スタッフ詳細
れ〜やんレーヤン
@e☆イヤホン 秋葉原店
eイヤホン秋葉原店4Fに生息しています。
ASMRとメタルが好きです。
スタッフレビュー
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HiByMusic
R4
Orange
¥45800 税込
パワフルスモールワンダフル!
音色はパワフルで、筐体は軽量コンパクトで持ちやすく、デザインもSFチックでカッコいい!眺めても楽しいし、音楽を聴いていても楽しい至れり尽くせりなDAPが登場です。 まず何よりも筐体のセンスが光ります。比較的小さなサイズで、片手での操作がかなり楽に行えます。重量も231gと重すぎず軽すぎないちょうど良い塩梅です。上部には大きめのストラップホールが付いており、ストラップを通して首にかけたりできます。逐一バックやポケットにしまったり、常に持っていたりする煩わしさを解決してくれます。オーディオイベントなど、次々に試聴をする環境で特に役立ちそうです。背面のデザインはSFチックでカッコよく、所有欲を満たしてくれます。少し背の高くなっているブロック部分は机の上に置いた際、ちょうど良い傾斜を作ってくれて、操作性の良さに一役買ってくれます。 動作はかなりサクサクで、固まったり、スライドがワンテンポ遅れたりなどはなく、ストレスフリーに使用できました。 サウンドはかなりパワフルでノリが良く、自然と身体が動いてしまいました。特に中低域が力強い鳴りをしてくれるため、ベースラインをビシビシと感じることができました。中域も負けじと厚みがあり、存在感のあるボーカルを聴かせてくれます。中高域から高域にかけてはキレと聴きやすさが両立されている印象です。ロックやポップス、EDMに特に合いそうだなと感じました。 上記はMSEBやイコライザーをいじらない、ノーマル状態での印象です。これら2つの機能を用いれば、お手持ちのイヤホンやご自身の好みに合わせたサウンドチューニングが可能です! かなり楽しめる一台!メインはもちろん、サブ機として持っていても活躍できる可能性大です!
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Ferrum Audio
ERCO Gen2
¥352000 税込
強くなって帰ってきました。
gen 2の名の通り、第2世代になりました。筐体デザインや大きさは変わらず、中身が換装されています。同社のフラッグシップDAコンバーター「WANDLA」のノウハウを落とし込み、音質のさらなる向上が図られています。 操作性は初代ERCOと変わらず、とてもシンプルです。接続セレクターノブを使用する端子に合わせ、ヘッドホンを繋げるだけで直ぐに聴くことができます。Gainセレクターもあるので、音量が大きすぎたり小さすぎたりした場合にも適時調整が可能です。 前面のOutputは6.3mm×1、4.4mm×1となっており、アンバランスとバランス接続両方を楽しむことができます。出力もかなりのもので、バランス接続時には50Ω/6.1w、300Ω/1.2wと、鳴らしにくいヘッドホンも安心して繋げることができます。 サウンドは全体的に引き締まったイメージですが、上位機種「WANDLA」で感じられた柔らかさが上手く各音の上に乗っており、独特な音色を生み出しています。定位は横方向の正確性が良く、ピシッと決まっています。目線を動かすとしっかりどこにどの音が鳴っているのかがわかり、思わず笑みが溢れます。低域〜高域まで必要十分に出ていますが、特に中域の解像度と描写力が高く、ボーカルが間近に感じられます。女性ボーカルと相性が良く、スッと楽曲の中へ入っていけます。 ヘッドホンはERCO gen2の高出力を活かせるD8000やempyreanなど、深みや余韻の描写力が広い空間を作り出せる平面磁界型ヘッドホンとの相性が良さそうです。 また、ERCO gen2は「HYPSOS」という別売の外部電源装置から電力供給が可能です。ノイズや変動の多い家庭用電源をHYPSOSが整え、ERCO gen2へ送り出します。付属品のACアダプターよりもさらにノイズレスになるため、より細かい音が聞き取りやすくなります。 省スペース性と高出力性をお求めの方にオススメです!
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STAX
SR-X1
¥59400 税込
エントリーながらも一線を画す、歴史あるデザインとサウンドの融合
手軽に始められるエントリーモデルでありながら、その性能は確かです。 上位モデルのSR-009SやSR-X9000、初期モデルのSR-1、SR-Xと同じ丸形ハウジングを採用しており、エントリーモデルながらも歴史と高級感を感じさせるデザインを持っています。ヘッドバンド部分や調整スライダー&アーム部は金属製で、剛性も確保されています。イヤーパッドも上位モデルと同様に、取り付け部は人工皮革、肌に触れる部分は羊皮が使用されており、細部に至るまでこだわりが感じられます。 サウンドの確認には、セットで販売されているSRM-270Sと最上位機種のSRM-T8000を使用しました。 低域から中域にかけては細かな違いはありますが、どちらのドライバーユニットを使用しても概ね似た音質です。低域は綿密に制御され、必要なときには力強く、不要なときには抑えることができます。中域は明瞭で聴き取りやすく、ボーカルやギターが活き活きとしていながら、冷静さを失わず、音楽としてのテンションを保っています。情報量や空間表現に大きな変化はありません。明確に異なるのは高域で、SRM-270Sは少しドライで薄味の音ですが、SRM-T8000ではウェットで滑らかで、厚みのある高域に変わります。過度に出すぎず、耳障りなサ行音が気になることもありません。SR-X1の良さを保ちながら、ドライバーユニットが醸し出す美しい音色を上手く取り入れています。 まずはSRM-270SとセットのSRS-X1000からオーディオを始め、ドライバーユニットを交換することで音の変化を楽しむことができます。エントリーモデルながら、長く付き合えるイヤースピーカーだと感じます。もちろん、既に上位モデルをお持ちの方も、気軽に聴きたい時やサウンドに変化を求める時に活躍してくれる逸品です。ぜひ一度試聴してみてください!
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STAX
SRS-X1000
¥108900 税込
ここから始まるオーディオライフ
必要なのはDACだけ! 手軽にSTAXサウンドを楽しめます。 STAX社はヘッドホンを「イヤースピーカー」、アンプを「ドライバーユニット」と呼称しています。このイヤースピーカーとドライバーユニットがセットになっているのが「SRS-X1000」です。STAX社直々の組み合わせを考えてくれているため、サウンドに関しては安心感があります。DACは付属していないため、お手持ちのものか別途購入が必要ですが、オーディオの醍醐味である「機材の組み合わせによるサウンド変化の楽しみ」を味わえます。悩みは少なく、楽しめる箇所は残すいい塩梅で、入門用としてピッタリです。 さて、肝心のサウンドです。今回は「SRS-X1000」セットとしての総合的な印象をまとめました。DACは「iFi Audio Zen DAC 3」を使用しています。 音はとても軽快で発音が良く、上から下までストレスなく聴くことができます。低域はよく制御されており、出すときは出し、抑えるべきときは抑えられています。中域はこもりもなく明瞭に聴き取れ、もたつきも少ないため、ボーカルやギターが生き生きとしています。高域は少しドライで薄口な鳴りですが、サ行が耳に刺さることなくリラックスして聴くことができました。 重低音が鳴り響いたり、非常に空間が広いわけではありませんが、その素朴さでどのような楽曲とも合わせて、楽曲そのものが持つ世界観を壊さずに聴かせてくれます。 最近有線ヘッドホンに興味を持たれた方、STAX製品に興味がある方、サブ機として手軽な1台が欲しい方に大変おすすめです! 是非一度聴いてみていただければと思います。
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final
D7000 【FI-D7PAL】
¥398000 税込
新たなる道。異なる良さ。
「D8000とは異なるアプローチを行なった」とある通り、随所にそれを感じることが出来ました。 D7000とD8000……まず何よりもお伝えしたいことは重量の変化です。「そこ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、D8000のサウンドは気に入ったものの、重量により断念してしまった方もいるのではないでしょうか? 約523gのD8000に対して、D7000の重さはなんと約437gとおよそ16%の軽量化を実現! 長時間の使用もしやすくなりました。実際に着用してみても、D8000はずっしりと重みを感じます。素晴らしいサウンドとの等価交換と考えれば耐えられますが、首はだいぶ鍛えられます。しばらく装着したのちにD7000へ切り替えると、かなり軽く感じられました。頭の上に存在は感じられますが、「音の為に耐えるぞ!」と意気込まなくても良いちょうどよい重さです。 次は肝心なサウンドの違いについてです。簡潔にまとめるならば、冷静さと纏まりのD7000、細やかさと広さのD8000といった所でしょうか。 D7000は適度な音場と冷静な高域と低域、ハリのあるボーカルが特徴的で、楽曲全体を把握し纏める力を持っています。対してD8000は広大な音場と深く沈み込む低域や、美しく伸びる高域が特徴的で、楽曲に込められた情報を的確に捌き配置する細やかさも持ち合わせています。 D7000を更に詳しく見ていきましょう。 音場は奥行き含めてD8000よりも1段前に来ています。特定の方向が狭まっているわけでなく、球体が1段階小さくなったイメージです。とはいえ、適度な距離感を保っており、悪い方向には使用していません。むしろ狭まった分、音楽がダイレクトに飛びこんできて、まさに音を浴びているような楽しさがあります。 低域〜中低域は弾力と厚みがありつつもブーミーにならないよう冷静に制御されていて、迫力と聴き心地の良さが両立されています。深く沈み込むような感覚や解像度はやや弱いものの、長時間聴くには丁度いい塩梅です。 中域は密度が高く、特にボーカルが際立っています。定位もばっちり決まっており、音像にブレもなくストレートに耳に入ってきます。派手な脚色も無く、ピュアにボーカルを鳴らしてくれているのでどの様な楽曲にも合わせてくれます。 中高域〜高域にかけては刺さりやザラつきもなく、滑らかに整えてくれていると感じました。整え方も丁寧で、刺さり気味な箇所を適切に摘み取り、丸みを帯びさせながらも楽曲の整合性は守ってくれています。ここもまた長時間の使用にうまく働いていて、聴き疲れしにくく不足感も与えない絶妙なバランスを実現しています。 長時間の使用をお考えの方やダイナミックでダイレクトな音をお求めの方、重量級ヘッドホンに涙を飲んだ方、是非ともお試しください!
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DUNU-TOPSOUND
GLACIER 川
¥194800 税込
相反するものの調和
氷河にインスパイアを受けたという筐体は涼しげな装い。サウンドも寒色なのかと思ったら、良い意味で見事に裏切ってくれました。 サウンド全体が太く、非常に温かみがあり伸びやかです。明るさもまさに暖色系といった具合で、柔らかな日差しのような印象を受けました。ハイブリッドドライバーらしく分離感と解像度も充分に確保されていて、音も追いやすくなっています。 また、低域〜中低域はどっしりと構え、中域はほんの少し前に出てきてボーカルが浮かび上がり、中高域〜高域も太く滑らかに、かつ刺さらずに描写されるため聴き疲れもしづらいので、ついつい聴き込んでしまいました。 そんな中で特に印象的だったのは低域の質感です。今までは僅かに聴こえていたバスドラムやベースラインがグッと持ち上がり、目の前に現れたように感じられました。柔らかく丸みを帯びた輪郭を持ちながらも芯のある鳴り方をしてくれるので、量感が多いながらも胸焼けするようなくどさは感じません。また、中低域以降の各帯域がのびのびと分離して鳴っており、低域に沿うような調整が施されているなと感じました。 そして、接続端子を3.5mmか4.4mmにするかで重心と定位がなかなかに変化します。まず3.5mmでは重心は目線辺りに位置するイメージで、定位は低域から高域まで横並びになる印象です。また、低域が若干弱まります。対して4.4mmでは重心が下がり口元〜首辺りに位置するイメージです。定位も横並びから上下が加わり、より立体的な配置になります。 濃密だけど分離感もよい一台を求めていらっしゃる方に大変おすすめです!
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HIFIMAN
GoldenWave PRELUDE
¥399300 税込
Cool&Power
HIFIMAN/GoldenWaveシリーズより、DAC/AMPであるSERENADEと共に発売された純然なアナログアンプでございます。色もSERENADEと同じく黒となっており、統一感があります。 サウンドの確認には、HIFIMANのフラッグシップヘッドホンであるSUSVARAと、DACにはSERENADEを使用いたしました。鳴りにくいと言われているSUSVARAにどうアプローチをかけてくるのか……。かなりドキドキしましたが、杞憂に終わったことをあらかじめお伝えしておきます。 まずアンプ自体の傾向です。中低域に強みのあるDACに対し、PRELUDEは冷静に受け止めます。その後、強みを残したまま低域方面と高域方面へ繋がってゆきます。高域に適度な硬さがあり、発色の良い音色を感じられました。DACの音をそのまま出すというより、いったん整理し、均してから出すイメージです。ただ、闇雲にフラットにしてやろう、モニターライクにしてやろうという粗雑さはありません。 SUSVARAと合わせても少し整える傾向は保持しており、低域と中低域の書き分けをしつつ、やや中低域に強さを与えていました。中域はハリがあり中高域〜高域にかけても痛みを感じさせずスムーズに鳴っています。音場は横にやや広めに取っており、前後は普通〜少し狭く、上下は詰まりもなく相応な抜け方をしていました。 出力の強さに関しては冒頭に述べたとおり、SUSVARAでもしっかりと音量を取ることができました。ゲインはhighとlowを選択できます。まずはlowから試したところ、10時〜11時辺りでかなりの音量となり驚きました。この時点で十分ではありますが、試しにボリュームノブは固定しhighへ切り替えると、音量自体の変化は微少なものの、よりはっきりとしたサウンドに変化しました。白みがかったモヤが剥がれ、よりメリハリが付きます。ただ、絶対的にhighが良いわけではなく、使用するヘッドホンの抵抗値や感度により適切な音量とゲインは変化するため、まずはlow&最小音量から徐々に上げていく事が耳を守るためにも大切です。 「DAC非搭載のアナログヘッドホンアンプが欲しいけれどなかなか良いものが見つからない……」「パワーが欲しい‼」といった方に大変オススメです! 是非ご試聴ください!
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HIFIMAN
GoldenWave SERENADE
¥196900 税込
シンプルであること。退屈ではないこと。
筐体はブラック一色になり、シルバー&ブラックが基調のEFシリーズとの違いを筐体からも感じることができます。 タイトルにも書いた通り、「シンプルであること。退屈ではないこと。」がこのDAC/AMP最大の特徴です。 音質面だけでなく、デザインや操作性にもそれが表れていることが良くわかります。黒一色の筐体は様々な空間に合わせることができ、ちょっとした段差やエッジの丸みがアクセントとなり、飽きの来ないデザインだと感じます。 筐体上部の3つのボタンは操作項目を必要最低限にとどめており、とても分かりやすいです。SERENADE単体で使用される場合、一度input/outputの設定、ディスプレイの明るさとstreamerとの接続設定をしてしまえば基本的に操作する箇所はボリュームのみになります。 シンプルではありますが、そのほかに設定項目がないことは退屈なのではなく、煩雑さが排され、操作することよりも音楽を聴くことに集中できます。 音質の面では特に中低域の存在感と覆い隠されない中域に魅力を感じます。試聴用ヘッドホンには、同メーカーのHE1000 SEを使用しました。各帯域を過不足なく鳴らすとともに、DACやAMPの特徴をよく伝えてくれるヘッドホンです。 一聴して、中低域の存在感にハッとさせられます。量感が多いだけでなく柔らかな輪郭を持つ中低域は非常に特徴的で、ついつい没入してしまいます。 聴きこんでいくと、ただ単にそれだけではないということが見えてきます。低域は控えめなながらもつぶされておらず、中高域~高域もピークを感じさせず、しっかりと伸びた後も、上空に余裕を持っています。 また、中低域の量感が多い場合に覆い隠されがちな中域もしっかりと描写されており、一辺倒で退屈さを覚えてしまうようなことはないサウンドをしています。 特にマッチしそうなジャンルとしては、ロックやEDM系のライブ音源だなと感じました。 据え置き機器としてデザイン性からサウンドまでシンプルにまとめた一台です。 ぜひご試聴いただければ!
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EarProfit
EarProfit_PERFORM_1
XM70(BLACK)
¥4950 税込
パッドの守護神パワーアップ!
芯材の柔軟性がアップし、さらに取り付けやすくなりました。どのぐらい柔らかいかというと……指で簡単に折り曲げられるほどです! それにもかかわらず、ヘッドホンとイヤーパッドの隙間に入り込みしっかりと固定してくれます。芯材の形状も真円から楕円に変更されたことにより、楕円形のヘッドホンによりフィットしますが、真円のヘッドホンに使用しても固定具合は保たれるので、そこはご安心ください! また、XM70、L70、XXL70サイズは型紙が見直され、装着にゆとりがプラスされています。 さて、元々音質への影響が少ないEarProfitシリーズですが、芯材が変わったことで何か変化があるのか、気になりますよね? 今回はFIIO「FT5」を使用し、XM70サイズのEarProfit_PERFORMとEarProfit_multi_1の聴き比べを行ってみました。 まず、どちらもこもりはなくストレートに音を伝えてくれます。ここは変化がなくうれしいポイントです。違いとしては微細ではありますが、高域の伸び方に変化を感じました。EarProfit_PERFORMはヘッドホン本来の音にかなり近く、EarProfit_multi_1ではわずかに削れてしまっていた高域部を保っており、より違和感なく聴けます。私の聴感上にはなりますが、ご参考になればうれしい限りです。 サイズもM55〜XXL70まで幅広いので、多くのヘッドホンに取り付けできます! どれが合うのかわからない場合はお気軽にお問い合わせ、または店頭スタッフまでお尋ねください!
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ASHIDAVOX
ST-31-02
¥22000 税込
機器を選ばず声を届ける。
スマートフォンと変換アダプターだけでも、はっきりと声を聴かせてくれます。もちろん、オーディオ用機器に接続すれば、声と合わせてより細かい音が聴こえてきます。 「声をよく聴きたい配信や動画にピッタリなのではないか……」初めて聴いた時ふと思い至り、今回は動画や配信メインで試聴を行ってみました。再生環境も3種類用意し、サウンドがどう変わるかをチェックします。 まずは一番手軽なスマートフォン+変換プラグから。変換プラグは店頭でお貸し出ししているものを使用しました。 細かな表現は流石に難しいものの、低域から高域まで必要な分は鳴っています。予想通り声も見えやすく、音楽は勿論、雑談配信やラジオなどをながら聴きするのに丁度よい気軽なサウンドです。 お次はスマートフォン+ポータブルDAC。BluetoothレシーバーとUSB DAC両方をこなせるFiio/BTR7を使用しました。 声の通りが更に良くなり、ささやき声もより明確に送り届けてくれます。楽曲を聴いた際も高域の抜けや低域の密度が上り、より細かな表現を見せてくれました。コチラの組み合わせは、ST-31-02が密閉型である事とかさばらずに音質を強化できる点から、外でも推しの配信をじっくり見たい時や移動中に映画を見たいときにピッタリです。 最後は据え置き型のDACアンプです。 音源に対して色付けの少ないものが良いなと考えたため、RME/ADI2-dac FSを使用しました。 ヘッドホンの実力が発揮され腰を据えて聴きたくなります。声に立体感が出て存在感がさらに上がり、自然に耳へ入ってきます。情報量は増えるものの不思議な事に神経質さはなく、長時間の配信や長めの映画等でも聴き疲れを起こしにくいかなと感じました。 モニターライクな解像度の高さや音同士の繋がりの良さを残しつつ、無機質さを感じさせないサウンドはメーカーのチューニング力の高さを伺わせます。 シンプルな構成でもしっかりと声を届けてくれて、機器をパワーアップさせるとヘッドホンもちゃんと付いてきてくれます。これは潜在的な実力があるからこそです。手軽に良い音と声を楽しみたい方から、ヘッドホンオーディオを長く楽しみたい方まで幅広く使える1台です。 eイヤホン各店に試聴機がございます。是非一度お試しくださいませ!