ノーメッキ銅線ケーブルの極点

＜特徴まとめ＞
・全域で高解像度　各音がマスクされる感じがほとんどない　分離感もいい意味で高すぎず、銅線ケーブルのいいところがしっかり出ている
・低～中域の情報量が凄まじい　同時に音像も大きくなるのでしつこくないが、音場が広くなる感じはあまりない　音像との距離も近くなっているのかも　しかし高解像度ゆえに音像がぼやけないので定位感をきっちり保ってくれるのは流石と言うべき
・メーカーさんが言うとおり低域制御に優れ、低域の力を一切損じることなくイヤホンへ届けてくれる印象　低域に関してはハイエンドパフォーマンスに近いと思う
・銅線らしい温かみがありながらもハイファイなボーカルが特徴的　銅線ケーブルとしての質の高さが窺える
・6芯で太めだが柔軟性はそこそこあり（柔軟性を残しつつ強度にも配慮したちょうど良い硬さ）、編み込みもしっかりしていてビルドクオリティは高い　ただしちょっと重い（見た目よりは重くなかった）

＜総評＞
ノーメッキ銅線ケーブルとしてはこれ以上ない質で、正直非の打ちどころがない　かなり高額なケーブルであるが、銅線ケーブルの音が好きな方であれば間違いなく買っても損はしない　バンド系音楽との相性がかなりいいので、それらの音楽を良く聴かれる方は是非一度試してみてほしい