スタッフレビュー詳細
繊細で伸びのある中高音と優しく包む低音の一本
一聴してまず感じたのは高音の伸びと余韻を引き立たせる音場の広さです。低音も控えめではありますが、しっかりと下から持ち上げている印象を受けました。濁りのない澄んだ音が印象的です。
こちらの製品には赤色・黒色の音質の異なる二種類のノズルが付属しています。
赤色ノズル:色々なジャンルに使いやすく、音色はやや暖かめで高音の角などが取れ非常に聴きやすい音です。
黒色ノズル:メロディとボーカルの分離感が向上し、赤色ノズルで聴こえにくくなっていた高音の細かい音も聴くことができました。また、解像度も高くなり高音も刺さる手前まで綺麗に伸びた印象を受けました。
ノズルで雰囲気がかなり変わってくるので気分で交換するのもオススメです
実際にノズルを交換して試聴もできますのでご希望のお客様はお気軽にお声がけください!
【試聴環境】
Fiio M11
【試聴楽曲】
Orangestar:Surges
さユり:花の塔
Mrs.GREEN APPLE:Soranji
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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お嬢
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SIMGOT
EA500
¥10980 税込
繊細かつ重低音に特化したイヤホン
試聴環境:iPhone 12 まず初めにEA500を装着して感じたのは、重厚感のある見た目に反してそこまで重みを感じないことに少し驚きました。少し耳の中に入れるノズルの部分が太いので、耳の穴が小さい方だと若干痛みを感じるかもしれません。 この子の特に得意なところは、まるで球体の中で音が鳴り響いているような音の反響感です。中高域が得意かと思いきや、低域もブーミーに鳴らしてくれます。 音に艶やかさがあり、打ち込み系の楽曲との相性がとてもいい!! ボーカルは少し前に出てきて、楽器との分離感もとてもいいので様々な楽曲やジャンルを楽しめるイヤホンです。
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ちっくん
@e☆イヤホン仙台駅前店
SIMGOT
EA500
¥10980 税込
上位モデルの技術を応用したSIMGOTエントリーイヤホン
SIMGOTのダイナミックフラッグシップモデル「EA2000」のノウハウを活かしたエントリーモデルです。シンプルなメタルハウジングでスッキリとしたデザインです。 A500の特徴は交換可能な2種類(2色)のチューニングノズルです。リングを交換することで音の違いを楽しめます。 2種類のリングを交換して聴き比べしてみました! ・赤色リング 音場が広めで程良い低域のレスポンスがあり、楽しく聴けるリスニングサウンドです。 ・黒色リング ボーカル・楽器メインの楽曲向きのチューニングです。音の分離感が良く、ボーカルを綺麗に鳴らしてくれます。解像度が高く、繊細な表現をしてくれます。 ノズルのリングを交換する事で2種類の音の違いを堪能できるイヤホンです! 店頭でご試聴される際は、是非リングを交換してチューニングの違いをお楽しみください! 【試聴環境】 ・XPERIA1 Ⅳ 【試聴楽曲】 ・Battle Scars / Lupe Fiasco ・Forever Young / AK-69 ・My Time / Fabolous,Jeremih ・How You Like That / BLACKPINK
このスタッフの他のレビュー
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こまめ
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Code 24 (ConX Basic to TermX Basic)
¥121000 税込
より明瞭に、より高解像度に
前作「Code 23」や同時期に発売された「Code 24C」は銅のみを使用していますが、今回紹介する「Code 24」は銀メッキが施されているモデルとなります。 外観には前作を彷彿とさせるパーツがあしらわれています。今作は分岐部にティマスカス(チタン合金製ダマスカス)を使用していることもあって、こだわりを感じます。 音に関しては明瞭感が前作より向上し、クリアで伸びやかなサウンドに仕上がっています。銀メッキの影響か中高域が一歩前に感じる音作りになっています。特に高域の量感が多いと感じました。低音が不足していると感じるかと思いますが、こちらの製品自体が低域の表現にこだわっていることもあり、各帯域の量感は十分に感じました。 空間表現もより広くなった印象で閉塞感を感じさせない広さがあります。また、歯切れの良さが向上したため、昨今の音数が多い楽曲をよく聴くという方にもオススメな一本です。 取り回しに関しては、前作の「Code 23」と線の太さは同じ“AWG16.5”ですが、中心線が単線から3本線に変更されているためか、しなやかに感じました。それに伴いタッチノイズも抑制されており、屋外でも使用しやすいかと思います。 総じて、主に最近の楽曲を聴く方にとっては特に合わせやすいケーブルだと感じました。是非一度お試しください。 【試聴環境】 FIIO M15S,Unique Melody MAVERICK III 【試聴楽曲】 Orangestar:DAYBREAK FRONTLINE MIMI:What Call This Day?(feat.にんじん)
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こまめ
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
8Pro【QDC-8PRO-S】
¥247500 税込
3機種のサウンド傾向を1機に集約
シェルとフェイスプレートすべてにカーボンが使用されておりカーボン好きにはたまらないデザインとなっております。※デザインに関してはUniversalモデルのみのデザインとなります。カスタムIEMの場合、フェイスプレートはご選択いただけます。 ケーブルには銅と銀をミックスしたケーブルと、プラグ部の長さ短縮を実現した3in1マルチストレートプラグが採用されており、8芯ながらもしなやかで取り回しやすいケーブルです。3in1マルチストレートプラグに関してはプラグ部の長さが短縮されたことで、マルチプラグ特有の長さがなくなりスッキリとした外観になりました。 フィット感に関してはカスタムIEMを手がけているメーカーという事もあり、かなり高く感じました。少し前から採用されているイヤーピースも相まって、しっかりとした装着感と遮音感が得られました。 また、本機の上部にはスライド式のチューニングスイッチが搭載されており、同社から発売されている8BAモデルのL(Live)・S(Studio)・H(Hifi)の3種類のサウンドからお好みで選択いただけます。そこで、今回は「Live 8SL(8CL)」「Studio 8SS(8CS)」「Hifi 8SH(8CH)」と「8Pro」に搭載されたそれぞれのスイッチのサウンド傾向を比較してみました。それぞれご紹介します。 【L(Live)】 一聴して低域の厚みを感じ、一歩手前に低域が来るためベースラインはかなり追いやすい印象です。中高域が多少控えめなものの、分離感があるため聴き分けなどには影響はないかと思います。 「Live 8SL(8CL)」と比較すると傾向は似ていますが、やや「8Pro」の方が音が暗めで低域の沈み込みを感じ、「Live 8SL(8CL)」の方が音は全体的に明るく、中高域の明瞭さを感じました。 【S(Studio)】 各帯域のバランスは整っていますが、やや高域寄りのサウンドだと感じました。低音の量感が減る事により、あっさりとした音になっているため、ボーカルラインが一歩前に聴こえる印象を受けました。 「Studio 8SS(8CS)」と比較すると全帯域の量感が圧倒的に「Studio 8SS(8CS)」の方が多く感じました。音の距離感も「Studio 8SS(8CS)」が圧倒的に距離が近いため、Sのチューニングをメインで使う方は一度比較してから購入する事を推奨します。 【H(Hifi)】 各帯域のバランスが一番優れているチューニングだと感じました。帯域に偏りがない音がお好みの方にオススメです。「Hifi 8SH(8CH)」と比較すると、こちらは「Live」と同様に「8Pro」の方が音が暗め、「Hifi 8SH(8CH)」の方が全体的に明るく明瞭な印象を受けました。 「8Pro」は、やや低域が強めのバランスが良いチューニングです。また、上記のようにスイッチを変えることで8BAシリーズを彷彿させるサウンドに変更できます。 多用途に使用できるイヤホンをお探しの方にもオススメです。是非一度お試しください。 【試聴環境】 FIIO M15S 【試聴楽曲】 Orangestar:DAYBREAK FRONTLINE MIMI:What Call This Day?(feat.にんじん)
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こまめ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Campfire Audio
Andromeda Emerald Sea 【CAM-5720】
¥184900 税込
Andromedaの後継機!
ついにAndromedaの後継機が登場です! 首を長くして待っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 最初に外観です。筐体は角張ったデザインから一新し、前作の面影を残しつつ丸みのあるデザインに変更されました。これにより耳との一体感が向上し、快適な装着を実現しています。 また、今作からは付属のケーブルが変更され、平面で絡みにくいTime Streamケーブルが採用されています。しなやかで取り回しも良く、3.5mm接続のほか、4.4mm、2.5mmバランスケーブルが付属しているのも魅力的です。 音質については前作の中高域の透き通るイメージから一転し、中低域にフォーカスされており、高域は繊細な印象です。 音の傾向は前作はクールな印象でしたが、ウォームな印象に変わりました。柔らかい中低域がしっかり音を支えており、余韻が心地よい高域の音作りはゆったりとした曲調や優しいボーカルの楽曲と相性が良いと思います。 ケーブルに関しては前作より左右の空間表現が向上し、情報量が増えた印象です。低域の表現が前作と異なりタイトでアタック感のあるサウンドから、やや主張は弱まったものの他の帯域を支えており、一体感を感じるサウンドだと感じました。 色々な改良が加わり誕生した“真・Andromeda”を、ぜひ店頭でお試しください! 【試聴環境】 FiiO M11 【試聴楽曲】 Orangestar:アスノヨゾラ哨戒班,DAYBREAK FRONTLINE YOASOBI:ハルカ
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こまめ
@e☆イヤホン 秋葉原店
AAW
Canary Pro(Universal Fit)
¥374000 税込
新星Canary
主張しすぎないハリのある低域と程よい距離感で艶のある中域、EST4基による繊細な高域が特徴の一本です。 計14基のドライバーは繋がりも自然で纏まっており、違和感もありませんでした。帯域バランスは全体的に整っており、分離感・解像度も非常に高いです。 音の配置が気持ち一歩遠くで鳴っているような印象で、音が直接耳に届くような感覚は無いため長時間聴いていても疲れにくい音だと感じました。 特筆すべき点は弦楽器の艶感です。一音一音の弦の揺れさえも正確に奏でており、リスニングの幅を広げていると感じました。広大な音場と製品説明にも記載がある通り、広大で閉塞感の無い表現方法で、まるで広いホールで聴いているかのような感覚で音楽に没入できるかと思います。抑揚なども秀逸で、演奏者の細かいニュアンスまで表現しているように感じました。 私は普段打ち込み系の楽曲を聴くことが多く、このCanary Proではハイハットを聴いた際に広がるイメージではなく、平面に繊細に鳴っているかのような印象を受けました。楽曲によってはやや高域に閉塞感を感じるかもしれません。私が今回試聴した楽曲「DAYBREAK FRONTLINE」ではそういった印象を受けたものの、普段打ち込み系の楽曲を聴かない方はほとんど気にならない部分かと思います。 上記の傾向から、初代Canaryと同じく“真のリファレンス機器”として使用できるようなリスニング機だと感じました。 店頭に試聴機ございます! 是非お試し下さい‼ 【試聴環境】 FIIO M15S, iPhone 13 Pro Max ※商品ページ内の注意書きにもある通り、Apple純正Lightning to 3.5mm変換ケーブルを使用した際にノイズが発生する場合がございます。私の試聴環境では発現しませんでしたが、iPhoneでのご使用をお考えの方は一度検証してから購入することを推奨します。 【試聴楽曲】 Orangestar:DAYBREAK FRONTLINE MIMI:What Call This Day?(feat.にんじん)