商品レビュー
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SONY
MUC-M12SB2
音が楽しいケーブル
Z1Rの純正ケーブルから乗り換え。
純正ケーブル装着状態もかなりバランスが良いと聞きますが、私には少々音場が狭く、低音以外は癖がなくスペックの割に大人しい機種に聞こえていたので、中華イヤホンを漁ってZ1Rは数年間ほとんど使わなくなっておりました。
このケーブルの前モデルはコネクタの評判がよろしくなく、しかし対応コネクタでないと怖いのでリケーブルのタイミングが掴めず、音楽で感動したい、没入感が欲しいのならば中華の3〜4万円台のイヤホンの方が聴く楽しさで上回っている状態でした。
Z1Rが勿体無いので、こちらのコネクタ改良版のソニーKimberが発売されたので購入。
コネクタはカッチリハマり、音の変化は想像以上で、低音強め以外は特徴のないモニターのような聞こえ方から、中高域の響きとしっとり感のある生々しさ、低音が包み込む広めの音場へと明らかな変化がありました。
特にヴォーカルは一気に生々しさが増して違うイヤホンかと思うほど。
凄く雑に言ってしまうとDolby Atmosをオンにした状態、もしくはバーブラウンの627あたりのopampに変わったような感覚で、厚めに低音域の音場が広がったことでヴォーカルとbgmの位置関係が明確になり、とてもリスニングが楽しく、Z1Rも無事スタメンになりました。
対応イヤホンをお持ちで、高解像度だけど、なんかつまらない音だな〜と感じたら試してみる価値があります。
少なくとも私には手持ちの中華イヤホン全てを上回る音色にやっとなってくれたと安堵しました。
ただ、野太いヘッドホン用に比べてこの細さで価格があまり変わらないのは、何となくアレです…
こーち さん
(2023/07/14)
1
満足度
4.5
color:規格なし