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商品レビュー

58の商品が見つかりました。  41-58件を表示

NOBUNAGA Labs

澪標(Miotukusi) 4.4mm5極バランス/MMCX 【NLS-MIO】

総合満足度

4.5

音に深みが増して鮮やかで上品な音色!!!

Campfire AudioのIOとZX507の組み合わせで使っています。
元々、中高域寄りの高解像度サウンドで、各音粒が明瞭でシャープな高域がジャンルによって聞き疲れするのがネックでした。

こちらの製品にリケーブルしたところ、繊細かつ透明度のある高域はそのままに、一音一音の厚みが増し、全体的に重厚感がプラスされてなんとも鮮やかで上品な音色になりました。特に沈み込むような低い帯域もしっかりと拾い上げ、ずっしりとした重みを感じます。かと言っても、籠るような感じは一切なく、クリアで見通しが良く、音の広がりも感じれるようになりました。

極端に音質を変えるのではなく、イヤホンの特性を活かしながら全体の質感を上げてくれるのでどんな機種にも相性が良いと思います。少し高価ですが、しっかりとリケーブルの恩恵を感じさせてくれる良い製品だと思います!

あっきー さん

(2020/03/10)

9

満足度

5.0

color:規格なし

非の打ち所がない素晴らしい逸品

CA SOLARISとNW-M1Zというすべて金色に統一した環境で使用しています。
解像度が向上してより深い奥行のあるサウンドになります。特に中域に対して余裕が生まれたことで、気になっていた耳元で迫るような鋭さが無くなり、非常に滑らかで心地良い豊かな響きを感じるようになりました。音数の多い楽曲では分離感も良く、生々しく濃密な躍動感も伝わります。
SOLARISの特徴を活かしつつ、すべてにおいて磨きのかかったワンランク上のサウンドを得られる素晴らしい製品だと思います。

コグレ さん

(2020/03/04)

5

満足度

5.0

color:規格なし

音に深みと鮮やかさをプラス

使用環境:ANDROMEDA/NW-WM1Zこちらの製品は、ANDROMEDAの持っているポテンシャルを生かしつつ、感度の良さを維持しながら音に艶感と音圧を与え、ワンランク上のサウンドになります。圧倒的な音場感と解像度で刺さるギリギリを攻めた音質のANDROMEDAですが、タイトな低域ゆえジャンルによっては物足りないことが多々あり、聞き疲れすることもありました。このケーブルにすると、音粒が厚みを増し、しっとりとした鮮やかな歌声と、芯のある深い低域までしっかりと聞き取ることができるようになりました。正直、リケーブルによってここまで改善するとは驚きです。ケーブルの柔軟性も付属品よりも優れており、非常に扱いやすく満足しています。総合的に非の打ち所がない素晴らしい製品だと思います。特にANDROMEDAお持ちの方には一度使って欲しいです。

くにお さん

(2020/02/25)

17

満足度

5.0

color:規格なし

繊細ながら迫力と臨場感を演出

final B3 / iBasso DX160と合わせて使用した感想です。

finalのBシリーズの中で解像度重視のイヤホンなのですが、ジャンルによっては低域が非力に感じてしまい、リケーブルを色々試聴したところ、B3の欠点を見事に解決してくれるケーブルを見つけました。

明瞭でどこまでも伸びる高域と、吐息までリアルに再現する中域、そして、量感ある低域と音に躍動感が加わり欠点のない最高なサウンドになりました。ベースにあるイヤホン本来の良さを損なわず、すべての帯域をバランス良く持ち上げるこの製品は素晴らしいリケーブルです。

NOBUNAGA Labsさんのリケーブルは村正を所有しており、音質が良くコストパフォーマンスが高いのですが、ケーブルが固いのがネックであまり使用していなかったのですが、このケーブルは非常に柔軟性が高く、歩きながら使ってもタッチノイズは感じません。

こんな素晴らしい出来栄えなのに3万円ほどで販売しているとは流石NOBUNAGAさんです。とても素晴らしい製品です。大切に使わせていただきます!

せいじ さん

(2020/01/23)

14

満足度

5.0

color:規格なし

初リケーブル、いっそいいものと思って

ANDROMEDAを主に使っています。バランス接続でも聴きたいと思って調べてたところ、本製品に行き当たりました。他の方々のレビューでもANDROMEDAとの親和性が高いと声が多く、視聴もせず衝動買いでした。
煌びやかに高音に中低音のしっかりした土台ができた印象です。
最近は先にスパイラルドットを着けています。ややボーカルは遠くなりますが広い空間に音がいっぱいに広がって、もう最高の最高です!
皆さんがオススメしているのを信じて大正解でした。

ひらぱー さん

(2020/01/12)

12

満足度

5.0

color:規格なし

価格以上の価値があります!

SONY ZX300 / SHURE SE846用として購入しました。
純銀特融の高解像度で明瞭な高域と金メッキによる重厚な中低域で情報量が格段に向上します。一音一音の音粒が濃くなり、ダイナミック型イヤホンのような余韻と勢いと、BAの緻密でキレのある高解像度の融合した素晴らしいサウンドになりました。
ケーブルはとてもしなやかで扱いやすく、歩きながらの使用でも全く問題ありません。各パーツがブラックなのも高級感があってとても気に入っています!

価格は決して安くないですが、得られる効果を考えたら非常にコストパフォーマンス高いと思います!予算を超えているとしても一度は試して欲しい素晴らしい逸品です!

グッチ さん

(2020/01/08)

17

満足度

5.0

color:規格なし

キンバーケーブルよりもクリアな音質に

SONY NW-WM1A、ier-m9の組み合わせで使用しています。
附属のバランスケーブルからキンバーケーブルMUC-M12SB1に変えてはっきりとした聴こえ方になったのですが、より高音質を求めて澪標に変えてみました。
中高域がさらにクリアな音質に変わりました。
ケーブル自体柔らかくて取り回しがしやすくもなりました。
澪標を手に入れてからはキンバーケーブルがお蔵入りになってしまうくらい気に入って使用しています。
この値段でこの音質アップはお得な買い物になったと感じています。

カル さん

(2019/12/30)

12

満足度

5.0

color:規格なし

フラグシップに相応しいハイスペック!!

SE846/ANDROMEDAにて使用。
伸びやかな高域に艶やかさのある中域、力強さと歯切れの良い低域で、あまりの音質の良さに感動しました。全体のバランスがとても良いので聴くジャンルを選ばず常にベストなサウンドを奏でてくれます。

トモ さん

(2019/12/27)

7

満足度

5.0

color:規格なし

リケーブルステップアップ成功!

初めてのバランス接続のために購入した景光からのステップアップで澪標を購入しました!

バランスにした時点で既に相当な音質向上を実感していたのですが、景光ではやや低音がこもるような感覚とタッチノイズが気になっていました。

しばらく悩みましたが、思い切って澪標に乗り換えてみると。。。素晴らしいの一言です!
サラウンド感が更に向上するにも関わらず低域の音まで一音一音がよりはっきり聞こえてきます。
今までと同じ音源を聞いていても「こんな音も鳴っていたのか!」と気付かされる事が多く、そのアーティストが表現したかった音に近づけたようで嬉しい限りです。

またコードの柔らかさも心地よく、景光と比較して格段にタッチノイズが軽減しました。
通勤中に歩きながら使用する事が多いので、この点も非常に満足しています。

これからもよろしくお願いします!

ルドルフ さん

(2019/12/14)

15

満足度

5.0

color:規格なし

念願の金メッキケーブル

もうすぐでボーナスが入るので思い切って購入しました!ANDROMEDAにNW-WM1Aという環境で、リケーブルはしていなかったので今回が初バランス接続になります。結果としてものすごく良いです!なぜ今までバランス接続をしなかったのか後悔するくらいに音が良くなりました!
ANDROMEDAは高域の抜けと音場が広く言わばサラウンドのような鳴り方で、聴いていて楽しいのですが、低域がタイトなのと若干高域が刺さるのがネックでした。今回、このケーブルに変えたところ、低域の厚みが増して音が濃くなり、高域にも余裕ができたことで刺さり感が緩和され長時間のリスニングでも聴き疲れすることがなくなりました。ANDROMEDAの長所をそのままに、欠点が改善されたのは驚きです。
NW-WM1Aのアンバランス側はエージング完了しているのですが、バランス側はまだなので更なる音質向上に期待しながら楽しみたいと思います!

とおる さん

(2019/11/20)

15

満足度

5.0

color:規格なし

まさにハイエンドリケーブル!

中低域が明瞭で楽器や歌声の生々しさが出て、低域から高域まで非常にバランスが良く、音場も広く奥行き感も感じるようになりました。高域はクリアでレスポンスが良く中低音に埋もれる事なく鳴ります。
どの帯域も過剰になることがないので、どんなイヤホンにも相性が良いと思います。また、取り回しについてもケーブルが非常に柔らかくタッチノイズもほとんど感じません。このクオリティを考えたら正直言って安すぎだと思います。買って損はない素晴らしい製品です!

mori さん

(2019/11/20)

12

満足度

5.0

color:規格なし

ついに購入!!

ZX300にSE535LTDの環境で4.4mmバランス接続をするのに色々とリケーブルを物色して2週間、ついに購入しました!
高解像度で乾いたモニターサウンドで時折聴き疲れする感じだったのですが、このリケーブルした途端、音に鮮やかさが加わり、滑らかでバランスが良く、各帯域に余裕が出るようになりました。特に、低域に厚みが増え、ダイナミック型のように音の線が太く、音圧が上がり、迫力あるパワフルなサウンドになりました。かと言って、高域が籠ることは全くなく、むしろ、さらに繊細で余韻を感じる伸びやかな中高音が鳴るようになりました。
最初聴いた時から圧倒的に音質が良く、気になっていたのですが、予算を完全にオーバーしており、この音に近いケーブルを探したのですが全くもって見つからず、結果的に購入に至りましたが、大変満足しています!

としちゃん さん

(2019/10/31)

10

満足度

5.0

color:規格なし

自然で滑らかなのに高解像度サウンド

ANDROMEDAの煌びやかなで刺さる一歩手前ギリギリを攻める音が好きだったのですが、最近になって聞き疲れするようになったのでリケーブルを検討していました。
色々と試したのですが、どれも各帯域が不自然に聴こえる中、このケーブルは唯一ANDROMEDAの長所を生かしつつもワングレード上がったようなサウンドになりました。
若干足らないと感じていた低域の量感が増し、音圧が上がり躍動感あり、高域はさらに明瞭になりながらもピークを感じさせないどこまでも伸びていく感じです。自然で柔らかくも高解像を可能にする素晴らしいリケーブルです!
ANDROMEDAユーザーには是非とも試してもらいたいお勧めの逸品です!

セキ さん

(2019/10/25)

13

満足度

5.0

color:規格なし

良かったので、他の機種用に追加で購入しました

ZX-300にwestone UMPro-50 で使用しています。UMPro-30は、低音から高音まで非常にバランスの良いイヤフォンですが、UMPro-50は、中・高音がキラビヤカで良いのですが、低音が若干引っ込んでいる感じでした。この澪標にリケーブルすると、低音から高音まで非常にバランスが良くなり、全体的に元気な音に生まれ変わりました。低音の音圧が上がり、低いベース音も明瞭に聞こえ、購入してよかったと思います。westoneのケーブル同様に、全体の音のバランスも良く、二段階ぐらいレベルアップしたような感じです。買って損のないケーブルです。

kenken さん

(2019/08/23)

22

満足度

5.0

color:規格なし

期待を上回る最上級リケーブル

コストパフォーマンスに優れていることで有名なNOBUNAGA Labsから渾身のハイエンド機種をリリースしたという事で、発売後すぐに売れ切れてしまった話題の製品ですが、先日ようやく購入できたのでレビューします。

まず、純銀線に金メッキを施したリケーブルという事で見た目からして高級感を漂わせています。
どの帯域に対しても情報量が向上し、音粒の輪郭が鮮明になりながらも決して聞き疲れることのないマイルドなサウンドになります。これは銀と金の特性が絶妙にバランス取れているからこそ実現できているのではないでしょうか。ある帯域が強調しているから、このジャンルに合うという狭い範囲ではなく、どんなジャンルでも最高の音で楽しめるようイヤホン・プレイヤーの能力が引き出すことができる、まさに最高峰に相応しい素晴らしいサウンドを奏でます。

各パーツ部分も高品質なものを使用しているのでイヤホン・プレイヤーの装着感が非常に良く安心して使用できます。さらに取り回しやすさが抜群で、タッチノイズが無く、動きながらのリスニングでも全くもってストレスを感じません。

NOBUNAGA Labsが本気を出したらとんでもなく良いものができることがわかりました。
ハイエンドリケーブルに見合う晴らしい製品です。

ゆっきー さん

(2019/08/07)

18

満足度

5.0

color:規格なし

インパクトはあるけど、圧倒的な空間表現力ではないかなぁ・・・

材質も特に新しいものではなく、価格を考慮すると仕方ないと思いますが、ケーブルが細い・・・取り回しは良いですが。メーカーがアピールする「余韻と立体感が調和する圧倒的な空間表現力」ですが、以前のHYBRIDモデルと比較すると確かに改善されていて、一聴してのインパクトはあります。が、どうしても全音域「ここまで!」と壁を感じさせる表現だと思います。インパクトだけでは、使用は持続しないかなぁ。

弐斜 さん

(2019/05/05)

2

満足度

2.5

color:規格なし

リファレンスケーブルの定番となりそうな製品

使用環境
イヤホン:「ソニー:IER-M9/XBA-Z5/MDR-EX1000(*)/MDR-EX800ST(*)/*変換コネクタ使用」「final:E5000/E4000」「JVC:HA-FX850」「SHURE:SE215」
プレイヤー:「ソニー:ZX-300」「PC→PHA-3→3.5mm×2バランス to 4.4mmバランス変換ケーブル」

まとめの感想
 『一聴き惚れ』する素晴らしいケーブルです。本ケーブル、音質面での欠点は無いように思います。聴いたほとんどの方が『ものすごくきれいな音』と評価し、後は好きか嫌いかの判断になるでしょう。惚れ込んだイヤホンでリケーブル可能なものを一つ持っており、リケーブルに興味をお持ちであれば、本ケーブルを購入して損したと思うことはないでしょう。多くの方にとって、音楽を楽しむためのリファレンスケーブルになるだろうと感じました。
 ここまでの美音ケーブルが3万円弱の価格で登場すると、音質面だけで考えると他の美音系ケーブルの存在感が薄れてきます。約2万円価格帯で有名なもの、例えばソニーのキンバーケーブルのがっちりとした存在感、finalのシルバーコートケーブルの思わず見とれてしまう美しさは大変魅力的ですが、音のことだけを考えるならば3万円を支出して本ケーブルを購入した方が幸せになれます。
 満足度が4.5となっているのは、後述する「華奢に感じて、公共交通機関内で使用するのが怖い」という欠点を感じたため。冷静に少しポイントをマイナスしました。音質面だけで評価するならば、星五つでは全く足りません。

外観・質感
 The 金色のケーブル、ド派手ということはありませんが人目を引くことでしょう。極めてしなやかで、取り回しで不快な思いをすることはありませんでした。タッチノイズが気になることもなく、快適に音楽を楽しめます。各コネクター部はしっかりしており、信頼感が持てます。コネクターに限って言えば、見た目の高級感はありません。
 個人的に、本ケーブル唯一の欠点と思う部分は「華奢に感じる」ことです。実際の耐久性は分かりませんが、混雑した電車では怖くて使えません。

聴いてみた
 低音~高音まで全ての情報量がアップし、一音一音の輪郭がよりクッキリします。音場感も二段~三段広くなる印象で、定位感もよりはっきりします。一音一音がよりよく聞こえるようになるのに、決して分析的な鳴り方はせず、高い次元でしっかりとまとまった鳴り方をします。爽やかな楽曲はより爽やかに、濃密な楽曲はより濃密に、音源の持つ魅力をより良く聴かせてくれる、非常に魅力的な鳴り方をします。嫌な音は一切ありません。そして響きの余韻の美しさに思わずゾクッと泡肌が立ちます。
 「責め立ててくるような低音に、突き刺さる刺激的な高音がないと満足できない」という嗜好の方以外は好きな鳴り方だと思います。また、超ドンシャリ好きな方でも「それはそれ、これはこれ」と惚れてしまうかもしれません。そのくらい魅力的な美音です。

 販売店の店頭にて試聴機を見かけた際には極短時間でも試聴されることをオススメします。多くの方が『一聴き惚れ』されることと思います。購入を迷っておられるようであれば、安心して背中を押せる製品です。このシリーズでヘッドホン用リケーブルも登場することを期待します。

もっさん さん

(2019/04/29)

31

満足度

4.5

color:規格なし

nobunaga labs フラグシップケーブル

最初にレビュー投稿した者ですが自前のイヤホンが美音系になった、という購入に至るまでの個人的な興奮を伝えるものでしかなく、この製品を購入検討される方々に何の参考にもならないものであったので修正させて頂きます。

手持ちのイヤホンだけではなく、このケーブルを購入検討するであろうと思われる人気のイヤホンも再視聴してますので少しでも参考になれば幸いです(視聴機種には限界があります、ご了承下さい)

手持ちのイヤホン SE846 FD02 IER-Z1R UM-PRO50
再視聴したイヤホン アンドロメダ Solaris FW10000 SE535LTD E4000 E5000

再生機器 iPhone xs→ONKYO DAC HA200
再生音源 無圧縮CD音源
再生楽曲 安室奈美恵 2014年ライブ音源 安室奈美恵 Past<Future クラシック、オーケストラ
再生機器について 手持ちのDAPが安価でパワー不足なため比較的安価ながもパワーもあり癖の少ないONKYOさんのポータブルアンプを使用してます。
再生音源、再生楽曲について ハイレゾ音源での比較はあえてやめました。誰でも入手可能なCD音源にしました。楽曲に関してはこのケーブルがライブ音源に良好な結果が出やすいため録音がきわめて良好な安室奈美恵さんのライブ音源を中心に比較する事にしました。

以下ケーブルの特徴など長文になりますのでイヤホンとの相性のみ参考にされたい方は飛ばして読んで下さい。

発売初日にアンバランスの篝火をまず購入したのですが、その後2.5mm,4.4mmバランスケーブルはあっという間に完売してしまい未だ入手できていません。入荷してもすぐにまた完売してしまうのであえて予約などしていません。(自分はすでに一本持っているので)

nobunaga labs SUPREMEシリーズについて
この新製品のケーブルについて、今まで比較的安価で初心者にも非常に購入しやすい良好なケーブルを発売していたnobunaga labsさんから実売価格ほぼ3万円というちょっとびっくりするような価格のケーブルが発売されました。
内容を見てみると純銀線に金メッキコーティングを施すというきわめて贅沢な仕様のもので、同仕様のケーブルは他社からも出ていますがいずれも10万円を超える価格で超ハイエンドケーブルのカテゴリーに分類される仕様のものです。
nobunaga labsさんのケーブルという事で考えますとかなり高価な価格になりますが、その中身は10万円越えの超ハイエンドケーブルと同仕様という事でこれまで以上に圧倒的なコストパフォーマンスを打ち出しています。実際に10万円越えのケーブルとも比較していますが出てくる音はnobunaga labsさんのケーブルの方が良かったです。(ケーブルに使用しているパーツの質感などはさすがに負けてしまいますが)
純銀線のケーブルは伝送効率が良く高音が煌びやかになる反面、低域が弱くなる弱点がありそこがネックとなってあまり普及していません。
伝送効率の極めて高い純銀線ケーブルに何故最も伝送効率の悪い金をコーティングするのかというと押し出しが強くなり音源によっては高音が刺さってしまうのを防ぐためと、純銀線の弱点であった低域の改善にあります。しかし、プラグなどではなく長いケーブル全体に金をコーティング剤として使うので非常に製造コストがかかってしまうのが難点でした。今回、実売価格3万円というのは有り得ない程の低価格設定であり、超ハイエンドケーブルと同等の仕様のものが手の出せる価格帯での販売でイヤホンファンの夢をかなえる製品となってます。

各イヤホンのレビューの前に
これまでのnobunaga labsさんのケーブルは低価格ながらも変な癖を付ける事無くイヤホンのポテンシャルを確実にワンランクあげてくれる初心者にとって非常に良いコンセプトのもと作られてきました。今回のSUPREMEシリーズは価格帯からも初心者さん向けではありません。
ケーブルの仕様が仕様なので多少の色付けというか、音質の傾向が変わってしまいます。
多数のイヤホンで視聴した結果、非常に良好な結果になるのもあれば効果の程があまり実感できないもの、またリケーブルする事によって返って悪くなってしまうもの、と様々でした。
全部のイヤホンを比較する事は無理なのである程度の目安として、高感度のイヤホン(スマホでも十分な音量が取れるイヤホンと思って頂ければ分かりやすいかと)ではリケーブル効果が出やすい、低感度の鳴りの悪いイヤホンでは効果が微妙です。イヤホンの出力音圧感度とインピーダンスを目安にして頂ければ良いと思います。
これ以上の説明は非常に長くなってしまうため興味のある方はイヤホンとインピーダンス、出力音圧感度、といったキーワードで検索して下さい。

では各イヤホンの比較レビューをしていきます。購入検討の参考になれば幸いです。
(各レビューは全てアンバランスの篝火によるもです)

SE846 リケーブル効果:大
個人的に最も好きなイヤホンであり、リファレンスとしているイヤホンです。
無味無臭である、退屈な音と揶揄される事が多く、ファン、アンチともども非常に評価の分かれるイヤホンですね。
音場、臨場感ともどもわずかに拡大。音色も多少艶やかになります。純銀線による低域の弱さはないです。この辺りは金メッキコーティングの効果大ですね。
ブライトノズルを使用すると高域が強くなるのでさらにレスポンスを上げる鬼丸改sにリケーブルすると刺さりまくりになるのですがSUPREMEシリーズでは高域の伸び、煌びやかさはそのままに刺さる事がありません。まさに絶妙な仕上がりになります。ライブ音源では特にその効果が非常に顕著であり、臨場感の向上が認められます。
個人的にはリケーブルでモニター系から多少リスニング寄りになって、イヤホンの使い分けができると満足したのですが、SE846のクリアー、ソリッドな音が好き、という方には多少抵抗があるかもしれません。このイヤホンのためだけに購入を検討するのであれば視聴をお勧めします。

SE535LTD リケーブル効果:弱
こちらは手持ちのイヤホンではないので長時間の視聴ができませんでしたのでSE846ほど的確な比較ができませんでした。
同じメーカーでありながら効果は少し弱いと感じました。
音場、臨場感の向上はSE846とほぼ同等と感じました。
しかし、低域、高域の変化はSE846よりかなり薄いというのが正直たところですね。
これは視聴機種を失敗したなと思いました。もともと高域を強めにチューニングしてある535LTDではなくノーマルの535で聴くべきだったと、
しかし市場ではLTDバージョンのが圧倒的に人気があるためこちらのイヤホンを選択してしまいました。劇的な変化は無いというのが結論です。ですが一般的なリケーブルと比較すると同程度の効果ありというのが率直な感想であり、これは個人の好みもあるので視聴して下さいとしか言えません、ごめんなさい。

UM-PRO50 リケーブル効果:大
SE846以上に感度の良いイヤホンですので効果のほどは大きいです。
SE846と同じような感じにシフトします。
しかし個人的にWestoneのイヤホンは付属のケーブルのチューニングがあまりに素晴らしいので各イヤホンのレビューにもリケーブルせずにそのままの使用を勧めています。
確かにリケーブルによる音質の変化は大きいですが一つの音として捉えた場合、どうもWestone特有の音像のバランスの良さが崩れてしまってるので個人的にはUM-PRO50に限らず全てのWestoneのイヤホンでの推奨はできません。
リケーブルの効果は大きいので気になる方は視聴してみて下さい。

FD02 リケーブル効果:大
ドライバーが同じなのでFD01も同様と思われます。
こちらはダイナミックドライバー一発ですので、今までのBAドライバーオンリーのイヤホンとは変化の仕方がかなり違います。
音場、臨場感の向上はBAドライバーイヤホンの比では無いです。
リケーブル後のFD02は個人的にie800をも凌駕していると思ってます(ie800も所有してます)
もともと素晴らしいコストパフォーマンスの高い良いイヤホンなのですがJVC=WOODという図式が浸透してしまってほとんど無視されてるイヤホンです。
BA型イヤホンのような切れ味鋭いソリッドな音、最も現代的な音を出すダイナミック型イヤホンだと思ってます。
リケーブル後はライブ音源やクラシックにはかなり良い方向になりおススメです。バランスの崩れもなく万人におススメできるかと思います。

アンドロメダ リケーブル効果:絶大!!
凄まじい良好な結果になりました!!
全ての音源に効果絶大です!!
アンドロメダの欠点でもあった低域の弱さが見事に改善されています!
音源によっては刺さる事もあった高域ですが、煌びやかさを残したまま刺さりも解消されています。
あまりの効果に後日、2回目の視聴をしたくらいですが結果は同じでした。
これまで高音の煌びやかさには魅力を感じながら低域に難があったため購入には至りませんでした。
このケーブルにリケーブルする事で完成品と呼べる、そこまで言い切れるほどです。
とにかく全てのアンドロメダユーザーにおススメしたい!是非とも視聴して下さい!!

Solaris リケーブル効果:中
アンドロメダ以上に感度の良いイヤホンなのですがリケーブルによる効果は多少の音場の拡大にとどまります。
視聴時間も短かったのですが一聴してのインパクトは感じられませんでした。
このイヤホンのオーナーの方ならより変化の度合いがわかるかもしれません。
このイヤホンのためだけの購入でしたら手放しでの推奨はできません。

FW10000 リケーブル効果:大
かなりリケーブル効果は大きいです。
FD02と同じで音場、臨場感の向上が認められます。
全体的にどっしりと音作りになり、低域もしっかり出るようになります。
低域の弱さがこのイヤホンの弱点だ、と思いのオーナーの方にはおススメできるとは思いますが、
個人的には羽の生えた様な空を舞うような高音の美音を中心とする音作り、音色がこのイヤホンの最大の魅力と感じてる自分にはオリジナルのケーブルの音の方が好きですね。
リケーブル後でも高域の煌びやかさはより強くなり、根を張ったどっしりとした低域が全体的に支配する様な感じになり、評価が非常に難しいです。
ケーブル購入後もオリジナルのケーブルに戻せなくなるわけではないのですが、ここまで化けてしまう以上視聴は絶対ですね。これは個人的好みにより非常に賛否が分かれると思います。

Final E4000,E5000 リケーブル効果:悪
鳴らしづらいイヤホンの筆頭とも言える両機種ですが意外にもリケーブルの効果は顕著に出ました。
まず臨場感の向上。ライブ音源ではより顕著であり、まるでエコーがかかった様になり聴けたものではありません。
スタジオ録音では低音が出すぎてしまい、全体的にボワついた音になってしまい高域も埋もれてしまいます。
とにかくリケーブル後の音質にイヤホン側が頭打ちになっている感がありリケーブルして悪くなってしまったという初めての経験をしました。
それもそのはずでイヤホン本体より、ケーブル自体の価格のが高いのですから、
もともとE5000は音数の少ない室内楽のような音楽を小音量で聴くのに適したイヤホンですので今回用意した音源自体得意分野でなかった事もあると思います。
結果的にはこの両機種には全くおススメできません。

IER-Z1R リケーブル効果:危険!!
Z1RだけでなくM9,M7にも同じ事が言えますが現状IERシリーズに純正ケーブル以外はこの製品に限らず使用しない方がいいです。ここは十分注意して頂きたいです。
装着は問題無くできますが、端子側が半ば埋まってしまい、外せなくなってしまいます。
ケーブル側、イヤホン本体、破損の原因にもなりかねませんので対応アダプターの発売を待つのが懸命だと思います。
繰り返しますが高価なイヤホンですので安易な考えでのリケーブルは事故の元になりかねませんのでやめた方が良いです。

以上限定した機種ではありますが各イヤホンのレビューを終わります。
所有してないイヤホンではありますがアンドロメダの好結果にはあまりの激変ぶりに驚愕しました。
まるで低域ドライバー1基足したかの様な素晴らしい仕上がりにこのイヤホンをリファレンスとしてチューニングしたものと思ったほどです。(メーカー様に確認したところアンドロメダでは聴いてないそうです)

個人的総括ですが、このケーブルを視聴して気に入ったのであれば澪標、景光s、辻が花、この3本をセットとして購入するのが良いと思います。(各ケーブルのキャラクターが濃いのと、完成度が高いので)mmcx対応のイヤホンを多数お持ちであれば十二分に楽しめます。
また澪標では良い結果が出なかったイヤホンでも相性の合うケーブルがあるかもしれません。

tam-tam さん

(2019/04/27)

22

満足度

5.0

color:規格なし