商品レビュー
5件の商品が見つかりました。 1-5件を表示
SENNHEISER
HD 660S2
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
HD660Sの不満点を解消した上位機種
開放型ヘッドホンを購入したいと思い、eイヤホンさんで色々試聴し、sennheiserの音に惚れて前作のHD660Sを購入しました。
しかし、自宅の環境(Fiio k7+Petit Susie+Petit Tank Limited Edition)で聞いてみると、高域の抜け感は満足なのですが、低音の厚みが少なく、また中域がくぐもって聞こえてしまい、正直落胆してしまいました。
そもそも私の使用用途が音楽5:ゲーム5くらいで、音楽もアニソン等pop寄りの、hd660sの得意ジャンルでは無いものを聞いていたのも悪いですが…それでもsennheiserの音に一目惚れしたことが忘れられず、popsもゲームも鳴らせる上にsennheiserチックなクラシック・ジャズにも合う欲張りなヘッドホンを探して、たどり着いたのがhd660s2です。
まず個人的な前作の不満であった低音の薄さとくぐもった中域が見事に改善されていました。高域の抜け感はそのままに、ベースラインがしっかりと響き、中域も音の分離と爽やかな鳴り心地がpops、特に女性ボーカルととてもマッチします。音場はそこまで広くないですが、ボーカルが近くに聞こえ、それが現代の音楽とかなり相性が良いように思えます。
かと言って聞き疲れするような音ではなく、ゲームを長時間プレイしていてもまったく問題ありません。FPSでも使用しましたが、前作は銃声が中途半端に反響し耳に張り付いていたのが、hd660s2では銃声が、足音など他の音としっかり分かれて聞こえ、また定位感も素晴らしかったです。
細かい改善点ですが付属のバランスケーブルの長さが1.8mと短くなっており、取り回しがしやすくなったのも個人的にはgoodです。
不満点があるとすればhd660sより3−4万近く値段が高くなって、梱包がショボくなったことですが、個人的には値上がった分の価値はあるかなーと思っているので許容範囲です。(梱包はもうちょっとこだわりがあって良かったと思いますが…)
eイヤホンさんなら中古を自宅の環境で試せますし、hd660sが「何か違うなー」と思った人は一度試して見てほしいヘッドホンです。
AB さん
(2024/03/15)
満足度
4.5
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
4.0
遮音性
1.5
音漏耐性
1.5
color:規格なし
まさに、伝統と定番
モデルチェンジを繰り返し、現在4世代目です。
ですがこれまでの機種は廃盤になっておらず、現在も定番として売られています。
それほどまでに伝統があり、普及しているからこそ廃れない魅力があるシリーズです。
HD800系とはまた別系統の音ですから、食わず嫌いせず一度全て試聴してみてください。
それができるのがe☆イヤホンさんです!
なかなか全て並べて比べてみるという経験は他ではできません。
その上でお好みの一本を選びましょう。
一番新しいのがいいんだろ!?という方は…間違いではないです。
新しい機種は低音強めで、現世代のニーズに合っているので、間違いなく時代に沿った良いヘッドホンです。
鳴らしにくい機種(と言われている)ので、ある程度のアンプは用意しましょう。
たぬき さん
(2023/12/30)
1
満足度
4.5
高音の質
3.5
中音の質
4.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.0
迫力
4.5
音場
4.0
遮音性
3.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
完璧に求めていたヘッドホン!
HD650からの買い替えです。660S2は650の良さも残しつつ現代的なヘッドホンに感じました。最も違いを感じるのは低音の迫力です。
650の柔らかく包まれる様な低音は長所でもあるのですが、曲によっては物足りないと感じられる事もしばしば。
とはいえ650の優しく聴き疲れしない低音も捨て難く思います。
開放感も650の方が若干上に感じましたが、これは低音の量感、アタック感を出す為にはトレードオフな部分なのかも知れません。
中音高音の音質は比べると多少閉塞感はありますが、明らかにリアルでより濃密になったと長所にも感じます。
あくまで閉塞感は650と聴き比べした感想なので単体では問題なしです。
長年650を愛用してきた私的には文句なく660S2に軍配が上がります。
キャラクターの差はあれど650の良さを継承しつつ現代的にした上位互換だと感じました。
また660S2の方がより万能で曲によっては大差がつくと思います。
同価格帯の店員さんオススメのMeze Audio109 Proは本当に素晴らしく最後まで迷いました。
109は音質、明瞭さは660S2を上回っている様に感じました。
また109はとても滑らかで、比べると660S2にはザラつきを感じました。
音の濃密感は109ですが、女性ボーカルの高音の柔らかさは660S2の方が耳障りがいいです。
そこは恐らく完全な開放型の660S2に対し開放部の面積が少ない109の設計的な差なのかも知れません。
両機共に昔のオープン型の弱点だった低音のダンピング感のなさ、ボヤけた底の浅さは完全に克服していていてアタック感も素晴らしいです。
低音の深さ、量感は660S2、引き締まりの良さは109が上に感じました。
初期段階での着け心地は109が上ですが、660S2もティッシュ箱に1日も着けておけば最高の着け心地に変化する事は経験上わかってました。
事実、購入後実行したら文句なしです。
私の決め手は660S2の650譲りのゼンハイザーらしい聴き疲れしなさそうな柔らかさ、ステージの広さ、表現力でした。
デザインは109の方が好みでしたので最後まで悩みました。
好みの問題でこの価格帯でヘッドホンをお探しの方はぜひ109も聴き比べする価値はあると思います。
アキ さん
(2023/11/04)
1
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
1.0
音漏耐性
1.0
color:規格なし
ボーカルの表現力と有機的な音色であるが、、
まずボーカルの表現力が良い。丁度良い距離感で各楽器と程よく中和しており聴いていてとても心地がよい。高域は主張は控えめだが滑らかな質感でしっかりと余韻を感じる。低域も前作と比べよりベースやバスドラムが沈み込む質感で迫力を感じた。しかし量感はさほど変わらない。だがうまく他の帯域とバランスをとるためのチューニングでありそこは流石ゼンハイザーである。ただ開放型のわりに抜け感がさほどなく閉鎖感を若干、感じてしまう。また低域の改善とはいえロックやエレクトロニカなどの曲はインパクトが足りない。値上げの影響でコストパフォーマンスは若干悪いと感じてしまった。しかし!時折感じるあの有機的で温かみを感じる音色はHD660の凄みである。
yuta さん
(2023/06/12)
3
満足度
3.5
高音の質
4.0
中音の質
4.5
低音の質
3.5
細やかさ
4.0
迫力
3.0
音場
4.0
遮音性
無評価
音漏耐性
無評価
color:規格なし
明確に区別された上位機種
そこまでゴリゴリに聴き込んでいないということは念頭に置いて下されば。
いやー、凄いですよ。
開放型ならではの空間に溶け込む様な音場感はいつ聞いてもクセになるものがあります。mid~highの伸びは前作から受け継がれ素晴らしい。
ボーカルも近く生々しく聞けますし、バンドミュージックとの相性はバツグンです。
素早い展開にも対応できるレスポンスの良さはさすがSENNHEISERと言った所でしょうか。
生音感も値段に恥じない高水準です。
……そこに異質なモノが。
そう、低音です。
何を隠そう本作、低音が凄いです。開放型なのに。
私は音ゲーからオーディオにハマったクチなので、打ち込み系の音楽をよく聞くのですが、その中でもとりわけ「深く沈んだハリのあるキック」が大好物なんです。本機はその表現が素晴らしい。
前作も比較として聞きましたが、やはり開放型らしく引っ込み気味で、締まりも本機と比べてしまうと緩いと言わざるを得ません。
分解能も申し分無いですし、装着感も私にはジャストフィットでした。
音漏れに関しては、耳を近ずければ聞こえる程度のもので、アパートとかでも壁が極薄(それこそ紙のような)でもない限りは大丈夫だと思います。
4.4端子が付くのもポイント高めですね。
万人に勧められる万能機だと思います。
レビューに使用した楽曲
ドビュッシー『ヒースの茂る荒地』
ヴィヴァルディ『冬 第一楽章』
猫又 Master『さよなら世界 Piano Arr.』
有形ランペイジ『QUI』
有形ランペイジ『Jack-the-Ripper◆』
Dictate & Silentroom『REBIRTH』
Fujis さん
(2023/03/28)
4
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
2.5
音漏耐性
3.0
color:規格なし