mojo → jade casa → AKG K812で使用した感想です

mojo → jade casa → AKG K812で使用した感想です。



音の明瞭さはmojo譲り。芯がしっかりした力強い音になり、かつサウンドステージが広がり鳴り方に余裕を感じる。



mojoは粒の細かな音を鳴らしてくれるがその粒一つ一つが少しザラついてる印象(ノイズではなくmojoの音の響かせ方による独特な余韻のようなもの)。人によってはこの独特の余韻が音のリアリティに貢献していると感じるかもしれないが、自分にとっては少し聴き疲れする原因になっていた。また中域をメインに鳴らすので高域、低域の伴奏が鳴りを潜めてしまい、音楽としてのバランスに欠くように感じた。



jade casaは音のザラつきを綺麗に削り取ってなめらかなにしてくれる。かといって音をのっぺりさせるわけではなく、程良い抑揚と伸びのある余韻を与えてくれる。中域の存在感はそのまま、高域の主張を強めてくれる。また低域の押し出しを丁度良いと感じる水準まで引き上げてくれて、全体としては調和のとれた、聴いていて気持ち良い音楽に仕上げてくれた。



要約すると

mojo「頑張ります！」

K812「キミ、音数多いのはいいんだけど、ちょっと音場狭くない？伴奏がごちゃごちゃするんだよね。それとボーカルはもう少し滑らかな方がいいかな。あと低音出てなくない？」

jade casa「任せろーバリバリ」

K812「ええやん」

jade casa「^ ^」

mojo「^ ^」



余談ですが試聴無しで購入しました。

mojoはともかく、K812を店舗まで持っていくのが億劫だったので。

jade casaがK7--シリーズと相性が良いとのネットの評判と、eイヤTVの録画で見たorb営業の人の人柄で購入を決意しました。