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NEO iDSD
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2021年1月中旬
iFi audio「hip-dac」「ZEN DAC」「NEO iDSD」を聴いてみた!
PCM768/DSD512/MQA フルデコード 対応
USB, S/PDIF,Bluetooth DAC 兼ヘッドフォンアンプ
NEO iDSD
i Fi audio が新たに展開する NEO シリーズは、今まで展開していたフラッグシップシリーズである Pro の下位に位置付けるミドルレンジとなります。 NEO シリーズの第 1 弾はデジタル マルチ フォーマットに対応したDAC 兼ヘッドフォンアンプとなる NEO iDSD です。iFiaudio は 2012 年の設立以来、家庭用及びプロ用 DAC テクノロジーの最前線に位置し、PC 、スマートフォンのローカル音源再生でも、オンラインのストリーミング音源再生 でも、デジタル音源の模範的なサウンドを生み出してきました。 今冬、 すべてが新設計の 据え置き型DAC兼ヘッドフォンアンプが登場します。洗練された回路が家庭環境のあらゆるオーディオ・フォーマットに煌めくような音をお届けします。
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- NEO iDSDは、最高の柔軟性を実現すべく設計され、水平にも垂直にも置くことのできる、スマートな アルミニウム筐体です 。 OLED ディスプレイ は現在のフォーマットやボリュームレベル等の必要情報を表示し、 なめらかな動きの多機能ロータリー・ コントローラーが、複雑で多機能であるにもかかわらず、 NEO iDSD をシンプルに使用することを可能にしています。 OLED ディスプレイは、筐体の水平垂直 を自動認識し、表示の向きが切り替わります。
※214×146×41mm の NEO iDSD は、水平に置くだけでなく、付属のアルミニウム製スタンドを使用して縦置きすることもできます。
NEOiDSD は 3 つの動作モード 、固定ライン出力、可変ライン出力、ヘッドフォン出力を備えており、 すべての基本を冷静沈着にカバーしています。純粋な固定 ライン 出力を備えた DAC として使用すれば、オーディオ・システム内の別のプリメインアンプやプリアンプに接続することができます。可変 ライン 出力を備えた DAC &プリアンプとして使うこともでき、これはパワーアンプやアクティブスピーカーに接続する場合には理想的です。そしてもちろん、ヘッドフォン・ユーザーのみなさまは、優れたアンプ・ステージを利用してすばらしい「ヘッドファイ」システムを実現することができるのです。
ケーブル経由で接続しようと、最新フォーマットの Bluetooth 経由で接続しようと、NEO iDSD の 一段 上のデジタルエンジンとフルバランス・アナログ回路が魅力的なサウンドを生み出します。音楽やマルチメディアが輝き、次世代の 音楽、 AV 、 ゲーム体験をいっそう高めてくれます。
- NEO iDSDは、最高の柔軟性を実現すべく設計され、水平にも垂直にも置くことのできる、スマートな アルミニウム筐体です 。 OLED ディスプレイ は現在のフォーマットやボリュームレベル等の必要情報を表示し、 なめらかな動きの多機能ロータリー・ コントローラーが、複雑で多機能であるにもかかわらず、 NEO iDSD をシンプルに使用することを可能にしています。 OLED ディスプレイは、筐体の水平垂直 を自動認識し、表示の向きが切り替わります。
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- カスタムデザインのデジタルエンジン
- NEO iDSD の「デジタルエンジン」は、iFi が幅広く使用しているバーブラウンの DACチップを基本にしています。ナチュラルサウンドの「音楽性」と「トゥルーネイティブ」のアーキテクチュアによって、音質、DA 変換回路、双方の観点から iFi の初期製品から採用しているものです。iFi はこの DAC チップに豊かな経験を持っており、最上の音質を引き出す方法を知っているということです。しかし、NEO iDSD の音質には DAC チップの本来備わった音質が内在しているものの、模範的な DAC ステージを生み出すために、特定のDAC チップの選定以上のものが数多く含まれています。
そういった重要な部品のひとつが、USB や S/PDIF デジタル入力経由で受信したオーディオ・データを処理する XMOS チップです。 NEOiDSD は、処理能力を大幅に高めた新開発の低レイテンシーのXMOSマイクロコントローラーを使用しています。現世代の 8 コアのチップと比較すると、この新しい 16 コアの IC は、 2 倍のクロック・スピード2000MIPS )と 4 倍のメモリー( 512KB )を実現するとともに、最新のスーパースピードUSB 規 格にも準拠しています。この XMOS ファームウェアは iFi 社内のデジタル開発チームがプログラミングしているので、音質を最適化し、バーブラウンの DAC との完璧な組み合わせを確保することができるのです。
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- すべてのフォーマットが最高の品質で
- NEO iDSDは ハイレゾ・オーディオ の最高フォーマットへの対応 を実現しており、 32 ビット、 768kHz までの PCM フォーマット 、 DSD512 までの DSD 、そしてシングルスピードとダブルスピードの DXD に対応します。バーブラウンのDAC チップの 4 チャンネル「トゥルー・ネイティブ」設計によって、 PCMと DSD は別々の経路を通るので、 DSD も PCM も「ビットパーフェクト」、つまりネイティブの形でアナログ変換に送られます。これは他のブランドの DAC 機器では、それほど見られるものではありません。 DSD 対応と謳っていても、そういった DAC の多くは DSD信号を PCM に変換してい るのです。
TIDAL「 Masters 」 や MQA CD など で使用されている MQA フォーマット も、 USB とS/PDIF 同軸、光 入力 で 対応 しており、新しい 16 コアの XMOS チップによって 384kHzまでの MQA の フルデコード が可能です。つまり、 MQA レンダラーによる最後の「アンフォールド(展開)」だけではなく、「 3 つのアンフォールド 」 によるフル・デコーディング処理が内部で実行されるということです。世界中の幅広い機能を備えた DAC ではMQAが重要な検討要素になっています。 TIDAL 「 Masters 」のみ ならず、 MQA ローカル音源再生や、 CD トランスポートによる MQA CD 再生においても、 NEO iDSD による MQAフルデコード再生が 優れたサウンドを最大限に活用するすばらしい手段となるのです。
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- これまでに聞いたこともないようなBluetooth
- USB、S/PDIF による入力に加えて、NEO iDSD ではワイヤレスの Bluetooth も対応しています。しかしこれは、今まで一般的にイメージされる Bluetooth の音質ではありません。iFiの ZEN Blue の Bluetooth レシーバーや Aurora のワイヤレス・ミュージック・システムを聞いたことがないなら、これは初めての体験になるでしょう。iFi は、ZEN Blue と Aurora を発売した時、クアルコムの新しい QCC5100 Bluetooth ICを使用した最初のオーディオ・ブランドになりました。このチップを専用回路と組み合わせて、聴感的に優れた「Bluetooth エンジン」を開発し、今回これを NEO iDSD にも組み込んでいます。Bluetooth の便利さと幅広い機器への対応性は広く認識されていますが、多くの人々は Bluetooth の音がどれほど良いかを理解していません。なぜなら、彼らはベーシックで時代遅れの装置で基本レベルの音質を体験しているだけだからです。クアルコムの aptX Adaptive と aptX HD、ソニーの LDAC、ファーウェイの LHDCを含む、現行のすべてのハイレゾ Bluetooth オーディオ・コーデックをサポートしています。他にも、通常の aptX と aptX Low Latency、AAC、SBC(「ごく普通の」Bluetooth コーデック)に対応しています。つまり、Bluetooth の規格内で可能な限りすべてのコーデックに対応しているということです。また、iFi の「Bluetooth エンジン」はワイヤレスでアップデートすることが可能なので、将来的には NEO iDSD にさらにコーデックを追加することが可能です。
NEO iDSD は Bluetooth 機器とのペアリングを 7 件まで「記憶する」ことができるので、機器の切り替えが簡単で、しかも最新の Bluetooth 5.0 の規格により、受信レンジも不足ありません。また、現在のハイレゾ Bluetooth コーデックのサンプリングレートに対応しています。24 ビットの処理能力を持ったコーデックで、aptX Adaptive と aptX HD が48kHz まで、LDAC と LHDC は 96kHz までです。
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- PureWave回路設計 パワーのバランス
- どのようなDAC 兼 ヘッドフォンアンプでも 、デジタル・ステージは全体のストーリーの半分にすぎません。重要なアナログ回路の話になると、多くの機器は性能が不足しています。バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計は、左右チャンネルをフルに分離することで信号経路内のノイズとクロストークを減少させる能力によって、長い間高く評価されてきました。しかしこれはシングルエンドの回路に比較するとより複雑でコストがかかるので、ハイエンドの ハイファイ ・コンポーネン ト だけに用いられるのが伝統でした。iFiは、製品のシリーズ へ 徐々にフル・バランス回路を導入してきました。まずフラッグシップの Pro シリーズ に 、続いてエントリー・レベルの ZEN シリーズの機器に導入したのです。これらの中間に位置する NEO iDSD は、新たに開発されたバランス・シンメトリカル・デュアルモノ・トポロジーを採用し、短くダイレクトな信号経路を実現しています。これは、この NEO iDSD のために特別に開発されたもので、 iFi ではこの回路設計を「 PureWave 」と呼んでいます。並外れたリニアリティーと最少のノイズと歪みによって達成された、純粋な音を表す名称なのです。
※NEO iDSD のフル・バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計はもっとも扱いのむずかしいヘッドフォンでもその能力を最大限に引き出します。
-
- ヘッドフォンアンプ・ステージは、高感度なインイヤーモニターから莫大な電流を要求するプレーナー型ヘッドフォンに至るまで、どんなタイプのヘッドフォンを駆動しようと、パワーと安定のバランスを保ちます。バランス・ヘッドフォン・ソケットから 32Ωで 1000mW以上の出力を継続して供給することができるのです。最高度の解像度を保つために、ボリュームは精密なマイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダー経由で、アナログ領域で調節します。
NEO iDSD の低ノイズ・広帯域の電源供給回路はリニア・レギュレーションを採用し、優れた PSRR(電源電圧変動除去比)を示します。PMOS デバイスを使用した BiCMOS 半導体テクノロジーが超低歪みと優れたトランジェント・レスポンスを実現します。これが iFiの iPower AC/DC アダプターと組み合わされて、同種の機器よりも著しくノイズを低減します。iPower 5V が NEO iDSD に同梱されています。
オーディオ・フォーマット、サンプリング・レート、ボリューム・レベル、入力モードを表示する OLED ディスプレイは明るさを調節することができます。これらのオーディオに関係のない制御信号は、設定を変える時にだけ「目覚める」SilentLine デザインによって、オーディオ信号に電気ノイズが干渉することもありません。FET ベースのスイッチ切り替えをマイクロコントローラーが、設定を変えるときにのみ動作し、音質に有害な干渉を根絶することができるのです。
性能測定値の観点では、こういった細部への惜しみない注意が 0.0015%以下の THD(全高調波歪み率)、120dB 以上の SNR(SN 比)に結実しています。どの価格帯でもきわめて印象的な数値です。聴感上は、これによって明瞭度とテクスチュアが増し、よりダイナミックで魅力的なパフォーマンスが実現します。まったくシンプルに言って、まさにアーティストが意図したとおりの音楽が、より多く聞こえるのです。
- ヘッドフォンアンプ・ステージは、高感度なインイヤーモニターから莫大な電流を要求するプレーナー型ヘッドフォンに至るまで、どんなタイプのヘッドフォンを駆動しようと、パワーと安定のバランスを保ちます。バランス・ヘッドフォン・ソケットから 32Ωで 1000mW以上の出力を継続して供給することができるのです。最高度の解像度を保つために、ボリュームは精密なマイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダー経由で、アナログ領域で調節します。
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- 高い接続性
- NEO iDSD は 3 つのデジタル入力端子を装備しています。エイシンクロナス USB-B、 S/PDIF 同軸、S/PDIF 光です。これら 3 つのデバイスは同時に接続することができ、しか も Bluetooth でも接続できます。 バランス出力を装備しているので、NEO iDSD のフル・バランス回路を最大限に活用す ることができます。フロントパネルには、6.3mm シングルエンド・ヘッドフォン・出力に加 えて、4.4mm ペンタコンバランスヘッドフォン出力も装備されているので、バランス接続 が可能なヘッドフォンで使用することができます。高品質なヘッドフォンやインイヤーモ ニターは、ますますこの 4.4mm ペンタコン端子を備えるようになっています。オプショ ンでケーブルを 4.4mm ペンタコン用にアップグレードできるようになっている機種も増 えています(負荷の大きなヘッドフォンには特にこの出力をお奨めします)。背面パネル には、NEO iDSD をアンプやアクティブ・スピーカーに接続するための RCA シングルエン ド出力端子に加えて、ハイエンド・ハイファイの標準であるバランス接続を可能にするた めの XLR バランス出力を備えています。
-
- フロント/リアパネルの仕様
- 1. OLED ディスプレイ
2. 多機能ロータリー・コントローラー
3. 入出力切り替え/Bluetooth ペアリングボタン
4. 電源ボタン
5. 4.4mm バランスヘッドフォン出力
6. 6.3mm シングルエンドヘッドフォン出力
7. XLR バランスライン出力(固定/可変)
8. RCA シングルエンドライン出力(固定/可変)
9. S/PDIF 同軸入力(PCM44.1~192kHz/MQA フルデコード対応)
10. S/PDIF 光角入力(PCM44.1~192kHz/MQA フルデコード対応)
11. USB3.0-B オーディオ入力(PCM44.1~768kHz/DSD64~512/MQA フルデコード対応)
12. DC5V 電源入力
13. Bluetooth アンテナ
製品仕様
■ スペック | |
---|---|
デジタル入力 | USB3.0-B メス(USB2.0 互換) S/PDIF(同軸/光) Bluetooth 5.0 |
対応フォーマット(USB) | DSD512/256/128/64、 DXD(768/705.6/384/352.8kHz)、 PCM(768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz) MQA(フルデコード対応) |
対応フォーマット(S/PDIF 同軸、光) | PCM(192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)MQA(フルデコード対応) |
対応フォーマット(Bluetooth) | AAC, SBC, aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, LHDC/HWA コーデック |
■ ライン出力 | |
ライン出力レベル | XLR:6.3V/7.7V 最大(可変)、4.4V(固定) RCA:3.2V/3.9V 最大(可変)、2.2V(固定) |
ライン出力インピーダンス | XLR:100Ω以下 RCA:50Ω以下 |
S/N 比 | -112dB(A)@0dBFS(XLR/RCA) |
ダイナミックレンジ | 117dB(A)以上@-60dBFS(XLR/RCA) |
THD+N | 0.0015%以下@0dBFS(XLR/RCA) |
■ ヘッドフォン出力 | |
ヘッドフォン出力レベル(4.4mm バランス) | 2V/6.2V 最大 12Ω - 600Ω 負荷 |
ヘッドフォン出力レベル(6.3mm シングルエンド) | 1V/3.3V 最大 12Ω - 600Ω 負荷 |
ヘッドフォン出力パワー(4.4mm バランス) | 68.6mW 以上@600Ω、1040mW 以上@32Ω |
ヘッドフォン出力パワー(6.3mm シングルエンド) | 17.6mW 以上@600Ω、295mW 以上@32Ω |
出力インピーダンス | 1Ω以下 |
S/N 比 | -112dB(A)@3.3V シングルエンド、6.2V バランス) |
ダイナミックレンジ | 120dB(A) |
THD+N | 0.0015%以下(125mW@32Ω) |
消費電力(無信号時) | ~0.5W |
消費電力(最大出力時) | ~2.5W |
入力電圧 | DC 5V/2.5A 、 AC100 240V 、 50/60Hz( iPower 5V 付属 |
サイズ | 214 × 146 × 41 mm |
重量 | 970g |
商品詳細
2021年1月中旬
iFi audio「hip-dac」「ZEN DAC」「NEO iDSD」を聴いてみた!
PCM768/DSD512/MQA フルデコード 対応
USB, S/PDIF,Bluetooth DAC 兼ヘッドフォンアンプ
NEO iDSD
i Fi audio が新たに展開する NEO シリーズは、今まで展開していたフラッグシップシリーズである Pro の下位に位置付けるミドルレンジとなります。 NEO シリーズの第 1 弾はデジタル マルチ フォーマットに対応したDAC 兼ヘッドフォンアンプとなる NEO iDSD です。iFiaudio は 2012 年の設立以来、家庭用及びプロ用 DAC テクノロジーの最前線に位置し、PC 、スマートフォンのローカル音源再生でも、オンラインのストリーミング音源再生 でも、デジタル音源の模範的なサウンドを生み出してきました。 今冬、 すべてが新設計の 据え置き型DAC兼ヘッドフォンアンプが登場します。洗練された回路が家庭環境のあらゆるオーディオ・フォーマットに煌めくような音をお届けします。
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- NEO iDSDは、最高の柔軟性を実現すべく設計され、水平にも垂直にも置くことのできる、スマートな アルミニウム筐体です 。 OLED ディスプレイ は現在のフォーマットやボリュームレベル等の必要情報を表示し、 なめらかな動きの多機能ロータリー・ コントローラーが、複雑で多機能であるにもかかわらず、 NEO iDSD をシンプルに使用することを可能にしています。 OLED ディスプレイは、筐体の水平垂直 を自動認識し、表示の向きが切り替わります。
※214×146×41mm の NEO iDSD は、水平に置くだけでなく、付属のアルミニウム製スタンドを使用して縦置きすることもできます。
NEOiDSD は 3 つの動作モード 、固定ライン出力、可変ライン出力、ヘッドフォン出力を備えており、 すべての基本を冷静沈着にカバーしています。純粋な固定 ライン 出力を備えた DAC として使用すれば、オーディオ・システム内の別のプリメインアンプやプリアンプに接続することができます。可変 ライン 出力を備えた DAC &プリアンプとして使うこともでき、これはパワーアンプやアクティブスピーカーに接続する場合には理想的です。そしてもちろん、ヘッドフォン・ユーザーのみなさまは、優れたアンプ・ステージを利用してすばらしい「ヘッドファイ」システムを実現することができるのです。
ケーブル経由で接続しようと、最新フォーマットの Bluetooth 経由で接続しようと、NEO iDSD の 一段 上のデジタルエンジンとフルバランス・アナログ回路が魅力的なサウンドを生み出します。音楽やマルチメディアが輝き、次世代の 音楽、 AV 、 ゲーム体験をいっそう高めてくれます。
- NEO iDSDは、最高の柔軟性を実現すべく設計され、水平にも垂直にも置くことのできる、スマートな アルミニウム筐体です 。 OLED ディスプレイ は現在のフォーマットやボリュームレベル等の必要情報を表示し、 なめらかな動きの多機能ロータリー・ コントローラーが、複雑で多機能であるにもかかわらず、 NEO iDSD をシンプルに使用することを可能にしています。 OLED ディスプレイは、筐体の水平垂直 を自動認識し、表示の向きが切り替わります。
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- カスタムデザインのデジタルエンジン
- NEO iDSD の「デジタルエンジン」は、iFi が幅広く使用しているバーブラウンの DACチップを基本にしています。ナチュラルサウンドの「音楽性」と「トゥルーネイティブ」のアーキテクチュアによって、音質、DA 変換回路、双方の観点から iFi の初期製品から採用しているものです。iFi はこの DAC チップに豊かな経験を持っており、最上の音質を引き出す方法を知っているということです。しかし、NEO iDSD の音質には DAC チップの本来備わった音質が内在しているものの、模範的な DAC ステージを生み出すために、特定のDAC チップの選定以上のものが数多く含まれています。
そういった重要な部品のひとつが、USB や S/PDIF デジタル入力経由で受信したオーディオ・データを処理する XMOS チップです。 NEOiDSD は、処理能力を大幅に高めた新開発の低レイテンシーのXMOSマイクロコントローラーを使用しています。現世代の 8 コアのチップと比較すると、この新しい 16 コアの IC は、 2 倍のクロック・スピード2000MIPS )と 4 倍のメモリー( 512KB )を実現するとともに、最新のスーパースピードUSB 規 格にも準拠しています。この XMOS ファームウェアは iFi 社内のデジタル開発チームがプログラミングしているので、音質を最適化し、バーブラウンの DAC との完璧な組み合わせを確保することができるのです。
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- すべてのフォーマットが最高の品質で
- NEO iDSDは ハイレゾ・オーディオ の最高フォーマットへの対応 を実現しており、 32 ビット、 768kHz までの PCM フォーマット 、 DSD512 までの DSD 、そしてシングルスピードとダブルスピードの DXD に対応します。バーブラウンのDAC チップの 4 チャンネル「トゥルー・ネイティブ」設計によって、 PCMと DSD は別々の経路を通るので、 DSD も PCM も「ビットパーフェクト」、つまりネイティブの形でアナログ変換に送られます。これは他のブランドの DAC 機器では、それほど見られるものではありません。 DSD 対応と謳っていても、そういった DAC の多くは DSD信号を PCM に変換してい るのです。
TIDAL「 Masters 」 や MQA CD など で使用されている MQA フォーマット も、 USB とS/PDIF 同軸、光 入力 で 対応 しており、新しい 16 コアの XMOS チップによって 384kHzまでの MQA の フルデコード が可能です。つまり、 MQA レンダラーによる最後の「アンフォールド(展開)」だけではなく、「 3 つのアンフォールド 」 によるフル・デコーディング処理が内部で実行されるということです。世界中の幅広い機能を備えた DAC ではMQAが重要な検討要素になっています。 TIDAL 「 Masters 」のみ ならず、 MQA ローカル音源再生や、 CD トランスポートによる MQA CD 再生においても、 NEO iDSD による MQAフルデコード再生が 優れたサウンドを最大限に活用するすばらしい手段となるのです。
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- これまでに聞いたこともないようなBluetooth
- USB、S/PDIF による入力に加えて、NEO iDSD ではワイヤレスの Bluetooth も対応しています。しかしこれは、今まで一般的にイメージされる Bluetooth の音質ではありません。iFiの ZEN Blue の Bluetooth レシーバーや Aurora のワイヤレス・ミュージック・システムを聞いたことがないなら、これは初めての体験になるでしょう。iFi は、ZEN Blue と Aurora を発売した時、クアルコムの新しい QCC5100 Bluetooth ICを使用した最初のオーディオ・ブランドになりました。このチップを専用回路と組み合わせて、聴感的に優れた「Bluetooth エンジン」を開発し、今回これを NEO iDSD にも組み込んでいます。Bluetooth の便利さと幅広い機器への対応性は広く認識されていますが、多くの人々は Bluetooth の音がどれほど良いかを理解していません。なぜなら、彼らはベーシックで時代遅れの装置で基本レベルの音質を体験しているだけだからです。クアルコムの aptX Adaptive と aptX HD、ソニーの LDAC、ファーウェイの LHDCを含む、現行のすべてのハイレゾ Bluetooth オーディオ・コーデックをサポートしています。他にも、通常の aptX と aptX Low Latency、AAC、SBC(「ごく普通の」Bluetooth コーデック)に対応しています。つまり、Bluetooth の規格内で可能な限りすべてのコーデックに対応しているということです。また、iFi の「Bluetooth エンジン」はワイヤレスでアップデートすることが可能なので、将来的には NEO iDSD にさらにコーデックを追加することが可能です。
NEO iDSD は Bluetooth 機器とのペアリングを 7 件まで「記憶する」ことができるので、機器の切り替えが簡単で、しかも最新の Bluetooth 5.0 の規格により、受信レンジも不足ありません。また、現在のハイレゾ Bluetooth コーデックのサンプリングレートに対応しています。24 ビットの処理能力を持ったコーデックで、aptX Adaptive と aptX HD が48kHz まで、LDAC と LHDC は 96kHz までです。
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- PureWave回路設計 パワーのバランス
- どのようなDAC 兼 ヘッドフォンアンプでも 、デジタル・ステージは全体のストーリーの半分にすぎません。重要なアナログ回路の話になると、多くの機器は性能が不足しています。バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計は、左右チャンネルをフルに分離することで信号経路内のノイズとクロストークを減少させる能力によって、長い間高く評価されてきました。しかしこれはシングルエンドの回路に比較するとより複雑でコストがかかるので、ハイエンドの ハイファイ ・コンポーネン ト だけに用いられるのが伝統でした。iFiは、製品のシリーズ へ 徐々にフル・バランス回路を導入してきました。まずフラッグシップの Pro シリーズ に 、続いてエントリー・レベルの ZEN シリーズの機器に導入したのです。これらの中間に位置する NEO iDSD は、新たに開発されたバランス・シンメトリカル・デュアルモノ・トポロジーを採用し、短くダイレクトな信号経路を実現しています。これは、この NEO iDSD のために特別に開発されたもので、 iFi ではこの回路設計を「 PureWave 」と呼んでいます。並外れたリニアリティーと最少のノイズと歪みによって達成された、純粋な音を表す名称なのです。
※NEO iDSD のフル・バランス・ディファレンシャル・アナログ回路設計はもっとも扱いのむずかしいヘッドフォンでもその能力を最大限に引き出します。
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- ヘッドフォンアンプ・ステージは、高感度なインイヤーモニターから莫大な電流を要求するプレーナー型ヘッドフォンに至るまで、どんなタイプのヘッドフォンを駆動しようと、パワーと安定のバランスを保ちます。バランス・ヘッドフォン・ソケットから 32Ωで 1000mW以上の出力を継続して供給することができるのです。最高度の解像度を保つために、ボリュームは精密なマイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダー経由で、アナログ領域で調節します。
NEO iDSD の低ノイズ・広帯域の電源供給回路はリニア・レギュレーションを採用し、優れた PSRR(電源電圧変動除去比)を示します。PMOS デバイスを使用した BiCMOS 半導体テクノロジーが超低歪みと優れたトランジェント・レスポンスを実現します。これが iFiの iPower AC/DC アダプターと組み合わされて、同種の機器よりも著しくノイズを低減します。iPower 5V が NEO iDSD に同梱されています。
オーディオ・フォーマット、サンプリング・レート、ボリューム・レベル、入力モードを表示する OLED ディスプレイは明るさを調節することができます。これらのオーディオに関係のない制御信号は、設定を変える時にだけ「目覚める」SilentLine デザインによって、オーディオ信号に電気ノイズが干渉することもありません。FET ベースのスイッチ切り替えをマイクロコントローラーが、設定を変えるときにのみ動作し、音質に有害な干渉を根絶することができるのです。
性能測定値の観点では、こういった細部への惜しみない注意が 0.0015%以下の THD(全高調波歪み率)、120dB 以上の SNR(SN 比)に結実しています。どの価格帯でもきわめて印象的な数値です。聴感上は、これによって明瞭度とテクスチュアが増し、よりダイナミックで魅力的なパフォーマンスが実現します。まったくシンプルに言って、まさにアーティストが意図したとおりの音楽が、より多く聞こえるのです。
- ヘッドフォンアンプ・ステージは、高感度なインイヤーモニターから莫大な電流を要求するプレーナー型ヘッドフォンに至るまで、どんなタイプのヘッドフォンを駆動しようと、パワーと安定のバランスを保ちます。バランス・ヘッドフォン・ソケットから 32Ωで 1000mW以上の出力を継続して供給することができるのです。最高度の解像度を保つために、ボリュームは精密なマイクロプロセッサーでコントロールされた抵抗ラダー経由で、アナログ領域で調節します。
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- 高い接続性
- NEO iDSD は 3 つのデジタル入力端子を装備しています。エイシンクロナス USB-B、 S/PDIF 同軸、S/PDIF 光です。これら 3 つのデバイスは同時に接続することができ、しか も Bluetooth でも接続できます。 バランス出力を装備しているので、NEO iDSD のフル・バランス回路を最大限に活用す ることができます。フロントパネルには、6.3mm シングルエンド・ヘッドフォン・出力に加 えて、4.4mm ペンタコンバランスヘッドフォン出力も装備されているので、バランス接続 が可能なヘッドフォンで使用することができます。高品質なヘッドフォンやインイヤーモ ニターは、ますますこの 4.4mm ペンタコン端子を備えるようになっています。オプショ ンでケーブルを 4.4mm ペンタコン用にアップグレードできるようになっている機種も増 えています(負荷の大きなヘッドフォンには特にこの出力をお奨めします)。背面パネル には、NEO iDSD をアンプやアクティブ・スピーカーに接続するための RCA シングルエン ド出力端子に加えて、ハイエンド・ハイファイの標準であるバランス接続を可能にするた めの XLR バランス出力を備えています。
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- フロント/リアパネルの仕様
- 1. OLED ディスプレイ
2. 多機能ロータリー・コントローラー
3. 入出力切り替え/Bluetooth ペアリングボタン
4. 電源ボタン
5. 4.4mm バランスヘッドフォン出力
6. 6.3mm シングルエンドヘッドフォン出力
7. XLR バランスライン出力(固定/可変)
8. RCA シングルエンドライン出力(固定/可変)
9. S/PDIF 同軸入力(PCM44.1~192kHz/MQA フルデコード対応)
10. S/PDIF 光角入力(PCM44.1~192kHz/MQA フルデコード対応)
11. USB3.0-B オーディオ入力(PCM44.1~768kHz/DSD64~512/MQA フルデコード対応)
12. DC5V 電源入力
13. Bluetooth アンテナ
製品仕様
■ スペック | |
---|---|
デジタル入力 | USB3.0-B メス(USB2.0 互換) S/PDIF(同軸/光) Bluetooth 5.0 |
対応フォーマット(USB) | DSD512/256/128/64、 DXD(768/705.6/384/352.8kHz)、 PCM(768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz) MQA(フルデコード対応) |
対応フォーマット(S/PDIF 同軸、光) | PCM(192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)MQA(フルデコード対応) |
対応フォーマット(Bluetooth) | AAC, SBC, aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, LHDC/HWA コーデック |
■ ライン出力 | |
ライン出力レベル | XLR:6.3V/7.7V 最大(可変)、4.4V(固定) RCA:3.2V/3.9V 最大(可変)、2.2V(固定) |
ライン出力インピーダンス | XLR:100Ω以下 RCA:50Ω以下 |
S/N 比 | -112dB(A)@0dBFS(XLR/RCA) |
ダイナミックレンジ | 117dB(A)以上@-60dBFS(XLR/RCA) |
THD+N | 0.0015%以下@0dBFS(XLR/RCA) |
■ ヘッドフォン出力 | |
ヘッドフォン出力レベル(4.4mm バランス) | 2V/6.2V 最大 12Ω - 600Ω 負荷 |
ヘッドフォン出力レベル(6.3mm シングルエンド) | 1V/3.3V 最大 12Ω - 600Ω 負荷 |
ヘッドフォン出力パワー(4.4mm バランス) | 68.6mW 以上@600Ω、1040mW 以上@32Ω |
ヘッドフォン出力パワー(6.3mm シングルエンド) | 17.6mW 以上@600Ω、295mW 以上@32Ω |
出力インピーダンス | 1Ω以下 |
S/N 比 | -112dB(A)@3.3V シングルエンド、6.2V バランス) |
ダイナミックレンジ | 120dB(A) |
THD+N | 0.0015%以下(125mW@32Ω) |
消費電力(無信号時) | ~0.5W |
消費電力(最大出力時) | ~2.5W |
入力電圧 | DC 5V/2.5A 、 AC100 240V 、 50/60Hz( iPower 5V 付属 |
サイズ | 214 × 146 × 41 mm |
重量 | 970g |