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A8000 【FI-A8DSSD】
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4562362020400
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商品詳細
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レビュー
2019/12/13
音楽を聴いて得られる高揚感を、
トランスペアレントな音で実現するfinalのフラッグシップモデル。
final A8000

新しいAシリーズの開発は、物理測定法と主観評価法を再構築するところから始めました。D8000の開発時に確立した主観評価法によって、Eシリーズは多くの方に高く評価される音質を得てベストセラーとなっています。Aシリーズではその主観評価法をさらに進化させました。従来の物理測定法と主観評価方法を再構築し、トランスペアレントな音を実現するためのfinal独自の評価法「PTM」(Perceptual Transparency Measurement)を新たに開発。従来の静的な周波数特性だけではわからなかった動的な時間応答の分析・評価を行うことで「トランスペアレントな音(立ち上がりが速く空間に音が浮かぶような感覚の音で、遠くに定位する音が明瞭である音)」を追求したシリーズです。
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- トゥルーベリリウム振動板の採用
- A8000には極めて軽量で音速が早い理想の振動板材料とも言われる極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)を成形した振動板を採用しました。 ベリリウムの比重は1.85と軽量でかつ伝播速度が12,900m/sとダイヤモンドに次いで速いという振動版として理想的な特長を持っています。 トゥルーベリリウムの採用は、時間応答の改善につながりトランスペアレントな音に大きく変貌します。音の立ち上がりの鋭さや、消えてゆく音の余韻が明確に感じられ、音と音との間の静けさをも感じられるようになります。 ベリリウムの薄箔は加工が難しく、製品として安定させるまでにエンジニアは苦労を重ねましたが、その価値がある素材といえます。 こうした優れた素材によってトランスペアレントな音を実現するためには、ドライバーユニットの他の部品や、設計・製造技術についても、素材と同等の高い品質が求められます。 私達はダイナミック型ドライバーユニットを自社で開発・製造してきた経験を生かし、トゥルーベリリウムの利点を引き出すことに成功しました。
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- 「テトラチャンバー構造」を持つステンレス切削筐体
- ダイナミック型ドライバーユニットは振動板の前室や後室の容積や形状が音質に大きな影響を与えます。 特に新開発のトゥルーベリリウムドライバーの動きは非常に繊細で、筐体内部の空間の影響を大きく受けることになります。 筐体内部の設計は、ある程度まではシミュレーターによって計算できますが、その後は狙った音質になるまで実際に試作を繰り返すしかありません。 A8000の筐体内は、ドライバーの動きを最適化するために、ドライバー前室と二重構造となっているドライバー後室、MMCXコネクター部分の別筐体の四つに分かれる「テトラチャンバー構造」となっています。 前室にはドライバーが筐体にダイレクトにマウントされており、不要な振動が抑えられ音の輪郭が明瞭になる設計となっています。 また各々4つのチャンバーにより、量感とタイトさと両立した低域を実現するとともに、音漏れを防ぐ効果も持たせています。
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- カスタマイズしたかのような装着感
- A8000では、Bseriesの開発で確立したIEMの最適解である筐体設計をベースに、より優れた装着感を実現しています。 イヤホンの装着感が優れているか否かは、圧迫感で決まります。人間工学を謳い有機的な形状を選択するなど、シリコンの反発力で保持する方法は一見正しく見えますが、常に耳に力がかかることとなり、気付かない内に耳へ負担を掛け、疲労が蓄積します。 有機的で大きな面で耳に接する形状に比べ、接触面積を限定する形状により、圧迫感の無い装着感を目指しました。 そのため、多くの方の耳に適合します。接する点全てに圧迫感が無ければ、これほどイヤホンの装着は快適なのかと感じて頂ける、まるでカスタマイズイヤホンであるかのような優れた装着感となっています。
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- 幅広いジャンルの音楽で得られる高揚感と普遍性ある良い音の両立
- 「音楽の音場感やダイナミックレンジと、イヤホン・ヘッドホンの物理特性との関係」に着目し、音作りを行ないました。私たちは録音における音楽の音作りについて、2つの軸を設定することで整理してみました。ひとつは、音の距離感に関わる考え方です。クラシックやジャズなどでは、距離感や響き感など、「音場感」を重視した録音が行なわれていると考えられます。一方、ロックやPOPS、また昨今のアニソンに多く見られる録音では、距離感はさほど重視されず、それぞれの楽器やボーカルが前に出てくる「解像感」がより重視されていると考えられます。もうひとつは、「ダイナミックレンジ」です。つまり音量の時間的な変化幅です。ダイナミックレンジが大きければ、当然音量の時間的変化を利用したダイナミックな音楽表現が可能となりますが、一方で、ダイナミックレンジの変化よりも、常にすべての楽器やボーカルが眼前に迫るように、ダイナミックレンジの幅を小さくした録音が好まれる音楽もあります。これらの考え方の違いは、どれが優れているというわけではなく、音楽の成り立ちや音楽に求められているものによる違いです。クラシック、特にオーケストラでは、楽器の奥行き方向の前後関係は特に重要で、一番前に弦楽器があり、その後ろに、管楽器、打楽器と配置された各楽器群の距離感や音量のバランスが崩れると音楽が破綻してしまいます。そのため、すべての楽器に対して眼の前に迫るような均一な解像感は求められません。ただし、クラシックでも例えば弦楽四重奏などでは、ダイナミックレンジは狭くなり、各楽器の解像度がより際立ってきます。一方、ロックやPOPSは、音場感はクラシックほど必要とされず、音場感よりも解像感が重視されます。
これらの前提条件が、特にイヤホン・ヘッドホンのリスニングにおいては非常に重要で、それぞれに適したターゲットカーブやドライバー設計にすれば、より深く、音楽を楽しめるようになることがわかってきました。この音楽における音場感と解像感を横軸とし、ダイナミックレンジを縦軸にした下記のグラフをご参照ください。A8000はさらに時間応答性に優れていることから、Dシリーズに迫る広さでダイナミックレンジの幅の狭いPOPSやロックでの解像感からダイナミックレンジの広いクラシックやジャズでの音場感まで幅広い音楽で高揚感を得られる音質となっています。強い個性によって少数の熱狂的なファンを生むという手法で作られた音ではなく、より高い普遍性を目指した音によって実現しているところが、A8000の最も大きな特長と言えます。
■ MMCXコネクター+シルバーコートケーブル
MMCXコネクターは高精度な自社開発品です。音場に広がりを与える高純度OFCシルバーコートケーブルは、信号の伝送速度を追求したスーパーコンピューター「京(kei)」用のケーブル開発、製造していることでも名高い潤工社との共同開発品です。
■ 交換可能なダストフィルター
ダストフィルター部分は耳垢等によって開口部分が汚れる場合があります。
A8000では、ダストフィルターをお客様自身で交換可能な形状としており、製品にダストフィルターを付属させています。
■ アルミ製キャリーケース
アルミ製キャリーケースは、ポケットへの収まりとA8000本体の保護の両立を考えて設計致しました。
力の加わる部分には切削したアルミニウムを使用。内部はシリコン製のドームでソフトに押さえ、傷を防ぎます。
左右の筐体が接触して傷つくことを防ぐための仕切り板など、細やかな工夫を施しています。
製品仕様
■ スペック | |
---|---|
筐体 | ステンレス |
ドライバー | ダイナミック型(Truly Beryllium diaphragm) |
コネクター | MMCX |
ケーブル | OFCシルバーコートケーブル |
感度 | 102dB |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 41g |
コード長 | 1.2m |
付属品 | アルミ製キャリーケース、MMCX ASSIST、イヤーピース(Eタイプ5サイズ)、イヤーフック、交換用ダストフィルター |
商品詳細
2019/12/13
音楽を聴いて得られる高揚感を、
トランスペアレントな音で実現するfinalのフラッグシップモデル。
final A8000

新しいAシリーズの開発は、物理測定法と主観評価法を再構築するところから始めました。D8000の開発時に確立した主観評価法によって、Eシリーズは多くの方に高く評価される音質を得てベストセラーとなっています。Aシリーズではその主観評価法をさらに進化させました。従来の物理測定法と主観評価方法を再構築し、トランスペアレントな音を実現するためのfinal独自の評価法「PTM」(Perceptual Transparency Measurement)を新たに開発。従来の静的な周波数特性だけではわからなかった動的な時間応答の分析・評価を行うことで「トランスペアレントな音(立ち上がりが速く空間に音が浮かぶような感覚の音で、遠くに定位する音が明瞭である音)」を追求したシリーズです。
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- トゥルーベリリウム振動板の採用
- A8000には極めて軽量で音速が早い理想の振動板材料とも言われる極薄ベリリウム箔(トゥルーベリリウム)を成形した振動板を採用しました。 ベリリウムの比重は1.85と軽量でかつ伝播速度が12,900m/sとダイヤモンドに次いで速いという振動版として理想的な特長を持っています。 トゥルーベリリウムの採用は、時間応答の改善につながりトランスペアレントな音に大きく変貌します。音の立ち上がりの鋭さや、消えてゆく音の余韻が明確に感じられ、音と音との間の静けさをも感じられるようになります。 ベリリウムの薄箔は加工が難しく、製品として安定させるまでにエンジニアは苦労を重ねましたが、その価値がある素材といえます。 こうした優れた素材によってトランスペアレントな音を実現するためには、ドライバーユニットの他の部品や、設計・製造技術についても、素材と同等の高い品質が求められます。 私達はダイナミック型ドライバーユニットを自社で開発・製造してきた経験を生かし、トゥルーベリリウムの利点を引き出すことに成功しました。
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- 「テトラチャンバー構造」を持つステンレス切削筐体
- ダイナミック型ドライバーユニットは振動板の前室や後室の容積や形状が音質に大きな影響を与えます。 特に新開発のトゥルーベリリウムドライバーの動きは非常に繊細で、筐体内部の空間の影響を大きく受けることになります。 筐体内部の設計は、ある程度まではシミュレーターによって計算できますが、その後は狙った音質になるまで実際に試作を繰り返すしかありません。 A8000の筐体内は、ドライバーの動きを最適化するために、ドライバー前室と二重構造となっているドライバー後室、MMCXコネクター部分の別筐体の四つに分かれる「テトラチャンバー構造」となっています。 前室にはドライバーが筐体にダイレクトにマウントされており、不要な振動が抑えられ音の輪郭が明瞭になる設計となっています。 また各々4つのチャンバーにより、量感とタイトさと両立した低域を実現するとともに、音漏れを防ぐ効果も持たせています。
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- カスタマイズしたかのような装着感
- A8000では、Bseriesの開発で確立したIEMの最適解である筐体設計をベースに、より優れた装着感を実現しています。 イヤホンの装着感が優れているか否かは、圧迫感で決まります。人間工学を謳い有機的な形状を選択するなど、シリコンの反発力で保持する方法は一見正しく見えますが、常に耳に力がかかることとなり、気付かない内に耳へ負担を掛け、疲労が蓄積します。 有機的で大きな面で耳に接する形状に比べ、接触面積を限定する形状により、圧迫感の無い装着感を目指しました。 そのため、多くの方の耳に適合します。接する点全てに圧迫感が無ければ、これほどイヤホンの装着は快適なのかと感じて頂ける、まるでカスタマイズイヤホンであるかのような優れた装着感となっています。
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- 幅広いジャンルの音楽で得られる高揚感と普遍性ある良い音の両立
- 「音楽の音場感やダイナミックレンジと、イヤホン・ヘッドホンの物理特性との関係」に着目し、音作りを行ないました。私たちは録音における音楽の音作りについて、2つの軸を設定することで整理してみました。ひとつは、音の距離感に関わる考え方です。クラシックやジャズなどでは、距離感や響き感など、「音場感」を重視した録音が行なわれていると考えられます。一方、ロックやPOPS、また昨今のアニソンに多く見られる録音では、距離感はさほど重視されず、それぞれの楽器やボーカルが前に出てくる「解像感」がより重視されていると考えられます。もうひとつは、「ダイナミックレンジ」です。つまり音量の時間的な変化幅です。ダイナミックレンジが大きければ、当然音量の時間的変化を利用したダイナミックな音楽表現が可能となりますが、一方で、ダイナミックレンジの変化よりも、常にすべての楽器やボーカルが眼前に迫るように、ダイナミックレンジの幅を小さくした録音が好まれる音楽もあります。これらの考え方の違いは、どれが優れているというわけではなく、音楽の成り立ちや音楽に求められているものによる違いです。クラシック、特にオーケストラでは、楽器の奥行き方向の前後関係は特に重要で、一番前に弦楽器があり、その後ろに、管楽器、打楽器と配置された各楽器群の距離感や音量のバランスが崩れると音楽が破綻してしまいます。そのため、すべての楽器に対して眼の前に迫るような均一な解像感は求められません。ただし、クラシックでも例えば弦楽四重奏などでは、ダイナミックレンジは狭くなり、各楽器の解像度がより際立ってきます。一方、ロックやPOPSは、音場感はクラシックほど必要とされず、音場感よりも解像感が重視されます。
これらの前提条件が、特にイヤホン・ヘッドホンのリスニングにおいては非常に重要で、それぞれに適したターゲットカーブやドライバー設計にすれば、より深く、音楽を楽しめるようになることがわかってきました。この音楽における音場感と解像感を横軸とし、ダイナミックレンジを縦軸にした下記のグラフをご参照ください。A8000はさらに時間応答性に優れていることから、Dシリーズに迫る広さでダイナミックレンジの幅の狭いPOPSやロックでの解像感からダイナミックレンジの広いクラシックやジャズでの音場感まで幅広い音楽で高揚感を得られる音質となっています。強い個性によって少数の熱狂的なファンを生むという手法で作られた音ではなく、より高い普遍性を目指した音によって実現しているところが、A8000の最も大きな特長と言えます。
■ MMCXコネクター+シルバーコートケーブル
MMCXコネクターは高精度な自社開発品です。音場に広がりを与える高純度OFCシルバーコートケーブルは、信号の伝送速度を追求したスーパーコンピューター「京(kei)」用のケーブル開発、製造していることでも名高い潤工社との共同開発品です。
■ 交換可能なダストフィルター
ダストフィルター部分は耳垢等によって開口部分が汚れる場合があります。
A8000では、ダストフィルターをお客様自身で交換可能な形状としており、製品にダストフィルターを付属させています。
■ アルミ製キャリーケース
アルミ製キャリーケースは、ポケットへの収まりとA8000本体の保護の両立を考えて設計致しました。
力の加わる部分には切削したアルミニウムを使用。内部はシリコン製のドームでソフトに押さえ、傷を防ぎます。
左右の筐体が接触して傷つくことを防ぐための仕切り板など、細やかな工夫を施しています。
製品仕様
■ スペック | |
---|---|
筐体 | ステンレス |
ドライバー | ダイナミック型(Truly Beryllium diaphragm) |
コネクター | MMCX |
ケーブル | OFCシルバーコートケーブル |
感度 | 102dB |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 41g |
コード長 | 1.2m |
付属品 | アルミ製キャリーケース、MMCX ASSIST、イヤーピース(Eタイプ5サイズ)、イヤーフック、交換用ダストフィルター |