• 新品3,000円以上送料無料

    16:00までのご注文で即日出荷

世界中のイヤホン・ヘッドホンが試聴・買取・購入できる専門店

現在カート内に商品はございません。

商品レビュー

3の商品が見つかりました。  1-3件を表示

NOBUNAGA Labs

雋 (Sen) 4.4mm5極バランス-FitEar 【NLS-SEN】

総合満足度

4.5

楽しみましょ(*´ω`)

使用環境
IEM:Fitear MH334SR
DAP:SONY NW-WM1AM2
ケーブルはFitear 007B4.4(OFC Plugバージョン)を使っていますのでそれとの比較を交えながらレビューさせてもらいます。

まずこのケーブルの見た目ですが、金!使わない時は首に巻いてネックレスだとアピールできます。2重に巻くと良い感じです('◇')ゞ
手に持ってみるとFitearのケーブルより多少軽く感じる上取り回しもこちらのほうが上。
とても柔らかいケーブルなので8の字巻はしなくても癖はつきにくい。ちなみにFitearのように固めのケーブルは8の字巻しないと癖がつきますね。

このケーブルの見どころは線材です。4N純銀の金メッキ。ポタフリークなら誰しも「!?」っとなるでしょう。
個人的においしい低域再生と耳障りの良い乾いた煌きが特徴的な銀の音は好きですが金の音なんて全く想像できません。
いや、キンキンになる!なんてことなら秒で思い浮かびました。

金メッキということは表面は金なワケだから電気の特性上金の音の傾向が強くなるはず。
幾らか評判を探りましたが、「滑らか」という評価があり察するに生々しくアナログっぽくなるのかな?と想像してみました。

さて、FitearのケーブルからこのNOBUNAGA Labs SENというケーブルに変えて聴いてみます。
まず一聴するに「滑らか」。分かるぅ(*´ω`)
決してデジタル信号がアナログ信号のように滑らかになるワケはないが、雑に一言で言えば「レコードの音」になる(#^.^#)

分析的に聴くとまず低域の滑らかさが特徴的。深みのあるおいしい低域ではあるがその音圧、耳に入ってくる空気感がとても優しい。
Fitearと比べると多少音色も変わっている。ネチッとしたキックの音ではその「ネチッと感」を抑え柔らかい空気感を伝えてくる。
ベースのゴリゴリ感も抑えウッドベースのような柔らかみを携え伝えてくる。ぬるいワケでは無く気持ちの良い安堵感を覚える。

ボーカルは多少像が甘くなり乾いた印象。通常2ch以上のトラックでミックスされている生声とリヴァーヴの区別は判断しづらい。
この点はFitearのケーブルのほうが圧倒的に区別をつける。だが分析的でない聴き方をすればこちらのほうがふわっとして心地良い。
艶よりもゆるふわ感だ。

高域はキンキンではない(*´ω`)
高域パートもやはり像は甘くなるが落ち着いた柔らかさがありこれも空気感が独特。やっぱり「ゆるふわ」という感覚が一番ハマる。


ここまで来て、私は圧倒的な挫折感を覚えた。
分析的に聴くことの無意味さを。
なんと愚かな。
この金ピカのケーブルは分析的に聴くものではない。

音楽、楽曲をまるごと聴くものだ。

それをこの金ピカのケーブルは証明している。
一音一音を聴くとつまならい感じになってしまうが、楽曲全体を一つの音として受け入れると、なんと素晴らしい!!
もはやNOBUNAGAさんが伝えたいメッセージすら鮮明に伝わってくる。


この空気感を楽しんでくれ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【後日追記】
上記レビューは新品ケーブルを聴きながらのものでしたが、2時間ほどエージングが必要なケーブルのようです。今では全く違った印象となりましたので追記します。もう全く別物になりました。

全体的にシャープで艶っぽい音になりました('◇')ゞ

特に高域の鳴り方。シンバルの音なんかシャラッとした感じで細やかに上品に鳴ります。
聴き始めは音像が散漫で散った傾向を掴んでいましたが、Fitearと同じくらいカチッとした定位で粒立ちの良い像を作っています。

また、ボーカルの像も甘いと書きましたがとんでもなかったです。これもFitearと同じくカッチリ目な上、艶を帯びます。極端な話、AKのSP2000のような艶感です。NW-WM1AM2とMH334SRの組み合わせで聴いていますがこのセットでもこんな艶感を味わえるんだなぁと感心しています。但し、サ行の発音は少し強く出るようになります。

キックの「ネチッと感」やベースのゴリゴリ感もちゃんと出ています。艶を帯びながら(*´ω`)

ボーカルの声だけ、あるいはギターのリフだけ聴くというような分析的な聴き方にも十分応えます。艶を帯びた音が楽しめるはず。

ふわっとして耳に溶け込むように入ってくる「レコードの音」感は多少残っていますが「ゆるふわ」という印象は完全に払拭されています。
ふわっとした印象とシャープな印象というのは相反していますが、帯域によってどちらも混在している感じです。

広い音場や奥行き感などはFitearのケーブルと大差ありません。共に遠近感に富む立体的な空間を作ってくれていますがこれはDAPの性能によるところも大きいでしょう。

以上、鳴らし始めとエージング後の音があまりに違い戸惑いましたが、このまま人の目に触れ残してはいけないと思い感じたコトをそのまま書き込みました。
このレビューを見た方は是非あなたの耳でその変化を確かめてみてください。
この価格のケーブルでこれほどの音を楽しめるなんて思いませんでした。Fitearはリケーブルの選択肢があまりないので音の変化を楽しみたい方はこのケーブルお勧めです('◇')ゞ

WIN さん

(2022/08/19)

6

満足度

5.0

color:規格なし

音はよい

かなり限定された用途に対応するケーブルにはなってしまいますが、条件が揃うと音はすごく良いです。ただ値段がやはりネックです。

ここち さん

(2020/04/15)

1

満足度

4.0

color:規格なし

素晴らしい逸品。

これまで品質は良く、価格は安くのコンセプトで製品を作っていたnobunaga Labsさんが出した渾身の傑作ケーブルです。

これまでのnobunaga Labsさんのケーブルと違い、価格は3万円とリーズナブルではありません。
しかしこのケーブルと同等の仕様のケーブルは10万円以下では購入出来ない事を考慮するとかなりのハイコストパフォーマンスのケーブルであり、価格崩壊と言っても過言ではありません。

ケーブルは非常に柔らかく取り回しも良いです。

FitEarは主にカスタムIEMに注力しておりますので、モニター系サウンドです。
これをリスニング用途で使用するのに絶大な効力を発揮するのですね。

ケーブルの仕様が仕様ですので、音色は若干脚色されてしまうのは仕方がないところでありますが、

音場は広くなり、高域の刺さりも無くなり、低音の押し出しも強くなります。

なんと言ってもライブ音源に於いて素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれるケーブルなんですね。

臨場感、空間表現力、ともに圧倒的とも言えるポテンシャルを秘めているのです。

FitEarのカスタムIEMをリスニング用途で使用したいという方には一推しでお勧め出来るケーブルです。

tam-tam さん

(2020/04/13)

5

満足度

5.0

color:規格なし