Marsの音

かなり音が変わるケーブルです。
音場が横にかなり広くなります。全体的に上品な音です。

Marsの虜に

2.5mmと3.5mm接続で音の印象が変わりますので試聴をオススメします。2.5mm接続では、タイトな低音域、美しい中音域、高音域はシャープで煌びやかに伸びますが、どこか優しく上品な音を奏でます。3.5mmではまったりとしてとにかく優しい印象です。3.5mm接続の方が低音の量感が多く広がる感覚があるので、クラシックを聴くときに使用しています。とにかく解像度が高く、ボーカル表現が美しいです。ケーブルの取り回しも良いので、お気に入りのイヤホンをレベルアップさせるのにオススメです。特に定位が良く、分離感のあるイヤホンとの相性は抜群だと思います。使用環境:AK320、MASONII

バランス接続は輝きを感じる

このMarsですが、3.5mmアンバランス接続と2.5mmバランス接続でかなり音の傾向が変わります。
3.5mmアンバランス接続だと柔らかいまろやかな音、2.5mmバランス接続だとキラキラとした独特の響きを持つ音が出ます。
自分は2.5mmバランス接続の音の方が好みでしたが、これはDAPの音作りやイヤホンとの組み合わせにもよるので、Marsを検討する際はどちらも試聴してみた方が良いと思います。
なお、同社のLeonidasと比べるとボーカルが少し下がり、楽器の音が艶良く明瞭になります。
低音はこちらの方が出ている様に感じますので、低域～高域まできっちりと鳴らしきれ、しかも取り回しやケースへの納まりも良いと、ハイエンドケーブルの中ではかなり満足度が高いです。
ただ、このケーブルの音に慣れると、オーグライン+PTやLeonidasの音も聞きたくなるという、リケーブル沼が目の前に広がる羽目になりました･･･