真鍮版コレイルとはかなり性格が違った印象です

前作BRASSは金属ノズルによる残響・高域に解像度と綺羅びやかさを付与してくれるイヤーピースでしたが，本作AL ALLOYはこれと比較すると残響感薄め&帯域はやや低域に寄ってフラット気味になり総じてドライで解像感にフォーカスした様な出音になる印象です．
これによりイヤホンとの相性にもかなりの変化が見られ，Brassでは低域が高域に隠れてしまうor音が散らかり過ぎる機種などにもAL ALLOYは積極的に採用できるようになった一方で出音が地味目な機種にハリ感を足す・樹脂製イヤホンに対して響きを付与するというような使い方は依然としてBRASSの方が得意なようです．

上述の理由もあり，特に金属筺体/ノズルの機種との相性は今作の方が優れている印象です．
全帯域の解像度を上げつつリリースを下手に残さない調整は前作のような一発で判るような派手さこそ無く音像のボケの無さも相まって地味な印象に繋がることもありますが，本体部分のチューニングをぼかさず克明に届けるという性格故 人によっては本作がベストイヤピとなるイヤホンも決して少なくないのではないでしょうか？

本作の登場によりハイエンド系イヤーピースの選択肢もますます層が厚くなってきました．これら高級イヤピは値段こそ嵩みますが，どれも個性的かつ自然な味変/音質変化をお手軽に実現してくれるため手元に数種類確保しておくと結構楽しいです．
COREIRシリーズはチタン版/ステンレス版など製品化未定の派生作の存在も公表されていますしこれからの商品展開にも期待したい所ですね.

MOMENTUM True Wireless 4で使えます

Hiは綺麗にくっきり、Loも引き締まってくっきり聴こえる素晴らしいイヤーピースです。
MTW3では蓋が閉まらないというレビューが有りましたが賭けで買ってみたところ、MTW4ではバッチリ使えます。付けたまま充電ケースの蓋も閉まって充電も問題有りません。が、少しケースとイヤホンの接着が甘く、純正のようにカチッとハマりません。

初の高級イヤーピース

今までは安価なイヤーピースを買うことが多かったので、自分にとっては初の高級イヤーピースです。
音がはっきり明瞭に聞こえるようになったと思います！
装着感も好みなので、リピ買いしてしまいそうです。なかなかお高いですが、買ってよかったと思える一品です！

とても聴きやすいです

前のブラスと聴き比べると、とても聴きやすくなります。

BA型のキンキンシャリシャリした高音の癖が抑えられ、とても聴きやすくなります。

ド派手なドンシャリ型には効果覿面です。

逆に、もとから大人しい音色のイヤホン(FW10000など)は、メリハリが更に抑えられ、相性が良くないと感じました。

欠点は、イヤーピースの軸が浅いので、ノズルが奥まで入らないところです。

イヤーピースのサイズは、一つ上のサイズのほうがフィットすると思います。

音の粒感がクッキリするだけではない！音が力強くなる点が差別化ポイント！

音の粒感がクッキリするだけではなく、１つ１つの粒が力強くなりました。気のせいではありません。

同時期にAZLA SednaEarfit ORIGIN Standardも購入していたので聴き比べました。クッキリ聞こえる面では、同程度ですが、本製品は音の出力が際立って向上します。クッキリと出力向上を望む人にはこれ以上ないと思います。

デメリットを挙げるならば、イヤホンを取り外す際に、毎回イヤーピースが外れて耳に刺さったまま残ってしまいます。1番小さいSサイズで起きており、他のイヤーピースでは起きたことがありません。私は音質さへ向上すれば良いので全く気にしないのですが、気にされる方はご参考まで。買ってよかった〜聴いていて楽しい〜♪

前作とは別物!

前作のコレイルは余韻が出てハイが強いイメージでしたが今回のは音が引き締まります。引き締まる分、音がゴチャゴチャせずに音の分離が際立ちます。高音が出てるのですがボーカルを邪魔することも無いのでとても良いですね!前作よりも空間表現が狭くなりますが音が綺麗に纏まるって感じで個人的にはベストマッチして良かったです。
ただ1点ノズルから抜けやすいのだけは改良して欲しかったです。

全域

全域バランス良くE5000イヤホン＆オブシディアンリケーブルが心地良い印象に