安定感のある良機

ダイナミック型らしい厚めの低音ながら埋もれず高音が綺麗に伸び、デュアルダイナミックという珍しい構成ながら変な癖も感じませんし非常にバランスのいい鳴り方で幅広く万人受けする音に感じます。ハウジングも軽くつけ心地も良い部類。
どんなジャンルにでも一定以上合格点が得られる良機かと思います。

リスニング向け高コスパイヤホン

購入当初は低音で他の音が埋もれがちででしたが、エージングをしばらくすると、低音が深みを持ち、中音は濃厚に、高音は綺麗に鳴るようになり、聴いていて心地いいです。低音は多いですが、他の帯域の音は埋もれません。
少なくともフラットな音ではないです。ただしドンシャリとも傾向は違うように感じます。
音場は広いです。「ライブ感」とはこういうことか。と感心しました。
装着感に関しては、ワイヤーがうまくフィットすれば快適です。イヤーピースは大きめに感じるかもしれません。
遮音性は標準のイヤーピースだと普通のカナル型よりマシな程度です。
音漏に関してはあまり心配する必要はないと思います。
ケーブルは太くて耐久性が高く、A2DC対応のケーブルでリケーブルもできるので、長く使えるイヤホンです。(A2DCはマイナー規格なのが残念ですが)
総じてコスパはかなり高いと思います。

なんでも鳴らしてくれる万能機

使い始めの頃はボーカルが埋もれていましたが、きっちりエージングをしていくうちにバランスのとれた音になっていきました。
高音は伸びがよく、低音はキレがよく、ボーカルは聴き取りやすく、どんな曲でも綺麗に鳴らしてくれます。
現在はイヤーピースをAcoustune AET07、ケーブルをHDC213A/1.2に換装して使用しています。

隠れた名イヤホン

＜デザイン＞・そこまで値段が高い機種じゃないんだからATH-LS50みたいにもっとカラバリを
　　　　　　　増やした方が良いと思う。
＜音質＞　　・高音はLS50と比べると格段に出るようになるが解像度も高いがどちらかと言うと
　　　　　　　控え目。もっと自己主張してもバチは当たらないのではないか？　　　　　
　　　　　　・低音はLS50と比べて深みとキレのある低音がでるようになり、上品な低音が
　　　　　　　味わえるようになる。
＜遮音性＞　・普通
＜音漏　＞　・爆音で聴くのでなければ気にしなくても良いと思う
＜フイット感＞　・個人的にワイヤーが入っているのは好きじゃない。
＜総評　＞　　　
高音が控え目ながらも伸び、そして低音のキレと深みのある音は、多数の良いイヤホンが犇く10000円代の中でもコスパが高く良いイヤホンではないかと思う。なぜかあまり目立たないが1万円代でイヤホンを買おうと思っている方はこちらを選択肢に入れて聴いて見て欲しい。
またこの機種はサブイヤホンとしても充分使えるのでお口直しに聴いて見るのはいかがだろうか。

バランスタイプ

どの音域もバランスよく出してくれる印象です。
そのため、総合的な迫力は出ています。ライブチューニングとは言いえて妙だなぁといった感じです。
遮音性は平均的な所で、音漏耐性はiphoneの音量バー真ん中程度では全然漏れていないです。

両側頭部が痛くなく気持ちよく聴ける^_^

ゼンハイザーIEシリーズの視聴後、こちらの物を視聴させて頂きました。同じブランドのCKSシリーズよりも穏やかにまとまっていて両耳の側から響く感じがとても気に入りました。それと打楽器とかドラムの音がバシバシと前面に出ていない感覚が私的に好きになった理由の一つでした。沢山豊富なイヤホンがあるので、色々視聴して実際に触れる事で、更にイヤホンやオ－ディオに興味を持つきっかけとなりました。^_^

コスパはいい！！

ウォークマンA50に直挿しで聴いてます。
低音は量が多目で、低いところもそこそこ出ているように思います。心地よい響きを感じられます。
ボーカルは少し遠い印象ですが、ライブで聴いている雰囲気を出すためのチューニングなのであればよく出来ていますね。
高音の質は少し雑に演奏される感じを受けました。でも慣れちゃえば気にならないかも？
遮音性ですが、割りと周りの音が入ってきます。
音量上げればそうでもないのかも知れませんが。

コネクターの形状が独自なのでリケーブルの種類が少ないのが残念と言えば残念です。でもクルクル回らないので装着はしやすいと個人的に思います。

総評としては、このお値段で楽しく音楽を聴くことができるこの製品は価値があると思いますね。
ステップアップとしてもいいと思います、是非試聴してみてください。

普段使いに最適な一機

たまたま相場より2000円ほど安くなっていたのを見かけ購入、ノーマルのままだと遮音性はイマイチだったので今はイヤーピースをトリプルコンフォートに付け替えて使っています。
まず音質について、この値段帯だと中低音が良く鳴っているのはありがちなんですが、そんな中でも高音が潰れずスっと飛んでくるのは好印象でした。
遮音性については先程述べた通りノーマルではイマイチな印象です。しかし、イヤーピースの交換で改善が見込めるものなのであまり問題ではありませんでした。音漏れに関してはノーマルでもあまり大音量で聴かない限りは気にする必要はないと思います。
装着感は悪くはありませんが、ノズルが太めな上デュアルドライバーということもあるのか同シリーズの上位下位機種と比べ本体が大きく重いのでズレてこないよう少し工夫が必要かと思います。
本体は全体的にカチッとしており、強度についてはあまり気にしなくても良いので外出先や通勤通学で使っていても安心かと思います。
拡張性はMMCXと比べるとA2DCケーブルの選択肢があまりないので良いとは言えませんが、純正のケーブルの使い勝手が良いので個人的には気になりませんでした。

ボーカルがきれいなデュアルダイナミック型

１万円前後の耳掛けイヤホンではShure SE215, Ostry KC09, RHA MA750などかなりの激戦区ですがATH-LS70はこのクラスの中でも上位に位置すると思います。
＞高音
デュアルダイナミック型なので高域に特化したドライバーがあるため、きれいに伸びます。
＞中音
ここが一番驚きました。2way構成のイヤホンは中音が少なくなりがちですが、このイヤホンの場合は中音が最もよく出ていると思いました。ボーカルがはっきりと前に出るため幅広いジャンルを楽しめると思います。
＞低音
タイトに深く鳴ります。ぼわつきもなく、聴き疲れもしにくいです。
＞音場・解像度
イヤホンでは「音場が広いが解像度が低い」、「解像度が高いが音場が狭い」のどっちをとるかというジレンマによく悩まされますが、このイヤホンはこの中間に位置するチューニングをされています。音場はデュアルダイナミック型にしてはふつうですが解像度は高めです。
＞フィット・遮音性・音漏れ
Shure SE215と比べるとどれも劣っています。ノズルがSE215よりも太いためフィットはやや浅めですがその分、圧迫感は少ないです。
＞ハードウェア
ノズルがやや太めなのでSE215とは違い折れる心配がほとんどありません。コネクタはmmcxではなくa2dcであるため対応機種が少ないですが、耐久性では圧勝しているので長く使いたい人には向いていると思います。
＞総評
フィット、遮音性、対応リケーブル数以外ではSE215より優れています。中高域がきれいに出て、ボーカル、耐久性重視の人に向いていると思います。

ステップアップ

これより下位の機種がダイナミックドライバー1基で、この機種がダイナミックドライバー2基搭載しているため、全体的に下位の機種より余裕はあります。音質面ではフラットに近づいたもののまだ、低音の量感は多めです。高音は、なってはいるもののそこまで主張はせず、中音と、特に低音がメインのため、ノリのいい曲にはぴったりではないでしょうか。

imシリーズのステップアップに良い

imシリーズではim50を使用してましたがLS70はなんといっても低音がかなりでます、だからといって高音が聞こえにくいということもなくバランスが良いです 装着感もベストで耳が痛くなることもないです
今はイヤーピースはクリスタルチップスを使っています 低音マシマシです
同軸ドライバーはやっぱ良いです

ノリ重視

im70の後継機ということで買いました
im70で気に入っていたバランスとノリのよさは健在で、さらに低音の迫力が増したと感じました
高音に少しベールがかかっているような印象はありますがバランスがいいので音楽を愉しむにはもってこいです

IM70から正統進化

試聴レビューです。
先代のIM70やシリーズ下位のLS50との比較もします。

まずは音質についてです。
低域の量は多いものの締りや沈み込みの質が良く、他の帯域に被りません。
IM70やLS50と比較すると、3機種の中で1番量と質を両立させた低域です。
IM70は若干低域が足りないと感じることもありました。

中域は低域が良質なこともあり、よりしっかりとした解像度で分離しています。
IM70のスッキリからエネルギッシュで厚みのある感じになり、LS50比では低域が被ってこない分よく分離していて、LS50程ではないもののボーカルも近いです。

高域は刺さらず解像度も高めですが、低域の質が良いのでもう少し出たり伸びてもいいかなと思います。
IM70比では中域同様にスッキリからエネルギッシュな感じに、LS50比では粗が消え解像度の高さを感じつつ、刺さりなど不快感のない高域です。

IM70はモニター、LS70はリスニング寄りなのでそこは好みですね。
LS50とは価格が2倍近く違うものの音質は確実にLS70の方が上なので、ご予算的に大丈夫で迷われている場合はLS70をおすすめします。
傾向としては多少柔らかい部分のあったIM70とは違い、LS50と同じくドライ寄りです。

LSシリーズ全般に言えますが、IMシリーズからの最大の進化ポイントは装着感の向上で、ここはかなりの違いを感じました。
先代のIMシリーズ同様リケーブル可能ですが、端子は違います。

総評としては迫力とキレを両立した元気なサウンドで、解像度なども高いレベルにあり、ジャンルを選ばず万人受けしそうな音質だと思います。
近い価格帯にはSE215SPEがありますが、遮音性以外、特に音質面ではLS70の方が高いレベルにあると思います。（装着感はほぼ互角）
総合的に見て価格相応かそれ以上の出来ですので、是非お試し下さい。

おすすめ！

以前使っていたものが故障したので新しく買いました。
毎日使っています。
音は1万円代のものではいい方だと思います、ただシリコン製のイヤーピースなので僕はコンプライをつけて聞かないと遮音性はよくないなと思いました。

音色が好きなので購入しました

結局、IM50、IM70以来、デュアルシンフォニックの音色（ねいろ）が好みだ、ということで発売日に購入しました。

純粋な「音の質」についてはよく分かりませんが、感じたところをレビューします。



低音は十分に出ています。が、レゾナンスがカットされているイメージで、箱鳴り感は薄いです。その影響なのか、低域、中低域、中域の解像感が良好に感じます。低音の響きが少ないので、低域が足りないと感じ方もいるかもしれません。

中音ですが、ここの音域は私には難しくてよく分かりませんが、中高域が若干メタリックな響きを感じます。いい意味で、「色気」があります。

高音は、不快にはならないので、綺麗に鳴っているのだと思います。ですが、もう少し主張しても良いと思います。

音色は、少し硬めでドライな感じです。響きはあまり感じないのですが、けして非音楽的な分けではなく、私は結構音楽的に鳴っていると感じています。不思議です。う〜ん、目の前でピアノ弾いてもらってるイメージかな・・・？



色々書きましたが、やっぱりデュアルシンフォニックの音色が、理屈抜きで一番しっくりきてます。オーテクさんには、このシリーズを絶やすことなく継続してくれる事を強く願います。