商品レビュー
2件の商品が見つかりました。 1-2件を表示
MUIX
IX1000HE
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
「欲張り」でいいんです
【デザイン】
ボディはややチープな印象だが、プラグやケーブルの質感は悪くない。
ボディは薄型で軽量故に、フィット感の調整もしやすいので、
人を選ぶ傾向は少ないと思う。
【音の傾向】
◯高域は鋭さを抑えつつ、窮屈さを感じさせない出音。
中高域に少しアクセントを利かせることで、メリハリを持たせている。
◯ボーカルに厚かましさは感じられず、すっきりと描く。
中高域にアクセントがあるので、音の出方はフラットではなく、
音像が前後にブレたりする。しかし、不自然さはそこまで強くない。
◯低域は音像が絞られており、押し出し感もあるので、
量は少ないが、不足に感じることはない。
また、価格の割には音場に広がり感があり、どの曲も軽快に描く。
音の分離についても申し分ない。
【Active Bass に切り替えると...】
他の帯域に影響を及ぼすことなく、
ベースの量感のみがコントロールされ、存在感が増す。
ただ、切り替えた後もやや重心が高めで、迫力の変化はごく僅か。
音質に極端な変化はないので、気分やシーンに合わせて
積極的に使うことをオススメする。
【使い勝手】
ダイアル式サウンドコントローラーの切り替えはしやすいと思うが、
心配なのが耐久性。低価格なので余計気になる。
また、物理的なコントロール機構なので、切り替えた後の
左右のドライバー特性をこの価格で揃えられるのか、少々気がかり。
ある意味、MUIXの技術力が問われる機構でもあると思う。
【総評】
「音を切り替えられるイヤホン」と聞くと、
音質よりも、技術的な面白みを売りにした、
「ネタ」っぽいイメージを抱く人が少なからずいるかもしれない。
しかし、このイヤホンのコントロール機構は、間違いなく「使える」機能で、
一聴すれば、今までのネガティブなイメージが払拭されるだろう。
「フラットな音もいいけど、たまには低音も欲しい!」
「様々なジャンルの曲を聴くが、イヤホンは一本に絞りたい」
そういった方には、ぜひ手に取っていただきたい。
ゲスト さん
(2019/12/02)
満足度
4.5
高音の質
3.5
中音の質
3.5
低音の質
4.0
細やかさ
4.0
迫力
3.5
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:ブラック
MUIX恐るべし
思わず「待ってました!」と喝采を送りたくなったこのイヤホン。
以前から音質の切り替えができるIX1000に興味があったのですが、タッチノイズが嫌いなので耳掛けできるタイプの発売を心待ちにしておりました。
音質切り替え機能は確かに変化を実感できるもので、Active Bassにして迫力ある低音を楽しんでいます。
また音の分離がはっきりしているので、ひとつひとつの楽器が聞き分けられる点もすごいですね。
ステムの口径は標準的な大きさなので、大抵のイヤーピースは使えると思います。
自分はお気に入りのfinalEタイプを使用しています。
たった6000円なのにハイエンドの名に恥じない性能があると思いました。
何よりイコライザーを弄らなくても2つの音を楽しめる点が素晴らしいですね。
有線のイヤホンだと他にshureのSE215SPEやnuforceのHEM1を持っていますが、それらと比べても遜色無い出来だと思います。
遮音性はSE215SPEに比べると一段劣りますが、普段使いには充分で、音漏れもあまりしていないようです。
ただパッケージはそれなりに豪華なのですが、イヤホン本体やケーブルの見た目は少々安っぽく感じます。
気楽に使えるという点では良いかもしれません。
付属品についてはIX5000にはハードケースとクリップが付いていたようですが、このイヤホンにはレザー調のポーチが入っています。
最後にMUIXさん、次回はワイヤレスのイヤホンを期待しています!
KIYO さん
(2018/04/30)
4
満足度
5.0
高音の質
4.0
中音の質
4.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:ブラック