商品レビュー
40件の商品が見つかりました。 1-40件を表示
JVC/VICTOR STUDIO
HA-MX100-Z
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
リスニングもいけるモニターヘッドホン
最近試聴した有線ヘッドホンでは解像度も高くモニターヘッドホンでありながらリスニング用途にも十分すぎるヘッドホンです。
HA-MX10からハイレゾ対応になり金属ハウジングになり軽く高級感の高いヘッドホンです。
解像度の高さから高域もクリアですし伸びもさすがといったところ。
中低域も素晴らしくバランスが良いですしマイルドな音でじっくり聴くにも十分。
次の購入候補にも入る良モデルです。
TATSUO.F さん
(2019/11/27)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
4.5
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
モニターが苦手な人は試してみて
モニターヘッドホンの分離は備えていますが分離した音がどのくらい出ていて、トータルどういう音色になっているかまで表現しているヘッドホンが当機種だと思います。
モニターを聞いてて「音はあるはずだけど何か足りない?」と思った方は試しに聴いてみてください。それがあるヘッドホンです。
モニターの中では中低音寄りですが高音も分離されて出ていますので問題はなく、高音過多で中低音が阻害される心配もありません。
モニター用途からリスニングまでこなせてこのお値段はかなりのコスパだと思います。
音に関しては申し分ないですが満足度はケーブル交換ができないので1つ減らして4つです。
また、パッドがモニターらしく薄いので人によっては耳に当たるなんて事もあるかと思います。
eイヤホンさん等一部でしか取り扱っていないですが可能であればご試聴、ご試着をされてみてください。
うっとーと さん
(2019/11/20)
満足度
4.0
高音の質
4.0
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.0
音場
4.0
遮音性
5.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
【VICTOR STUDIO】を称するにふさわしい商品
【評価】
RolandのQuad-CaptureやMobile UA、SONYのXperiaを使っています。
高音:楽器が鳴らす高音域は問題なく出ています。ヘッドホンによっては歪による倍音などの高調波が聞こえるものもあるようですが、そうしたものは出ないように調整されています。ことさらハイレゾ感を強調したチューニングにはなっていません。
中音:安定した減衰特性を持っているからか、声の方向などを判別することが簡単にできます。HA-MX10-Bからさらに磨かれてボイスの生々しさは5万円以上のヘッドホンよりいいです。
低音:前のHA-MX10-Bも十分な低音を出していましたが、HA-MX100-Zは一段二段低い音が聞こえやすくなっています。それでいながら低音は強調されていないので最初は「音が軽くなったかな?」と感じてしまうほどです。本質的な音圧はこちらが上回っているので、気づかずに音量を上げたりしてしまうと耳が痛くなります。
細やかさ:HA-MX10-Bと同じく、細かい音も聞き取れる再現性を持ちながらも雰囲気としての細やかさというものとは方向性を変えている仕上がりです。
迫力:小さい音から大きな音まで特性が変わらずレンジが広い音を出せます。直接の比較対象となるド定番のMDR-CD900STは本流のモニターヘッドホンですが、この点は(前作のHA-MX10-Bを含め)優位に立っていると感じます。
音場:私の耳では評価しずらい項目なので(数字は参考程度に)
遮音性:密閉型ですが、薄いパッドもあってそれなり……だと思います。
音漏耐性:あまり大きな音を出さなければ大丈夫だとは思います(静かなところ以外で聞こえるのなら、相当耳に負荷をかけている音量じゃないかと)
【経緯】
前作のHA-MX10-Bを買って約4か月後にHA-MX100-Zが発表されました。買った直後でややショックでしたしいきなり買う予算もなかったので、まずは展示会で試聴してみよう……となりました。
開発者の一人の秋元さんが製品の説明をしながら試聴用音源を聞かせてくれました。
一聴してわかるほどの違い――はありません(私の耳が低性能だということもありますが)。最初に聞いたときは手持ちのHA-MX10-Bと何度もつなぎなおしながら聞き比べたほどです。この時点でHA-MX10-Bも相当鳴らしこんでいたため、安定した音が出るようになっていました。もちろん聞いていくうちに微妙に異なるのは分かりましたが、何をもって良くなったのだろうかと思ったほどでした。
とりあえず何となくはいい――それだけは分かったので2018年の4月にHA-MX100-ZをAmazonを通じてe-イヤホンで購入しました。ニッパーマグカップと標準ジャックアダプターもついてきたのでちょっと嬉しくなりました。
それからe-onkyoやmoraで買い込んだハイレゾファイル、映画やアニメを聞き込んだ結果、低音の性能は格段に良くなっているとわかりました。HA-MX10-Bは華やかな重低音が強調されていますが、そこが抑えられている代わりにそのさらに下の音がはっきりと聞こえてきたからです。また人の話し言葉がさらに明瞭となっていて、音楽以上に映画やアニメを聞くことが多い私としては好印象でした。
【総評】
HA-MX100-Zはハイレゾ対応商品をうたっています。ですが例えばRMEの製品とつないだ時、キーンという高調波の音は展示されていたヘッドホンのほうがよく聞こえていました。それほどピーキーな高音は出ないように調整されているのでしょう。だからハイレゾらしくもっと高音を出せるヘッドホンのほうがいい、という考えはあると思います。
ただ私は楽器の特性やビートがどのように打たれているかを覗き見るように聴くスタイルなのでこのヘッドホンがちょうどいいと感じています。
それに本来この商品は「VICTOR STUDIOがモニターするのに必要な能力」を持つヘッドホンです。HA-MX10-Bもそうですが、「スタジオにあるラージモニタースピーカーをモデリングする」ことでどこでも同じようにミックスができることを目的としています。通常イメージされるモニターヘッドホンとは異なるかもしれませんが、HA-MX100-Zは十分スタジオモニターヘッドホンをうたう製品だといえます。
またMDR-CD900STと比較するシーンが多いと思いますが、この2つの製品は両立しうると考えています。なぜなら細かいノイズをしらみつぶしに探すのにHA-MX100-Zは向いているとは思いませんが、ラージスピーカーよろしくダイナミックレンジの広い音をカバーできるのがHA-MX100-Zだと思うからです。スタジオにおいてあるラージモニターとニアフィールドモニターの関係と同じです。
ペック さん
(2019/04/14)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
3.5
音漏耐性
3.5
color:規格なし
至高のモニターヘッドホン
長年使っていたイヤホンER4Sが断線し新しいイヤホンを探していたところ、イヤホン沼にどっぷりはまってしまい、3カ月で4本ものイヤホンを購入してしまいました。当初ヘッドホンには全く興味無かったのですが、たまたまというか、運命のいたずらというか、モニターヘッドホンのコーナーでヘッドホンを視聴したのがこの機種との巡り会いでした。
自分のなかではヘッドホンは20数年遠ざかっておりフラッグシップイヤホンのような繊細な音は鳴らないのではないか?という思い込みがありました。
時間があいていたので定評のあるsonyのCD900stを聴いてみたのですが、これが良い意味で見事に裏切られ高解像度の音でびっくりしました。しかも値段も15000円程度。コーナーには50000円近くのものもあり、一気に興味がわいてきてほとんど全ての展示品を視聴しましたが、気になったのが購入した時に一番新しいモデルである本機でした。
スタッフのおすすめとあり、聴いてみる事に、
素晴らしいサウンドでした。
確認のため今まで視聴したヘッドホンを再度視聴しなおしたましたが本機のサウンドが一番好みであり、値段も手が出しやすく一切の迷いもなく本機をヘッドホン第一号として購入しました。
その後イヤホン沼からヘッドホン沼にハマったのはいうまでもありませんが(笑)。
今では15万を超えるヘッドホンも手元にありますが本機は良く使います。
モニターヘッドホンのカテゴリーに入っているのでこの価格帯でヘッドホンを探している方は購入の対象にはじめから入ってない方も多いと思います。
実際モニターヘッドホンのカテゴリーに分類されてる本機ですが他のモニターヘッドホンとは少し傾向が違います。(t3-01も同様)。
ガチガチの音では無く、リスニング寄り(他のモニターヘッドホンと比べて)になってます。
この価格帯で良い音のヘッドホンを探している方には是非聴いてもらいたい!
ヘッドホン好きな方だけでなくイヤホン派である方にも是非聴いてもらいたいですね(これがキッカケでヘッドホン沼に落ちても責任は負いませんが、笑)
非常にクセがなく素直な音を出すので高級なヘッドホンを買う時のチェック用としても本機の音を基準としているくらいです。
イヤホンでは絶対に味わえない世界がここにはあります。
正直、50000円くらいのイヤホンでも半分の値段の本機にかなわない部分も多くあります。
ライブ音源を良く聴く方にオススメしたいですね
本機は非常に鳴らしやすいヘッドホンであり、iPhone直挿しでも全く問題なく十分な音量がとれる事も大変魅力です。
ともかく値段からしても一台持っていても全く損は無いと思いますね。側圧もキツくなく長時間のリスニングにも問題ありません。
イヤホンしか持ってない方はこれを機に一度ヘッドホンを視聴してみてはいかがでしょうか?
新しい世界がそこにはあります。
tam-tam さん
(2019/01/06)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
3.5
音漏耐性
3.5
color:規格なし
最高の汎用性!!!
ケーブルの長さを1.3mにかっとしてもらい、イヤパッドをDEKONI AUDIO製のものに変えて使用しています
わたしは、
1.イヤホンしか使ってないからか、最近耳の調子がおかしい...。
2.一つくらいいい音のヘッドホンほしいなぁ~~~。
3.でも家の中だけじゃなくて外でも使えるようなデザインがいい!
4.それでいて軽く、側圧も強くも弱すぎもせずに長時間つけていても苦にならないものがいいな~
etc...
というわがままな願望をすべてかなえてくれるヘッドホンを探しに探しました。そしてついにめぐりあったのがこのMX100-Zなんです!
もちろんこのほかにも候補はたくさんありました。
他の主な候補としてはAKG K550MKⅡ、Ⅲ、DENON D1200、SONY MDR-1AM2、CD900ST、audio-technica M50Xといった、耐久性の高いモニターモデルから定番と言われるモデルまでをリストアップしました。その結果、上記の6機種の内から選ぶことにしました。
特に迷ったのがM50Xと1AM2の2機種です。かなりたくさん聞き比べたと思います。
この中でMX100を選んだ理由を具体的に言うと、M50Xは音のバランスは好きなものの、全体的な解像度がいま一つだったこと、また1AM2はボーカルのちょっとした表現の仕方の違い(これは完全に好みの問題ですね)で断念しました。
そのMX100ですが、ただ消去法で選んだわけではありません。
モニターモデルとして全帯域を細やかさと迫力の備えた音で音楽を表現しつつ、本体は優しく頭を包み、ストレスのかからない素晴らしい装着感で音楽を楽しめます。そしてモニターモデルとしての堅牢なつくりと実用性、それでいてハウジング部とヘッドバンド部によるさりげなくも高級感のある洗練されたデザイン。完全に心を奪われました。
わたしにとって運命とも思えるこのヘッドホン、長く大事に使っていきたいと思います!
もしお見かけになったらぜひ手に取って、聴いてみてください!
さつま さん
(2019/01/05)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:規格なし
自作ヘッドホンアンプのリファレンス機として
【再生環境】
FiiO X5 3rd -> 自作ヘッドホンアンプ -> HP
【比較試聴機】
SONY MDR-CD900ST ※家電量販店での視聴
オーディオテクニカ ATH-M50x
【レビュー】
自作ヘッドホンアンプのリファレンス機として購入しました。
前提として使い勝手向上のためにイヤーパットをSHUREのSRH240へ交換し、ケーブル長も半分にカットしています。
MDR-CD900STでヘッドホンアンプをチューニングすると他のリスニング用のヘッドホンでは低音が強くなりすぎ、また、ATH-M50xでは逆に高音側に寄り過ぎて低音が足りなくとバランスの良いところに落とし込むのが難しかったが本機でチューニングをしたヘッドホンアンプはどのヘッドホンでもそれなりのところに収まっておりリファレンス機としては最適かと思います。
粉雪 さん
(2018/03/10)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
初ハイエンドヘッドホン
ボーカル、楽器の距離が近く感じるのにそれでいて音の分離が素晴らしいです。
ハモリまで明確に聞こえ耳コピしやすいです。まさにモニターヘッドホンとして素晴らしい性能です。細かいニュアンスや小さい音の表現まで驚かされるばかりです。
趣味のゲームにも使用してみましたが音の距離感の近さからか小さな音も聞こえやすく快適でした。
不満点は眼鏡かけてると若干痛いです。イヤーパッドも自分にはちょっと合わなかったです。音に関しては全く不満はなかったです。
初めてのハイエンドヘッドホンで、好きなミュージシャンがビクターに所属していたため目に留まったという安易な理由でしたが購入してよかったと思えました。しばらく他のヘッドホンに移れそうにないです。
doxi さん
(2018/01/08)
2
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
4.5
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
自身の基準に
ポタフェスで視聴し、とてもよい印象だったので購入しました 付属のイヤーパッドも悪くはないのですがstpad2に交換したことで長時間の使用でも問題なく感じます。様々な音源で試しましたが真っ直ぐに届く印象を受けます。趣味のアンプ自作における基準として活用しようと思います。
w5123 さん
(2018/01/08)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.5
音漏耐性
5.0
color:規格なし
スタジオモニターとしての完成度
手に入れてからかなり使い込んで来たので、この機にレビューをしようと思い書いています。MX-10の後継機として開発されたこのヘッドホン、最初の頃は色々なネット記事で大々的に予告されていたのですが、なぜか試聴できる店が全然なく、たしか渋谷の方のお店等でしか出来なかったような記憶をしています。モニター的な音作りが好きな自分にとっては試聴出来なくてもどかしかったのを覚えています。それから暫くすると色々なお店で試聴出来る様になっていき、直ぐに試聴して購入しました。前作のMX-10は自分的には他のモニターヘッドホンよりも何というかあまりにも凡庸すぎたと言ってはあれですが、何故か自分の琴線にはかからず購入しませんでした。MX-10は13000円程で購入できたと記憶してますが、その値段にしては十分優秀な機種であったと思います。それに対して今回のMX-100ですが大幅に進化を遂げたと思います。本体はとても軽量で使っていて不快感を感じることはます無いですし、一見して弱そうなイヤーパッドですが緩めの側圧で長時間使っていても大丈夫です。ただ、一つ不満を言うとしたらリケーブルができるようになっていたら良かったです。ケーブルが普段使いするには少し長すぎるのでそこだけが不満点として残ります。それ以外はよく考えられて出来ているなと思います。リケーブルに関してもきっと何か耐久性やその他色々考えた結果今の形になっていると思うので、スタジオで使う人からすれば今の形で十分な完成形なのかもしれません。
次に最も重要な音質について書いていきたいと思います。そもそもこのヘッドホンを開発したビクタースタジオは多数の有名アーティストが所属している大手企業で(すいません、正直ここらへんの情報はうろ覚えですm(_ _)m)そこが開発をしたヘッドホンとだけあって完成度としては申し分ないと思います。バランスとしてはピラミッド型のバランスに近いですが、中々中音域が充実しており濃い世界観を描いてくれます。高音はあまり量感などは無いのですが、きっちりと分解してくれておりなる程スタジオヘッドホンだと分かります。逆に中音域は、さすがは多数の有名アーティストが所属しているビクター、凄く表現力が高く原音に忠実ながら艶やかに描いてくれます。低音はコントラバスなどのオーケストラ等で使われる低音楽器が全く遅れることなく聞こえてきます。結構、重低音系を謳っているイヤホン、ヘッドホンを試聴するとハウジングやチャンバーで増幅させているので、中高音に対して忠実に低音楽器のテンポを表現できていないものが多いです。量感はあるのですが、指揮者がここで鳴らしてほしいと思っているのだろうというポイントからどうしてもずれて聞こえてきて違和感を拭えなかったです。それがこのヘッドホンではきちんと表現されており、気持ちよく聞けました。全体のバランスで見るとmx-100は特にボーカルと楽器隊の分離がきちんと出来ている素晴らしいヘッドホンだなと思いました。自分はオーボエ、ファゴットを結構聞くときに重要視するのですが、下手にごまかそうとしている物だと、ボーカルの表現はできているのですがオーボエの独特な音色がまるで蚊が飛んでいるのかと思うような音を鳴らすものが実は少なくありません。それをきちんと表現、分離できるこのヘッドホンは本当の意味で底力があると思います。
最後にここまで長々と書いてきましたが、世の中には大量のヘッドホンがありますが、その中で基準になりうるヘッドホンだと思います。是非、そこまで高価でもないので取り敢えず試聴を、気に入られたら購入してみたら如何でしょうか?
wezi さん
(2018/01/07)
2
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
4.0
音場
4.5
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
購入後1年経過の感想
購入後、約1年が経過したので、使用感を記したいと思います。
先ず、私の使用している環境ですが、ケーブルを約1.2mにカットしプラグを2.5mm4極へ換装、AK.シリーズ・Luxury&Precisionのバランス接続・4.4mm5極への変換プラグを作成し、WM1Aのバランス接続でも楽しめる様にしております。
(こちらのヘッドホンは4芯構造に成っておりますので、上記の様にプラグ換装が必要とはなりますがバランス接続可能です。)
普段、主として使用しているのは、WM1Aに成りますので、今回は、そのWM1Aバランス接続での使用感を、記して行きたいと思います。
私は、所謂ハイエンドヘッドホンは、持ち合わせておりません。手持ちヘッドホンの中での、比較で恐縮ではございますが、先ず取り上げたいのが、その数種のヘッドホンの中で、ずば抜けた高音域の解像感です。
ピアノジャズトリオ(ピアノ・ウッドベース・ドラム)を、聴きますとドラムのハイハットの音が、心地良く脳内を響かせてくれます。反面、ウッドベースやピアノ低音域の音は、控えめですが、その分全体の音が、満遍なく聞こえドンシャリ感は、有りません。
ボーカル物を聴いても、演奏にボーカルが埋もれること無く、心地良く聞こえてきます。
ただ、人に依っては、高音域の伸びる女性が唄う楽曲は、しつこく聞こえるかも知れません。
はい、聴き疲れが生じる恐れがあります。
しかし、この点は、イヤーパットを純正の物からYAXI製へ換装する事により、音質傾向を変える事が出来ます、私は、3種類のイヤーパットを購入し試して見ました。
是非、自分好みの音質傾向を、見つけて見て下さい、若干イヤーパット沼に、足先だけハマりますが、楽しいですよ。
最後に、このヘッドホン使用用途は、業務モニター用として作られておりますが、バランス接続で使用しますと、立体感も有り楽しくリスニング出来るヘッドホンだと思います。
ただ、それなりのパワーのある機材で鳴らして上げないと、本来の性能が発揮できないと感じます。
イヤホン蟻地獄 さん
(2018/01/05)
2
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.0
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
アーティストと出掛けよう
前よりも、ずっと近くで。
前機種のMX10との違いは全体的な質感の向上と音質面では全体的に音に厚みが出て、音が鳴っていると感じる空間に奥行きが出たこと。
特にボーカルに関しては、表現に生々しさや力強さが加わって、モニターヘッドホンというと、一般的には音がキツイとか、つまらないなんて表現がされることが多いんですが、当機種は全くそんなことがないのが魅力の一つだと思います。
それでいてVICTOR STUDIOで実際に使われてるヘッドホンでもあり、VICTOR STUDIOは最近ですと第24回日本プロ音楽録音賞、CD部門「ポップス、歌謡曲」で最優秀賞を受賞しているスタジオです。
このスタジオは同じビクター系列でいうと、ビクターエンタテインメントに所属しているアーティストさんが使っているスタジオでもあり、家入レオさん、orange rangeさん、木村カエラさん、KOKIAさん、kiroroさん、サカナクションさん、サザンオールスターさん、などなど…著名な方々が利用されています。
そんな方々の最近の音楽の録音に使われていて、前よりもずっと音楽的になった、アーティストとファンを繋ぐヘッドホン。
それがMX100Zです。
好きなアーティストのライブに行った後に、「次はいつ会えるかな?」なんて思うことがあると思いますが・・・
会えますよ、すぐにきっと。
ふらっと さん
(2017/12/30)
3
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
3.0
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
バランス化、据え置きアンプで本領発揮♪こいつはヤバい!!
私は梅田est店で8月に購入しました。
初めて試聴した時にOnkyo「DP-X1A」直で試聴しました。他のモニターヘッドホンと比べて立体的で楽器間の奥行きの表現の上手さに衝撃を受けました。Beyerdynamic「DT1770Pro」,TAGO STUDIO「T3-01」と購入時に迷いました。
DT1770Pro:解像度が高く好印象を受けたが、MX100のボーカル表現を知ってしまうと聞いてて面白く無くなった
T3-01:MX100に似た音でリケーブル出来て、ウッドハウジング特有の響きがあり好印象を受けたが、予算オーバーだったので候補から外した
購入時に中古を買おうと考えていましたが、パッドのへたりが早い印象を受けて結局新品を購入しました。私の購入した個体は接触不良で右が弱かったのですが、思い切ってプラグ交換でバランス化を行うとちゃんと鳴るようになりました。
アンバランス接続は共立WonderPure「WP-HPA500」という自作アンプを使用しています。駆動力が上がったからか低域に安定感が増して、刺さり気味だった高域が太く刺さらないようになり、ボーカルの口元がしっかり見えるようになり、直よりも良い方向性にいったと思います。
既製品で試聴した感じだとiFi「Nano iDSD LE」+xDuoo「TA-02」(Phatlab「Sassy」)の組み合わせが良いと思いました。真空管アンプの響きとMX100のボーカルがドンピシャはまって、いつまでも聞いていたいと思いました。真空管アンプの良さを引き出せるDACを考えた時に味付けの少ない「Nano iDSD LE」との相性が良いと思いました。Sassyとの組み合わせでクリアな音になりました。
バランス接続は共立デジット「HPA_6120」,Takazine氏「BLA-01」という自作アンプを使用しています。アンバランス接続だと気になった空間が広くなり、振動系重低音の存在感が強くなりました。ボーカルがかなり前に出てくるので、バランス化してボーカルが弱くなるということはありません。
モニターヘッドホンの定番Sony「MDR-CD900ST」は平面的でモニター調な解像度高めの音、MX100はリスニング調な音です。
ヘッドホンの重量が軽くパッドが薄いので、装着感がかなり良いと思います。以前「作業用ヘッドホン」としてSennheiser「HD25」を使用していましたが、MX100の方が気に入ってます。
音漏れは少ない方ですが、遮音性は低いと思います。
自作アンプで安価に環境を作るにしても、既製品のアンプを使うにしても、MX100が「リファレンスヘッドホン」になると思います。
MX100_Lover さん
(2017/12/28)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
価格と音のバランスが良いヘッドホン。
気になってたので購入してみました。まず、一聴してモニターヘッドホンという感じよりリスニング向きな音作りに感じられた。同価格帯のヘッドホンに比べる確かにフラット傾向ですが、ボーカル域が前に出てくる感じがありカマボコ型の音作りだと思います。音場は横方向に割と広く低音も強すぎす、JPOPなどボーカル物を聴くにはとても相性が良く、一方、クラシックオーケストラとかでは少し特定の楽器が強く聴こえたりする感じがあります。高解像度を主張してくる900STより全体に音が柔らかく、側圧や着け心地も良好ですので長時間のリスニングにも適したヘッドホンだと思います。また、DAPやアンプの音の傾向も掴みやすいので、DAPやアンプを購入する時には、このヘッドホンで聴き比べてみると違いが分かりやすいですね。少し辛口なコメントもしましたが、外見を含めこの価格でこの音のクオリティであれば、とてもコストパフォーマンスの良いヘッドホンですので、毎日の通勤等外使いでガンガン使っていくのにも良いと思います。
こう さん
(2017/12/28)
満足度
4.5
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.5
音漏耐性
4.0
color:規格なし
幅広い用途に使えそうなヘッドホン
EST店で試聴、再生機器はNW-ZX300です。
楽曲制作には縁もなく、モニターヘッドホンには今まで余り触れてこなかったので、詳細な比較とかはできませんが、実感としては「明瞭」という印象を受けました。
モニターヘッドホンは細かい音まで聴き取りやすい反面、音が団子になるものかと思っていましたが、少なくとも聴いていて窮屈だとは思いません。また、低音の音圧や高音の伸びもしっかりしており、聴いていて退屈させない良いヘッドホンだと思います。
つけ心地は軽くて、パッドもほどよく柔軟なので長時間の使用にも優しい設計だと感じられます。しかし、ヘッドホンは大型のオープンエアーの物ばかり使ってきたので、本機の薄いパッドに最初は若干違和感を感じました。ただ、1曲聴こえる頃には馴染んむ感じにフィットしていて、何か作業をしながらでの使用を前提とすれば、丁度いい側圧と軽さを兼ねていると思います。
約15分程の試聴だったので、長時間聴いてみると印象が変わってくるかもしれませんが、シチュエーションを選ばず使う1台として持っておくにはいいヘッドホンではないでしょうか
。さらに個人的な感想を言うと、音楽を腰を据えて聴くためというより、ゲームプレイの際や、ラジオの視聴などで音声を正確に聴きたい時に使えそうなヘッドホンだと思いました。
nacho さん
(2017/12/23)
1
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
4.0
color:規格なし
分かりやすいように簡潔に
先日視聴できたので短いですがレビューします。
周りにあったヘッドホンと比べて。モニター機よりは聴きやすく、リスニング機よりはフラットでゆったりと聴ける感じでした!
ZDK さん
(2017/12/21)
1
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
5.0
color:規格なし
いい意味で無難
まず付け心地ですが、最高です
側圧はそこまで強くないので長時間使っていても耳が痛くなりません。
それに加えイヤーパッドも柔らかい材質で出来ているので、とても付け心地がいいです。
音質はいい意味で無難です。
JVCのイヤホン、ヘッドホンは一定のジャンルは全く合わない時が往々にしてあるのですが、このヘッドホンはどんなジャンルでも、きちんと鳴らしてくれます。
逆に言うと、生々しさや迫力が欲しい場合はJVCのHA-SWがいいでしょう。
しかしオールジャンル楽しみたいという人は絶対にこちらの方がいいです。
値段的にも、音質的にも、付けごこち的にもグッドです。
個人的に付け心地がいいのはかなり嬉しいところです
あき さん
(2017/12/11)
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
4.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
音楽性のあるモニターヘッドホン
モニターヘッドホンとして有名な900STと比較したレビューになります。
・装着感
ヘッドホンの中には、頭頂部が日本人の平均的な形に合わず、装着が難しい製品が有りますが当機は問題ありません。また、イヤパッド部は900STよりも柔らかく、また側圧も弱めですので気兼ねなく長時間使用が出来るかと思います。
・音質
900STはどちらかと言うと、ダイレクトにありのままをさらけ出す解像度バリバリのイメージですが、当機はD型のイヤホンに近い自然さを持ち合わせながらありのままを流す製品です。ですので、長時間聴き疲れしないだけでなく、音場の掴みやすさや定位の正確さは目を見張るものがあります。そして、音一つ一つのキレが、ただ鋭いのではなく、聴いていて耳触りの良い音を奏でます。
・その他
プラグはステレオミニプラグで、軍需用で定評のあるAmphenol(アンフェノール)社のプラグを採用しております。また、ケーブルもしなやかで取り回しがとても良いです。
・まとめ
本製品を視野に入れる際には、900STが対抗馬として出て来るかと思いますが、耳周りにも内部にも出来るだけ負担を掛けることなく、長時間使用したい方にはHA-MX100-Zを断然お勧め致します。
勿論、音の傾向が異なりますので良く視聴された上で選ばれると良いと思います。
長文失礼致しました。
Sa-Yo さん
(2017/12/10)
2
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
3.0
音場
5.0
遮音性
5.0
音漏耐性
5.0
color:規格なし
現代音楽に適応したモニター&リスニングヘッドホン
店頭にて試聴、NW-WM1A→本機での再生環境です。
まずデザインですが、ハウジングは実用的なデザイン&堅牢な造りでプロ用モニター機を意識したものですが、個人的にはそこに機能美を感じ格好良く感じました。ヘッドバンド部も実用的で堅牢さはありますが、こちらは完全にプロの現場用といった面持ちで少し野暮ったく感じました。同じモニター機のSONY MDR-CD900STほど完全にモニター現場用のデザインではなく、audio-technica ATH-M70Xの様にデザイン面も考慮された、所有欲を満たす良いデザインだと思います。私個人の好みでは、audio-technica ATH-M70Xが辛勝ですが・・・。
音に関しては、モニター機としての先入観で聴いたのですが、凄く裏切られました。だって凄く美音だったのですから。どの音域も必要十分に出ており、モニター機らしく基本的にはフラットですが、若干低音域が量は少なく感じましたが質は良い低音ですので、低音厨でなければ問題ないと思います。一音一音の輪郭がクッキリはっきりしていて、ここは現代のハイレゾ音源を意識したチューニングだと感じました。特に中高音域での女性ボーカルや、楽器類の音の再現性が高く、ここが「美音」と感じた所以です。音場もモニター機とは思えないほど広くて空間表現力が高く、また本体の軽さも相まって、SONY MDR-CD900STほどモニター極振りではないので、リスニングヘッドホンとして十分使用できると感じました。しかし過度な華やかさや、ドンシャリを好む方には試聴をオススメします。
解像度が高く美音で音場も広く、音をじっくり聴くにもリラックスして音楽を愉しむにも対応可能な上、販売価格が信じられないほどお手頃価格なので、まぁひと言で言って超オススメです。
私も思わず即買いしそうになったのですが、既にヘッドホンを2本、イヤホンはもっともっと所有しており、家に持ち帰った時の鬼嫁への良い言い訳が思いつかず、断腸の思いで購入を断念しました、ホント残念。
まゆしぃ さん
(2017/12/09)
6
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
映像に喩えてHDではなくSDの音。聴き疲れしない美音。
【再生環境】
(1) PC => TEAC UD-301 => BARSONAUDIO SOLOIST MK2 => HP
(2) SONY SCD-X501 => TEAC UD-301 => BARSONAUDIO SOLOIST MK2 => HP
【比較試聴機】
B&W P7/B+自家製リケーブル
SHURE SRH440+自家製リケーブル
SONY MDR-Z900HD
・e☆イヤホンで、かれこれ1ヶ月前に中古品で購入。
・外見上、傷などあまり使用感がないので、状態は新品に近いと思われる。実機が届いてさっそく試聴したところ、「悪い冗談か」と思うようなひどい再生音だったのでがっかりしたが、JVCがプロ・モニター用を謳って商品化した製品だからこんなはずはなかろうと思ってエージングを続けたら、20~30時間を過ぎた頃から高域特性は劇的に改善したので再評価します。
【総評】
・一言で言うと、オーディオ・チェック用ではなく日常の観賞用なら、なかなか「美音」に聞こえるし、軽さと相まって耳が疲れにくい再生音で使いやすいと言える。一聴して多くの人は「いい音」という印象を持つと思う。・映像に喩えると、昔のビクターのモニターやビデオデッキのように、変なメリハリをつけないナチュアルな美音。分解能はあまり高くないのでHD(ハイヴィジョン)ではなくSD(DVDレベルの解像度)の割と良質な画像を見ている感じ。木製の楽器、金属製の楽器、電子楽器など、楽器ごとの音の質感やその違いはよく出ている。
・ただしソースとの相性はあり低域が弱いので、ベース楽器でグイグイ引っ張るようなドライブ感、グルーブ感が身上の音源再生には向かない。
・また、微小信号の再現性に弱く、ホールトーン、倍音などが十分再生されないので、ライブ演奏のリアリティも高いとは言えない。
・ジャズでもクラシックでも大編成の演奏になると、低音が弱いだけでなく音が塊になって聞こえ、細かな楽器音の識別が難しい(どこで何が鳴っているか)ため、大編成の演奏の再生にも向かない。
・女性ヴォーカルなどリード・パートの中音域が前に出てくるので、ヴォーカル主体の小編成のジャズやポップスの再生には向いていると思う。
・メーカーのHP(VICTOR STUDIO)では、出荷時に一定のエージングをかけているので買ってすぐに使えるようなことが書いてあるが、大嘘。やはり、本来の性能を発揮するにはエージングは不可欠と言える。
・正直なところ、プロが使う録音モニター用の機種だといわれても、説得力がない。普段使いで、ポップス系などでヴォーカル中心の音源を気軽に、耳あたりのよい「美音」で聞くには悪くない機種だが、細かく再生音をチェックするような用途で購入すると期待を裏切られると思う。悪い製品ではないが、「モニター用」という商品コンセプトとはかなり裏腹な印象を受けた。
・また、メーカーの開発者が音場の再現性が優れているというコメントを目にしたが、手持ちのB&W P7/Bの音場感の豊かさに比べると比較にならない。評価の基準が甘いのではないかと思う。微小信号の再現性が弱い点がボトルネックではないかと思うが、籠もるかんじなないものの、ライフ演奏における左右・前後・上下の定位感の再現性は残念ながら特筆すべき点はない。
・個人的な感想としては、録音モニターとしては、周波数特性は偏っているし、長時間聞くには疲れるが、SHURE SRH440の方が、情報としての音のチェックという用途には向いており、本機はむしろ鑑賞用という方がふさわしいと思う。
【音質の特徴】
・エージングが進んだ後の印象では、周波数特性としては中~高域については「美音」と言える印象で、一聴すると「いい音」に聞こえる。
・手持ちのSHURE SRH440だと、正弦波のスイープ信号をfoobar2000のスペクラム・アナライザーを見ながら再生すると4K~6K辺りが盛り上がり、それがクセを生んで耳に刺さるような高域になっているが、本製品だとそのようないやなクセがなく、自然に伸びている感じ。同時に、音の角が丸くなり耳に刺激的な音は出ないので、聴き疲れしにくい。
・ドラムのシンバルやハイハットなど、金属系の音はちゃんとそれらしくなってくれるのだが、カチッとしたアタック感やエッジ感のようなものは出ない。
・女性ヴォーカルとは相性がよく、バックの演奏に対して前に出てくる印象があり、質感としても自然に美しく聞こえる。ただし、何を聞いてもオンマイクで録音したように聞こえて、声の響き、余韻などは感じられない。また、口元はまとまるものの、小さくきりっと輪郭を結ぶというよりホンワリと口元がまとまる感じ。
・特に物足りないのが低音域で、ウッドベースでもエレキベースでもレベルが弱く、迫力やドライブ感が出ない。バスドラも聞こえにくい。SHURE SRH440のLCFを入れたのではないかと思うくらいガックリ低域が落ちるのと比べると、もう少しなだらかに200Hz辺りから落ちる感じだが、リズム・セクションが重要な演奏の再生には向かないと思う。
・低域が弱いためか、男性ヴォーカルだと、ボズ・スキャグスとか井上陽水のような声域が高いアーティストの場合はよいが、ロバート・パーマーとかクリス・レアのような低い声の場合は、ドスが出ないので本来の迫力や荒さが出ない。
・微少音の再生力が劣るのため、残響音、ホールトーンが聞こえてず、ライブ演奏を収録した音源では会場の広さや空気感のようなものが全然伝わってこない。そのため、音場感は3D的・立体的とは言えず、二次元的。
・音の分解能、解像度も限界があり、ジャズでもクラシックでも大編成のビッグバンドやオケの再生には不向きと言える。ライブ録音でなくとも、クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」を聞くと、リズムセクションやストリングス、ブラスなどのバッキングの編成がわかりにくい。
・本機が最も能力を発揮するのは女性ヴォーカル中心の小編成のスタジオ録音物と思われ、結果的に意外とソースの種類を選ぶヘッドホンだと思う。
【機能性】
・機能面で自分の手持ちの他機種と比べて一番よい点は、比較的軽く、ヘアバンドの締め付けもあまりきつくないので、再生音の特徴とあいまって、聴き疲れしにくいこと。
・カタログ表記上も、本機は265gらしいが、B&W P7/Bが290g、SHURE SRH440が272gでわずかな違いのようだが、装着感はこれら2機種とは結構違って、本機が軽く感じられる。ヘッドバンドの締め付けが強くないことの影響もあろう。
・プロ用モニター用を謳っているためか、ケーブルが片出しで固定なのがネック。リケーブルできれば、再生音は少しは改善の余地があるかも知れないので残念。
横浜在住の元オーディオマニア さん
(2017/06/10)
4
満足度
3.5
高音の質
3.5
中音の質
4.0
低音の質
2.0
細やかさ
3.0
迫力
3.0
音場
5.0
遮音性
3.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
絶妙という言葉がピッタリ
音楽制作とリスニング、両方に使っています。
音楽制作用のモニタ機器というのはスピーカーにしてもヘッドホンにしてもリスナーが使っているリスニング用機器との間で表現の乖離が大きく、差分を読んで制作する必要があったりするのですが、このモデルはリスニング環境に近いので非常に制作しやすいです。
特筆すべきは音場表現と音像定位。
音場は密閉型の中ではトップクラスの広さで、音像も小さくビシっと決まるので、音と音の間にしっかり空間が感じられ、空間表現能力が抜群に高いです。
ボーカルなどの中央定位のパートも音作りによってしっかり前後する(音像が近いモデルはこれができない)のでここが表現できるのは凄い!
モニタヘッドホンは奥行き方向の表現が弱いものが多いのですが、これはすばらしい!
ただ、音楽制作に使う場合1つだけ注意が必要なのは、極低域を盛っているので十分に出して制作しないと仕上がりが低域スカスカになります。また100Hz付近のブーミーな低音の押し出し感が弱い(極低が出ているのでそう感じる)ので、出しすぎると本当にブーミーになります。
リスニング用途としては本当にすばらしい低域ですが、音楽制作では低域に関しては前モデルの10-Bのほうがバランスが見えやすいです。
HT さん
(2017/06/04)
2
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
3.5
音漏耐性
4.0
color:規格なし
業務用モニターの皮を被った万能リスニングヘッドホン
紙箱の中に直接入ったヘッドホン本体、付属品は一切なし。
本体デザイン、パッケージング、すべてが質実剛健。業務用モニターヘッドホンそのものです。
しかし、出音はその限りではありません。豊かな中音域が演出する深い音場はボーカルや楽器の距離感を演出し、聴き慣れた音楽、大好きないつものあの曲を新たな角度から体験させてくれます。しかも、携帯音楽プレーヤーでも十分に音量がとれるほど鳴らしやすい。
つまりこのヘッドホンは長時間の鑑賞に耐える業務用ヘッドホンの丈夫さ、軽さ、シンプルさと、音楽の楽しさを再認識させてくれるリスニングヘッドホンの良いところを併せ持った万能ヘッドホンなのです。
モニター用は視野に入っていない、リスニング用ヘッドホンを探している人にも一度このヘッドホンを試して頂きたい。この価格、この扱いやすさでこの出音。当分これで不足になることは無いだろうと私は思います。
せぼね さん
(2017/04/22)
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
リスニングに最適なモニターヘッドホン
ここのレビューの評価を見てからeイヤホンで試聴。モニター機のわりにはiPhone直挿しでも繊細で尚且つ迫力が有りよかったです。 すぐ購入して自宅のpc環境で2週間使ってみました。試聴した時と比べて音場が広がり、より広いジャンルに合う環境になったと思います。 いいヘッドホンでした。
とっしゃん さん
(2017/04/18)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.0
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
無評価
遮音性
4.0
音漏耐性
無評価
color:規格なし
イヤーパッドだけ残念
全体的な作り、音質などとても良好で満足なのですが、イヤーパッドだけいまいちです。製作側のインタビューではイヤーパッドもこだわったそうですが、かなり薄めなので外耳が圧迫されて痛くなります。また耳とユニットの距離が近くなりすぎて、せっかくの定位の良さが損なわれてしまいます。他社のイヤーパッドを使うようになってからぐっと印象が良くなったので是非試してみてください。
さかな さん
(2017/03/06)
1
満足度
4.5
高音の質
4.0
中音の質
5.0
低音の質
4.0
細やかさ
4.0
迫力
4.0
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
生音を聴いているような感じ
今回購入したHA-MX100-Zは、モニターとはいえ、手持ちのSONY MDR-CD900STとは性格(目的)が正反対のように感じています。
モニターといえば、どの音がどのように聴こえるのかを分析的に把握するために、解像度を必要以上に高め、平面的な聴こえ方をする印象だったのですが。
HA-MX100-Zは、空気感や立体感を伴う、その場で生音を聴いているような感じ。
過度に解像度を高めていない自然な中高音。音楽全体の推進力を生む良質な低音。
音楽は、出てきた音の集合体で楽しむもの。個々の音を分析して感心することではないですよ、と教えてくれているようです。
コストパフォーマンスが高く、良い意味で、モニター臭くない商品だと感じました。
wish さん
(2017/01/15)
2
満足度
4.5
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
3.5
color:規格なし
楽器、声、それぞれの音がすごく生々しかった
このHA-MX100-Zを聴いた時に最初に高域が繊細ですごくナチュラルだなと思いました。また聴いていて次に思ったのがこの高域を支える安定した中低域です。このバランスがすごく絶妙で驚きました。そして、その音のバランスも相まって空間表現や音の定位感も素晴らしく言葉が出ませんでした。
ただ、ポータブルメインで使うにはコードが長いと思いました。据え置きヘッドホンアンプに繋げたままよく部屋の中を歩き回ったりする人にはいい長さかもしれません。あくまで、このヘッドホンはモニター用途でしょうからこれに関してはしょうがないなと思っています。
mu-ba さん
(2017/01/09)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
3.5
color:規格なし
凄くいい!
eイヤで試聴して真っ先に感じたことが「臨場感がある」と思いました。特に低音の迫力がすごく感じられた。
ボーカルの音もまるでそこにいるのではないかと思うぐらい解像度が高かった。
全体的に完成度が高く凄くほしいっっと思える製品だった。
よねれん さん
(2017/01/09)
1
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
4.5
遮音性
3.5
音漏耐性
3.5
color:規格なし
音色が魅力的。ポジティブモニターヘッドホン。
以前からHA-MX10-BやHPH-MT220などが気になっていたのですが、このたび、HA-MX10-Bのグレードアップ版のこちらが出たと知ったので購入しました。
朧げながらキャラが見えてきた感がありますのでレビュー致します。
~各音域の音量バランス~
おおむねフラットですが、超高音域を若干弱めているように感じます。
~フレージング~
・アタック(発音)
いたずらにエッジを立てて音の存在を主張しているのではなく、発音はむしろ柔らかめな印象です。
そういう意味ではあまり「高精細!これぞハイレゾヘッドホン!」って感じはしないかもしれません。
「疲れたときにも無理なく聴けるように」「高音が苦手な人でもスタジオで使えるように」という配慮なのでしょうか?
決してサ行が刺さったりはしないので、寝る前に聴くのにも良いかも?
・コア(音の持続部分)
私的当機のオススメポイント①
濃密で鮮やかで深い。音色の塗り分けが非常に上手。
音楽の各パートがそれぞれ非常に魅力的に聴こえます。
特にヴォーカル、管楽器、アコースティックな弦楽器あたりは本っ当に白眉。
単純に「気持ちよく聴こえる」のではなく、「音色を細かく表現できている」のが素晴らしいです。
・リリース(音の終わり)
私的当機のオススメポイント②
モニターヘッドホンらしさ全開で、非常に丁寧かつ精緻。
全音域で無駄な残響がほぼないうえに、録音されている響きの最後までしっかりと聴かせてくれます。
おかげでアコースティック楽器は異常にエロいですし、
コンテンポラリージャズ(ケニーGやら)、演歌(のバックバンド)などのリバーブ系のエフェクターを多様する音楽は、各パートのリリースがボヤけずにすごく心地よく聴けます。
~音場~
音場はモニターヘッドホンらしい(狭い)。
空気感は恐ろしく良く、ブレイク部(無音部)なんかはとても立体的に感じます。
~定位、各パートの聴き分け~
私的当機のオススメポイント③
バツグンでございます。
アタックが控えめなこともあってぐいぐい迫ってくる感じがしないのに、一つのパートに集中すると音を追うのが容易です。
逆説的ですが、定位がバッチリ決まってるとむしろ気にならなくなるんだなぁ、と。
この感覚をうまくお伝え出来ないのですが、音のビュッフェスタイルみたいな?
とても自由に耳を傾けられる感じがします。
~装着感、音漏れ.遮音性~
圧迫感はほぼ無く緩め、パッドは薄いけれど柔らかいです。
私の場合、5時間は着けっぱなしで平気でした。
音漏れや遮音性は装着感が緩めなのですが、密閉型としてはごくごく普通かな。
~短所~
・メガネが天敵
前述したようにオリジナルパッドが薄いため、メガネのテンプルの影響をもろに受けます。
材質がセルのものはほぼアウト。金属でも顔と眼鏡の幅が合ってないと同時使用は難しいです。
低音は逃げますし、音色は控えめに言っても30%ほど魅力を失うように思います。
・視聴できるところが少ない&販促が弱い
HA-MX100-Zの存在を知ったのが2016年12月の半ば。
で、近くにe☆イヤホンさん無いので、結局視聴せずに買うことに。
結果、先にHA-MX100-Z買ってれば、所持してなかったであろうヘッドホンが1つ部屋にあるという…。
田舎者にも優しさをくだせぇー…。
~リスニング用途としてどうなの?~
リスニング用としても、相当にハイレベルだと思います。
個人的に音色の魅力を活かしたジャンル、
歌もの一般、ジャズコンボ、フュージョン、コンテンポラリージャズ、室内楽、プログレッシブロック、レゲェ、スカ、ファンクあたりは非常にオススメです。
反面、エクストリームメタル/ラウドロック系、スパニッシュギターなどの音のエッジが魅力となる音楽は「もっと迫力欲しい!」となるかもしれません。
また、「音場の広さは譲れねぇ!」って方は他の機種を探しましょう。…そんな人はモニターヘッドホンを検討しないか。
~モニタリング用途としてどうなの?~
音のモニタリングには、各パートが埋もれたりせず、前述したように長時間ラクに行えます。
DTMやスタジオ作業は勿論ですが、その音色の良さから楽器やヴォーカルの練習をされてる方に特に強くお勧めしたいです。
また個人的には、この機種の特徴として、前向きに頭を切り替えさせてくれる点を推したいと思います。
作業時や練習時って、粗探しに終始しがちですし、それが元でメンタルが沈んじゃったりします(よね?)。
HA-MX100-Zは余裕のない時でも、音の魅力に目を向けさせてくれます。「この音をこう変えてみたらどうかな?もっと面白くなるんじゃないかな?」って。
少なくとも私にとっては、購入後一週間にして欠かせない相棒になりました。
モニターヘッドホンとしては、より人の創造的な面を後押ししてくれる機種なんじゃないかなぁ。
~まとめ~
発音の明瞭さ以上に、音色のコントラストの絶品さや各パートの存在感の絶妙さが魅力的な機種で、(私が言うのもおこがましいですが)音楽の楽しさを前面に押し出すというJVCらしさを感じます。
リスニング用としてもモニタリング用としても、その個性を如何なく発揮し、音楽を聴くにせよ作るにせよ新たな視座を提供してくれるのではと思います。
個人的にはコレを元にした、半密閉or開放型で音にもう少しエッジを持たせたリスニング向けヘッドホンも聴いてみたいなぁ…。
音まっしぐら さん
(2017/01/08)
3
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
3.5
音場
5.0
遮音性
3.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
ポタフェスで試聴して
ポタフェスでたまたま目についたビクタースタジオのブースで試聴してみました。試聴した曲はAimerのStarRingChildでDP-X1直差しです。
~音質~
エレキギターの音が超カッコいいぃぃぃ!!なにこれぇぇぇ!!というのが第一印象でした。同じ価格帯でこれほどエレキの表現力が高いヘッドホンはないと言っても過言ではないかなと思います。ロックの相性は抜群にいいです。エレキのモニターにも最適です。
~装着感、遮音性等~
イヤーパッドはそこまで厚くないので遮音性はそこまで高くなく、音漏れも少し心配な部分があります。ただ熱は籠らないので長時間の使用も楽だと思います。
~まとめ~
通勤通学で使うよりも家で使いたい、そんなヘッドホンです。ロックをよく聞く方や、エレキギターのモニター用にヘッドホンを探している方は是非試聴してみてください!!
絶望の伝道師 さん
(2017/01/01)
1
満足度
4.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.0
細やかさ
4.5
迫力
4.0
音場
4.5
遮音性
3.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
これは欲しい....
イーイヤホンにて視聴しました。
まず一聴して「 えっすご、これ欲しい」と思いました。
口コミは聞いていましたがモニターヘッドホンと言うことで聴き疲れしやすい高解像度のカリカリした音なんだろうな〜と思っていましたが、見事に裏切られましたね。
他の方が言うようにリスニングにも全然いけます。というかこれでいいです。
上手く伝えられませんがイーイヤホンに行ったらまずこれは聴いてみてくれ!!!
と友人には言うでしょう。
のり さん
(2017/01/01)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:規格なし
音楽のモニター
この機種を聴いて始めに思った事は、この機種は音をモニターするものではないということです。
今までのモニターヘッドホンは、音場が狭めでカリカリの解像度と音で、音楽ではなく音をモニターするといった傾向の物が印象的で長時間作業に使われるにも関わらず長時間の使用で耳が疲れるという物が多くありました。しかし、この機種はモニターヘッドホンにしては音場は広く滑らかに音楽が流れ、それでいながら解像度もしっかりあるので音ではなく一つの音楽をモニターする事が出来ます。
これまでのモニターヘッドホンとは大分違うヘッドホンですが、このヘッドホンならば本当の音楽といった物を作れるのではないかと思いました。
あと、個人的にはケーブルの長さと見た目だけ気にしなければリスニング用途でポータブルでもいけると思います。
カミカゼマン さん
(2016/12/27)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:規格なし
ポタフェス
看板に偽り無し!聴いたら欲しくなるヘッドホンでした。モニターヘッドホンとは謳ってますが、ポタフェスでメーカーさんが言っていた「聴いて楽しければモニターヘッドホンだろうとリスニングヘッドホンだろうと関係ない」という言葉から、素晴らしいリスニングヘッドホンであると思います。
特性やら技術的なことはわかりませんが、良いものだということがわかれば、それでいい。
難しいことを考えずに音楽を聴く原点を思い出させてくれました。
gap さん
(2016/12/26)
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
4.0
細やかさ
4.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
「歌うモニター・ヘッドフォン」 HA-MX100-Z
先日のポタフェスでお目当てのひとつ、VICTOR STUDIOのヘッドホンHA-MX100-Zを試聴しました。当日のブースには「試聴すると欲しくなります」という警告?が張り出してありました。 ふ~ん。
HA-MX100-Zの外見はいかにも現場で使用するための機能最優先のデザイン。見た目よりも軽く、密閉型とはいえ装着感もそれほどタイトな印象はありません。
そして、何より出てくる音が、モニターというイメージとは少し異なる印象でした。
特に気に入ったのが、試聴時のiPadからJVCのポタアンSU-AX7を通して出てきたJazzの音。
ライブハウスの「かぶりつき」です。
ポタアンでしっかりとドライブされ躊躇なくリスニングとして使えるし、アコースティック楽器が気持ち良く鳴って、演奏している現場の空気感まで感じさせてくれる音。 ツボです。
う~ん、プロフェッショナルが機材の特性を十分理解して組み立てた試聴環境ならではの結果なのか、それとも私のモバイルリスニングでも戦力となり得るのか、この日いちばん印象に残った試聴でした。
ということで、1日自分の脳内環境で何度も試聴時の音を再生した結果、e☆イヤホンでHA-MX100-Zを購入してきました。
私の使用環境はモバイルリスニングがほとんどなので、レジで購入後に店内のe☆イヤホンクリニックへ直行してケーブルの長さを1.5mまで短くしてもらいました。待つこと小1時間で作業完了。
さっそく、Fiio X-5 2ndからPortaphile 627で使用開始です。 ふふふ…。
今後の使用によって音にどのような変化があるのかわかりませんが、3.5mmアンバランス接続での歌いっぷりに目尻が下がります。
あとは、使用環境を考えると、イヤーパッドを交換し、もう少し遮音性が上がって低音の量感も増えてくれれば、これから迎える冬本番の通勤時間を楽しく過ごすことができるようになるのではないかな、と感じています。
sesameee さん
(2016/12/26)
1
満足度
4.5
高音の質
4.0
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
ちょっとすごすぎる
最近個人ブログでちょこちょこ見かけるこのヘッドホン
ポタフェスで目立つ場所にあったので何気なく聴いてみたら、あまりの凄さに数曲流しで聴いてしまい、そのあと店舗に行ってずーっと聴き続ける始末
試聴環境はmojo→本機
普段は家でK812やQ701、T5pを使用していますが、この音数の多さと解像度の高さには正直驚かされました。
流石に曲の表現力といった点ではK812に劣りますが、音の解像度や正確さについてはこの2万そこそこのヘッドホンは完全勝利しています。
曲に含まれる全ての音を正確に表現することに関しては、最強のヘッドホンといっても過言ではないでしょう。
あんかけ さん
(2016/12/19)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
3.0
遮音性
3.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
リスニング用にも
ポタフェス2016 VICTOR STUDIOブースにて試聴させて頂きました。
試聴環境はDP-X1に直挿しです。
音は確かにモニター系の音ではありますが、SONYのMDR-CD900STなどと比べると聴き疲れしにくく、解像度も申し分なし。
特にハイレゾ音源での試聴時には、普段あまり聴き取れていなかった音まで細かく鳴らしてくれて、その情報量の多さに驚かされました。
装着感もなかなか良い感じで、長時間の使用も問題ないレベルに感じました。
デザインはいかにもモニターヘッドホンと言いますか、左右を青赤で識別できるようになっているので使い勝手は良いと思いますが、デザインという意味では好みが分かれるところでしょうか。
モニター用の使用は勿論ですが、作り手の聴かせたい音を聴きやすい形でしっかり鳴らしてくれる良い製品だと思いますので、通常のリスニング用としての使用もオススメです。
reyn さん
(2016/12/18)
1
満足度
4.5
高音の質
5.0
中音の質
4.5
低音の質
4.0
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
4.0
遮音性
4.5
音漏耐性
無評価
color:規格なし
ポタフェスの試聴で聴いて
一言で言ってすごかったです!
音の広がり、音の立ち上がり、アタック感が別次元でした。
普段はSONYのMDR-CD900STで聴いていますがニュアンスが似ていますが音の表現力の違いに圧巻されました。細かいニュアンスの違いに圧巻です。
いつかは欲しいと思えるヘッドホンでした。
こっしー さん
(2016/12/18)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
5.0
音漏耐性
5.0
color:規格なし
2万円台では物凄いヘッドホン
ポタフェス会場にて視聴させていただきました。刺さらず煌びやかな高音、ボーカルは、しっかりとした低音の上に定位していて聞き取りやすいと感じました。
しかし、私が自分のプレイヤーから聞いたFall Out BoyのThanks For The Memoriesを聴いたとき、3人ボーカルの曲なのですが、1人の声はしっかり真ん中に定位するのに、他の2人の声は、ドライバ付近に留まってしまい、物凄く「ヘッドホンのドライバから出ているサウンド」だと感じてしまいました。この点は、ぜひとも改善してほしいと思います。
Kirichan さん
(2016/12/18)
2
満足度
4.0
高音の質
5.0
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
3.0
遮音性
無評価
音漏耐性
無評価
color:規格なし
先代からの進化が
先代HA MX10-Bの毛が生えたくらいだろうなと思って試聴しました。
ところが、カッチカッチのモニターの音でなく、空間で聞いてる感じそのままで大変驚きました。
完全ではないですが、モニタースピーカーから耳に入ってくるあの「音」ですね。
個々の音が細かく追えるんだけど、追い過ぎても疲れない。楽に俯瞰でみえる、そんな感じです。
ポタフェスのJVCさんブースでハイレゾデータを聴いてそう感じましたが、意地悪なのでそうでない環境、iPhoneではどうだろうと秋葉原店で視聴しました。
データがデータなので空間は縮小されるけど、それでも感じることができました。10-Bと比べても違いがはっきり。
モニターではっきり聴きたいのでしたら10-Bの方が良いですが環境的にモニタースピーカーが置けないところでも、とりあえずこれなら確認できると思いますし、音楽作らない方でも
リスニング用でベストだと思います。
【追記】
辛抱たまらず買いました。今試しでモガミ2893にリケーブルしてますが、更にくっきりしてこっちの方が好きかも。
うえぽん さん
(2016/12/17)
2
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
無評価
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
たしかに欲しくなります
※ポタフェス2016で試聴※
「聴いたら欲しくなります」
などとJVCさんご本人(社)も「恥ずかしいPOPで申し訳ありません」っておっしゃってましたけど。
でも、聴いたら私は本当に欲しくなりました。
人によって評価が割れているヘッドホンですが。。。
聴いてみたら伸びる高域、豊かな中域、誇張はされてないけど十分な低域。
聴き疲れしない音ですし、結構軽いので装着感も違和感はありませんでした。
JVCの方曰く、プロユースなんで基本はすべての部品が交換できるとのこと。
長く使えるのは私みたいな素人にもうれしいです。
リファレンスヘッドホンがどんなものかはレベルの低い私にはわかりませんが、バランスがいい音を聴けるヘッドホンだと思います。
(あくまで個人的感想です)
SEKI さん
(2016/12/17)
2
満足度
4.5
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
4.0
細やかさ
5.0
迫力
3.5
音場
5.0
遮音性
3.0
音漏耐性
無評価
color:規格なし
是非一聴を。
JVCは国内でも大分知名度が高く、ここに来る人なら知らない人はいませんね。そうです、あのjvcです‼︎私が持っているjvc製品は大昔に買ったやす〜いイヤホン・FX850・それに丁度今日、新製品のHA-FW01を購入しました!(余談ですがFW01、めっっちゃいいです。はい。まだまだレビューが少ないですがfx850は低音の量と迫力が売りでしたが、こちらは低音の質が上がり音場もとっても広くなってます。エージングで大分音が変わるので今後レビュー追加します。)
本題ですが、私のイメージからすると[jvc=wood=暖かい音]なのですが、【HA-MX100Z】は珍しくプロ向けのモニターヘッドホンのようです。試聴は夏に1度、先月1度しております。
印象としては、ヘッドホンとして価格はあまり高いとは言い難いレベルで、あくまで25,000円。モニターと言うだけありとても細かい音を拾っています。ただ、(私のjvc=暖かい)のイメージからか、モニターと言っても無機質で正確!と言うよりは中音域にフォーカスを向けバランスを整え、イメージ通り軽い余韻が残るような音でした。この点、あまりプロ向け仕事用!みたいなかんじではないなぁ〜と、、。しかし逆に余韻がありしっかりとした低音も出ておりかかく相応、それ以上、な音ではあると思います。 音は確実に1度ご自身で試聴してくださいね!
装着感ですが、これはいい‼︎‼︎項目に装着感があれば確実に☆5です!パッドはふにゃふにゃすぎるかと思いきや長時間装着できヘッドの調節もいいかんじ!ある意味装着感の点でプロ向け作業用です(笑)デザインは好き嫌いあるでしょうがso○yの某ヘッドホンと似た感じで、fw01と同じように左右赤青。私は嫌いじゃないです(笑)
総評ですが、モニター!ともリスニング!とも言い難い機種なのですが、バランス良く、装着感もいいです!価格にはしっかり見あってますよ!是非一聴を。
abco さん
(2016/12/10)
8
満足度
4.0
高音の質
4.0
中音の質
4.5
低音の質
4.0
細やかさ
4.0
迫力
4.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
密閉型最終兵器
正直この値段でこの音はねぇだろう〜、オレらの迷う楽しみ奪ってくれましたねぇ〜、JVCさん!。モニターと思いきやリスニングも十二分に対応する懐ろの深い音は日本企業の凄みが、底辺深く残っている証では無いかと嬉しい気持ちにさせてもらいましたよ。手持ちの密閉型のT5p 2ndと比較しても良い勝負してるし、オーテクの2000Zと1000Zなんか売却リスト入りだよ、参ったね〜。続いて音質!詳しく無いから思った事ストレートに書きます。[高音]刺さらないのは当たり前、キラキラ感は僅かに抑えつつ確りと天上まで描く。解像度は僅かにT5p2ndが優位。T5p 2nd 5点、2000Z 4.5点、1000Z 4点[中音]引っ込み感まったく無し。ボーカルは近め、ハッキリクッキリでも聴き疲れしない絶妙感。男が得意?女が得意?何言ってんの〜?基本モニターなんだからどっちもイケるクチです。T5p 2nd 4.5点、2000Z 4点、1000Z 4.5点[低音]ここは評価が分かれるかな?モニターにしては出過ぎと思う人、いやリスニングでは最適と思う人。楽曲(Rock、EDM等)により生み出される凄みのある低音を波動砲の如く出力120%で撃たれるとキツイね〜。クラッシックはこの位が丁度良い感じだなぁ。T5p 2nd 5点、2000Z 4点、1000Z 4.5点[装着感]緩い!典型日本人頭形状の横広59cmで緩い!でも真ん中をGradoの如くグィっと曲げて調節可能。ナンダカンダ書いて見てもスキが無いよ。スゲェ〜ヘッドホン!コレが諭吉で約2.5枚とはハードル上がったなぁ、他社どうすんだろね。あっ!ケーブル長いとか、交換出来ないとか言うつもりサラサラ無いっす。モニターの意味する所が分かってれば、当たり前っすから。勝手に遊びますよぉ〜。
カイスギ さん
(2016/09/05)
2
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.0
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.5
音漏耐性
4.0
color:規格なし