商品レビュー
3件の商品が見つかりました。 1-3件を表示

楽彼(LUXURY&PRECISION)
W4
- 音質
- 携帯性
- バッテリー
- 拡張性
安価にLUXURY&PRECISIONの音を体験出来るドングルDAC
環境:iPhone13mini→L&P W4→FAudio Mezzo
バーンイン:200h程度
ずっと価格だけで選択肢から外していたLUXURY&PRECISION(以下、L&P)のDAPですが、とても生々しいとレビューされる音に前々から興味がありました。
今回、流行りのドングル/スティックDAC (以下、ドングル)であるW4がリリースされ、L&Pの音が(比較的)安価に体験できるのではないか?と思いe☆イヤホン秋葉原店さんで試聴。はい!即衝動買い()
L&PのDAPは試聴のみで、所持したこと無いので明言しずらいが、他メーカーとは明らかに違う音。
高S/N比でデジタル感は強めに漂うものの、細部を誤魔化さず丁寧で精緻にハイエンドなアナログライクに表現する結果かなり生々しく表現される音は(レベルは置いといて)L&P DAPの音に近いのではないか?
操作性はvol.ツマミ1つを、回転/押し込み./長押しさせる簡単なもの。vol.は時計方向が+、反対に回せば−。
iOSもAndroidも、接続すれば即認識され使用可能に。アプリは無く必要性も感じないが、EQのプリセットが極端で少し弄りたい気持ちはある笑。
筐体は金属製でエッジが鋭く造形が美しい。しかし重さは感じず軽い。放熱性が良いのかさほど熱くもならない。
表面がサンドブラスト処理されてて小傷は付かないと言うか付いても分からないが、エッジは欠けやすいので代理店直販の別売りレザーケースを勧めます。
スマホは防水だが本機は違うので降雨の際は注意が必要な点がスマホとTWSからポータブルオーディオを始めた方は面倒に感じそう。
音の全体の印象は、柔らかめの太く重く深い低域がパリッとした高解像な中高域を支える、気持ち良い位なドンシャリサウンド。
特徴的なのはドングルとは思えない情報量の多さで、シンバルやパーカッション系の音は材質の感じまで伝わるし、ピアノやトランペットや弦楽器等の生楽器系は奏者の指の動きが見えるような実在感があり、一言で言えばリアリティで迫って来る。
ボーカルはやや近く分離感も素晴らしいので演奏に全く埋もれず、艶感も程よくて上品な実体感がある。
低域の主張は強く無いが、情報量も充分であると同時に分厚く安定しいて土台としてしっかり演奏を支えており、音全体の存在感を高める役割をしっかり務めている。
全帯域に渡りエッジ感は強く無いが、情報の緻密さとグラデーションの界を感じない滑らかさが解像感の高さを表していて、一聴して硬い音に感じる。
輪郭が無いのに輪郭を感じるのは、もはやハイエンドの世界感がある。
音のレベルを値段で表すのは好きじゃ無いが敢えて言うと、20万円台のDAPには低域の安定感など塵差で負けるものの、10万円台ではやや本機が勝る。
その他
音場を書かなかったのは、本機が狭いとか広いとかを強調せずに、あくまでも音源やイヤフォン/ヘッドフォンの特性通りに表現するためで、その点においても本機と言うかL&Pの凄さが伝わる。
代理店直販の専用デジタルケーブルWP2は、付属のケーブルと比較してケーブル部分がやや不安を感じるほど柔らかく華奢で、端子は純チタンらしい燻んだ質感。本機と一緒に持ち歩くと角張った端子部が簡単に本機を傷つける。音は付属ケーブルと大差ないが、僅かに薄いベールを取ったようなクリアさと低域の解像感が増す。値段ほどの価値は感じないし、本機と組み合わせたデザインも統一感が薄いものの、本機のパフォーマンスを出し切りたいなら買うべき。
残念な点
バッテリー消費は前の機種より抑えたようだが、やはりスマホのバッテリーは爆速で減る。この辺が、DAPか本機かを選ぶ判断材料になりそう。
衝動買い さん
(2023/08/14)
5
満足度
4.5
音質
5.0
携帯性
5.0
バッテリー
2.5
拡張性
3.0
color:規格なし
購入後再レビュー
iPhoneまたはXiaomi padで使用
イヤホンはmoondrop 蘭 にyongse ag4 4.4mmのリケーブル アンダー1万円
正直、愛機のw2-131の音がすごくのっぺりとしていると感じてしまったほどです。
(そもそもの音は良いです)
音場がとても広いです。スタッフレビューにありましたが艶のある弾けるようなピアノの音は
これは本当でした。ピアノの高い音はどこまでも高く伸び、最後の余韻までしっかりと再現されていました。また、低音もあっさりめだったw2/w2-131と比べたら量感、質感ともに高いです。ソフトタッチながらも全体に深く響きわたるような低音です。
音場が広いとボーカルが気になりますが、ボーカルはw2-131よりも更に芯があり肉厚になったという印象です。かなり広い音場のなかでここまでボーカルがしっかりと聴こえるというのはすごい事だと思います。
総じて、スペックのダイナミックレンジが高いという事はまさにこの事だと思いました。静寂さまでも感じました。
据え置きアンプfiio k7の高出力は除いて全ての音域の解像度を更に高め、音場を二回り広くしたかなという感じです。
金額的にはミドルクラスの据え置きアンプ、DAPを買えてしまうほどですが、上記感想の音を小さなドングルアンプで堪能できてしまうと思うと大いに納得でき、喜びでしかありません。
ムロ さん
(2023/05/13)
6
満足度
5.0
音質
5.0
携帯性
5.0
バッテリー
無評価
拡張性
無評価
color:規格なし
秋葉原店にて試聴しました
iPhone 13とパソコンに接続するUSB−DACが必要で,この一ヶ月,機会を見付けては様々な機種の試聴を繰り返していました。
最有力候補としてi Basso DC04PROとFiio KA5を重点的に試聴。
i Basso DC04PROは,音質はまずまずで価格は最も安い。しかし残念ながら私のiPhoneとの接続相性が悪く,iPhone側で音量設定が出来ない上,接続後に最大音量が設定されるという致命的欠陥がありました。店員さんと何度もチェックしましたが,結局は解決出来ず,残念ながらボツ。
Fiio KA5は動作に問題ありませんでした。価格も少しだけお高めですが,十分,許容範囲です。これで音質が最高,であればよかったのですが,今ひとつ艶がないのが気になりました。解像度はとても高いのですが,モニターライクというのか,ちょっと素っ気ない印象。
今ひとつ踏ん切りが付かなかったタイミングで,発売日を直前に控えた本機の試聴機が店頭に並びましたので聴いてみました。
何度も抜き差しをしてチェックしましたが,iPhoneとの接続設定に問題はありませんでした。音量はiPhone側でもコントロールできますが,本機附属のツマミでの調整が便利です。一コマ分の音量が小さく,細かめに設定出来ました。
音質は,まあこの価格ですから当たり前かもしれませんが,ミドルクラスのDAPに近い水準といっても良いかと。解像度はKA5と同程度かなと思いましたが,音の艶に大きな差が出ます。同じ曲で何度も比較してみましたが,本機の方が音の反響感があり,狭いライブハウスでノリノリに盛り上がる感がより強いですね。案内をしてくれた店員さん曰く,これが「リスニング」のニュアンスだそうです。なるほどー
問題は,価格ですね。そもそも7万円あれば,それなりのDAPだって買えてしまいます。そこまで拘らなければKA5で価格以上の満足感が得られると思いますが,私自身は本機に大いに食指が動いています。
※追記
当初はなかったW4EXの試聴機も交え再度,検討した結果,本機W4ではなくW4EXの方を購入しました。音質的にはそれぞれに良し悪しがあり,最終的には,個々人の好みに委ねられるのかなと思います。個人的には,ライブ音源ならW4,録音音源ならW4EXの方が好ましいように思いました。また鳴らしにくいヘッドホンで聴く場合は,バランス接続の定格出力が恐ろしいほどに高いW4が良い選択だと思います。
やきそばぱん さん
(2023/05/12)
満足度
5.0
音質
5.0
携帯性
4.0
バッテリー
5.0
拡張性
5.0
color:規格なし