今日もこれでいいや

よく「3万円以上のヘッドホンはあとは好みの差」って聞きませんか？
まさか…と昔は思ってましたが、今はその通りだと思います。（要は味付けが違うだけ）
今日も手元にあるW5000やK812をスキップして1440を接続し、アンプの電源をオン！

バランスが微妙？

環境の問題かもしれませんが、ちょっと音はざらついている気がしました。
解像度は高いのですが、丁寧な音には今一歩足りない印象。高音が強すぎるのでしょうか。装着感とデザインは素晴らしい。でもちょっと重い。開放型の良さは十分に感じられました。

高音が煌めく

きらきらと煌めくような高音がとても好きです。
特に、女性ボーカルや、アコースティックギターとの相性が抜群です。
少し大きくて重いので、HD599ばかり使っていますが、また聞いてみたくなってきました。
個人的には、オーディオ沼に踏み入った第一歩のヘッドホンでもあり、感慨深いです。(遠い目)

素晴らしいオープンタイプのヘッドホン

高音域・・・響きが高い位置で鳴っている。粒立った高音が上で弾けるよう。刺さりはないです。SHUREらしい音楽を彩る高音。
中音域・・・素晴らしいです。開放型としての音抜けの良さを一番感じるとともに、ボーカルの近さを感じます。男声・女声問わず、艶やかな音が鳴ります。後述する低音と合わせて、まるでスタジオで収録に立ち会っているような感覚になります。真に迫る中音域です。
低音域・・・これがとても素晴らしい。決してドンシャリではない。音量で解決しない低音で、一番の魅力はその音程のアピール。音価が示されるように、低音の動きが分かりつつ、ボワ付きや音量を増すだけの低音ではないです。一本の太い線が見えるような低音です。でもバランスとして大きいわけではなく、中音域・高音域とともにそれぞれの輪郭が見える形です。開放型の恩恵を受けた素晴らしい低音です。低音は音楽を支える役割だと、はっきり分かります。

装着感・・・かなり良いです。つけていてなんら苦痛はないです。重さも感じません。ヘッド部分はクッションがあり、乗せている感覚はありません。イヤーパッドはベロアでとても優しいです。(スペアも付いてます！)

接続・・・mmcx(ですかね？)できちんと繋がっているので問題は全くありません。

これは素晴らしいヘッドホンです。
音楽としてのアピールを軸に、モニターとしての音の再現性、粒立ちを持っています。
今まで気付けなかった副旋律などがハッキリとわかります。それも音楽の一部としてです。
是非ともおすすめします。

※開放型なので、家用です。

開放型なのにモニターサウンド。

開放型なのに音場感はそこまで広くなく、音が近くで聴こえます。脚色感が一切なく、非常に明瞭かつ端整なモニターサウンドで、リスニングに振った機種が大半を占める開放型としてはやや異色な存在と感じます。
また遮音性や音漏れについても他の開放型のダイナミックな開放感よりもかなり控えめで、「半開放」ぐらいの感覚が近いかも。
スマホや非力なDAPでも音量は確保できますが、音質的には低音が少ない割に高域がやたらと出て少しピーク感が耳障りに感じるかも知れません。しっかりと駆動できる環境であれば、耳障りなピーク感は無くなり、フラットで透明感のある素晴らしいサウンドが堪能できます。

鳴らしやすいヘッドフォン

結構いろんな曲でなりますが、聞き疲れするような気がします
しかし、アンプがなくても使えるのはいいと思います