商品レビュー
13件の商品が見つかりました。 1-13件を表示
DEVIALET
GEMINI II
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
卓絶とまでは言わずとも、卓越に値する
ワイヤレスの中でもやはり一線を画す実力です。
他の方が音質傾向は幾つも述べていると思います。その通りですね。
女性ボーカルをソフトに鳴らします。角は感じないかなぁという印象で、ややふくよかな音粒の存在感を感じます。半固体的です。ここが音場の広さと相性よく鳴らしている感覚です。
LowとHighについてはmidよりややクオリティが高めに感じます。lowも相当豊かになる方です。暴力的な訳でもないので聴きやすい方です。
気になったのはイコライザの融通が効きにくいかなと言う点です。とくにV字に弄った時の不自然さがどうしても出てくる印象です。highとlowを盛るにしてもmidは多少伴わせてあげなくては違和感が産まれてくる感覚でした。逆にmidは相当融通が効きます。
装着感に難ありというのはまさに感じました。デフォのイヤピでは浮く→sednaearfit max 筐体が耳から浮いて安心感微塵もない→baroque も同様→Daruma audio すずらん初版時に付属してきた開口部がとんでもなく狭いイヤーピースでjust
という感覚です。小さめのサイズを選んであげないとフィットしないですね。
音質自体は有線ユーザーでもこいつはとんでもないなと感じるかなと。装着感に難アリということで試聴できる環境があるなら1度目安はつけて上げてからの方がいいなと
接続安定性に問題は見られないですので、近々で発売されたB&W pi6、pi8辺りよりも扱いに困らないと感じます。
連続再生時間5時間に対して短いと感じない方は候補としてはNo.1に入れて頂きたいイヤホンです。
denx_ さん
(2024/11/29)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:Matte Black
これはもはや一つの楽器
前作の迫力はそのままにさらに繊細な表現が秀逸なイヤホンになりました。
各帯域の評論は他の方にお任せして個人的な推しと思う感想を。
量感たっぷりの低域にも関わらずロックや音数の多いJ-POPも難なくこなせますがやはり一番長けているのはJazz/Fusion。
キラキラとした音粒のギミックを空間に配置するのが上手いボブジェームスやデイブグルーシン等のキーボーディストは特筆モノです。
そしてヴォーカル曲なら余韻感としっとりとした音色が活きるソウルバラードは鳥肌が立ちました。
ブラック特有の粘っこい歌声が伸びやかに天に向かって抜けていく快感は病みつきになります。近い、遠いではなく真っ暗な空間にピンスポが当たってそこだけ浮き上がるような感覚。1000人規模のホールの最前列にいるような、そしてヴォーカリストの顔まで目に浮かぶような不思議な気持ちになります。
オケに埋もれることのないヴォーカルの主張、ヴォーカルの陰に隠れることのないオケの存在感。
この音をハイレゾコーデックに頼ることなく形にしたブランドの技術力と自信に脱帽しました。
issy さん
(2024/09/07)
2
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
5.0
音漏耐性
5.0
color:Iconic White
きめ細やかで音場の広い音を求めて
高音、中音、低音と繊細できめ細かく、オーケストラの楽器一つ一つ聴きとれます。その上何と言っても音場が広く、コンサート会場のど真ん中で生演奏を聴いてる雰囲気が味わえます。低音についてはドンドンといった感じではなく、非常に上質です。全体的におとなしいですが、上品な音が聴きたい人にはお薦めです。
ドゥダヤン さん
(2024/06/30)
3
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
5.0
音漏耐性
5.0
color:Matte Black
沼の深みにハマらずこのイヤホン一台で十分なのでは?
DAPにリケーブル、ポータブルアンプや高価なイヤホンなど、いくらつぎ込んできたのか分からない私。しかし出張などで荷物が多いとき、気軽に聴けるワイヤレスも欲しいという欲求もあり(特に飛行機ではDAPは重いし有線イヤホンも取り出すのが面倒くさい)、色々と試した結果、本機にたどり着きました。
結論から言うと、二時間くらいであれば「もうこれでいいんじゃない?」と悔しく思うくらいの音質です。評価の高い低域音のすばらしさは言うに及ばず、中域音の力強さ、高気温の抜けの美しさは購入後、改めて気付いた美点です。購入時に他の無線イヤホンもいろいろと聴きましたが、音質については初代ジェミニも含め、役者が違うという印象です。スマホから操作するイコライザーも確かに優秀なのですが、そもそも、調整なしのベースの音が良い。購入直後は、「もう有線イヤホンは要らない、DAPもポタアンも全部売り払って、本機だけで過ごせる」と思うくらい感動しました。
ただし鑑賞時間が二時間を超えると、残念ながら、印象が変わりました。耳が疲れます。「もう音楽聴かなくてもいい」と思ってしまいます。ここはDAP+有線イヤホンがスゴいところで、この組合せであれば何時間でも「音楽楽しい!」と満足感をもって聴けます。いわゆる「ドンシャリ」とか「かまぼこ」とか、そういった評価言語には乗ってこない長時間鑑賞も可能にする懐の深さが、高級機の特徴なのかもしれません。
逆をいえば、一回に音楽を聴くのは1時間程度というリスナーであれば、まず不満は出ない優秀機です。そもそも2時間以上も音楽を聴くのは耳に悪いし、財布にも悪いので、この本機の購入で沼にハマるのを止めるというのは見識だと思います。i PhoneやMacヘの接続を前提とするならば、使い勝手もすこぶる良好。バッテリーも保ちます。
もっと早くジェミニⅡに出会っていれば、イーイヤホン通いをしなくてもよかったのかなあと自分の人生を振り返るくらい、すばらしい音質のイヤホンです。まあ私の場合、今からでは完全に手遅れですが。
やきそばぱん さん
(2024/06/10)
2
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.0
迫力
5.0
音場
4.0
遮音性
3.0
音漏耐性
4.0
color:Matte Black
未試聴で購入したが中々
普段Z1rにWM1Aのセット、スマホにドングルでその他のイヤホンで使用していたが、スマホ充電をしながら音楽を楽しみたく、TWSイヤホンもいくつか購入してきましたが、正直確かに無線としては高音質だが楽しくない、操作性が宜しくないという理由で結局は使わなくなりました。
どうしてもTWSで満足感を味わいたくなり、評判の良い本製品を未試聴購入。
今まで使ってきたTWSと比べて明らかに違うのは低音の質で、バーブラウンのアンプチップ入りのような包まれる低音。響くほど多いですがイコライザでいじったような、ただ強い感じではないです。この包容感の強い低音のお陰で音場は広めに感じます。
中高域は普通。というか、大きめのフルレンジシングルBAのような鳴り方で繋がりは良いが少しノイズ感も乗る。この辺に接続Codecの影響が少し出ている?
ですが、他のTWSのように高音質で原音再現という感じではなく、楽しく聴かせる音作りなので、つまらないという感じがありせん。
有線イヤホンのキンバーz1rに近い感覚で聞けるので、買ってもまたお蔵入りと言う事にはならなそうです。
ノイズキャンセリングはソニーしか勝たんと思っていましたが、本機は驚くほど優秀です。
ノイズキャンセリングONを前提に音作りをしているのか、外音取り込みモードにしても音質は変わりません。ノイキャンで音が悪くなる懸念も有りません。
総合的に、バーブラウン構成の大きめのポタアンに、非常に繋がりの良い1DD+1BAのハイブリッドイヤホンを接続してるような感覚になります。しかもほぼ静寂の環境で聞ける感じなので、皆さんのレビューを見て購入して正解でした。
残念な点を上げるとすると、対応Codecの少なさと外音取り込み、定位感です。
Codecの制限のせいか、中高域にノイズ感を感じる時が有ります。
外音取り込みは他社のような集音器のような感じではなく、ノイキャンがオフになっただけな感じで開放型イヤホン付けてるような感覚なので、普通に会話出来るほどではないかも?
低音により広さは感じますが、音の芯は頭内に定位する感じなので、G4のイヤホンや、耳珠イヤピースを装着したイヤホンに慣れていると中域が近すぎる感覚があります。楕円形のノズルなのでイヤピースは選択肢が少ないかもしれません。
こーち さん
(2024/03/07)
1
満足度
4.0
高音の質
4.0
中音の質
3.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
5.0
音場
3.5
遮音性
5.0
音漏耐性
5.0
color:Matte Black
ゲームチェンジャー的ワイヤレスイヤホン
有線イヤホンにポータブルアンプを通した組み合わせに限りなく近く
ウォーム感のある包まれる空間に引き締まった低音の迫力が気持ちがいい
音はひたすらに滑らかで光が差し込む薄暗い海のように穏やか
高級感のあるケースに小さなイヤホンが収まっていて
マグネットでイヤホンがしっかりと固定されている
しっかりと固定されているのに簡単に取り出すことができて
つるっと滑り落ちることもなく安定している
遅延は限りなく少なく接続切れもほとんどない
イヤーピースは大きめのものを使っても傘が潰れにくい構造
薄くすべすべしていて装着感が良い
専用のアプリでイコライザーや操作ボタン設定ができて
右はノイキャンと外音取り込み、左は開始と停止に設定してます
マルチポイントも使い勝手がいいです
SVANAR WIRELESSやFokusシリーズよりも高額な製品ですが
それらの高級TWSにはない機能性と利便性がある音質追及型のTWS
他にはない唯一無二なゲームチェンジャーなので
この価格は妥当なのかな
関係はないんですが
あるトラブルでeイヤに相談したら解決してくれたので
ショップにも製品にも満足しました
今のところ問題はないですが壊れずに日々使えることを祈ります
TWSは様々なパーツで構成されている精密機器だと思っているので
大事に扱いたいです
オク さん
(2024/01/27)
1
満足度
5.0
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
4.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.5
color:Matte Black
前作GEMNIとの比較
前作を失くしてしまったためyoutubeでのレビューやeイヤホンのレビューを拝読させて頂いた上で購入させていただきました。
前作とどのように変わったのか?(特に音質面)ですが、前作は荒々しくも圧倒的な低域の表現力が特徴で、低域のみに絞ればワイヤレスでこれを超えるイヤホンは無いと断言できる圧倒的な音質がありました。単純に音圧が大きいのではなく、耳から入った音が鳩尾に抜けていくような感覚を覚えたのはGEMINIだけで、正直この低音を味わうために大枚叩いたと言っても過言ではない魅力ありました。
対してGEMINI IIですが、はっきり言ってしまうと前作の低音を引き継いでいるとは言えません(低音の質が悪いという意味ではなく)
前作がタイトでキレのある低音と表現するならば、GEMINI IIはややウォームで量感の多い広がりのある低音という表現になります。なので、前作の殴られているんじゃないかと錯覚するような低音表現が好きだった方がこのイヤホンを視聴するとはじめはテイストの変化に肩透かしを食らうことかと思います。実際私がそうでしたので。
ただし、それ以外の部分。特に空間表現力・中音域・高音域は大幅にブラッシュアップされており、前作の荒々しいサウンドから一変、迫力と繊細さのある上質な音を凄まじい空間表現力で非常に心地よく聴かせてくれます。本作最大の魅力はまさにこの空間表現力と生々しい中音域・抜け感がありつつ絶妙に刺さらない優しくて繊細な高音域にあります。また、先程も述べたように低音域も劣化したという意味では決してなく、ウォームで広がりと量感がありつつも決してその他音域を邪魔しない楽曲の下支えとしてとてもリッチな音を鳴らしてくれます。
前作が荒々しくもパワフルな印象だったのに対し、今作は品の良さと迫力のあるサウンドに舌を巻いてしまう音であると個人的に感じます。なので後継機とはいえ全く特性の異なるイヤホンであると言えるのではないのでしょうか。
どちらの方がいい?と聞かれてしまうと正直答えに困ってしまいます。EDM・ロックを聴くなら前作のパワフルサウンドは非常に相性が良いでしょうし、ボーカルや中高音域の楽器隊メインで聴くなら間違いなくGEMINI IIでしょう。これで宇多田ヒカルを聴いてしまったときの衝撃は凄まじく、ワイヤレスでこの音は頭おかしいんじゃないのかと笑ってしまうくらいの、とにかくそれくらいの魅力があります。
値段が前作から2倍近い65,000円というのも大概笑ってしまう話ですが、そんなことは些末な問題です。ありがとうDEVIALET。GEMINI IIIが出たら間違いなく買います。
めの さん
(2023/12/29)
4
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
5.0
音漏耐性
5.0
color:Matte Black
現時点で限りなく満点のTWS
これは凄いです。TWSとして現時点で音質、デザイン、機能性の全てが最高峰なのはこのGEMINI IIでしょう。
音質は前作のGEMINIですでに素晴らしかったのですが、ケースがやや大きめだったり、人が行き交う場所での接続性、バッテリー消費の偏りなどに難がありました。
それらの難点がIIでは全て解消されており、音質もよりクリアで鮮明になっています。
ノイズキャンセリング性能も良く、SONYやBOSEほどとまではいかないものの、それに次ぐぐらいの強さです。外音取り込みも自然で実用的で、タッチ操作はシンプルでこれといった不満点がありません。
あえてケチを付けるとしたら対応コーデックですが、aptX、AAC接続でもそこらのイヤホンのLDAC接続を凌駕する高音質なのでデメリットには感じません。
惜しいのは、aptX Adaptiveに対応していないので低遅延での運用はできないことですね。
価格はさすがに高いと思いますが、それに見合う高級機として納得できます。ハイエンドメーカーのブランドに恥じない傑作です。
L さん
(2023/12/18)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:Iconic White
高級品
◎音質
音質は煌びやかで、繊細な音だと感じました。音場もとても広いなだと感じました。私が聞いてきた数百のイヤホンの中でもトップクラスに好きな音質です。値段はさておき。
◎フィット感
フィット感はあまりない感じです。とても軽く、イヤホンが落ちたりする心配は全くないですが、カスタムIEMのような感覚はありません。
◎その他
ノイキャンはとても強い部類だと思います。また、sony,bose,とは違う周波数帯をかき消している印象です。トップクラスのノイキャンだと思います。外音取り込みも同様に完成度の高さが伺えます。風が吹いた時のボフボフがなかなかいいんじゃないかと思いました。コーデックが少し寂しいです。
◎まとめ
品の高さが素晴らしいイヤホンです。なんの不満もないイヤホンです。値段に見合うようなイヤホンだと思います。前作より小さくなりましたし。
のぶた さん
(2023/12/18)
1
満足度
4.0
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
3.5
音漏耐性
4.0
color:Matte Black
爽やかなアタック感と鮮明な中高域
今はFoKus Proを使っていて買い替えを検討している者です。他の候補としてFoKus Prestigeも試聴した上でのレビューになります。
無印の時から人気があったGEMINIの二作目ということでとても楽しみにしていました。最近どんどん値段の上限が上がっていくワイヤレスイヤホンのなかでもトップクラスに高い6万円という価格でどこまで素晴らしい体験ができるのか…。
まず外見ですが、この値段帯のワイヤレスにしてはかなり小ぶりですかね。他のものはケースが大きめで重いものが多いので非常に嬉しいです。
見た目は、艶やかな鏡面仕上げとマットな質感が共存して生まれるラグジュアリーな雰囲気が漂っていてとても美しいです。軽めでライトな雰囲気のアイコニックホワイトか、重みのある落ち着いた雰囲気のマットブラックか悩むところですね…。
肝心の音ですが、透明感の強い中高域と引き締まった低域で爽やかな印象です。
低域は量感を感じるものの引き締まっており、アタック感強めでスピード感のある曲だとより楽しめます。ただ、FoKusの方がより自然で広がりのある低域で表現力が豊かなイメージです。
中高域は鮮明で透明感がある見通しのいいサウンドです。初代GEMINIと比べてもより伸びやかで気持ちよく聴こえます。GEMINI IIで一番気に入っているのはこの中高域です。他の高価格帯のワイヤレスは低域はとても良かったのですが、中高域が好みに合うものが少なかったのでかなり良かったです。
ノイキャンも思ったよりしっかり効いていたりアプリで調整できる部分が多いところをみても、音質だけでなく機能性までも隙の無いイヤホンになっています。値段だけに手は出しづらいですが、試してみた方がいいと思います。
Kozu さん
(2023/12/13)
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
5.0
迫力
4.5
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
無評価
color:Matte Black
高級感感じるデザインと高精細な音
非常に高級感を感じさせるデザインでとても好みなデザインです。
音もワイヤレスとは思えぬ解像度で良いのですが…
なぜか初代も含めこのシリーズのノイキャンが合わず…
ノイキャンで頭がクラクラしてしまいます。
これまでこの製品でしか感じたことがなくとても不思議です。
とても良い製品なのですが、このノイキャンとの相性のせいで購入候補に入れられないのが残念です…
ほいほい さん
(2023/12/09)
満足度
4.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
4.0
音場
4.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:Matte Black
Youtuberたちが全く触れない名機
長いレビューになります。
値段が高いイヤホンなのに、レビュー動画や記事が少ないため、購入を検討している方の参考になればと思っています。
初代Geminiを初めて聴いた時、とても感動し、約2年間使い込んできました。
あまりにも好みの音質だったため、2年間、様々な高音質と言われるイヤホンをかなり試聴しましたが、購入までは至りませんでした(普段使い用のデジタル耳栓としてAirPods Proや wf-1000xm4などは購入)
唯一、Denon Perl Proが音質的に好みでしたが、使い勝手や装着感などで決定打にはなりませんでした。
今回、やっと待望の後継機を手に入れました!
まず、届いた箱からして小さい!
充電ケースもはるかにコンパクトになり、デザインも所有欲を満たしてくれる、カッコいいデザインになりました。
イヤホンのサイズも小さくなってますので、装着感も良くなっています!
早速聴いてみると…
相変わらずGeminiの音ですね。
前作のように深い所から轟く、量感は多いが締まった低音と、迫力がありながらも繊細な音。
やはり素晴らしい音質です!
ただ、初代Geminiとは少し方向性を変えてきた印象です。
前作との違いを挙げてみます。
まず、前作よりクリアに透明感が増した印象です。改めて前作を聴くと、柔らかく感じてしまいました。少し音が硬めになった感じでしょうか。
前作は大ホールで反響した演奏に包まれる感じでした。新型は、少し反響が小さくなり、よりダイレクトに自分に音が届くように感じました。それでも音場は広めです。
前作は開放的な音で、スピーカー的な音でした。
新型は、よりイヤホンとしての音質を追求した感じを受けました。
個人的にはクラシックなどを聴くのであれば前作も良いと思いますが、EDMやテンポの早い現代的な曲には、新型がマッチしていると思いました!
とにかく、音質は1度試聴してみて欲しいです!
1度聴けば絶対分かりますこの高音質。
店頭での試聴の際は、イコライザーがいじられている可能性がありますので、事前にアプリをダウンロードして、フラットな状態に戻して聴いてみてください。
そして、今まではどちらかと言えば音質特化型のイヤホンでしたが、今作は使い勝手が非常に良くなっています!
まずは、待望のマルチポイント。
コレは必須ですね。やっと対応してくれました。動作も安定しています。
また、以前は完全に固定だった操作方法も、左右個別に、自由にカスタマイズできるようになりました。
音量調整もできるので便利です!
外音取り込みも、前作より自然になりました。ただ、AirPods Proのような、耳に何も付けてないレベルではありません。
でも、AZ80などと同じくらい、かなり実用的なレベルに達したと思います!
外音取り込み時の風切り音も低減されましたが、強風だとやはり少しは風切音が入ります。
次にノイキャンです。
ノイキャンは個人的には前作よりも少し弱くなっていると感じました。
よくあるノイキャン性能10段階レベルで表すと、初代Geminiは8点、新型Gemini Ⅱは7.5点くらいです。
さらに前作は、ノイキャン時に少しホワイトノイズがありました。そのため、ノイキャン10段階中の本体8点+ホワイトノイズでノイズを掻き消す効果1点の、合計9点、という感じでした。
さらに、SONYのノイズアイソレーションイヤピを付けると、遮音性+1点で合計10点でした。
新型のGemini Ⅱは、ノイキャン時のホワイトノイズが少なくなりました。そのため、純粋なノイキャン性能だけでの勝負となります。
その結果、本体のノイキャン性能10段階中7.5点という感じですので、前作よりノイキャンが弱くなった印象を受けました(特にホワイトノイズでかき消していた中高域のノイズ)
公式にもノイキャン性能について確認したところ、初代とはノイキャンのシステムが変わったため、初代とノイキャンの効きに差がある場合があるとの事でした。
新型Gemini Ⅱは「アダプティブ」ノイキャン(適応型)との事で、おそらく、ノイキャンの圧迫感を減らすために、強いノイキャンが必要でない場合には、あえてノイキャンの効きを抑えている可能性もあると思いました。
強いて言えば、ノイキャンの強さをアプリで切り替えられれば良いと思いました。
外などでは、常に最強で使いたいので。
また、初代と充電ケース形状が変わったため、イヤーピースの選択肢が少し狭くなりました(軸の長いイヤピだとケースに入れた時に浮いてしまい、充電できない)
なので、前作で愛用していたSONYのノイズアイソレーションイヤピもMサイズ以下でギリギリ充電できるかどうか…と言う感じなので、遮音性の高いイヤピを変える事でノイキャンをアップする方法も、選択肢が狭くなりました。
もちろん、SONYのイヤピやcomply等のフォーム型イヤピを付けると遮音性+1点なので、ノイキャン性能は合計8.5点といったところです。
それでも、ノイキャン性能は実用十分な、強力なレベルと言って良いと思います!
(ちなみにJBL TOUR PRO2は7点、AZ80は8.5点、wf-1000xm4は本体8点+付属イヤピの性能で+1点の合計9点、AirPods Pro2は9.5点、wf-1000xm5は本体9点、付属イヤピの性能で+1点の合計10点、BOSE QCE2は現環境で最強の11点)
最後に、期待していなかったのですが、片耳使用にも対応しました!
左だけ、右だけで使用することも可能です。
何が良いかというと、片耳使用だと、交互に充電できるので、バッテリーの心配が無くなります。自分は静かな環境であれば積極的に片耳使用するので、めちゃくちゃ便利になりました!
ちなみに初代Geminiを持っていたら20%オフで購入できるので、Denon Perl Proと同じ値段です。
そう考えたら、個人的にはGemini Ⅱ 一択かと思います。
音質はそれぞれ特徴が違いますので好みの問題かもですが、装着感、サイズ、ノイキャンの強さ、外音取り込みなどの使い勝手はGemini Ⅱが良いと感じました!
前作の時も音質面で最高のイヤホンでしたが、バッテリー問題や使い勝手で万人におススメしにくかったです。
それが新型になり、バッテリー問題も解消され、やっと万人におススメできるイヤホンになりました!
確かに値段は高いですが、最近は音質特化型イヤホンでも4〜7万ほどの値段です。
せっかく買うなら、音質も使い勝手も、1台で済ませられる方が良いと思います!
特に音質は他の万能型イヤホンの追随を許さない名機ですので、AZ80やwf-1000xm5の購入を考えられている方たちも、是非1度試聴してみて欲しいです!
SHO さん
(2023/10/17)
6
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
4.5
音漏耐性
5.0
color:Matte Black
一度自分の耳で試して欲しい
いやー値上がった。
それほどの価値はあるのだろうか?
などと思いながら試聴した後、購入して帰ってしまっていました。
とても豊かで質の良い低音をベースに、
クリアな中高音。それを広大な音場で表現するといった感じで多BAイヤホンを聞いているような印象です。
遮音とノイキャンの組み合わせで、電車のなかでも音楽で満たされるのがとても良い感じです。
確かに値段は高いですが、他にはない音楽を聴かせてくれるという意味で、可能であればぜひ試聴をしてこのイヤホンの価値を計ってみても良いと思います
シュン さん
(2023/09/29)
5
満足度
4.5
高音の質
4.5
中音の質
4.5
低音の質
5.0
細やかさ
4.0
迫力
5.0
音場
4.5
遮音性
5.0
音漏耐性
4.5
color:Matte Black