商品レビュー
1件の商品が見つかりました。 1-1件を表示

Pioneer DJ
HDJ-S7
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
DJ仕様の高音質リスニングヘッドホン
*デザイン*
悪くはないが、小さいハウジングと太いヘッドバンドのバランスに違和感を感じる
*高音の質*
透明感や伸びが良く広がりがある
とても滑らかで、このタイプにありがちな中域の薄さも感じない
やや響きが乗るが抜けは非常に良いと思う
ボーカルは色艶があるという程ではないが厚みがあり、しっかりと主張してくる
刺さりはない
*低音の質*
低域の情報量や分解能はそこそこだがパンチがあり、立ち上がりが速く、音の終息がクリーン
非常にノリの良い低音
他の帯域に被る様子はない
*フィット感*
DJ用ということで側圧はやや強めだが装着感は良好
*外音遮断性*音漏れ防止*
一般的よりもやや良好な感じ
*携帯性*
ヘッドホン自体がコンパクトで専用のケースも付属しているので特に嵩張ることはなさそう
*総括*
HDJ-CXを所有しているのですが、基本的なバランスの部分では同傾向と言って良いかと思います。
しかしながら、一聴してHDJ-CXに比して音数が多く、広がりや臨場感が増して聴こえます。
HDJ-CXの質をもう一段上げ、ややリスニング寄りにチューニングしたのがこの機種といった印象です。
HDJ-X7に比してはドライバーサイズ(HDJ-X7は50mm、当機種は40mm)の違いからか、やや狭い空間で鳴っているような感じは否めませんが、音の厚みはこちらのが感じやすく、総じて音の濃さがあります。
ですが、濃厚過ぎて空間の見通し良さを曇らせない辺りのさじ加減は絶妙です。
また、HDJ-X7はドライバーの大きさに基づく音の遠近感(立体感)を感じますが、当機種は割と全ての音域で主張してくるイメージです。
このような全帯域が主張してくるような傾向はボリュームを上げると煩く感じがちだと思うのですが、当機種は歪が少ないのか音量を上げても煩くなることはなく、却って躍動感が増す印象です。
HDJ-CXとは明確な価格差を感じさせる素晴らしい機種だと思います。
ネガティブムーブメント さん
(2022/12/31)
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.0
迫力
4.5
音場
4.5
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:ブラック