「見た目」と「使い勝手」が良くなるだけ…(!?)

まぁ禅のIE 500 PROに付属するケーブルの単品販売(交換用ケーブル)ですが、IE 100 PRO (RED)用にポチッと購入しました。

IE 100 PRO (RED)に装着しても、サウンド的には、ほとんど変化はありませんが、(赤いハウジングと白いケーブルのコントラストが綺麗で)見た目が「カッコ可愛く」なり、とても柔らかいケーブルで取り回しも格段に良くなりました(^^;v

※「見た目」と「使い勝手」が良くなるだけなので、それに見合う価格とは(私的に…)到底思えませんが、愛機を着飾ってあげたいという親心(!?)でしょうか(笑)

最近の禅の純正パーツは、ホント不思議な位にお高いので、満足度はかなり低く致しました(･･;)

小さな変化。それが楽しい

IE100PROで使用しています。元々の黒ケーブルは、音がカッチリとしていて鋭く聞こえる（これはこれで好き）。

対して、このクリアケーブルだと全体的に柔らかくなり（とはいえ、必要にして十分に迫力ある低音は出ている）、少し色気が出た様に思います。また、音場も広くなった印象です。最初はこの音場の広がり（曲によってはボーカルがやや遠く感じる）に戸惑いましたが適応して慣れるものですね。少し音量を上げれば解決です^_^

メリハリ良く聴くなら黒、色気で聴くならクリアと言った感じで使い分けるのも楽しいかと思います。

気になったのは、音場が広がった影響なのか、聴き疲れしやすくなったかなという点です。

「まずは体験」という事で、今回初めてのリケーブルでしたが、これはこれで楽しく正解でした♪

はじめてのリケーブル

IE100 Proをリケーブルするにあたって、公式から発売されているこちらを買わせていただきました。もともとはIE500 Proに付属しているケーブルのようですが、IE100 Pro, IE400 Pro, IE500 Proでコネクタが統一されているため、あたり前ですがIE100 Proにもしっかりと装着することが出来ました。もとのケーブルと比べても取り回しがしやすいです。

今回私ははじめてのリケーブルで、正直リケーブル前は大した音質の変化はないだろうと侮っていました。実際、こちらが使用して音質が180度変わることなどはなく、IE100 Proの「基本の音」が鳴っているように感じました。
が、IE Pro Twisted Cable Clear(以下、「白ケーブル」)で聞いた後、IE100 Proに付属している元の純正ケーブル(IE Pro Straight Cable Black、以下、「黒ケーブル」) で聞くと、音質が大きく変化していると実感しました。

まずは音の表現の仕方。黒ケーブルと白ケーブルで比べると、白ケーブルはより広範囲から音が広がるように聞こえます。
数字にして例えるならば、黒ケーブルは前方150度から、白ケーブルは周囲210度から音が届いているように感じます。

そして音の鳴らし方にも変化が。IE100 Proは、前代IE40 Proに比べ、音域が広くなった代わりに、低・高音がよく聞こえるようにか、多少ドンシャリ傾向が強くなったように感じました。黒ケーブルではこれが顕著に表れていたのですが、これが白ケーブルでは、驚くことに、高音の刺さりが減り、低音の鳴らし方も繊細でよりわかりやすいように聞こえるではありませんか。また、ボーカルの声もさらに近くで聞こえるようになり、楽器とボーカルの距離感や息遣いなども聞こえるようになりました。

もう一度言いますが、これが私のリケーブル初体験です。驚きました。こんなに音が変わるとは思っていませんでした。

IE100 Pro, IE400 Proを購入された方で、黒ケーブルに違和感を感じている人、リケーブルをしてみたい方、リケーブルで何が変わるの？という方にこちらの商品をおすすめします。ゼンハイザーのイヤモニを買っている方で、音質にこだわっていない方はいないかと思われます。ならば、あなたにもこの違いを実感していただけるでしょう。

疲れない！！！

IE100PRO付属ケーブルからのリケーブル

IE500PRO同様、ケーブルの取り回しが非常に楽になり、イヤーフックのツルッとした仕上げも相まって装着感もアップしました。
音は言うまでもなくとことんモニターライク。迫力こそありませんが、低いところから高いところまでフラットに気持ちよく聴かせてくれます。

とにかく全体的な負担が減り、より長く使えて疲れない。疲れないから長く使える。

やっぱりSENNHEISER最高です！