商品レビュー
3件の商品が見つかりました。 1-3件を表示
final
SHICHIKU.KANGEN -糸竹管弦-
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
A8000が楽しいチューニングになった感じ
音があまりに実直過ぎるためあまり好きではなかったA8000のアレンジ?版ということであまり期待していませんでしたが存外気に入ってしまいました。
A8000よりも低音が良く出てよりノリがよく聴ける感じになっていると思います。もちろんA8000の異常に高い解像度とレスポンスもそのまま生かされています(個人的にはもう少しどっしりゆったりした音が好きなので星4としました)。
伯爵 さん
(2021/05/22)
2
満足度
4.0
高音の質
4.0
中音の質
4.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
唯一無二の異次元イヤホン
若干のエイジング前後で音の印象が大きく変わりました
エイジング後の結論から言いますとこのイヤホンの最大の特徴は音が奥にも(おそらく左右にも)広がって行くことです
360度音が広がって今までのイヤホンで聴いたことのないリアリティのある音が再現されます
普通のイヤホンは音が向かってくるだけだと思いますので、原理もわかりませんし何故奥に音が流れて行くように感じるのかもわかりませんが、このイヤホンの特徴を考えればおそらくこれは勘違いではないと思います
このイヤホンは明らかに生演奏が得意です
もし大規模会場等で大きなスピーカーから音が放たれるなら(もちろん壁などに反響したりもするでしょうが)基本的に音はこちらに向かってきてそれが正しい音であると思います
では小さな範囲の生演奏だとどう変わるのか
スピーカーのように一方向ではなく演奏者から360度円を描くように拡散されるのでは無いでしょうか
このイヤホンはそれを再現していると思います
高音以外の音がエイジングされてしまいやたら低音が強くなったために高音がもっと上に伸びないかなとヴァイオリンの曲でエイジングしていたところ予想外に奥に音が拡散を始めて気付きました
そして生演奏再現のためにこういう音しているのかもと連想しました
エイジング前はFW10000のような優しい暖かい音でした
エイジング後は全体に拡散していく他で聴いたことのない立体的な音、そしてベリリウムドライバーによるクリアな音が特徴のイヤホンです
ヨースケ さん
(2021/05/02)
5
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
無評価
音漏耐性
無評価
color:規格なし
Ditaにあらず、Finalにあらず
集中して聴き込まないと良さがわからないイヤホンです。
既存ユーザーを招いた先行試聴イベントで、試聴時間が多く取られていた理由がよくわかります。
一聴したインパクトでは他社フラグシップや、兄弟機に当たる(?)A8000やXLRに大きく遅れを取るかもしれません。
極めて優秀な過渡特性から来る、抜きん出た透明感というA8000と共通した音質はともかく、周波数特性的な意味での分かりやすいキャラクター付けはありません。 ボーカルが前に出て聞こえるチューニングではありませんし、低音もイヤホン慣れしていると不足して聞こえます。
しかし、聴き込んでみると、これは正しくは「ボーカルが馴染んでいる」と表現すべきだと気がつくと思います。 歌詞が聞き取りづらい楽曲でも、他社フラグシップ並みかそれ以上に明確に聞き取りできます。
低音も音圧を鼓膜で感じにくいだけで、しっかり下まで出ています。
ただフィッティングが非常にシビアで、イヤーピース選びを始めうまく耳に合わせないと本領が発揮できないようで、装着が悪いと良いところが出てきません。 憶測ですが、おそらく出音が直線的なのだと思います。
鳴らしやすいイヤホンなので普通の音量で十分聞き取れるのですが、倍の音量に上げても、やかましさを感じません(耳に悪いのでやめましょう)。
その特徴も相まってか、不思議なことに高スペックイヤホンにありがちな「悪い音源のアラが目立ちすぎて不快」という感覚が驚くほど少ないのが本機最大の特徴です。
むしろ中堅機種に乗り換えてから聞けなくなっていた、コンプレッサーが強めに効いた曲も楽しく聞けるので驚きです。
ただ、友人に視聴してもらって気がついたことがあります。
音量を上げても不快感がなかなか来ないので、ついつい音量を上げすぎてしまい……結果、それはもう盛大に音漏れします。
ジャカジャカ音だけ漏れて聞こえるというレベルを超えて、メロディーが完全に漏れてしまっています。
ポタアンを使って38程度でも十分足りるのに、75(!)で聞いていたのだから当然です。
音圧感度99dbと少々控えめとはいえ、16Ωという並のインピーダンスのイヤホンを適正と感じる倍の音量で鳴らそうものなら、普通のイヤホンなら再生ボタンを押した途端、うるさすぎて思わずイヤホンかケーブルを引っこ抜いているでしょう。
おそらく音漏耐性の問題というよりも、単に音量を上げすぎなのでしょうが、注意喚起として音漏の星を0.5下げました。
大音量での再生は耳に負担をかけるため絶対に避けるべきなのは頭で分かっていても、ついつい音量をあげさせる魔性を持ったイヤホンです。
※以下過去レビュー※
本日視聴しました。
低音から高音までよく出ていますが、リスニング向けの、いわゆるハーマンカーブ的な鳴りです。
A8000と比較するとより中国~欧米向けのチューニングになっており、解像度感を強調するためであろう刺激的な高い音はやや抑えられ、低音がより豊かで情感的になっています。
迫力を楽しむイヤホンではありません。 音量を上げても聞き疲れしにくいです。
音場は平均的なイヤホンより広く、定位ははっきりしています。 A8000の横に広く正面に狭い独特の空間が、前にも余裕が少し広がった感じです。
ハウジング形状はA8000ベースで、音漏耐性、遮音性も似通ったものです。
良くも悪くも限定試聴会からの評判通りで、ツイッターの評判は信用していいと思います。
FinalやDitaの熱心なファン、あるいはXLRやA8000が大好きな人は「…えっ?」となるかもしれません。
長所と短所は表裏一体、尖った2機種に比べそうとう「丸く」なっています。
個人的には好ましい変化でしたが、いわゆる高級機種に求められる個性はやや薄い印象。
DitaあるいはFinalというより、個人的には64 AUDIOのイヤホンを可聴域外の倍音が出るようにして、可聴域を薄味にした印象。
各メーカーの音が好きなら、迷わずそれぞれの純正イヤホンを購入するべきです。
個性が薄くなっているぶん「良い素材を使ってメーカーのキャラを意識せず、真面目に音作りをしたらこうなる」といった印象。
ありそうでなかったイヤホンで、個人的には「待っていた」音であり、同時に現状ではオンリーワンのイヤホンだと思います。
R.I さん
(2021/04/24)
4
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
3.5
color:規格なし