域に割り当てられた各ドライバーは、それぞれの周波数帯域を極めてスムーズに鳴らせるよう設計されています。力強い低域と明瞭な中域、そして驚くほど冴えわたる高域は、あらゆるステージでのパフォーマンスを完璧なものにしてくれます。ピュアで温かみのあるサウンドは、全ての音のディティールや楽器の音を忠実に再現します。
スタッフレビュー

かかりちょーTwitter
老舗がおくる優れたモニターイヤホン
BAドライバーを低域・中域・高域にそれぞれに割り当てたBA3基というシンプルな構成です。
レスポンスに優れた力強くタイトな低域、明瞭感にあふれる中域、繊細で抜けのよい高域とドライバー構成通りのバランスの良いシンプルな音です。そんなシンプルな音ゆえにモニターイヤホンとしての出来の良さがうかがえます。
上記の通り各帯域は強調されることなく万遍に鳴ってます。そして分離感、解像感に定位感と、どれをとってもモニターイヤホンとして高水準な出来栄えです。そればかりか、音のつながりまでもが滑らかで音楽体験としても味わい深い音に仕上がっています。
リスニングとモニターを一本で済ませたい方にオススメのイヤホンです。
Pro X30 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
Westone Audio (ウェストンオーディオ)「MACH 20」
2 Way/2 基のバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載の「MACH 20」は、タイトでパンチのある低域とクリアな高域を実現しながらも、中域・ボーカルが自然に前に出るのが特徴です。良質なサウンドステージと心地良いリスニング体験をオーディエンスに提供します。さらに、人間工学に基づいた設計により、長時間の使用でも耳の疲れを低減します。
スタッフレビュー

ナキ
愛機候補、現る。
歌入りの曲を聴いた時に、BGMが一歩奥に引いて ボーカルに主役を譲ってくれているような感覚があり、かつとりわけ女性の声に「突き抜けるような感じ」を与えてくれる特定の周波数が立っていて、ボーカルが非常に聴き取り易いです。
元々、Westone製品の極細ケーブルや 特徴的なイヤーピースの装着感が好みだったのですが、今回は特に試聴した瞬間「実用性の獣だ……使ってみたい……」と わくわくしました。と言いますのも、歌を歌う自分にとってボーカルが際立っているものの、統一されたようなクリーンさが感じられる、私が日頃求めている ライブ用イヤモニの理想を思わせる音だったのです!
ライブハウスなどで歌う機会のある方や、リスニング用途でもボーカル好きな方、歌唱の繊細な表現を聴き逃したくないという方に推したい一機です。
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10万円前後でおすすめのイヤモニ
SENNHEISER (ゼンハイザー)「IE 600」
ハウジング素材には、NASAの火星探査機のドリルにも使用されるドイツのへレウス社が提供するAMLOY-ZR01というアモルファスジルコニウム素材を採用。気温の変化に強い特性を持ち、腐食に強いため経年劣化しにくく長く使用できます。また、アルミやプラスティックよりも『重さ』があるため外からの音を遮断することに優れています。音に関しては臨場感溢れる音のレイヤーと、艶やかなボーカルで心まで包み込む極上のサウンドとなっています。
スタッフレビュー

わか
ボーカル際立つ。中高音域が美しい必聴のイヤホン
IE 600は中高音域にこだわりを持っている方に是非聴いてほしいイヤホンです。なんといってもIE 600の最大の特徴は、ボーカル表現の素晴らしさに尽きます。
全体的に音のひとつひとつの分離感がとても高く、その中でもボーカルが浮き出ているような立体的な聞こえ方は本当に素晴らしかったです。細かな息遣いまでしっかりと聞こえ、まるでその場で歌っているかのような感覚でした。また、高音域に関しても、かなり細かな音まで鮮明に聞こえ、音抜けが良いことも相まって全体の見通しの良さを感じました。
中音域から高音域に関しては、生々しさを残しつつも、高い解像度と立体感からクールさを感じる音質でした。低音域に関しては、タイトになり過ぎず、少し暖かみを感じる音で、全体がクールになり過ぎないようバランスを取ってくれていました。
全体を通しては、クールめな音の印象で、解像度の高さと音の広がり方の素晴らしさが魅力的なイヤホンでした。この価格帯のイヤホンは、マルチドライバーで本体が大き目な製品が多いですが、IE 600は他のイヤホンと比較してかなり小さく薄く設計されているため、装着感の良さ(特に耳への収まり感)がピカイチでした。
また、金属筐体ではありますが、ザラっとしたマットな仕上げとなっているため、比較的キズが目立ちにくくなっています。毎日外で使う上では、キズを気にするストレスが減るのもありがたいポイントです。最近聴いた有線イヤホンの中でも特に「欲しい!」と思えるイヤホンでした。有線イヤホンをお探しの際には、ぜひ候補の一つに入れて欲しいイヤホンです!
IE 600 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
Westone Audio (ウェストンオーディオ)「MACH 50」
3Way/5基のバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載の「MACH 50」は、自然な伸びのある豊かな低域と奥行きと幅のあるサウンドステージが特徴です。力強い低域を好みながらも中高域のディテールとレスポンスを求めるプロに最適な製品です。ケーブルは軽量で、完璧なオーディオ環境を常に追求するオーディオファンのニーズに応えるために開発され、抵インピーダンスでピュアなサウンドを再現します。
スタッフレビュー

りょうにぃ
伸びのある低域と中高域の心地よさ
Westone Audioから登場した「MACHシリーズ」8機種の中で、今回は5基のバランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載した「MACH 50」を聴きました。これを聴く前に「MACH 40」を聴きましたが、そちらと比較すると、全体的にルームサイズ、音のスケールが広がった印象でした。
低域もややマイルドになりつつも伸びがあり、それでいて、全体的に音により厚みが増し、解像度も程よく上がっているので、個人的にはこの「MACH 50」が一番タイプでした。特に中高域が良い意味でタイトめに鳴るので、聴いていてすこぶる心地が良い。ハットやリムショット、シンバル、ピアノやストリングス、ギターのハーモニクスなんかもくっきり綺麗に聴こえるので、原音を損なわず、さらに「こんな音鳴ってたんだ」など、新しい発見もありそうです。
そんな硬さもエージングをすることでさらに素地が出てくると思うので、エージング後の音も非常に楽しみなイヤホンです。
そして、このMACH 50にはLinum SuperBaXT2™ケーブルが付属するのも嬉しいですね。コンサートさながらの臨場感を味わえる、優れた製品だと思います。
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SHURE (シュア)「SE846 (第2世代)」
バランスよく最適化された4つのカスタム高精度ドライバーは、これまでにないクリアで伸びのあるサウンドを提供し、革新的なローパスフィルター設計は、音のディテールを損なうことなく、本物のサブウーファーだけが表現できるリアルな重低音を楽しめます。新たに追加された「エクステンドノズル」をはじめ、カスタム可能な周波数特性は、交換式ノズルインサートでより好みのサウンドにチューニングが可能です。
スタッフレビュー

わか
指標として持っておきたいイヤホン
「SHURE SE846」は2013年に発売されて以来プロアマ問わず多くのユーザーに愛され続けているイヤホンです。そんな「SE 846」の第2世代モデルの大きな変更点はエクステンデット(赤色)ノズルの追加です。
今回のレビューでは、全てのノズルを聴き比べをおこないました。
【バランス(青)】
ボーカルの存在感をハッキリと感じられるサウンドです。音場は狭めで全帯域過不足なく音が出ています。
【ウォーム(黒)】
ボーカルの存在感はそのままにやや高音域を抑え、中低音域を伸ばしたようなサウンドチューニングがされていました。4種のノズルの中で一番聞き疲れしないサウンドでした。お気に入りの楽曲のサ行の刺さりが気になる際にはウォームノズルの使用が良さそうです。
【ブライト(白)】
バランスと比べると全体的にメリハリをはっきりと感じられるサウンドでした。特に中高音域から高音域にかけての量感が増しています。中高音域の量感の増加と同時に、低音のアタック感もよりしっかりと感じられるようになっている印象でした。女性ボーカルとの相性がとても良く感じました。
【エクステンデット(赤)】
第2世代になり追加されたエクステンデットノズルは4種のノズルの中で一番透明感を感じるサウンドでした。
YOASOBIの「群青」の楽曲中に度々流れる水の様な音の生々しさには思わず鳥肌が立ちました。ボーカルを中心に全体的に音が近く感じられ、まとまり感が好印象でした。音の濃さを感じつつもスッと抜ける正確さも味わうことが出来ました。
ブライトノズルと比較すると、ブライトノズルのやや刺激的な部分を抑え、聞きやすくなっている印象でした。既にSE846ユーザーの方にも是非新しいノズルの音を体験していただきたいです!
10万円前後の定番イヤホンのうちの1つと言っても過言ではない「SE846」。古さを感じさせない長年愛され続けている3種のチューニングと、新たに加わったバランスの良さが好印象の新しいチューニングを楽しめる第2世代SE846は、1つで4度おいしいお買い得なイヤホンだと思います。
e☆イヤホン店頭ではノズルやイヤーピースを変更して試聴することも可能です!
是非お近くのスタッフにお声がけいただいてお気に入りを探してみてください!
SE846 (第2世代) 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
Ultimate Ears (アルティメットイヤーズ)「UE5PRO To-Go」
Ultimate ears To-Go シリーズは、2016年夏より発売していたUltimate earsのUniversal Fitシリーズをベースに、コネクターとケーブルを変更し、音質面と耐久性の向上を実現したシリーズです。世界中に愛され続け、業界ではトップシェアの老舗ブランドUltimate earsの魅力を最大限に引き出すよう、ケーブルメーカー『estron』と共同開発をした独自コネクター「IPXコネクションシステム」と同社のSuper Baxを採用しています。
スタッフレビュー

すずき
『聴いていて楽しくなるイヤホン』ならこの子です
Ultimate Earsのエントリーモデルにして、オーディオファンからプロ用途まで、どなたにも適したもっとも万能なモデルがUE5Proです。
筐体は非常にコンパクト、カナル(ノズル)も細い設計で、幅広く色々な方の耳にフィットしそうです。強いて言えばカナルが長めで、人によっては、装着感に慣れがいるかもしれません。
音についてですが、広く豊かなレンジ、各帯域の音圧に音バランスに至るまで、不足感は一切ありません。くっきり高解像度タイプではありませんが、一音一音はっきり聴き取ることができます。無理に音を誇張することもないため、ありのままの音を、パワフルかつ正確に鳴らしている印象です。
特筆すべきは中低音の量感で、楽しく聴けるバランスと、モニター的なバランス両方を、上手く保っています。低音楽器の生々しさ・再現性には、光るモノがあります。
高音域も低音の量感に埋もれることなく主張し、ボーカルの細やかで繊細な表現も上手いです。ドライバー数ゆえか、少し線の細い印象は抱きますが、極端に音数が多くない限り、破綻はしなさそうです。
弱ドンシャリな音バランスは、POPS・ROCK・EDMなどの現代的な楽曲と合いますが、基本どんな楽曲とも相性選ばず楽しめると思います。発売から20年以上経ちますが、古臭さを一切感じないUE5Proのサウンドは、今の環境でもバッチリ活躍できそうです。UEが誇る名機を、ぜひお試しください。
UE5PRO To-Go 商品ページはこちらレビューはこちら中古で探してみる
Ultimate Ears (アルティメットイヤーズ)「UE Reference Remastered To-Go」
Ultimate ears To-Go シリーズは、2016年夏より発売していたUltimate earsのUniversal Fitシリーズをベースに、コネクターとケーブルを変更し、音質面と耐久性の向上を実現したシリーズです。その音質は定位がしっかりしており、レスポンスも正確。まさに音源に対して何も足さず、引かずそのまま再現するためのイヤホンです。音楽を機器の音を気にせず楽しみたい方や、リファレンス用にイヤホンを探しているという方におすすめの機種です
スタッフレビュー

すずき
あらゆる現場で活躍するプロモニターサウンド
UE Reference Remasteredをシンプルにご紹介するなら、Ultimate Earsのラインナップで、もっともサウンドモニターに適したモデルと言えます。
筐体は非常にコンパクト、カナル(ノズル)も細い設計で、幅広く色々な方の耳にフィットしそうです。強いて言えばカナルが長めで、人によっては、装着感に慣れがいるかもしれません。
音質は、極めてフラットバランスで、音源に収められた音を余すことなく描くその描写力に、チューニングを施したエンジニアの執念すらも覚えます。ボーカルはもちろんのこと、エレクトリック・アコースティック問わず、どんな音も分離良く正確に再生するため、モニターイヤホンをお探しの方には、真っ先にオススメしたいモデルです。
音を表現するとき、高域寄り・低域寄りと表すことがありますが、本機はまさに“ど真ん中”にいる印象です。音の抑揚や鳴り方に歪みがなく、バッチリ定位しているさまも、モニター時に聴き取りやすくなるポイントと言えます。
また、サラッとした聴き心地の良さに付随して、爽やかさと抜けの良さがあり、カナル型(密閉型)特有の閉塞感が抑えられています。おかげで、長時間使用しても聴き疲れしづらいです。
ただし、全体的に薄口な音作りで、そのあまりにもフラットな音に、物足りなさを感じる人はいそうです。あっさりとはしてますが、聴き心地良く聴き疲れにくい特徴から、純粋に音楽を楽しむ目的でも、十分活躍できるポテンシャルを持っています。
音楽と音を大切にする人に、ぜひお試しいただきたいです。
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オーダーメイドでおすすめのイヤモニ
AAW (エーエーダブリュー)「A3H+(カスタムIEM)」
A3H+は好評だったA3Hハイブリッドインイヤーモニターに続く、ハイブリッド構成の進化系です。進化したノズルレス・オープンベント・アーマチュアドライバー(NOVA)と、新開発のグラフェン・ダイナミックウーファー、バランスドアーマチュアドライバーを採用しています。繊細なドライバー配置と新しい3Dプリント・アコースティックチャンバーのデザインによって、各帯域の位相並びに信号の到達するタイミングの最適化を図りシームレスなサウンドを実現します。
スタッフレビュー

ハラちゃん
お求め安くても音質は最高。
シンガポールのイヤモニメーカー、AAWが誇るハイブリッドモデルです。e☆イヤホン取扱のカスタムIEMの中でもかなりお求めやすくなっています!
お求め安くても、音がめちゃくちゃいいんです。どっしりとしたダイナミックな低音と、明るめな中高域がとても気持ち良いサウンドです。音はどちらかというとクール寄り。ですが刺さることはなく、非常にクリアです。
初めてのカスタムIEMに是非!おすすめです。
カナルワークス (カナルワークス)「CW-L17QD」
超小型のバランスドアーマチュアドライバユニット4基を一つにまとめたクアッドバランスドアーマチュアドライバを高域に採用しました。これによりドライバ1基当たりの負荷を下げ、ひずみ感の少ない艶やかな高域を実現しました。また、低域にはベント装備による高能率で、且つ音響フィルターを内蔵した低音専用設計のデュアルバランスドアーマチュアドライバを採用しました。合計6ドライバ構成によるワイドレンジなサウンドをお楽しみいただけます。
スタッフレビュー

ほーりー
高音がキラッと輝いてます!
鋭い高音好きからすると、とてもワクワクしちゃうドライバ―構成。もちろんリズム取りも大切なので、低域にもしっかり2ドライバ―搭載してますね。
いつも通りまず高音の主張が強い曲を聴いてみたのですが、覚悟していた以上の高音が鳴り衝撃でした。高音がきつく感じる方がもしかしたらいるかもしれないくらいに強く、スッと聴けてキレのいい印象です。
中音は特筆することはありませんが悪い意味ではありません。癖がない中音は、高音にあまり干渉しないこのモデルでは必要な役割と感じています。
低音の特徴は、量感がそこまで多くなく、横に広がって聴こえる印象です。余韻少なめでキレが良いのはグッドポイントです。
主に疾走感のある曲を聴く方に大変おすすめです!
須山補聴器 (スヤマホチョウキ)「FitEar MH334」
FitEar MH334は、業務用カスタムイヤーモニターをベースに、より音楽を楽しめる機種とし生まれました。低域と高域にそれぞれ1基づつ、低中域に2基のドライバーを配置、音楽性を保ちつつ正確な音を再現します。FitEar MHシリーズは、日本屈指のマスタリングエンジニア、原田光晴氏を開発・設計アドバイザーに迎え、カスタムイヤーモニターとしての特徴は活かしつつ、マスタリングスタジオのラージモニターをリファレンスとした音作りを施しています。
スタッフレビュー

きょろ
安心安定のイヤモニ定番機
数多くのアーティストも使用する334シリーズのMH334。長い間多くの方に愛されてきた理由は一聴すると納得されると思います。
音域的には低域の量が多く土台がしっかりと支えられている印象です。中高域も細かく表現されており、低域の量に音負けする印象はありません。どの音域も解像度が高く、定位がしっかりとしているので埋もれずに聴こえるのだと思います。またボーカルが1歩前に出ており、その後ろや周りで楽器等が鳴り響いているという印象です。
リスニングとしても楽しめますが、解像度や定位、音の粒立ちの良さがあるのでモニターとしての使用で334の真価が発揮されるでしょう。楽曲については刺さる音等はないので、幅広く対応しています。アーティストが表現したい音を聴きたい方にオススメの定番イヤーモニターです。
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Ultimate Ears (アルティメットイヤーズ)「UE Pro Reference Remastered」
スタジオ使用に限らず、多くのボーカリスト、ギタリスト、キーボード奏者に愛用されています。レコーディング、ミキシング、編集、マスタリング等の全ての工程にはクリアでニュートラルなサウンドが求められます。位相差のない透明感とディテールを提供する、どこまでも正確な音を追求する方に最適なモデルです。
スタッフレビュー

きょろ
プロユースな万能モニターサウンド
Ultimate Earsで最もモニターライクな一本です。個人的にはモニター向けIEMでは定番とも思っています。
若干の低域と中高域が他帯域より多く感じますが、全音域をしっかりと丁寧に全て鳴らしてくれています。
音色としては非常に軽やかになっている印象です。低域の量が少し多めと書きましたが、多いからと言って重いということはなく、あくまで自然な鳴り方です。
プロの現場やライブ、レコーディング環境でのこのバランスの良さは非常に頼りになるでしょう。
全音域をしっかりと慣らしていますが、軽やかのサウンドなので聴き疲れはありません。モニターサウンド、楽曲の造りそのものを体感したい方にオススメの1本です。
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VISION EARS (ヴィジョン・イヤーズ)「VE 3.2」
「VE3.2」はVE3の後継機種としてブラッシュアップし改善されたモデルです。VISION EARSの中でも特にフラット目なサウンドが特徴的な機種です。モニターライクな音の鳴りですが、VEらしいレスポンスの速さで1音1音丁寧に聴かせてくれるので退屈することなく聴いていられるサウンドです。音のレスポンスも良く、テンポの速い曲でも繊細かつ丁寧にならしてくれます。
スタッフレビュー

もい
モニターにもリスニングにも!幅広く活躍!
さすがVISION EARSと言ったところでしょうか。モニターライクな音の鳴りですが、VEらしいレスポンスの速さで1音1音丁寧に聴かせてくれるので退屈することなく聴いていられます。
楽曲作成などで使うモニターとしても多ジャンルの音楽を楽しむための万能型イヤホンとしてもどちらでもお使い頂けるイヤホンです。
音もさることながら完成品のクオリティの高さもおすすめです。
さいごに
いかがでしたか?今回はイヤホン・ヘッドホン専門店 e☆イヤホンが「イヤモニ」についてご紹介しました!
e☆イヤホンでは今回ご紹介した製品以外にも、多数のオーディオ製品を取り扱っています。実店舗では様々な製品の試聴もできますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。