実は優秀

高音の鳴り方が、どのヘッドホンよりも好きです！ノイキャン性能はソニーM3には勝てませんが、音質だけで言えば自分はかなり好きですね！あと質感が高級感がありオシャレです！

一

先日eイヤホン秋葉原店で2ヶ月間の片恋の末プレゼントしてもらい入手しました。

私の愛機、前身機のAH-GC20と比較しながらレビューします。


サウンドは全くの別物です。正直、どちらも持ってていい。

【前身機AH-GC20】
→控えめな高音に豊かな低音。音の解像度は低め。表現力に優れ、噛めば噛むほど味の出る「スルメ」機です。
→ファーストインプレッション:上品な音だがパッとしない。→現在の印象:手放せない愛機

【AH-GC30】
→きらびやかな高音にタイトな低音。音の解像度は高め。20とは真逆と言っても過言ではないチューニング。
→ファーストインプレッション:20の愛用者としては衝撃的でした。まさに一耳惚れ。


ユーザビリティに関しても大きな向上を感じました。

【前身機AH-GC20】
→再生停止曲前後のボタンはスライド式。
→NCはBTのオン・オフとは独立したイヤーカップ前部の別ボタン。便利ではあるものの、消し忘れのため電池切れが頻発しました。
→かなり音漏れが激しい。大音量で再生すると隣の人は曲を判別できる程です。

【AH-GC30】
→再生停止曲前後のボタンはプッシュ式。
→NCはBTのオン・オフと独立したイヤーカップ下部の別ボタン。位置の変更により視認性が向上し、消し忘れは減りそうです。NCの強さを3段階から選択できます。
→外音取り込み機能。
→音漏れはかなり低減され、相当音量を上げなければ気になりません。
→有線接続の本体の端子が2.5mmになったのは意外でした。


AH-GC30は20から確実に進化を遂げながらも全く別の味付けがなされた極めて魅力的な機種です。
20も30もそれぞれ愛用したいと思います。

ソニーのWH-1000XM2との比較

[4/2追記と修正]
評価の数値はaptX HD接続ノイキャンON時の物。
USB接続時が最も音質が良く、低域がしっかり出るようになり音の厚みも増しました。

ノイズキャンセルの効果についてですが、これは正直期待外れでした。ゴーという低音は消えますが、それ以外の音は効いてる感じがしなかったです。
電車の中で音楽を聴いているときに周りの音が結構聞こえます。静かな空間が欲しいという目的で買うのはお勧めしません。
音質は全体的にハキハキしていて中高域〜高域が綺麗に聞こえます。ノイズキャンセルONにすると高域が若干刺さるように感じました。周囲に騒音が多いとそれを打ち消そうと逆位相の音を出すせいか低音が増すようです。
装着感は素晴らしいですね、長時間つけていても苦にならないです。
ノイズキャンセル重視なら他を当たった方がいいと思いますが、こもりを感じないスッキリとした音が好みの人にはお勧めできます。