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Cayin (カイン)

C9 ポータブルヘッドホンアンプ

生産終了品

Cayin (カイン)

C9 ポータブルヘッドホンアンプ

  • 新品

¥279,850 税込

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4582367864199

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リファレンスクラス ポータブルヘッドホンアンプ

C9

C9はモデル名の通り、Cayinラインナップのトップモデルです。N8の開発をスタートさせた時、”8″を使うことに決めたのは中華圏において8がラッキーナンバーとされていることによるもので、数字で表現することがモデルラインナップを可視化する方法の一つとして一般的であったからです。Cayinにとってアンプは特別であり、アンプのようなアナログの開発の全てを知り尽くしていると言っても過言ではありません。そしてC9は新しい製品ですが、非常に円熟しており、Cayinが知る限り、まさに究極のアンプと言えるでしょう。

  1. 【C9の特徴】

    音色の選択が可能
    真空管とソリッドステート(トランジスタ)。疑いようもなく、C9の最も魅力的かつ最も議論され、そして最も必要とした特徴と言えるでしょう。

    オーディオ市場にはいくつかのポータブル真空管アンプがありますが、それらのほとんどはパワーが十分ではありません。そして衝撃や振動によるマイクロフォニック・ノイズという真空管独特の特性を考えると、持ち運びには非常に繊細であるがゆえに可搬性が低い製品も散見されます。一方、C9は真のポータブル真空管アンプと言えます。バックパックの中に入れたまま、あるいは手で握って歩きながら音楽を楽しむ上でそのような気難しさはありません。

    C9はKORG社製Nutubeをベースに開発されています。日本のKORG社による次世代の真空管です。これは直熱三極管で、KORG社はLEDの技術を利用し、従来のフィラメントを置き換えることに成功しました。これによりポータブルオーディオに適用する幅が飛躍的に高まりました(サイズが小さく、必要とする電力が少なく、発する熱量が少ないことなど)。とはいえ、直熱三極管のマイクロフォニック・ノイズの問題は従来の真空管と同じ様に残るため、ポータブル製品での適用は技術的に簡単では決してありません。

    ポータブル音楽プレーヤーとしてN8 DAPはNutubeを非常に巧みに搭載したDAPと言えます。特別設計のシリコンのハウジングやサスペンション構造を開発することで、振動や衝撃等による問題を解決しました。C9はN8で培われた技術、そしてそれにプラスアルファのエンジニアリングにより実現しました。一方、N8ではNutubeを一つ搭載していたため、シングルエンド利用時のみ真空管サウンドを楽しむことが出来ました。これはまさにDAPという製品の特性上の避けられない制約によるものでした。しかし、C9では、シングルエンド及びバランス回路のどちらにおいてもNutubeをお楽しみいただけるようになっています。私達が知る限りにおいて、C9はポータブルでは最初のフルバランスの真空管ヘッドホンアンプです。

    また、ソリッドステートの重要性を無視することはありませんでした。東芝製2SK209 JFETをディスクリートのオーディオ回路においてマッチしたペアを搭載することで、Nutubeとは別の音色を気軽に楽しめるよう設計しています。
    特徴画像
  2. 最先端のイヤホンやヘッドホンのためのアナログアンプ
    C9はおそらく今あるポータブルヘッドホンアンプの中でも最も洗練された製品と言えるでしょう。アンプが制御において優れ、適切なボリューム管理が備わる時、パワーオーバーになることはありません。優れたパワーがあれば、インイヤーモニターでさえ別次元のパフォーマンスを発揮します。
    不運にも、私達が見る限り、今市場にあるハイエンドヘッドホンアンプは全てでないにせよ、そのほとんどがフルサイズのヘッドホンを前提としており、またポータブルヘッドホンという呼称であったとしてもDACアンプとしてデジタルオーディオの技術が強調されていいます。近年のハイエンドインイヤーモニターの急速な発展を考えれば、それらのパフォーマンスを最大限活かす究極のポータブルヘッドホンアンプというマーケットがあってしかるべきだというのがCayinの考えです。特にダイナミックドライバー、平面駆動型ドライバーあるいは静電型ドライバーを備える機器のパフォーマンスを最大化することが出来るでしょう。もちろん、フルサイズヘッドホンの多くをポータブルという領域においてカバーする汎用性の高さもC9にはあります。

    現在の市場において数少ないフルバランスのポータブルヘッドホンアンプの一つ。
    デュアル・アンプオペレーション(DAO):好みに応じて純クラスAやクラスABの選択が可能。
    ディスクリートコンポーネントを使用したCayin社内のアンプ回路の独自開発。ICやオペアンプをベースとしたエンジニアリングではありません。
    LINE入力やPRE入力に適用広く出来るHigh/Lowゲインの選択が可能。クラスAあるいはクラスABのどちらのアンプオペレショーンにおいても6dBのヘッドルームがあります。多様なイヤホンやヘッドホンに適用が可能。
    高精度かつ高リニアな99ステップのボリュームコントロールシステムは4チャネルのALPS製ポテンションメーターから構成され、これには低ノイズ、低歪み抵抗のMUSES72320ラダーベースのステレオ電子ボリュームを備えます。
    ハイパワー・ポータブルヘッドホンアンプ(16-32Ω負荷時、1チャネルあたり4100mWから2600mW。クラスAまたはクラスABにおいても同様のパフォーマンスです)。
    全てではないにせよ、現在ある多くのハイエンドインイヤーモニターで満足な結果が得られるようC9の設計には特別な注意を払いました。プレミアムなハイパワーアンプは経験と技術を要します。しかしヘッドホンだけでなく、インイヤーモニターの両方においてより楽しめるものにするということこそが、非常に大きな挑戦でした。
    特徴画像
  3. デュアル入力モード
    通常のLINE入力の他に、C9はPREアンプ入力モード(ピュアパワーアンプモードという言い方に馴染みがある方もいるかもしれません)を備えます。この時、ボリュームコントロールをすることは出来ず、全てのステージがフル稼働する状態です。

    主要な入力方法として使用されるであろうLINE入力時にはDAP、DAC、あるいは他の信頼できるオーディオソースからのLINEレベルの出力からオーディオ信号を受け取ります。

    PREアンプ入力モードは可変レベル入力(プリアンプや可変レベルラインアウトを備えるDACなど)と動作するようデザインされています。

    また、もしお持ちのDAPが歪みが少なく、高品質なPhone出力を備えるが、ラインアウトがないという場合には、Phone出力をPREアンプ出力として利用することも可能です。LINE入力とPREアンプ入力の切り替えは非常にユニークな特徴の一つです。私達が知る限り、ポータブルヘッドホンアンプでは最初の製品になると思います。
    特徴画像
  4. 多様な入出力オプション
    C9は3.5mmシングルエンド及び4.4mmバランスにおいて入力と出力のどちらにも対応しています。そしてアンプはバランス入力からシングルエンド出力、シングルエンド入力からバランス出力をも最適化しています。

    シングルエンドのポータブルインターコネクトケーブルであるCS-35C35 (3.5 to 3.5)とバランスのポータブルインターコネクトケーブルのCS-44C44 (4.4 to 4.4)が付属します。
    特徴画像
  5. 交換可能なバッテリー
    取り外し可能なバッテリーモジュールにはSONY製US18650VTC6 (3000mAh 3.7V) リチウムバッテリーを採用しています。18650バッテリーは充電することが出来、C9に取り付け及び取り外しが可能です。本バッテリーモジュールはUSB-Cケーブルを利用し、PD及びQC3.0充電をサポートします。

    本バッテリーは比較的容易に入手が可能なため、必要に応じて予備のバッテリーを用意するなどして再生時間を伸ばすことも可能です。
    長期間の使用により付属のバッテリーが本来のパフォーマンスを発揮しなくなった場合でもユーザー自身で容易に取り替えることが可能なため、リチウムバッテリーの寿命を気にすることなく長期に渡ってご愛用いただけるでしょう。
    バッテリーはメーカーによっては、音質に微細な違いをもたらす場合がありますが、異なるメーカーによるバッテリーを利用して音の違いを楽しむこともオーディオの一つの面白さと言えるかもしれません。
    特徴画像

商品詳細

リファレンスクラス ポータブルヘッドホンアンプ

C9

C9はモデル名の通り、Cayinラインナップのトップモデルです。N8の開発をスタートさせた時、”8″を使うことに決めたのは中華圏において8がラッキーナンバーとされていることによるもので、数字で表現することがモデルラインナップを可視化する方法の一つとして一般的であったからです。Cayinにとってアンプは特別であり、アンプのようなアナログの開発の全てを知り尽くしていると言っても過言ではありません。そしてC9は新しい製品ですが、非常に円熟しており、Cayinが知る限り、まさに究極のアンプと言えるでしょう。

  1. 【C9の特徴】

    音色の選択が可能
    真空管とソリッドステート(トランジスタ)。疑いようもなく、C9の最も魅力的かつ最も議論され、そして最も必要とした特徴と言えるでしょう。

    オーディオ市場にはいくつかのポータブル真空管アンプがありますが、それらのほとんどはパワーが十分ではありません。そして衝撃や振動によるマイクロフォニック・ノイズという真空管独特の特性を考えると、持ち運びには非常に繊細であるがゆえに可搬性が低い製品も散見されます。一方、C9は真のポータブル真空管アンプと言えます。バックパックの中に入れたまま、あるいは手で握って歩きながら音楽を楽しむ上でそのような気難しさはありません。

    C9はKORG社製Nutubeをベースに開発されています。日本のKORG社による次世代の真空管です。これは直熱三極管で、KORG社はLEDの技術を利用し、従来のフィラメントを置き換えることに成功しました。これによりポータブルオーディオに適用する幅が飛躍的に高まりました(サイズが小さく、必要とする電力が少なく、発する熱量が少ないことなど)。とはいえ、直熱三極管のマイクロフォニック・ノイズの問題は従来の真空管と同じ様に残るため、ポータブル製品での適用は技術的に簡単では決してありません。

    ポータブル音楽プレーヤーとしてN8 DAPはNutubeを非常に巧みに搭載したDAPと言えます。特別設計のシリコンのハウジングやサスペンション構造を開発することで、振動や衝撃等による問題を解決しました。C9はN8で培われた技術、そしてそれにプラスアルファのエンジニアリングにより実現しました。一方、N8ではNutubeを一つ搭載していたため、シングルエンド利用時のみ真空管サウンドを楽しむことが出来ました。これはまさにDAPという製品の特性上の避けられない制約によるものでした。しかし、C9では、シングルエンド及びバランス回路のどちらにおいてもNutubeをお楽しみいただけるようになっています。私達が知る限りにおいて、C9はポータブルでは最初のフルバランスの真空管ヘッドホンアンプです。

    また、ソリッドステートの重要性を無視することはありませんでした。東芝製2SK209 JFETをディスクリートのオーディオ回路においてマッチしたペアを搭載することで、Nutubeとは別の音色を気軽に楽しめるよう設計しています。
    特徴画像
  2. 最先端のイヤホンやヘッドホンのためのアナログアンプ
    C9はおそらく今あるポータブルヘッドホンアンプの中でも最も洗練された製品と言えるでしょう。アンプが制御において優れ、適切なボリューム管理が備わる時、パワーオーバーになることはありません。優れたパワーがあれば、インイヤーモニターでさえ別次元のパフォーマンスを発揮します。
    不運にも、私達が見る限り、今市場にあるハイエンドヘッドホンアンプは全てでないにせよ、そのほとんどがフルサイズのヘッドホンを前提としており、またポータブルヘッドホンという呼称であったとしてもDACアンプとしてデジタルオーディオの技術が強調されていいます。近年のハイエンドインイヤーモニターの急速な発展を考えれば、それらのパフォーマンスを最大限活かす究極のポータブルヘッドホンアンプというマーケットがあってしかるべきだというのがCayinの考えです。特にダイナミックドライバー、平面駆動型ドライバーあるいは静電型ドライバーを備える機器のパフォーマンスを最大化することが出来るでしょう。もちろん、フルサイズヘッドホンの多くをポータブルという領域においてカバーする汎用性の高さもC9にはあります。

    現在の市場において数少ないフルバランスのポータブルヘッドホンアンプの一つ。
    デュアル・アンプオペレーション(DAO):好みに応じて純クラスAやクラスABの選択が可能。
    ディスクリートコンポーネントを使用したCayin社内のアンプ回路の独自開発。ICやオペアンプをベースとしたエンジニアリングではありません。
    LINE入力やPRE入力に適用広く出来るHigh/Lowゲインの選択が可能。クラスAあるいはクラスABのどちらのアンプオペレショーンにおいても6dBのヘッドルームがあります。多様なイヤホンやヘッドホンに適用が可能。
    高精度かつ高リニアな99ステップのボリュームコントロールシステムは4チャネルのALPS製ポテンションメーターから構成され、これには低ノイズ、低歪み抵抗のMUSES72320ラダーベースのステレオ電子ボリュームを備えます。
    ハイパワー・ポータブルヘッドホンアンプ(16-32Ω負荷時、1チャネルあたり4100mWから2600mW。クラスAまたはクラスABにおいても同様のパフォーマンスです)。
    全てではないにせよ、現在ある多くのハイエンドインイヤーモニターで満足な結果が得られるようC9の設計には特別な注意を払いました。プレミアムなハイパワーアンプは経験と技術を要します。しかしヘッドホンだけでなく、インイヤーモニターの両方においてより楽しめるものにするということこそが、非常に大きな挑戦でした。
    特徴画像
  3. デュアル入力モード
    通常のLINE入力の他に、C9はPREアンプ入力モード(ピュアパワーアンプモードという言い方に馴染みがある方もいるかもしれません)を備えます。この時、ボリュームコントロールをすることは出来ず、全てのステージがフル稼働する状態です。

    主要な入力方法として使用されるであろうLINE入力時にはDAP、DAC、あるいは他の信頼できるオーディオソースからのLINEレベルの出力からオーディオ信号を受け取ります。

    PREアンプ入力モードは可変レベル入力(プリアンプや可変レベルラインアウトを備えるDACなど)と動作するようデザインされています。

    また、もしお持ちのDAPが歪みが少なく、高品質なPhone出力を備えるが、ラインアウトがないという場合には、Phone出力をPREアンプ出力として利用することも可能です。LINE入力とPREアンプ入力の切り替えは非常にユニークな特徴の一つです。私達が知る限り、ポータブルヘッドホンアンプでは最初の製品になると思います。
    特徴画像
  4. 多様な入出力オプション
    C9は3.5mmシングルエンド及び4.4mmバランスにおいて入力と出力のどちらにも対応しています。そしてアンプはバランス入力からシングルエンド出力、シングルエンド入力からバランス出力をも最適化しています。

    シングルエンドのポータブルインターコネクトケーブルであるCS-35C35 (3.5 to 3.5)とバランスのポータブルインターコネクトケーブルのCS-44C44 (4.4 to 4.4)が付属します。
    特徴画像
  5. 交換可能なバッテリー
    取り外し可能なバッテリーモジュールにはSONY製US18650VTC6 (3000mAh 3.7V) リチウムバッテリーを採用しています。18650バッテリーは充電することが出来、C9に取り付け及び取り外しが可能です。本バッテリーモジュールはUSB-Cケーブルを利用し、PD及びQC3.0充電をサポートします。

    本バッテリーは比較的容易に入手が可能なため、必要に応じて予備のバッテリーを用意するなどして再生時間を伸ばすことも可能です。
    長期間の使用により付属のバッテリーが本来のパフォーマンスを発揮しなくなった場合でもユーザー自身で容易に取り替えることが可能なため、リチウムバッテリーの寿命を気にすることなく長期に渡ってご愛用いただけるでしょう。
    バッテリーはメーカーによっては、音質に微細な違いをもたらす場合がありますが、異なるメーカーによるバッテリーを利用して音の違いを楽しむこともオーディオの一つの面白さと言えるかもしれません。
    特徴画像

満足度

5.0

音質

4.9

携帯性

1.9

バッテリー

3.8

拡張性

4

4人のお客様がレビューしています。

STAFF

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

2.0

バッテリー

2.5

拡張性

4.5

バランス出力でも真空管サウンドを楽しむことができるポータブルアンプ。

試聴環境
DACアンプ:iFi-Audio micro IDSD Signature
ケーブル:Cayin CS-44C44 4.4mm to 4.4mm with GND オーディオケーブル
ヘッドホン:SONY MDR-Z1R

試聴アルバム
機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック
Billie Eilish / bad guy

まずはトランジスタモードから試聴してみました。濃厚なサウンドをイメージしていたのですが、
上流のサウンドをそのまま引き出して純粋な出力向上をしてくれているイメージのサウンドでした。
かなり癖の少ない傾向なので、今ある環境に違和感なくなじんでくれると思います。
Micro IDSD Signature直で聴くときよりも若干角が取れて、空間の余裕が出ている印象です。

その後真空管モードで聴いてみました。
トランジスタモードと比べて音の広がりがさらに増し、中音域の主張が強くなった印象です。
質実剛健なトランジスタモードのイメージから艶やかで上品なサウンドに変わります。
しっかりと真空管らしさは感じられるものの、特有のノイズが全くないわけではありませんが、
気にならないレベルに抑えられてると感じました。

バランスで聴いている環境に真空管のぬくもりを追加できる数少ない選択肢です。

総合的に柔軟で適応力の高いアンプであると感じました。
是非、お持ちのサウンドシステムに組み込んでみたください。

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e☆イヤホン スタッフレビュー by ケイティ   2021/02/10

※お客様のための大切なレビューです。無断での転載・引用は固く禁止します。

満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

2.5

バッテリー

4.0

拡張性

無評価

味わい深い余韻と奥行

〇オーディオ環境(据え置き):
・DACアンプ:K9 Pro ESS & C9(iFi 4.4to4.4にて接続)
・USBケーブル:Audio Quest Carbon 0.75m
・電源ケーブル:FURUTECH The Astoria 1.5m
・電源タップ:BELDEN PS1650MK2

〇オーディオ環境(ポータブル):
・xDSD Gryphon & AK PA10 or C9(iFi 4.4to4.4にて接続)

〇使用ヘッドホン:
RADIANCE(蓼科4.4)、ATH-WP900(純正4.4)、Wraith(純正4.4)

〇使用イヤホン:
SOLARIS2020、RAIPENTA、Legend X(Snakewood Limited)、IE600

〇ワイヤレス
MONDO Over Ear、ZE2000



ポータブル真空管アンプにおいて、
現時点でも間違いなくトップクラスの音質かと思われます。

一聴して分かるのは、高音域のシルキーで艶やかな伸び感と
ボワついていないのに深く広がる低音域ではないでしょうか。
張り詰めるような鋭さで高域を表現するのではなく、
音のグラデーションで丁寧に高域が表現され、
低域も圧でむやみに支配的に強調するのではなく、
嫌味なく全体を心地よく下支えしてくれています。

次いで、倍音部分が強調されることで、
甘い響きと心地良い余韻が加味されています。
こういうものを美音系と呼ぶのだろうなと教えられた心境です。

また、基本的にどの帯域も厚みと温かみが増す為、
聴きごたえのある雄大なサウンドになります。
迫力のあるとはまた違った印象であり、
どこか丁寧さを伴った上品さを感じると共に、
音に包み込まれるような懐の深さを感じることが出来ました。
間違いなくモニター的ではなくリスニング的な内容を
重視した音作りが成されています。

定位感にも優れ、サウンドステージが非常に広いにも関わらず、
音が薄味になったり、ボーカルが遠くなることもありません。
まさに静かなコンサートホールの特等席で、
自分の為だけにアーティストが歌ってくれているような、
稀にみる素晴らしい音楽体験を実現してくれます。

そして、繋いだ機種の様々な部分のグレードを
1段も2段も引き上げてくれる為、
これまで愛用してきた機器の本当の実力を垣間見ることが可能です。
イヤホン・ヘッドホン問わずその変化は非常に顕著で、
手持ちのどの機種においても、その真価を発揮してくれるはずです。

真空管以外ではなかなか実現しえない部分と、
Cayin独自の洗練されたチューニングが相まって、
はじめて成し得る音質ではないでしょうか。

発熱に関しても卓上ファンをあてていれば、
数時間の連続使用においても、
さほど問題になるような温度になることもありませんでした。
ここが一番心配していた部分でしたので、杞憂に終わりました。
もしかすると、さほど期待しておりませんでしたが、
排熱機能を備えた純正ケースが、
思いのほか発熱に対し有用であったのかもしれません。

バッテリーの持ちは新品のバッテリーであれば、
約6~7時間ほど使用が可能なようです。
充電速度は思いのほか早いので、さほど不便は感じないかと思います。

現在、まもなく後継機が発表されるようです。
その為、状態の良い中古が市場にそこそこの数が流れはじめており、
定価の半額ほどで入手が可能となっています。
性能を考えると、まさにバーゲンプライスと言えるかと思いますので、
C9の導入を考えていた方は、
今こそが中古市場で入手する絶好の機会ではないでしょうか。

もし本機に何か注意点があるとすれば、この音を聴いてしまったが最後、
次に購入する機種のハードルが相当上がる、という点かもしれません。

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ボーダー さん (2024/07/16)

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参考になった! 1

満足度

5.0

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

3.5

バッテリー

3.5

拡張性

4.0

今なお現役でかつトップに君臨するポータブル真空管アンプ

発売から数年が経ちましたが、まだまだ現役で活躍しているc9です
重さと発熱はそれなりにありますが、真空管アンプとしての実力は今なお右に出るものはないです
バッテリーも交換式なので、これからも使えるっていうのがとても助かります
ポータブルx真空管というニッチな商品ですが、とてもいい音なのでぜひ聴いてみてください

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ゆか さん (2023/12/12)

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参考になった! 1

満足度

4.5

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

4.5

携帯性

0.5

バッテリー

4.0

拡張性

無評価

真空管アンプらしい柔らかさ

真空管らしい柔らかく滑らかな音です。
力強く心地よい低音と豊かで伸びやかな中音、軽やかでキレの良い高音で音場も広くホールで聴いているような雰囲気を味わえます。
真空管モードはそれなりに発熱しますので夏場の使用は少々厳しいかなと危惧しておりますが、ソリッドステートもやや硬質にはなりますが真空管に近い音になっているのでそちらでやり過ごす事が出来るかと思っております。

大きく重たいので持ち運びは不便です。
据え置きで使用するさいは再生中の充電は出来ずまたプラグ類も外すように指示がありますので注意が必要です。

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七夜 さん (2022/03/28)

※お客様のための大切なレビューです。無断での転載・引用は固く禁止します。

参考になった! 1

満足度

4.5

USER REVIEW

カラー:規格なし

音質

5.0

携帯性

1.0

バッテリー

無評価

拡張性

無評価

真空管が奏でる美しいサウンド

秋葉原店にて真空管モードで試聴した感想です。一聴して最初に、サウンドステージの広さに驚きました。コンサートホールで聴いていると錯覚する程のサウンドステージの広さ。これには本当に感動しました。また、真空管らしい温かみが感じられたため、聴いていて非常に心地よい音でした。値段は高いですが、本当に素晴らしかったので、いつか購入したいです。

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山田たかし さん (2022/03/16)

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参考になった! 1