新時代のヘッドフォン

前機種のATH MSR7は、SonyのMDR 1A初代とともにハイレゾ時代のヘッドフォンを代表する名機でした。本機は、MDR 1AM2が現代の音楽シーンに合わせて、低域寄りから中高音域よりにシフトしたのと同じく、よりボーカル帯域、高域にフォーカスした音作りになっています。昨今の音楽は録音の低音量が多いので、これで丁度良いのだと思います。前作から全体的な解像度が上がり、よりブラッシュアップがなされた印象です。女性ボーカルの美しさが素晴らしいように思います。聴くジャンルに合わせて、同社の高解像度モニターヘッドフォンAth M50Xや重低音機種WS1100と聴き比べて、好みの機種を選ばれると良い様に思います。

バランスの良い音質

高解像度（ハイレゾ）を謳ったヘッドフォンは高音がキツイのが多いが、このヘッドホンは高音が控えめでフラットでありながら迫力のある音を奏でる。
装着感は側圧強め、その分遮音性、音漏耐性ともに高いが、家の中での使用がメインだったため、ここが唯一気に入らないポイント。

MSR7の正当進化

長らく前モデルのMSR7を愛用していて、ヘッドバンドがボロボロになったのと、バランス接続をしたくてこちらを購入しました。
全体的にパキッとした解像度の高い音で、高音は刺さる手前までよく伸び、また、前モデルと比べて低音が出るようになっていてトータルのバランスがとてもいいと感じました。あと前モデルで不評だった側圧も緩和されていて、より万人向けになったかと。（他のものと比べるとまだ強いほうだと思いますが個人的にはちょうどいいです）
総評として前モデルのMSR7の正当進化というような感じで、MSR7の音が好きだった人はもちろん、その他の人にもおすすめできる商品です。

抜群の解像度

eイヤホンさんの中古で購入。付属品はアンバランスケーブルのみだったけど、ほぼ新品だったので、良かったです。低音は少なく感じますが中音・高音がとても良いので女性ボーカルのアニソンをメインで聞く自分にぴったりでした。バランス接続も試したくて2.5ｍｍ4極ケーブルをネットで探していたら社外品（中華？）の激安ケーブルが有ったのでお得な買い物でした。

ボーカルメインであれば良いかも

ふとヘッドホンが欲しくなりATH-MSR7b(以下MSR7b)とATH-R70Xで悩み、室内･室外どちらでも使うならMSR7bかなと思い購入しました。

視聴環境は
DAP:AK SR15
ケーブル:付属の3.5mmアンバランス


MSR7bはボーカルの声が一歩前に出て聴きやすいです。特に女性ボーカルの曲は聴きやすいです。
しかし何か一枚被ったような、少し籠ったような音。エージングしていけば変わるかと思いましたが変わりませんでした。

装着感ですが、頭が大きく眼鏡を掛けている私の頭には調整してもジャストフィットするところがありませんでした。毎回このくらいで良いだろうと調整して聴いていても眼鏡が浮いたりして気になってしまいました。側圧があまりないので楽なんですが…


ボーカルメインで聴くには良いヘッドホンだと思いましたが、私にはちょっと合わなかったかな？

癖のない元音再生を目指した優等生

バランス出力が出来るプレーヤーを持っていたのでそれを活かせるヘッドフォンを探していたところ個人的にも世間一般的にも安心できるブランドのこの機種に行き当たりました。差し込みプラグ形状が合わなかったので変換プラグを別途購入しています。
ドンシャリ系だった１つ前のモデルに比べ、大人しい印象です。

辛口レビューになります！

■まえおき
タイトル通り辛口レビューになります。
以下は本機との比較用にピックアップした私個人が所有する（使用中）の他のヘッドホン。
（ほとんどモニター系ですが）

●SONY MDR-1AM2
本機のライバル的存在。
手持ちの中では一番軽量でポータブル用途。
中高音は解像度が高い（情報量が多い）ようだが刺激的でなくむしろ繊細で開放的と言えそうなところが良いが、低音がタイトで固めな印象で瞬発的な出音がやや私好みでないのが残念。

●VECLOS HPS-500
密閉型らしく低音の質と量ともに良好で高音も籠もることのない比較的バランスのとれたメリハリあるサウンド。
手持ちの中では一番重く装着性に難あり（頭を動かすとズレ落ちやすい）。

●AKG K702
ほどよい低音と中高音の美しさが特長で、手持ちのヘッドホンの中では全体的に非常に耳障りの良い上品で心地よい音で鳴ってくれるので、ゆったり気分で聴いたり就寝前のリスニングには最適。
リケーブル可能なオープンエア型のオススメ。

●AKG K240 STUDIO
価格が１万円以下で手持ちの中で一番見た目がチープだが、音質の方はK702に近い傾向でほんの少しだけ荒削り感はあるものの外観に反して予想以上に良い。
オープンエア型（正確にはセミオープン型）ヘッドホンの中ではコスパありで入門用あるいはサブ機としてオススメ。

●FOSTEX TH7
これもK240同様で低価格ながら音質の方は見た目以上に良い。
モニター系入門用としてＦ特バランスの良さと聞きやすさが特長で音チェック／リスニングのどちらでもＯＫのコスパあり。

●JVC HA-MX100-Z
ビクターが誇る本格派スタジオモニター機。
音楽制作現場で活躍するスタジオエンジニアがチューニングし出荷前にスタジオ仕様でエイジング済み。
リケーブル対応でないがその必要性をまったく感じさせないくらい音質に不満はない。
プロ仕様ということで見た目はファッション性をまったく無視した無骨な印象だが、ボディの剛性が高く装着感（安定感）は抜群で頭を動かしてもズレやキシミ音の発生もない。
私のリファレンス機であり本格的な音チェックだけでなくリスニング用としてもまったく違和感なく使えてイチオシできる優れものです。

■本機の音質について
メーカーの宣伝文句や世間での評価では原音忠実でＦ特バランスが良いとの評判らしいのだが私の印象は違っていた。
ある程度エイジングはしたが、原音忠実のバランス重視というよりも明らかに中高音が目立ち、その質もクリアでなくやや歪みがちな印象だった。
低音の存在感は感じるものの音の厚みや密度感がなく、あえてわかりやすく悪く言うと男声ボーカルなどが電話越しの音声のようなややスカスカな音に聞こえるのが気になった。
それをもう少し客観的に確認（検証）するために、手持ちのオーディオテスト用ＣＤの単信号（単一周波数の信号）を使用して、主に低音側に着目して信号再生して上記ヘッドホンたちと比較してみた。
その結果（私の聴感では）、本機は500Hz以下から音量の減衰が始まり上記ヘッドホンたちよりも、
・250Hzで少なくとも-3dB以上レベルが低い
・125Hz以下では明らかに音量差があり、かなりレベルが下がる
と感じた。
オープンエア型で低音が少ないと代表されるAKGのヘッドホンよりも低音が少ないという結果だった。
逆に、そのAKGヘッドホンが他の密閉型に劣らず低音が出ていることが意外だった。

■本機の音質以外で気になった点
装着感（フィット感／安定感）もボディの剛性感がなく上記ヘッドホンたちのどれよりも良いという印象はなかった。

■まとめ
私個人の手持ちヘッドホンとの比較レビューで、残念ながら総じて本機は劣ってしまう結果（印象）になった。
つまり、本機は私個人にとって合格点レベルにならず使用に迷うところとなった。

頼れる相棒

もともと MSR7 を使っていましたが
WALKMAN zx300を所持していて、4.4mmバランスケーブル付属＋軽量化とゆうことでこちらに買い換えました。

音質としては、全体的にすっきりとした印象で、中高音の音が伸びやかですごく綺麗。
MSR7を初めて聞いた時は 音が薄く迫力が足りないような印象でしたが、他の製品を聞いた時に『こいつこんなに音場広かったのか！』って気づきました。

後継機の7b になってからは さらに中高音に磨きがかかった感じ。 低域ズンズンとはこないものの popからジャズなど 様々なジャンルをオールマイティに聞かせてくれますね。
バランスケーブルにすると 左右の広がりや分離感はましますが個人的には、アンバランスの方がまとまった感じがして好きかも…

最近 SKULL CANDY crusher anc を購入し、こちらもスライダーオフにすると綺麗な音ですが 音場の広さや空間表現は MSR7b の方が勝ってると思います！

映画鑑賞、ロック、気分を上げたい時は crusher にお任せ！

ゆったりとした時間や リラックスしたい時に聞きたいのは MSR7b！

とゆう形で今は使っています。
安心感ある よき相棒です(๑•̀ㅂ•́)و✧

4.4mmバランスケーブル付属がよい

バランス接続入門として4.4mmバランスケーブルが標準で付属しているのが非常にいいと思います。
先代モデルのATH-MSR7を所有しており、それと比較して側圧の強さは改善、それらがどちらかといえば高音域寄りのHi-Fi向けな音質に対してATH-MSR7bはどちらかといえば低音の量を少し足してリスニング向けのような味付けだと感じました。それでもSonyのヘッドホンよりは低音少なめですが。。。

4.4mm接続が出来て最高ですd(˙꒳​˙* )

3.5mmケーブルに加え、4.4mmケーブルが付属しているのでバランス接続を楽しめる点が本当にオススメです☆*。
ZX300を普段使用しているのですが、4.4mm接続だと音の広がりがアップしますます濃厚な音になります！こちらのヘッドホンはロック系よりもクラシック音楽やジャズ等の音楽に似合う印象を受けました。
また、高級感のあるデザインで飾りたくなるヘッドホンです♬*ﾟ

正当進化

前の世代とほぼ同じ型番で出てきた正当後継機です。
4.4バランスケーブルが付属してますのでウォークマン所有している方は選択肢の1つに入れて頂きたいですね。
また、このブラウンはオシャレで大人な印象です。
革のソファでワイン飲んでるようなイメージの色ですね。

音に関しては、めっちゃボーカルが前にでてきます。
木造の6畳の部屋で聞いてるイメージです。

また細かいところですが、本体とケーブルの接続が、3.5ミニプラグからA2DCに、片出しから両出しに変更されてますのでご注意ください

後継機として申し分ない作り！

MSR-7の時と比べて装着感が圧倒的に良くなりました。MSR-7の時は、側圧が強く長時間使ってると耳が痛くなってしまいましたが今回は、側圧も程よく長時間使っていても痛くなったりしません。音質は、中、高域がすごくクリアで女性ヴォーカルと相性がいいと思います。低域も過不足ない感じで僕みたいに低域が強いのが苦手な人には、丁度いいと思います。僕は、ZX300を使ってるので4.4㎜バランスケーブルがついてるのもすごくいいですね。デザインやカラーリングもカッコよく外で使ってもいい感じですね！

音の好み次第

秋葉原店にて、MDR-1AM2と比較しながらの試聴して、感じたことをここに記します。
接続はどちらも4.4mm5極のバランス接続です。
※ATH-MSR7bは店員さんに頼んで、4.4mm5極のバランス接続で試聴できるようにしてもらいました。

＜装着感＞
どちらも軽めでイヤーパッドの側圧も強くなく、快適な装着感です。
強いて言えば、ATH-MSR7bの方が若干イヤーパッドの側圧が強いというくらいの差です。

＜音質＞
試聴した時の楽曲：ポルノグラフィティ 『Zombies are standing out』のハイレゾ音源

どちらもあらゆるジャンルの音楽を楽しめるようなコンセプトを挙げております。
コンセプト通り、どちらも音の解像度は高めです。

違いがあるとすれば、下記の通りになるでしょう。
＜共通＞
・見晴らしが良く、クリアで解像度は高い。
・音場が広い。

＜MDR-1AM2＞
・低音がややブーミーで高音は、個人的には刺さり気味で長時間聴くのは耳が痛くなりそう。
　Vシェイプ寄り？
・ボーカルは十分楽しめるくらいではあるが、あまり近くはない。
・どちらかというと、ボーカルよりも楽器のメロディーラインを楽しむのに向く印象。

＜ATH-MSR7b＞
・低音はやや弱めだが、しっかりと聞こえるくらいの量はある。
・高音は刺さりそうで刺さらないレベル。
・ギターの鳴り方が心地いい。
・ボーカルはMDR-1AM2より近い。

＜遮音性＞
どちらも必要十分レベルの遮音性と音漏れ耐性

＜まとめ＞
ATH-MSR7bとMDR-1AM2は価格が同じで、装着感もどちらも快適です。
選ぶポイントは音の好みになります。

楽器主体で音楽を楽しみたい方には、MDR-1AM2を、楽器も楽しみたいけれど、ボーカルを一番楽しみたい人には、ATH-MSR7bを勧めます。

私は、ATH-MSR7bの方が好きですね・・・。

前作より確実に進化した

店頭で視聴しました。前作のmsr7よりも1番に驚いたのは装着感です。締め付けが強かった前作ですが、ちょうどいい感じで痛くなりにくいです。
音質も良くなった感じです。特に女性ボーカルや高音が合う反面、低音の多い曲は少し苦手な感じがしましたが、それでもいい音でした。
また、リケーブルによって音質が変えられるのも個人的には嬉しい点でした。

現代音楽と相性◎

試聴はZX300に付属の4.4mmバランスです。
見た目がとても綺麗で店頭で見たときに目に留まって試聴しました。
本体自体もとても頑丈な作りでやわだなと感じるような部分は特になかったです。
最近のオーテクのイヤホンヘッドホンと同じようにハイと声が強調されています。
高音はキラキラと空間が広がるような音で刺さりなどは感じませんでしたが、曲によってはシャカシャカしすぎると感じました。
その高音に比べ低音の主張は弱いです。
Jpopやアニソンなどのジャンルを聴く人には相性が良いと思います。

ATH-MSR7の後継機

ATH-MSR7を持っていました。
ZX300のバランスで聴きたくて手放して次に買うヘッドフォンを探しているところ、後継機が出ると言う事で試聴機のバランスで聴いてみました。
ATH-MSR7より高音も出てますし、全体的に綺麗に鳴っています。（リケーブルでもうちょっと変わると思いますがコネクターがA2DCなので選択肢が少ないですね。。）
この価格帯だといい音です。前機よりも軽くなって付け心地もいいです。
ATH-MSR7＜ATH-MSR7b＜ATH-SR9(要ポタアン)かな。

ただ、試聴する前にDENON AH-D7200とSONY MDR-Z7M2 Q（持ち歩くにはちょっと大きいですが。。）の試聴もしてしまったので、値段相応の音なのかなと思いました。。