スタッフレビュー詳細
有線イヤホン界の革命児
RAPTGO Bridgeは、リケーブル、開放型、多種ドライバー搭載、音質切り替えスイッチ、これらの機能が付きながらも2万円台という超絶高コストパフォーマンスを誇る有線イヤホンです。
機能だけで言えば、十数万円もするオーダーメードイヤホンに付くような機能がこのイヤホンには付いてます。
【デザイン】
人差し指の第1関節までくらいの大きさのイヤホンユニット、小さい中にも材質がメタルボディーであったり、ハウジングのグリル越しに見える内部ユニット、ボディー側面に搭載された音質切り替えスイッチと、メカニカルな要素が詰まっていて視覚でも楽しめます。
【音質】
音質切り替えスイッチで各帯域の量感調節や定位感が変化し、4パターンの音質変化がこのイヤホン1つで楽しめます。
軸となる音質としては、低音域は音の量感ではなく芯を捉えるような出し方で、それに埋もれない中~高音域が、様々なドライバーの種類を搭載するからこそ、スイッチで音質を調整しても、音質全体のバランスが成り立っているのを感じさせます。
購入するのに迷ったら、これだけ多機能だからこそ買ってみて、色々試してみるうちに愛着が湧いてくるかも知れませんよ…?
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Anker
Soundcore P30i
ブラック
¥5990 税込
ワンランク上のプレイバリューを味わえる
音質や性能面はもちろんのこと、様々な魅力が詰まっている「Soundcore P30i」。上位機種にあたる「Soundcore P40i」と比較して、価格差もあるため純粋な音質やノイズキャンセリングの機能だけで言えば「Soundcore P40i」の方に軍配が上がると感じたものの、試聴して感じた「Soundcore P30i」に詰め込まれた多くの魅力をご紹介します。 【魅力その1:装着感】 「Soundcore P30i」と「Soundcore P40i」それぞれの装着部分の画像を掲載しました。2つのイヤホンのノズル部分を見ると、P30iが真円、P40iが楕円の形状です。装着感は個人差がある部分にはなりますが、個人的にはP30iの真円の形状の方がクセがなくかっちりと装着でき合わせやすいと思います。ハウジング部分の長さもP30iの方が短い分、安定した装着感です。 【魅力その2:音質】 最初に純粋な音質はP40iの方に軍配が上がると言いました。それはP40iが明らかにクリアな聴こえ方をするのに比べて、P30iが低音の量感が特に多い音質タイプだからというのが理由ではあります。ですが専用のアプリケーションと連携して、アプリ内のイコライザー機能と音場に奥行きをもたせる「3Dオーディオ」を使用することによって、低音の量感が多いP30iでも自分好みの音に近づけられます。 補足情報としては上位機種のP40iに3Dオーディオは非搭載ですが、音場・定位感を自分好みに「パーソナライズ」する機能が替わりに搭載されています。P30iの「3Dオーディオ」はオン/オフの切り替えのみでP40iの「パーソナライズ」の機能よりも圧倒的に手軽に音質変化が楽しめます。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SIVGA
P2Pro 平⾯駆動開放型ヘッドホン
¥79800 税込
歌唱をはっきり抑揚も捉えられる
【見た目】 アジャスター等用いられたダークトーンの金属パーツと、ハウジング部分は明るめな印象のレッドオーク材で構成された本体は、全体的に高級感という印象よりも落ち着いた温かみを憶える質感。ハウジングにはグリル部分の波打ったデザインがアクセントとして利いていて個性的であるとも言えます。 【装着感】 アジャスターは若干渋めに動き、頭部をしっかり固定可能です。イヤーパットは肌に当たる部分に通常のレザーとは異なるベロア素材を用いてさらっとした装着感。暑い季節でも快適に使えそうなイヤーパットです。 【音質】 楽曲内のパートがしっかり分離されていて、低音域〜高音域までバランスよく出力されている印象です。 その中でも特にボーカルが近く広い表現でありながらも透明感も含んで他の音色の主張を邪魔する事が無く、ポップスとの相性が良いです。 ある程度まとまった音場でもあるので、クラシック音楽みたいに広い音場表現が必要で歌唱が無い楽曲を聴くよりは、ボーカル曲の方がこのヘッドホンの真価を発揮します。 再生機器にヘッドホン直挿しだと音量が取りづらいので、ヘッドホンアンプの使用をお薦めします。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SHANLING
H2
シルバー
¥27940 税込
サブスクは出来ずともワクワク出来る機種
スマホにUSBで接続したり、Bluetoothでスマホとの間を無線にできるだけでなく、microSDカードを直接アンプに挿せば、単体でも音楽プレイヤーとして機能でき様々な使い方が可能です。 音楽プレイヤーとしての操作感は、ピンポイントな選曲はできず、microSDカード内のフォルダー順の再生、もしくはシャッフル再生のどちらかを設定で変更可能です。ピンポイントな選曲は出来ずとも、曲の送り戻しはボリュームダイヤルで操作が可能。ボリュームダイヤルの動きが柔らかく、手に持った拍子に動いて曲が変わってしまうということがありそうなものの、慣れれば操作は簡単です。 現時点だと、画像のように別売りの純正レザーケースを付ければ、ボリュームダイヤルの露出を半分だけ隠せるので、誤動作防止にも一役買ってくれそうです。ディスプレイ表示は設定で反転も出来、服のポケットに入れた時など状況に合わせて使用感を変更できる点は良いと思います。 いずれの接続方法でも音質にはさほど差は感じず、コンパクトでありながらもしっかりとヘッドホンを鳴らせるくらいの高出力は感じられ、温かみのある音に包まれるような感覚はスマホでは味わえない高音質を体感できると思います。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
iBasso Audio
DX260
シルバー
¥156420 税込
完成度が非常に高いミドルクラス機
【プレイヤー外観】 プレイヤーの縦横比はスマートフォンよりも若干横の比率が大きく、厚さはケースを付けたスマートフォンと同じくらいの厚みになる印象です。やや大きめなサイズであるものの、片手でも手の平に馴染むサイズ感ではあります。 【起動】 AndroidOS搭載のプレイヤーの中では比較的起動時の立ち上がりが早いです。スマートフォンと違い、プレイヤーは使用し終えた際に毎回電源を切るユーザーが多いと思いますので嬉しい点ですね。 【入出力】 プレイヤー上部には3.5mmの同軸デジタル出力・USB Type-Cポート・microSDカードスロット。プレイヤー下部には4.4mmヘッドホン出力・3.5mmヘッドホン出力があります。上下に入出力系統が、ボタン・ダイヤルの操作系統は全て側面にまとめられているので、全体的にスッキリ見えるデザインが良いですね。 個人的にはmicroSDカードスロットには誤ってmicroSDカードが飛び出さないようにカバーがあったらなお嬉しかったものの、この配置のおかげでイヤホン・ヘッドホンを繋げた状態で、プレイヤーを衣服などのポケットから取りだす際に自然と画面が正しい向きになり、シームレスに操作も可能です。 【音質】 音の滲みを一切感じず、音の輪郭が際立っています。低音域〜高音域までバランスが取れており、臨場感などの過度な音楽表現は抑えられているあたり、上質でスタンダードな音質を楽しめるプレイヤーです。5種類のデジタルフィルターと3種類のFIRフィルターの組み合わせによりスタンダードな音質の中でもさらに自分好みに変化させられ、音質が気に入れば沼のようなプレイヤーになることでしょう。