リスニング用途なら、371より361。

オーディオ好きなこともあり、普段から海外レビュアーを良くチェックしています。私が信頼している　z reviews さんが称賛していることもあり購入。371とも聴き比べてみましたが、リスニング用途なら361です。聴き疲れする事もなく、ながら聴きなどにはピッタリです。ポタアンを通して聴いてみると、低音をしっかりと底上げ出来るので、また違った表情を見せてくれるヘッドホンです。また、モニターヘッドホンの中では随一のクッション性により非常に耳あたりが良いです。メーカー3年保証もついているので、長く付き合える名品だと思います。

密度の高い濃い音

1万円前後の他のヘットフォンと比べると、密度が高い濃い音を聴かせてくれます。
音場が狭いものの、解像度と分離能がきわめて高いからです。音全体の見晴らしが良いです。

フラットと言うより、やや中高音の主張が強いです。
高音は、AKGらしく線が細く硬い音。
中音は、きわめて自然。ボーカルが近いです。
低音は、AKGらしい上品(淡泊)な音。音圧は強いです。

モニター用であるため、情感より、ひとつひとつの音を分析的に聴くことが優先されます。

ヘッドフォン技術の日進月歩をひしひしと感じます。この価格帯で、ここまでひとつひとつの音を聴かせながら、聞き疲れがしにくい製品が出てきているのですね。