繊細な音が魅力

発売直後に購入し、しばらく使用しました。

まずデザインですが、他のHiby製品のどれとも似ていない独特な形状となっています。
まるで普通のスマホのような感じですが、おそらく後述する画面を反転させる機能のために、こういったデザインになったのだと思います。
あっさりした前面のデザインとは打って変わり、裏面はなかなか特徴的です。写真などでは立体的に見えますが、実際は平面になっています。
サイズはギリギリポケットに入るくらいですね。

付属してくるケースは作りがやたらときつく、装着した状態だと、手で持っただけで、サイドのボタンが勝手に押し込まれてしまうことが頻発したため、結局ケースは使わず裸で使いました。

機能面では普通のAndroid搭載DAPといったところですが、特徴的な機能として、画面の上下を反転させる機能、つまりイヤホンジャックを画面の上部にするか、下部にするかといった機能なのですが、これはなかなか画期的だと思いました。
出先などで手に持って使う場合は上部にしておき、テーブルなどにおいて使う場合は下部にする、などかなり重宝します。
問題点としては、サイドのボタン操作はそのままなので、これについてはかなり混乱しました。
上述のケースの問題もあり、サイドボタンの無効化機能などがあればよかったと思います。
また最大音量にリミットをかける機能は、突然の爆音化などを防げるので、非常にありがたいです。できれば全てのメーカーのDAPに欲しい機能ですね。

音質ですが、R2R DACを搭載しているRSシリーズはもちろん、New R6などともまた違ったサウンドに仕上がっています。
繊細で線が細く、広く拡散していくような、上品なサウンドです。
New R6などと比較すると、薄味なサウンドに感じてしまうかもしれませんが、しばらく聴いていると、これはこれで悪くないなと思えてきますし、物足りなければ、味付けの濃いイヤホンで調整する、といったことも可能です。

20万円以下の価格帯のDAPでは、なかなか珍しい音作りをしていると思うので、気になる方はぜひ一度視聴してみるのが良いと思います。

使いやすい

画面の操作性やosの使いやすさが高くサイズ感もちょうど良いです。
音質も聞きやすく出力もしっかりあり完成度の高いDAPだと思いました。

素晴らしい！

ミドルクラスですがAndroid搭載機で現状トップクラスでサクサク動作するDAPです！
アンプの切り替えからアンチエイリアスフィルタ、直感的に操作できるチューニング、詳しく設定できるイコライザ、さらにプラグインで音場やダイナミクスなど設定山盛りです
出力端子も豊富で画面も大きく、この価格では言う事ないですね！

総合的に満足度は高い

同社のR5iiと入れ替える形で購入。

高域寄りの音ではあるものの、イヤホンやヘッドホン側に依存する音作りのように感じました。
動作もはやくストレスになりません。

ケースから出そうとする時に、側面の物理ボタンが押されてしまうようで音量MAXになる事があります。
また、Hibyアプリで一部アルバムタイトルが文字化けしたり日本語になっていない等の改善して欲しい点もありますが、全体的に完成度は高いと思いました。

主な使用イヤホン、ヘッドホン
Hiby Lasya
ETYMO ER-4SR
MDR-CD900ST

中価格帯の有力候補

同価格帯に比べるとまず何よりも操作性の良さ、そして音の繊細な表現が上手いと感じました。
音の傾向としてはフラットで、イヤホン本来の味付けはあまり変えずに、スマホや小型USB-DACでは出し切れなかったイヤホン自体のポテンシャルを引き出してくれるタイプです。スマホなどではパワー不足でスカスカだった低音が補われてガッチリとした力強い音になったと感じる人もいるかもしれません。音場は無理に拡張するのではなく、より自然な雰囲気にしてくれるような感じがしました。
Android搭載DAPの中では操作性もよく、アプリとの相性も良い印象があります。そしてデザインも秀逸で、握りやすく、見た目も非常にかっこよくてオシャレだと思います。

バグが致命的

まず、DAPとしては完成度が高く価格に見合った性能があると思います。しかしながらSNSで報告されるバグが多く購入を断念しました。

音質面では同価格帯と同レベルの正確さや繊細さがありました。先代と比べ出力は低下していますが不足感があるほどではありませんでした。

全体的にフラットな傾向でどちらかというと高域よりでした。深い迫力のあるような音というよりは繊細できらびやかな音という印象でした。

BTレシーバー機能もあり、オシャレな外観なので外使用にも向いていると思います。

ここからはバグについてですがタイトルの通りDAPととしては致命的な音量バグがあります。突然、音量MAXになるらしく、多数報告されていました。また、サブスクにもバグがあるらしくアプリそのものを立ち上げられないことやノイズ、中断などで安定した運用が難しそうでした。

流石にアップデートで随時バグ修正がなされると思いますが購入を検討されている方は情報収集をなさってから購入することをお勧めします。

試聴した感想

試聴の感想なのでざっくりと言います

1つ目にめちゃくちゃデザインがかっこいい!！
シンプルながら少し斬新なデザインはかなり好きでした。

音
少しウォーム寄りだけど、かなりフラットに鳴らしてくれる印象。
音場は広めに感じた。

操作性
ボタンが小さめなので使いにくい人はもしかしたらいるかも知れません。自分は全然大丈夫でした。

もっとエージングすれば、高音の刺さりが無くなるのかなーって感じでした。

デフォルトでもカスタマイズでも良しなDAPです。

発売日に店頭で視聴してそのまま購入しました。
店頭視聴機は充電が少なかったのか省電力モード時の様なもっさりとした動作でしたが、
きちんと満充電した場合は、サクサクと快適に動いてます。
特にエージングなど気にすることもなくジャンル問わず曲を聴いていました。
本体はフラットで、専用のケースも付属しているので付属品も良いです。

視聴時はqdc Dmagic 3D-sを使用しています。

以前所持していたのがsp2000tになりますので、購入後暫くはウォームな音作りかなと思っていました。
一か月経ち、他のDAPなどもじっかりと聴く機会が有り、割とフラットな味付けの少ない音だと思います。
イメージとしてはフラットで解像度が高いといった感じですが、低域の音圧というか、力強さを感じます。

・アンプのモード、発熱
アンプの駆動をA/ABと変えることが出来ますが、ABでは発熱は一切気になりません。
Aの場合は本体がそこそこ熱を帯びます。動作に影響があるようなものではありません。
基本室内でしか使わないため気にしたことがありませんが、屋外での利用は辛いかなと感じます。

・操作性
操作性について、ボタンの押下圧が小さく設計されているため掴んだ際にボタンが押されます。
また、左側に単独のボタンとシーソー式のボタンがついてますが、単独のボタンが（戻る）で、
シーソーが上から（再生/停止）、（送る）ボタンになってますので、戸惑う方が多いと思います。
その他、Flip verticallyという上下反転機能がありますが、反転しても側面に配置されているボタンは反転などはしませんので、注意が必要です。
サブスク音源の動作について、Amazon music利用の感想ですが、プレイリストのスクロールなどはどうしても読込でもっさりとした感じになります。ただ、起動も早く、曲を再生するまでに時間が掛かるようなことも無いので、使う上でストレスは無いです。

・音のカスタマイズについて
MSEBはざっくりとウォームにしたりソリッドにしたり、アナログ風の音のチューニングに変えるなど出来ます。
設定項目は10項目ぐらいありますので、好みの音を見つけるのが難しいですが、変化させる楽しみがそこにあります。
他社のDAPやスマホでもhiby musicアプリを入れればどういった動作になるのか、音の変化があるのかは確認できます。

総評ですが、かなり満足しています。
元々AK製のDAPを使っていたのもあり操作性だったりサブスク用途も視野に入れてこちらのDAPを選んだので、不満は特にないです。
音についても変化させることも出来ますが、十分に標準の音で不満が特にないです。
勿論他の高級なラインナップに比べると劣る部分があるとは思いますが、
このスペック、音でこの値段となると、万人に勧めやすいかなと思います。

高音質のまま自分好みにカスタマイズできる遊べるDAP

購入後2週間程度使用しました。エージングについては最初は高音域が刺さり気味だったかな？ぐらいから滑らかになったかな？に変化した程度で特にエージング等不要で最初からいい音で聞かせてくれます。

【高音】
よく伸びてくれます。金管楽器から電子音までハッキリくっきり描写してくれます。

【中音】
ボーカルの声もはっきりしていていいですね。
かなりの高解像度で鳴らしてくれるのでギターなんかは聞いていて気持ちいいです。

【低音】
深く沈みこみながら膨らまずしっかり鳴らし切る。とても質のいい低音をだしてくれます。

全体的にレビューが薄っぺらに感じた方が多いと思いますが、hiby独自EQのMSEBが搭載されてるのが理由です。

これはEQのように周波数帯で調整するのではなく、クール寄り・ウォーム寄りの音にする等の感覚で調整していくものになります。
これによってボーカル足りないな、高音伸びきらないな、低音少ないなという時に自分の好みに合わせて出る音を変えることが出来ます。
音が出る出ないというのがなく、あとからいくらでも調整して出すことが出来るんでそれぞれの音域のレビューが難しいです。

全体的に傾向としてフラットで高解像度な音が出てきます。特に高解像と言ってもデュアルAK4499EXとAK4191EQというDACチップ最強格を積んでいるので凄まじい解像度の音が出てきます。アンプも優秀なのかDCAのAEONやベイヤーのDT1990PROを歪みなく鳴らし切るというこの大きさからは考えられない事をしてくれました。
アンプのクラスA・A/B切り替えですが、Aは柔らかめの音が出てくるのでクラシック、A/Bは固くきっちり鳴らすのでEDMやロックという形で使い分けてます。Aの方が絶対に優れてる訳では無いというのは面白いところですね。

音に関しては文句なし星5なのですが本体設計には残念な点があります。側面配置ボタンが右にも左にもついているためどっちがどっちだか分からず、挙句左右対称配置な上にボタンが軽く、握っただけで反応する始末なので誤操作が多発します。操作性は最悪ですね。

どんな曲・どんな音もならすポテンシャルを弄って自分好みにする面白さがあるDAPです。最初から出る音のままで行きたいと言うことであればFiio M15Sをオススメしますが、独自路線を貫くという方であればこのDAP一択ではないでしょうか。非常におすすめできます。